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ヒメシジミ/ Plebejus argus
オカトラノウの花に訪れていたのはヒメシジミ(Plebejus argus)である。本種の幼虫の食草は、アザミ類、ヨモギなので県内に広く分布する。しかし成虫は、県北部の草原でしか見られない。個人的には、毎年多くの個体を見かけるが、環境省指定準絶滅危惧種にもなっている蝶で
2025/07/06 20:29
ニイニイゼミ/ Platypleura kaempferi
我家の庭で、ニイニイゼミ(Platypleura kaempferi)の羽化を確認した。庭に置いた廃棄する板に抜け殻がついていたので、今期初確認と思ったが、よく観察すると板の裏側で成虫がまだ翅を乾かしていた。成虫の姿は9:00頃には、いなくなった。
2025/07/03 10:26
アオモンイトトンボ/ Ischnura senegalensis
夕方庭をひらひらと飛んでいたのは、アオモンイトトンボ(Ischnura senegalensis)の雌と思われる。本種とアジアイトトンボとの雌の同定は、非常に困難極まりない。写真個体は、第2節背面で同定した。
2025/07/02 09:22
ヒガシキリギリス/ Gampsocleis mikado
写真個体は、前翅側面の黒斑が多いのでヒガシキリギリス(Gampsocleis mikado)と同定した。しかしこの個体、前翅が腹端よりかなり長い。また後肢腿節も長く思える。実に悩ましい個体である。
2025/07/01 11:55
ハラビロトンボ/ Lyriothemis pachygastra
2週間前まではハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra)の未成熟個体を見かけたが、梅雨明けと同時に成熟したようだ。本種は、羽化水域からあまり遠くまでは移動しない。したがって写真個体は、我家の畑の小さな水溜りから誕生したと思われる。秋には、もう少し水溜りを広
2025/06/29 13:21
ウスイロヒョウモンモドキ/ Melitaea protomedia
今年も県北部へウスイロヒョウモンモドキ(Melitaea protomedia)を観察に出向いた。毎年休日に出向いていたが、今年から時間が許され気ままに出向いたが、なんと静岡県から来ている方がいた。雨上がりなので、地面で吸水している個体も観察できた。
2025/06/27 14:19
チュウゴクアミガサハゴロモ/ Ricania shantungensis
畑に植栽したアメリカフウの葉上で4頭のチュウゴクアミガサハゴロモ(Ricania shantungensis)を確認した。昨年、岡山県中部で確認したが、身近に生息しているとは・・・本種は広食性なので、農作物への影響が懸念されている。
2025/06/26 08:48
ウチワヤンマ/ Sinictinogomphus clavatus
山沿いの溜池で、ウチワヤンマ(Sinictinogomphus clavatus)の雄を撮影した。7月下旬になると自宅周辺の溜池では、近縁のタイワンウチワヤンマが優勢である。もしかすると両種は発生時期をずらす事で、うまく混生しているのだろうか・・・?
2025/06/25 12:18
イシガケチョウ/ Cyrestis thyodamas
イシガケチョウ(Cyrestis thyodamas)の幼虫と蛹をイヌビワにて観察した。食草の成長から考えると幼虫も蛹も多分今期1化目と思われる。成虫は目に付きにくい蝶だが、幼虫と蛹は、その容姿が人間の目を楽しませてくれる種である。
2025/06/23 10:08
ユリクビナガハムシ/ Lilioceris merdigera
庭のタカサゴユリの葉が食害されてるので、調べてみるとユリクビナガハムシ(Lilioceris merdigera)の仕業である。本種は、幼虫、成虫ともユリの葉を食害する。特徴的なのは幼虫で、自分のウンチを身にまとい捕食者から隠れている。1枚目写真が、ウンチをまとう幼虫、2~3枚目
2025/06/21 20:47
マイマイガ/ Lymantria dispar
今年初のライトトラップを自宅でおこなったところ、予想通りマイマイガ (Lymantria dispar)が多数飛来した。本種は10年周期で大量発生するそうだが、その仕組みはよくわかっていない。またカシワマイマイも同様に飛来数が多かった。
2025/06/20 21:31
マスダクロホシタマムシ/ Lamprodila vivata
初めてマスダクロホシタマムシ(Lamprodila vivata)を観察した。それも我家の庭である。本種は、スギ・ヒノキ・ネズ等の伐採木や衰弱木に産卵するそうだ。我家の薪棚には、今期ネズを置いてるので、そこへ訪れたのかも・・・?また成虫はハゼノキ、ヌルデの葉を後食する。従
2025/06/19 16:56
アオスジカミキリ/ Xystrocera globosa
1本のネムノキでアオスジカミキリ(Xystrocera globosa)を複数頭観察した。本種は、体長15~35mmの大きさで、雄の触覚は体長より長い。ネムノキ、アカシアなどの衰弱木、新鮮な伐採木に集まると図鑑などで記載されている。しかし、最近の研究では、木の枯れた部分に産卵→穿孔
