#5026 繰り上げのある加算は筆算よりはソロバンで...:脳の使い方 Jul. 29, 2023
脳の使い方の観点から、加減算の学び方・指導の仕方を比較してみます。 小学校での繰り上げのある計算の指導例は次の手順でやります。 たとえば、「7+8」。 「7+8=7+(3+5)=10+5=15」 7があるので、8を「3+5」に分解するので、論理野の左脳の仕事です。 珠算の教え方は少し違います。 「7+8=7+10-2」 8の補数である2を利用して、「8=10-2」とやります。 ソロバンですから、これを指の操作でやりますが、「運指」と言います。指の動きですから、脳の運動野の受け持ちです。補数は暗記してしまうので反射神経ですから、論理的な思考の時に使う左脳領域を消費しません。 十の位の「一珠」を親指で上げると同時に人差し指で1の位の「一珠」を二つ下ろします。親指と人差し指を同時に動かします。トレーニングで、考えずに手が動くようになります。脳の運動野の仕事です。 引き算はどうでしょう? 「15..
2023/07/29 14:48