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インタラクション、情報デザイン、ユーザーインターフェース、ソフトウェア、デザインについて考えてみよう

デザイナー/フリーランス。プロダクトデザインから始まり、今はコンピュータ関連製品のユーザーインターフェース、インタラクションデザイン。いくつかの大学でも同じ内容のことを教えています。ブログではデザイン一般についてディープに考えていきたいと思います。

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2010/11/09

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  • 新住所

    すみません、最近こちらに書き込んでいます。 http://d-pb.tumblr.com

  • 表現メディアに恋する

    芸術家やデザイナーなどの表現者は、おそらくもれなくメディアに恋をしている。ここでいっているメディアとは、音楽、絵画、小説、詩、文章、写真などの表現の方法というか形式のことである。 もちろん、先行く人の作品自体に魅せられるということは当然あるのだが、作品それ自体にあまりに魅せら...

  • デザイン論文

    デザインについて書かなければいけない論文が一本ある。しかしわたし自身できれば「論述」からは、一歩距離をおきたいと思うのだ。科学や学問は論述あるいは論証をその中心に置いている。つまりそれが「正しい」ということを、きちんと証明し説明しなければならない。ある条件Aが成り立つとき、必ず...

  • 動かない点

    お気に入りのSという店で、お気に入りの曲とお気に入りの酒、お気に入りのメニューを食べる。それはこの店のアイデンティティであり、いついっても味わえるたいせつなもの。いくたびに違う味で楽しませてくれるというコンセプトも悪くはないが、それでは客をつなぎ止めることはむずしい。そうしようと...

  • undesign

    人がするすべての行動は無意識に向かっていく傾向がある。「思考の身体化」といえるかもしれない。スポーツにしてもいろいろな技芸にしても、頭で考えて体を動かしているようではその神髄には迫れない。何年にもわたる鍛錬や練習のはてに、思考が頭から体におりてゆく。それを目指してもいるし、自然...

  • 気分について

    ここ二三日、少し気分がよい。-3~0~+3のスケールでいうと、+1くらい。 ここ数年だろうか、昔にくらべて「気分」をより強く意識するようになったのは。もちろん前から「気分」というものはあったのだが、それはつねにゆれ動くもので、自分が’体験するひとつひとつの事象にたいして、よく...

  • 現象とデザイン

    「現象」には、過去現在未来に属するものがある。それらは単に時間性のちがい以上の差があるような気がする。 過去の現象にかんする記述、それがもっともふつうに語られる「現象」。過去の現象は、もう動かすことができない。それはそれとして受け止めるしかない。「(意図や目的はともかく)現象...

  • tumbler design-programix

    少し前に、tumblerというのを試してみています。ただいまは、こちらと二重投稿の形になっています。だから、内容は変わりません。もしかしたら、どちらかに絞るかもしれません。(もちろん、そのときはそう言います。) http://design-programix.tumblr.c...

  • 表現とデザイン

    (2012、卒業生の記念図録への寄稿) 卒業おめでとう。 これからプロとしてデザインの職につく方もそうでない方も、どちらにしても人生の数年間、デザインを学ばれたことは大きな意味を持つものと信じます。なぜならデザインは一つの職能である前に、人の根源的な行為である『表現』につな...

  • 自意識

    さっき電車の中で、自分のある考え方のパターンに思いいたって急いでメモをとった。それは画期的な自分自身に関する気づきであると思った。それはほんとうに小さいときから自分を支配している原理であって、自分を特色づけているものだ。なぜこのことにこの年齢になるまで意識を向けられなかったのか...

  • 道具を作る

    「デザインは、意図をもって、道具を、作ることを考えること。」 道具: 人の役に立つ何か。用(はたらき)をもつもの。それによってできなかったことができたり、少しでもよくできたりするもの。人のもともと持っていた、手や脚や眼や脳のはたらきを拡張してくれるものやこと。 それは形...

  • 卒業制作について

    教えている美術大学デザイン科の卒業制作最終審査会が終わって、もう彼らに何かを伝える機会がない、と思うと、あぁあれも言いたかった、これも言いたかったと思う。考えてみると去年も同じようなことを考えた気がする。でもまた、放っておけば忘れてしまう。ということで、今のうちにそれがどんなこ...