2025/06/18 09:18
ダイミョウセセリ/ Daimio tethys
ダイミョウセセリ(Daimio tethys)が、ノアザミで吸蜜していた。本種は、後翅に白帯がある関西型、対して関東型は、後翅に白帯がなくなる。白帯は遺伝的要素なので、また詳細に分類されるかも・・・?写真個体で気になったのはこんな小さな蝶にもダニが付いていることである
2025/06/17 09:44
コマルハナバチ/ Bombus ardens
ノアザミの花に来ていたのは、コマルハナバチ(Bombus ardens)の雄と思われる。本種の雄は、離巣したあとは、ひと月程度しか生きられない。その間に新女王蜂と交尾する必要があるが、その方法がいくつかある。オスが特殊な匂いを林の中に残し、そこを順々に廻りながら、誘引
2025/06/16 15:36
ムラサキシジミ/ Narathura japonica
成虫越冬する種の蝶達も新成虫を見かけるようになった。雑木林で目に付くのが、ムラサキシジミ(Narathura japonica)とテングチョウ(Libythea celtis)だ。蝶によって越冬の形態が、卵、幼虫、蛹、成虫とそれぞれ異なるのは、きっと種の継続に対しての戦略的な理由だろうか
2025/06/15 09:34
コサナエ/ Trigomphus melampus
木陰の草の上で休んでいたのは、コサナエ(Trigomphus melampus)の雌と思われる。写真での同定は、難しいところもあるが、類似のタベサナエに比べ体型がずんぐりしていたのと産卵弁の形状で、本種と同定した。
2025/06/14 19:36
ヒゲコメツキ Pectocera fortunei
あらたな薪棚訪問者は、ヒゲコメツキ(Pectocera fortunei)の雌である。丈夫な顎は、朽木への産卵に必要のようだ。ところで本種の生態について気になる記事をwebで見かけた。愛媛県伯方島と対馬では、本種は雌のみしか生息していないそうだ。甲虫で単為生殖とは・・・? 理
2025/06/13 21:33
コムラサキ/ Apatura metis
コムラサキ(Apatura metis)の雄が、雨で湿った地面を吸水していた。本種の生態や幼生期の形態は近縁のオオムラサキやゴマダラチョウに似ているが、食樹はヤナギ類になる。写真を撮影していると気になるのか吸水をやめ飛び立ち、数分待ったが、この場所には戻ってこなかった
2025/06/12 19:21
ノコギリカミキリ/ Prionus insularis
家に薪棚があると、数種のカミキリムシ、コメツキムシなどが、産卵に訪れ楽しませてくれる。写真個体は前胸光沢がないので、ニセノコギリカミキリではと疑ったが、雌で触角が12節あったので、ノコギリカミキリ(Prionus insularis)と同定した。薪に昆虫達が産卵するとフラス
2025/06/11 09:04
ミズイロオナガシジミ/ Antigius attilia
先日アカシジミを探しているときミズイロオナガシジミ(Antigius attilia)も同時に数頭観察した。本種も活動時間は、主に夕方で、(早朝も活動する)日中は飛ばずに木の葉の裏などで休んでいることが多い。雌雄で翅の柄が異なるので、雌を探したがこの時は、見つけられなか
2025/06/10 11:47
キバネツノトンボ/ Libelloides ramburi
6月になるとキバネツノトンボ(Libelloides ramburi)の成虫は見かけなくなった。代わって幼虫達の季節が来たようだ。生みつけられた卵から一斉に孵化した幼虫達の姿は、遠目に枯れた葉っぱのようにも見える。体に対して大きな顎が特徴的だ。
2025/06/09 21:34
ヤママユ/ Antheraea yamamai
薄暗い林のアラカシの木にヤママユ(Antheraea yamamai)の幼虫が11頭群れていた。(※写真は8頭写っている。)もちろん若齢幼虫時に群れるなら理解できるが、観察したのは終齢間近い幼虫達である。本種の幼虫は、移動性が大きく、群集性なく、またある研究報告では仲間の幼
2025/06/06 09:19
クルミハムシ/ Gastrolina depressa
クルミ木を訪れると葉上には多数のクルミハムシ(Gastrolina depressa)の成虫、蛹の姿が観察できた。お腹が卵ではち切れそうな雌成虫を探してみたが残念ながらそこまでの個体は探せなかった。本種の幼虫が食べた葉は葉脈標本のようになり、その葉で蛹化した個体を多く見かけ
2025/06/05 09:32
ゴホントゲザトウムシ/ Himalphalangium spinulatum
ゴホントゲザトウムシ(Himalphalangium spinulatum)を自宅周辺で最近よく見かける。本種は、幼体で越冬後、5~6月に成体になる。見た目こそクモに似ているが、クモ網ザトウムシ目マザトウムシ科に属する種である。もちろん獲物を捕獲する糸は持たず、森の掃除屋として自然
2025/06/04 16:50
アカシジミ/ Japonica lutea
