パーティーが終わって、中年が始まる
この間、ギンザシックスへ行ったとき蔦屋書店があった。とてもお洒落な店舗で美術工芸品なども展示してあったり、茶道・美術・短歌・書・料理などテーマごとにたくさんの書籍が並べられていて久しぶりに書店でワクワク感をでも、そんなたくさんの本の中からタイトルに魅かれて買った本。pha著「パーティーが終わって、中年が始まる」著者のphaさん、元「日本一有名なニート」だって。初めて知った。今までフラフラと面白おかしく、「若さ」を振り回していい加減に過ごしてきた人が、40代半ばになって、急速に衰退感を感じていく。そんな心象風景を軽いエッセイで綴っている本。なんてことないエッセイなのに、文章が透明で美しい。そして、この中年の衰退感が痛いほど、ほんとに痛いほどよくわかって読み込んでしまった。若い頃はわからない、焦るようなこの感...パーティーが終わって、中年が始まる
2024/06/29 10:10