第3313日目 〈それは慈善か? 欺瞞ではないのか?〉
乗換駅が数年越しの改修工事を終わらせようとしている。ようやく工事壁がすべて外されて、その全貌が見えてきた。それに伴い地下の商店街に至る階段も改修が施されたのだが、今日ようやっと階段脇のエスカレーターの運用再開日が告知された。 とはいえ、駅前道路の反対側に出る地下道については手着かず。といいますのもそこにはホームレスの方々のねぐらとなっているため。行政としては形ばかりの退去勧告をしておりましたが、本気で行っているわけではない様子がありありと窺える。それで良いのだ。かれらを他の場所へ移そうにもその場所はなく、かというてすべてを迎え入れられるだけの受け皿を行政が用意することはできないのだから。 時どき、炊き出しのボランティアに行っている。そうしたときしかかれらと接することはできないけれど、理由あって自立への途を開けぬ人もあり、いまの境遇に至った事情も様々である、と知る。 自分が直接..
2022/02/28 02:00