里山では、アカシジミ(Japonica lutea)の成虫が活動を始めている。今年も例年同様多くの個体が観察できた。と言っても東北地方のように多数の個体が、舞っている姿ではなく、午前中背丈の低い草に隠れている姿を確認した。既に翅の壊れた個体もちらほら見かけたが、毎年命
2025/06/03 08:38
ノコギリクワガタ/ Prosopocoilus inclinatus
昨日の夕刻、庭のウッドデッキに置いてる椅子に見慣れないシルエットが目についた。近づいて確認するとノコギリクワガタ(Prosopocoilus inclinatus)の雄である。飛翔して我家にたどり着いたのか、庭で羽化後、現れたのか想像を膨らませるが、真実は解らない。体の泥の付き
2025/06/02 09:48
リンゴコフキハムシ/ Lypesthes ater
クルミの葉上で、白い粉に覆われたリンゴコフキハムシ(Lypesthes ater)を見つけた。本種の体色は黒色だが、何らかの理由で、白い粉に覆われる。国内には、ケブカサルハムシ属が6種生息しているが、他の種も同様に体色を変化させるのかは不明である。
2025/05/30 19:45
ナミアゲハ/ Papilio xuthus
ナミアゲハ(Papilio xuthus)の蛹が庭に二か所あることに気付いた。食草になったと思われるミカンから直線距離で約5mと約20m離れている。庭では、日々寄生バチが飛んでいるのを見かけるので、無事羽化することを望みます。
2025/05/27 19:50
タイワンタケクマバチ/ Xylocopa tranquebarorum
草むらから大きな蜂の翅音が聞こえてくるので、主を探すとタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum)だった。何に集まってるのか気になり草むらをかき分けるとキヌガサタケが現れた。キヌガサタケは、匂いの強いグレバでたくさんの虫たちを誘うことは知っていたが、ハ
2025/05/22 14:31
セトウチマイマイ/ Euhadra subnimbosa
写真個体は、セトウチマイマイ(Euhadra subnimbosa)の幼体と思われる。透き通るような殻が美しく撮影してみた。本種、野菜農家では厄介者のようだ。
2025/05/17 21:15
ヤナギハムシ/ Chrysomela vigintipunctata
5月になりヤナギハムシ(Chrysomela Vigintipunctata)の羽化が始まっている。本種は越冬成虫が、早春にヤナギに産卵し、5月中旬頃新たな新成虫が羽化してくる。年2~3回発生するようだ。羽化したばかりは、体は黄色いが、成熟するとオレンジ色に変わる。本種もテントウムシに
2025/05/16 19:24
モンキアゲハ/ Papilio helenus
ツツジ科の花にモンキアゲハ(Papilio helenus)が訪れ翅をゆっくりと開閉しながら、ひと花ひと花を丁寧に蜜を吸っている姿がとても印象的だった。本種は、日本に生息するチョウの中でも最大級のアゲハチョウの仲間である。特にその黒く美しい翅と、後翅の黄色い斑紋が特徴的
2025/05/13 19:47
クロボシツツハムシ/ Cryptocephalus signaticeps
多くの樹木の葉の上でクロボシツツハムシ(Cryptocephalus signaticeps)の姿を見かける。本種は、幼虫越冬し、春一早く成虫になり活動を始める。また見ての通りナナホシテントウに擬態しているようだ。
2025/05/12 21:43
シロヘリツチカメムシ/ Canthophorus niveimarginatus
今年も岡山県東部の河原で、シロヘリツチカメムシ(Canthophorus niveimarginatus)を観察することができた。本種は、環境省の絶滅危惧種にも指定されている。成虫の体長は5~6mmほどの小さなカメムシで、黒い体に白い縁取りが特徴的だ。名前の通り「白い縁=シロヘリ」が印
2025/05/08 21:09
ミヤマサナエ/ Anisogomphus maacki
河原を歩きながら、ふと足元に目をやると、ミヤマサナエ(Anisogomphus maacki)が、草の茎にとまり、じっと翅を広げていた。羽化を終えたばかりなのだろう。まだ透けるように薄い翅が日光に照らされ、キラキラと光っていた。翅を乾かしながら、新しい世界への第一歩を静かに
2025/05/07 19:53
キイロトラカミキリ/ Grammographus notabilis
4月上旬に我家の薪棚を整理していると乾燥したした薪の中から複数の不明蛹が現れた。それをプリンカップに移し成虫になるのを観察してみると・・・主は、予想通りキイロトラカミキリ(Grammographus notabilis)だった。本種の羽化直後は、体は黄色く無く、特徴的な微毛も確
2025/05/06 18:10
ミドリカミキリ/ Chloridolum viride
今年、我家の薪棚にいち早く現れたのは、ミドリカミキリ(Chloridolum viride)だ。他のカミキリも産卵に訪れるが、今年も一番乗りである。本種の産卵行動を観察していると新たに割った薪に集まり、1年以上乾燥させた薪には、産卵しないようだ・・・?