  • 人を生きるということ

    Blues !! 黒人を生きるとはどういうことなんだろう。 自分が黒人だったら、どんな気持ちがするだろう、と考えていた。あこがれの気持ちをもって。 でもそれは自分が「日本人を生きるってどういうこと?」と(あこがれをもって?)問われるのと、同じこと。 いいたいことも叫びた...

  • That's all right.

    まいっている。 でも自分が何かまずいことをやった? やっているんだろうけどさ、完璧からはほど遠いんだろうけどさ。 自分としてはよかれと思ってやっているし、きっとそれはよいことなんだろうと思うよ。 たぶん、うまく歯車がかみ合っていないだけ。 一生かみ合わないしれないけれ...

  • どうしようもないこと

    何か、スパッと解決するようなことは幻想だ。だいたいにおいて、問題というのは「どうしようもない」ものだ。どこもかしこもが満足するようなピタッと収まる解はない。もしそういうものがあれば、たいていはそのようにすでに解決しているのである。そういう問題はあったとしても、結局あんまり人を悩...

  • 直感について

    人の話や出会った事柄について直感的に「これは正しい」とか「きっとこれは本当のことだ」あるいは「これはおかしい」と感じることがある。 その感じは常に正しいとはかぎらない、というか正しくないことが少なくない。しかしときにそれは強い確信とともにやってくる。 できるかぎり直感を信じ...

  • デザインの課題

    デザインの授業で学生に課題を決めさせると、何割かはデザインと言うよりアート寄りの視点で課題を提案してくる。デザインとアートの線引きにはいろいろな解釈や立場があっていいと思うが、何年もデザインをしてきた教師陣には違和感のあるデザイン課題の設定である場合が少なくない。おそらくアート...

  • 考え続ける

    何にせよ、考え続けるというのは大切なことだ。でも考え続けるためには、感じ続けなければならない。 一つのことをとにかく10年くらい考え続ければ、効率が悪くても、歩みが遅くても、曲折した道筋をとろうと、そしてはじめの目標にたどり着けなくても、そこには語るべき何かがあるだろう。 ...

  • デザインという病気

    デザインというのは一種の病気なのかもしれない。一回それに罹ってしまうと、それなしにものを見ることができなくなってしまうような。 デザインのことを意識せずに、何かを見たり決めたりできるようになる、つまり傷が癒えるのは、うんと歳をとって小さい子供の地金(ペンティメント)が出てきて...

  • 差で伝える

    デザインでAの案に決めたいとき、決めたいAを論理的にプッシュすると失敗する。そういう時、ふつうABCと複数の案を提示する。緻密で完璧な論理よりも、Bとの差、Cとの差を「見せる」方が、Aをわかりやすく説明できる。その差による結果を相手は納得して選ぶ。相手は自分が選択しているという...

  • デザインは時間がかかる

    他の仕事でもそうなのかも知れないけれど、デザインで最も時間がかかる部分はなにか。それは何かを「決める」ということだと思う。デザインは何かを創造しているように見えるかも知れないけれど、実際にやっていることは何かを「決める」あるいは、何かを「選ぶ」という行為だ。 100のアイデア...

  • アートと身体性

    広い意味でのアート=「人の技芸」とは、自分の身体と深い関わりがある。つまり自分の身体のありようをいかに識って、いかにコントロールするか、がアートなんだということ。 先日、体操のエース内村航平が活躍した。前に彼のテレビドキュメンタリーで見たのだけれど、小さい頃から図抜けた身体感...

  • 気づきについて

    アイデアや何かを思いついたり、気づいたりするということはいったいどういうことなのだろうか。 気づきは決して無から生まれる何かではないような気がする。気づきは、それまで心の底に沈んでいて意識に上っていなかったことを、あるとき何かのきっかけで「思い出す」という形でやってくる。その...

  • デザイン的によいこと

    「デザイン的によいこと」をひとつの性質の中にとじこめることはできない。 たとえば、デザインは、「シンプルであること」、「一貫性があること」「メッセージが明快であること」などの金言は(ほとんど)正しい。でも完全無欠というわけではない。 常に相反することとのバランスの上にそれは...

  • ことばの意味について

    たとえば、デザインとアートは基本的に同じものではない。そのちがいについて論理的で詳細な議論をしたくない。というか、細かい見方は意味を失う。一つ一つのことばに明確な定義をあたえて、そうでない陣営を批判する(ということをさんざんやってはきたが)ということは、もうやめにしたい。いくら...

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