もう一度、本書を読み返してみます。「目次」第二の波・第2章文明の構造:暴力的な解決~肉体的労働に頼っていた動力(38ページ~42ページ)まで。第一の波の数百年続いた農業型社会が、第二の波の産業型社会に取って代られる様を「暴力的な解決」「肉体的労働に頼っていた動力」の小節で解いています。小節全文を載せます。※「-38」は本書ページ数ですので、今後読む際は無視してください。アメリカの南北戦争も、日本の西南の役から明治維新の勃興も、ロシア革命による社会主義国家誕生も、その真相は「第一の波と第二の波の正面衝突」であるとする論は、納得のいく展開です。産業革命により農業文明の世界は一変した。そして農業型社会の循環可能なエネルギーは、産業型社会は産業革命により再生不可能な使い捨て、公害をもたらす石炭・石油エネルギー(原...第一の波から第二の波の正面衝突