2025/05/05 20:35
トビイロリンガ/ Siglophora ferreilutea
自宅薪棚の薪にトビイロリンガ(Siglophora ferreilutea)が飛来していた。大変煌びやかな蛾である。本種を観察するのは初めてだが、近くの里山を見渡せば、食樹のアラカシが旺盛になってきているので、生息も納得できる。
2025/05/03 21:00
ヤマトシジミ/ Pseudozizeeria maha
自宅の庭で、ヤマトシジミ(Pseudozizeeria maha)の雄とベニシジミ(Lycaena phlaeas)の雌が偽交尾を始めた。もちろん成立はしなかったが、ベニシジミの雌は翅を震わせヤマトシジミの雄は生殖器を近づけていた。食草も異なる2種の行動なので、少々驚いた。
2025/05/02 19:53
アケビコンボウハバチ/ Zeraea akebii
庭のミツバアケビの葉が無いので蔓を見ていくと・・・いました。アケビコンボウハバチ(Zeraea akebii)の幼虫だ。他の葉にも数頭確認できた。本種は、幼虫は植物(アケビ)を食するが成虫は、肉食と少々風変わりな昆虫である。
2025/04/29 20:58
モモチョッキリ/ Rhynchites heros
庭のベニカナメモチの枝で、モモチョッキリ(Rhynchites heros)を見つけた。近くの畑にはモモなどの果実があるので、それ目当てに来たのだろうか?本種の成虫は4月~5月に現れ少し大きくなった果実に産卵する。その産卵された果実は柄の所が折られて、樹にぶら下がるそうだ
2025/04/25 21:07
庭のモッコウバラの支えにしている竹にタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum)が営巣始めた。ブルーベリーの花に数頭訪れているのは見かけていたが、庭の竹の支えに巣を作るとは少々驚いた。巣の竹の直径は、約25mm、巣の入口は、約9mmであった。この巣から羽化し
2025/04/18 21:38
シブイロカヤキリ/ Xestophrys javanicus
夜、自宅外壁にシブイロカヤキリ(Xestophrys javanicus)が訪れていた。本種もクサキリ類では珍しく成虫越冬である。まだ鳴き声は聞こえないが、2~3日後の夜になると「ジャー・・・」と聞こえてきそうだ。
2025/04/14 20:48
ナミテントウ/ Harmonia axyridis
庭のベニカナメモチの葉上に一頭のナミテントウ(Harmonia axyridis)が、忙しく歩き回っていた。撮影した写真を注意深く見ると葉の陰にアブラムシがいたので、捕食に来ていたようだ。ところで翅端がややとがっているとクリサキテントウ(Harmonia yedoensis)のようだが、こ
2025/04/13 19:37
ホソミオツネントンボ/ Indolestes peregrinus
山間の畑の小さな水溜りにホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)が、3ペアも現れた。もうそろそろ姿を現すと思っていたが、既にペアになっていた。毎年春になり思うのは、冬の間どこで越冬していたのだろうか?越冬個体を注意深く探してもなかなか見つからないのに
2025/04/11 15:47
アカタテハ/ Vanessa indica
この2~3日岡山県南部は、暖かい日が続かないため昆虫達の活動もまばらである。アカタテハ(Vanessa indica)も暖かい地面を探してはじっとしている姿を見る機会が多い。午後になると冷たい風が吹くため小型の蝶達(写真はベニシジミ)も飛翔時間が短くやはり地面でじっとし
2025/04/05 22:16
シロスジカミキリ/ Batocera lineolata
薪作りのため木を伐採→玉切り→割ると現れのがカミキリムシの幼虫である。薪に適した、アベマキ、アラカシ(岡山県南東部では)から現れるのは、シロスジカミキリ(Batocera lineolata)の幼虫である。本種が穿孔していそうな木は伐採しないようにしていますが、毎年当たっ
2025/03/19 09:27
マエアカスカシノメイガ/ Palpita nigropunctalis
体長20mm前後の小さな蛾のマエアカスカシノメイガ(Palpita nigropunctalis)は成虫越冬します。写真個体は、自宅玄関の壁に張り付いていたところを撮影した。庭には食樹のキンモクセイが植栽されているので、昨日の温かさで活動始めたのだろうか?しかし、極細の符節で垂直
