数多の馬の死に、生きて報いるのが騎手ならば、死して寄り添うのもまた、騎手であろうか。ただ、ただ、安らかにあらんことを。 アーリントンC ▲ネオスターダム 480kg弱のディープ産駒エイムハイがこれまでより坂路を掴めている。阪神千六外回りであるしナヴィオンが人気を吸ってくれるならここからでもと思ったけれど、レース映像を見ていて右回りの直線左手前がなんとなくキニナル。 現状半端な位置付けながら割りと好きなのがネオスターダム。坂路で調教を重ねればマイルで楽しめそうだなと思ったきさらぎ賞。レース間隔がさほどないのでここで大盛りだかマシマシだかは望めないけれど、ひと叩きされて軽く坂路自己ベストを更新する…
裏返ったのは中の人であった fin. フェブラリーS ◎カゼノコ 表CW裏坂路つながりで目に留まったのがカゼノコ。藤岡範士厩舎時代は坂路(稀にB)で鍛えられ、野中厩舎への転厩初戦こそ前厩舎のパターンを踏襲しつつも毎日杯からはCW坂路併用へ移行。個人的に、クラシックへ向かう3歳馬の調教の変化として好むところであり、それが奇しくも転厩によって体現されている点は何とも味わい深い。ま、現実にはその毎日杯で芝に見切りを3連勝でジャパンダートダービーを勝つのだけどw それはさておき、某捜査官も仰るようにフェブラリーSは併用系統の勝利が目立つレース。併せ遅れの勝率が高いなんてのには興味はないけれど、成長期で…
ダイヤモンドS ◎アドマイヤフライト 前走日経新春杯は年を跨いだこともあり1週前月曜坂路、土曜CW、当週木曜坂路と変則的に追い切りを消化。基本的に坂路メインでCWでビッシリ追うのはレアケースだけど、この時はまだ"表坂路"の形を保っていた。ところがこの中間の坂路は2週前水曜の52.5以降は脇役で、1週前金曜CW6F78.7、当週水曜CW6F80.0と表は完全にCWに転換。この2走かけてヌルっと裏返る感じがなんともアーティスティックであり、刻むラップにも澱みがなくまるでホームコースのよう。天皇賞馬ヒルノダムールと同じく栗東坂路で11秒台のラップを刻む変態型マンハッタンカフェ産駒でもあり、太めを叩い…
共同通信杯 ◎ドゥラメンテ 慎重を期しながらも想定通り中1週で駒を進めたドゥラメンテ。11月の頭以来の出走となった前走にしても強い攻めで仕上げてはいないし、圧勝劇の疲れがないのならニコイチ的見方で良い。当週はこれまでとは異なり坂路で追って14.8-14.8-12.9-12.8の55.3を計時。坂路の異質感と存外時計を出すのねという思いがありつつも、すっと納得させるその佇まいはまるで"折り紙"のよう。 3連単 1着2着ドゥラメンテ,アヴニールマルシェ → 3着リアルスティール,ミュゼエイリアン,ソールインパクト 計6点 京都記念 ▲スズカデヴィアス キズナ、ハープスターの2強ムードの中、挑戦者ら…
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