ミラノに住んでいる猫男です。 猫のエッセイ、短編小説などを試みてます。
ミラノに住むイラストレーターです。 ブログのイラストも自分で描いてます。 最後の猫,カロータは2年前に17歳であの世行き。忘れられなくて、一ヶ月前に,又カロータそっくりのを育てています。 猫は可愛いが、何処か客観的に猫を眺めている自分を感じます。 「あなたは猫に冷たい」と言われたこともありますが。 皆さんと楽しい交流が出来たらと楽しみにしています。よろしく。けんじ
ヴヴプリンがこの家に貰われて来たときのこと、まるで昨日のことみたいに、はっきりと憶えてる。あれは五月も終わり頃の、空が真っ青に澄み切った日曜日の午後のことだった。遠くに霞むアルプスを後ろに燃えるような真っ赤なケシの畑と、刈り取り前の波打つ麦畑の間の道を、勢い良く走って来るメメ夫人の車が見えたとき、パオロ小父さんは、愛用のパイプを加えたまま、ちょっと迷惑そうに呟いた。「猫は二匹は飼わないぞ。サング、...
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