2025/03/11 11:16
マツヘリカメムシ/ Leptoglossus occidentalis
マツヘリカメムシ(Leptoglossus occidentalis) の越冬個体を捕獲した。本種は、北米大陸西部原産のヘリカメムシ科の種で、主にマツ類に付き、その種子や新芽などから吸汁する。背面に重ねた翅の中央付近にジグザグ状の白線斑が、特徴的である。また本種は、青りんごや洋梨の
2025/02/16 21:06
タテジマカミキリ/ Aulaconotus pachypezoides
タテジマカミキリ(Aulaconotus pachypezoides)の越冬個体を初めて観察することができた。本種は、ウコギ科の樹木を食樹としている。特にカクレミノを好むようで、写真2個体もうまくカクレていた。探すには、食樹された枝を慎重に確認していく作業が必要です。しかし、体が浅
2025/02/13 18:20
今年も越冬しているホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)を観察することができた。冬場の観察会で本種を見つけるとヒーローになれると思うのは私だけかもしれない。生息数の少ない種ではないが、冬場は探すのが大変である。
2025/01/26 21:33
ヤマカガシ/ Rhabdophis tigrinus
この季節は、越冬しているヤマカガシ(Rhabdophis tigrinus)が、草地に現れていた。個人的に1月にヘビを観察するのは初めてです。人間たちが物珍しく写真撮影していると迷惑そうに越冬場所の穴倉に戻っていました。今年の干支に因んで目覚めた訳ではないと思いますが・・・
2025/01/21 14:04
オナガカモ/ Anas acuta
吉井川の汽水域に今年もオナガカモ(Anas acuta)が、多数飛来していた。大まかに数えても300羽前後が確認できた。それなりに流れのあるこの流域で彼らの餌は何であるか気になるが、その数に圧倒された。
2024/12/26 19:08
ツチイナゴ/ Patanga japonica
ツチイナゴ(Patanga japonica)は、なぜ成虫越冬するのか疑問に思った。越冬時は、休眠するのではなく日当たりが良い暖かい場所に身を置いて寒さ(冬)をやり過ごしているようだ。また冬場でも摂餌もするようだが、凍結するような環境では多くが死亡するそうだ。危険を冒し
2024/12/17 19:51
ミノウスバ/ Pryeria sinica
今年の晩秋はオレンジ色が綺麗なミノウスバ(Pryeria sinica)を何度か観察した。本種の幼虫はマサキ、ニシキギ、マユミなどのニシキギ科に属する植物が食草である。また幼虫は、捕食されそうになると不快な臭いのするねばねばした体液を出すそうだ。来年は幼虫を探して試し
2024/12/12 15:26
アオマツムシ/ Truljalia hibinonis
落葉の上にじっと佇むのはアオマツムシ(Truljalia hibinonis)でした。最後の力を振り絞り移動してきたのかな・・・?動きが鈍く、じっとしている。一月前まであんなにうるさく鳴いていたのに・・・本種もカマキリ同様偽瞳孔が確認できる昆虫です。
2024/11/09 14:12
アカアシハラナガツチバチ/ Campsomeris prismatica
葉の上で日向ぼっこしているのは、アカアシハラナガツチバチ(Campsomeris prismatica)でした。名前のように脚が赤褐色のツチバチですが、本種は土中のコガネムシの幼虫に産卵するそうだ。
2024/10/16 19:03
トノサマバッタ/ Locusta migratoria
吉井川の河川敷には多数のトノサマバッタ(Locusta migratoria)が乱舞していた。ペアの個体がいたので近づくと雌がアスファルトの割れ目に産卵していました。もっと柔らかい地面があるのになぜこの場所に産卵するのか疑問に思った。
2024/10/14 18:29
岡山県内もチュウゴクアミガサハゴロモ(Ricania shantungensis)の確認報告が増えています。昨年岡山で初記録ですが、既に身近な場所で見られるので、県内広範囲に生息していると思われます。在来種への影響が無ければ良いのですが・・・?
