趣味から、思想、お笑いからダイエットに投資まで、つれづれなるままに書き記しております。
性格の「high」と「low」の変動幅、変動スピードはジェットコースター。こんな私で良かったら。
青月の生二.京。流浪の中、幾年か京に住んだこともある。知り人はわずかだが居る。立身のつてになる類の知り人ではない。せいぜい、仮住まいを世話になれる程度の者だっ…
獅子の生二.寝所に忍んでくる者があった。影。そう呼ばれている乱破だ。名は、そこそこ通りはじめている。「旦那、三河の方の首尾は上々です」殿と呼ばないことも、許し…
青月の生一青白い月は、冷たい光をたたえて在る。光秀はそっと寝所を抜け出した。ここのところ毎夜のことである。闇。なんなのだ、これは。叫び出しそうな恐怖。縁に腰掛…
日輪の生一.「日吉大社のお使い様は猿じゃで、猿、おまえの名前は日吉なのよ」そうやってからかわれた。駆けて家に飛び帰り、猿に似ているから、日吉と名をつけたのかと…
獅子の生一.掌に石を握って生まれてきた。「この子は王になる」父が懇意にしていた坊主は、そう言ったという。14の歳まで、首飾りにして、身につけていた。石はもう無…
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