神 の 愛(6)
(前日からの続き)元来、祈り心というものは、無邪気な単純な明るいものなのですが、思想、哲学としてとらえられてしまっては、それは、あくまで人間の枠を出ることは出来ません。そこで、こうした現代に生きる人々にも、やさしく真理の奥義を説き、しかも、誰の心をも納得させて、本心開発へと導き、神の光の一筋としての本体を自覚させる祈りが、私の提唱する“世界人類が平和でありますように”という言葉にはじまる祈り言なのであります。この祈りには、よこしまな私の想い、下手な思想などというものの入るスキは全くありません。無私、無我にはじまり、宇宙神の奥の奥の心へとみちびきとけ込み入らせる祈りなのであります。そうして、没個性というのでは更になく、一人一人の人のこれらの何十生、何百生の思いグセは思いグセのままで、ありのままに、祈ることを...神の愛(6)
2023/05/31 06:30