2024/10/03 19:06
アシグロツユムシ/ Phaneroptera nigroantennata
山間のタケニグサの上にいたのは、アシグロツユムシ(Phaneroptera nigroantennata)です。本種は、セグロツユムシに似るが、後脚が黒いので区別できます。また林縁の樹上や草むらを日中活発に飛び回るそうです。
2024/09/23 19:33
クルマバッタモドキ/ Oedaleus infernalis
愛猫アンが庭で追いかけてる獲物は、クルマバッタモドキ(Oedaleus infernalis)でした。翅を広げて逃げる姿をみて庭先に本種が生息しているとは、灯台下暗しだと思いました。
2024/09/22 16:26
ナガコガネグモ/ Argiope bruennichi
アメリカフウの葉の裏でナガコガネグモ(Argiope bruennichi)を観察した。本種のメスは夏~秋にかけて複数回産卵し、その都度茶色いつぼ状の卵嚢を作りますが、写真個体はまだ卵嚢を作っていないようでした。ヨーロッパでも本種は普通種で、あのファーブル昆虫記にも登場し
2024/09/19 19:24
リスアカネ/ Sympetrum risi risi
自宅近くの林に隠れていたのは、リスアカネ(Sympetrum risi risi )です。胸側面の黒色条が翅の付け根に届かず途中で途切れているので本種と同定しましたが、ノシメトンボと区別するには写真撮影した後、じっくり見ないと間違えてしまう種です。
2024/09/16 11:23
クマゼミ/ Cryptotympana facialis
この夏庭に訪れるクマゼミ(Cryptotympana facialis)を観察していると気になる行動が目に入りました。午前中オス達が元気に鳴いている時間帯にメス達が我家の庭のアケビの蔓に集まる行動が観察されました。産卵しやすいのかな?それとも蔓の中の汁が美味しいのか?結果がわ
2024/09/14 21:24
カキバトモエ/ Hypopyra vespertilio
カキバトモエ(Hypopyra vespertilio)とセスジスズメ(Theretra oldenlandiae)の2種は食樹は異なるが、どちらも岡山県に広く分布する蛾です。また蛾のなかまは国内で5,000種以上が生息しているようです。従ってすべての名を覚えるは困難な種です。
2024/09/09 19:45
岡山県南部でノコギリクワガタ(Prosopocoilus inclinatus)は、探せば10月頃まで成虫が観察できます。本種の寿命は夏の間のみとされていたが、人間の飼育下では成虫で1年以上生息していた記録もあるようだ。また新成虫の羽化は活動前年の秋で、そのまま成虫で越冬し翌年活
2024/09/07 20:38
チョウゲンボウ/ Falco tinnunculus
この季節岡山県南部でチョウゲンボウ(Falco tinnunculus)をみかけるのは少々珍しいと思います。個人的にも冬鳥と思っていますが、暑い河原近くで観察しました。しかし近年、本種は市街地でも観察されています。それは獲物となる小鳥類(ムクドリかな?)が豊富なこと、天敵
2024/09/03 20:06
ハグロトンボ/ Calopteryx atrata
台風10号が通り過ぎ河の水が増えたことによりハグロトンボ(Calopteryx atrata)達も行き場を探していた。本種は沈水植物などが茂る緩やかな流れの河に生息する。増水し流れの早い河は落ち着かないように感じた。
2024/09/01 19:36
オオカマキリ/ Tenodera aridifolia
オオカマキリ (Tenodera aridifolia)は、日本最大種の肉食昆虫と思われる。庭に潜んでる個体は、今回タイワンタケクマバチを捕食していた。それでも食欲が満たないのか近寄るスジボソコシブトハナバチを捕食しようと狙っていた。
2024/08/27 20:31
カブトムシ/ Trypoxylus dichotomus
夏も終わりに近づいてきたが、樹液酒場にはまだカブトムシ(Trypoxylus dichotomus)が幅を利かせています。ところで、この夏も自宅のシマトネリコの表皮を傷つけてみたが本種は飛来しなかった。自宅近くには発酵した樹液でる林があるので、彼らはそちらを好むのだろう。
2024/08/24 21:02
ヤブヤンマ/ Polycanthagyna melanictera
畑に家内が作った小さな水場にヤブヤンマ(Polycanthagyna melanictera)の雌が、産卵に訪れていました。水に直接産卵しないで水際から数十cmほど離れた湿土に産卵していた。本種の産卵行動は、午後や夕方と思っていたが、良く晴れた暑い午前中(10:30)の産卵でした。
2024/08/18 11:59
ヒメアカタテハ/ Vanessa cardui
ヒメアカタテハ(Vanessa cardui)は、温暖化により北上している蝶のようです。以前は成虫越冬といわれていたが、どうも異なるようです。(春先個体の翅が劣化していない。)本種が酷暑の中、庭の花に吸蜜に訪れていた。
2024/08/08 18:59
アミガサハゴロモ/ Pochazia albomaculata
