国道170号越え (東海道五十七次歩き旅・摂津国)
「枚方宿西の見附」から旧京街道(東海道五十七次)に戻り、カラー鋪装が施された道に導かれるように角を曲がり桜町に入ってきた。雑多な感がする町並で、軒の低い住宅が建ち並んでいる。所々に立てられた道端の石の道標には頻りに「水面回廊」への案内が見られる。 調べてみると「水面廻廊」と言うのは、「雨水路(幹線用水路)を整備して、人と生き物と自然が共存できる水辺の空間として造られた公園」を言うらし。旧道からは北に離れた通りで、桜町から出口地区に至る凡2㎞に及ぶ遊歩道のようで、桜の名所という。 この標識に気を取られていたわけではないが、実はこの先で道を間違えてしまった。国道170号線越を前にして桜町の外れで、…
2025/06/30 00:00