写真の個体は、アミガサハゴロモ(Pochazia albomaculata)と思います。近年はチュウゴクアミガサハゴロモが、国内に侵入して来てるようですが、写真個体は、在来種と思われる。本種は羽化直後、翅が緑色の粉でおおわれているが、活動と共に脱落するそうだ。
2024/08/06 20:07
ミヤマクワガタ/ Lucanus maculifemoratus
64歳になっても虫捕りが、やめられない。そしてどうしても採取したいのが、ミヤマクワガタ(Lucanus maculifemoratus)です。本日は、雌雄3頭捕獲したが、どれも小ぶりの個体でした。以前本種の出現期ごとの個体の大きさについて調査した文献を読んだことがあります。8月前半
2024/08/04 20:37
ゴマダラカミキリ/ Anoplophora malasiaca
ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)が、畑のミカンと柚子の木に5頭飛来していた。本種は、カミキリムシで最もよく名前を知られてる種である。幼虫、成虫とも食樹は生木で、ミカン、ヤナギ、イチジク、クワ、クリ、プラタナスなど幅広く害虫扱いされるカミキリムシで
2024/07/17 20:07
ヤマトタマムシ/ Chrysochroa fulgidissima
7月になり自宅周辺のニレの木上部にヤマトタマムシ(Chrysochroa fulgidissima)が飛翔しているのを何度も観察していた。今日は、自宅前の道に本種が落ちていた?後肢の符節が無く少々弱っているようなので、自宅のケヤキの葉にのせるとその葉を食べ始めた。
2024/07/13 21:20
ブチヒゲカメムシ/ Dolycoris baccarum
庭のフェンネルにブチヒゲカメムシ(Dolycoris baccarum)が、訪れていた。本種の食草を調べるとダイズ、イネ、ゴマ、トマト、ニンジン、ネギ、ゴボウなどの野菜のようです。フェンネルはセリ科ウイキョウ属の植物だけれど・・・かなり食草の広い種なのでしょうか・・・?
2024/07/06 20:43
ヤマトシジミ/ Zizeeria maha
庭に生息しているヤマトシジミ(Zizeeria maha)を接写し、さらにトリミングしてみました。本種は年5-6化するのかな?いつも庭のカタバミの近くをひらひら飛んでいる。
2024/07/01 19:30
クワカミキリ/ Apriona japonica Thomson
イチジクの細枝を後食していたのはクワカミキリ(Apriona japonica Thomson)のメスと思われます。産卵してるのではなく樹皮を食べてるように見えました。本種は、クワやイチジクなどの害虫として扱われている。
2024/06/30 10:14
ムネアカトゲコマユバチ/ Odontobracon bicolor
庭のエゴノキに目を凝らすとムネアカトゲコマユバチ(Odontobracon bicolor)が飛来していました。体色が赤いので目についたが、老眼の進行により体長10mm前後の昆虫は見つけにくくなっている。丸い頭部と後肢の腿太が特徴的でした。
2024/06/22 09:07
マメクワガタ/ Figulus punctatus Waterhouse
写真の個体は、マメクワガタ(Figulus punctatus Waterhouse)と同定しました。近縁のチビクワガタ(Figulus binodulusWaterhouse)に比べ本種は前胸背板がやや長く、点刻が多い。また前胸背板前縁にある突起は本種の方が大きくなるそうだ。如何でしょうか・・・?
2024/06/16 21:21
ウメエダシャク/ Cystidia couaggaria
畑の梅の木にウメエダシャク(Cystidia couaggaria)が産卵のため訪れていた。本種は、トンボエダシャクやヒロオビトンボエダシャクに似るが、翅がより丸みを帯び外縁沿いに黒紋が並ぶこと、さらに少し体長が小さいことで区別できるそうです。この季節昼間に活発に活動してい
2024/06/15 19:32
アカスジカメムシ/ Graphosoma rubrolineatum
畑に植えたフェンネル(ウイキョウ)にアカスジカメムシ (Graphosoma rubrolineatum)が、やっと訪れました。例年ならば5月末には数頭確認できるが、今年は1週間前に1頭のみの飛来を確認しました。交尾済みの雌ならこの後期待できますが・・・雄なら雌が飛来して来るまで産卵
2024/06/11 19:44
アカスジキンカメムシ/ Poecilocoris Lewisii
岡山県北部でアカスジキンカメムシ (Poecilocoris Lewisii) の終齢幼虫を持ち帰り羽化まで飼育してみました。終齢幼虫から脱皮すると黄色い成虫が現れ1日かけその美しい姿に変わっていきます。その変化の神秘さに驚かされた。
2024/06/09 16:42
セアカツノカメムシ/ Acanthosoma denticaudum
岡山県北部でセアカツノカメムシ(Acanthosoma denticaudum)を捕獲した。この季節の成虫は、昨年羽化し、越冬した個体と思われる。容姿は大変魅力的だが、危険を察して発する分泌液はカメムシらしい臭いです。
2024/06/08 20:42
今年も我家の薪棚にはミドリカミキリ(Chloridolum viride)が多数訪れている。既に産卵ピークは過ぎているが他のカミキリに紛れ姿を見掛ける。もちろんその薪棚で生まれた個体も多数いると思われる。ローズマリーの茎で休んでいたので撮影してみました。
2024/06/04 21:03
ビロードカミキリ/ Acalolepta fraudatrix fraudatrix
我家の灯火に飛来してたのは、ビロードカミキリ(Acalolepta fraudatrix fraudatrix)と思われます。ビロウドカミキリ属(Acalolepta)は17種も国内に生息するそうです。よって同定も難しいそうです。
2024/06/03 21:14
ウラゴマダラシジミ/ Artopoetes pryeri
畑の草地にひっそり隠れていたのは、ウラゴマダラシジミ(Artopoetes pryeri)です。翅をせめて半開きにして欲しかったが気持ちは届かなった。しかたないので、逆光で翅の透けた写真を撮影してみました。
2024/05/28 20:54
ヒラタクワガタ/ Dorcus titanus
我家の畑に2本のクヌギを植栽しています。その1本の樹液にヒラタクワガタ(Dorcus titanus)が訪れていた。越冬個体なのか、かなり泥で汚れた姿だった。いよいよ樹液に集まる甲虫たちの季節が訪れたようです。
2024/05/25 20:08
ハイイロヤハズカミキリ/ Niphona furcata
自宅灯火に飛来したのは、ハイイロヤハズカミキリ(Niphona furcata)です。自宅裏山の管理者高齢化により竹林が繁殖している。従って本種の生息に適する環境が整い繁殖しているようだ。
2024/05/21 20:13
ムネアカハラビロカマキリ/ Hierodula chinensis
ムネアカハラビロカマキリ(Hierodula chinensis)の孵化を観察しました。在来の種に比べ体色が黄色く思えるが如何でしょうか?また生まれたばかりでも鎌に黒い模様が確認できました。
2024/05/13 19:45
オオスズメバチ/ Vespa mandarinia
ニレの木の樹液に2頭のオオスズメバチ(Vespa mandarinia)の女王が飛来していた。この季節、本種の餌としては樹液が適しているのでしょうか・・・? 写真の2頭は、近づいても威嚇も逃げることも無かった。
2024/05/11 19:32
庭のエゴノキの花が咲き、今年も多くの昆虫達がその花に集まって来ています。今年もキムネクマバチが多く飛来しているなと観察していると真っ黒い個体を発見!飛来していたのはタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum) でした。遅かれ早かれ身近で遭遇すると思ってい
2024/05/10 19:38
我家の山間の畑でハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra )を複数観察しました。既に成熟した雄、まだ未成熟な個体も観察できました。家内が畑に水場を作ったのが功を期したのでしょうか?彼らの楽園になって欲しいと願います。
2024/05/06 19:51
クロホシタマムシ/ Ovalisia virgata
クロホシタマムシ(Ovalisia virgata)を初めて観察しました。体長10mm前後の大変小さなタマムシですが、その美しさに魅了されました。
2024/05/05 19:58
シマサシガメ/ Sphedanolestes impressicollis
カラムシの葉上にいたのはシマサシガメ(Sphedanolestes impressicollis)の幼虫と思われる。本種は、幼虫でも各腿節には白色または橙色の3つの環状紋によりヨコヅナサシガメ、モンシロサシガメと区別できるそうです。同定間違っていたならご指摘ください。
2024/05/01 11:05
アオスジアゲハ/ Graphium sarpedon
カンサイタンポポの花を忙しく移動していたのは、アオスジアゲハ(Graphium sarpedon)です。蛹越冬から目覚めた成虫が、既に活動しています。本種の可憐な容姿に魅了されいつも多くの写真を撮ってしまう蝶です。
2024/04/24 20:48
ミヤマセセリ/ Erynnis montanus
タチツボスミレの花が動くので、目を凝らすとミヤマセセリ(Erynnis montanus)が吸蜜していました。前翅表面の中央部に幅広い白帯が確認されるので、写真個体はメスと思われます。本種の成虫は年一回早春のみ発生します。
2024/04/21 09:06
スッポン/ Pelodiscus sinensis
溜池に倒れ掛けた松の上で甲羅干ししている亀はスッポン(Pelodiscus sinensis)でした。それなりの大きさの個体が、春の陽気にのんびりしていたが、人間が近づくと水の中に逃げていった。
2024/04/16 19:33
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