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ギャグまんハウス http://witzkrieg.blogspot.com/

ゴールデンシャワー・オブ・ベストヒット・ギャグ漫画レビュー! モラルをぶち壊せ、戦争反対!

ギャグマンガ等をレビューしている感じのブログ。せんえつではありながら、米沢嘉博氏の名著「戦後ギャグマンガ史」の続きを書こうという気概で。

アイスマン
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2010/02/06

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  • tenkla「ヨメイロちょいす」 - 『くぱぁ』の意味するところの両義性

    tenkla 「ヨメイロちょいす」第2巻 関連記事: tenkla「ヨメイロちょいす」 - シュレーディンガーの娘たち 関連記事の続きで「ヨメイロちょいす」について、もうちょっと作品の内容よりなお話を。 1. まさに『自分』が作られようとしている瞬間 『ギ...

  • tenkla「ヨメイロちょいす」 - シュレーディンガーの娘たち

    tenkla 「ヨメイロちょいす」第1巻 参考リンク:Wikipedia 「ヨメイロちょいす」 「ヨメイロちょいす」は2007年にチャンピオンREDいちごでスタート、追ってRED本誌で掲載中のSFチックな『微エロハーレムラブコメ』(第1巻, p.183、作者より)。...

  • 衛藤ヒロユキ「ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場」 - ≪ゆる系ギャグ≫はんらんの必然性?

    「ドラゴンクエスト 4コママンガ 劇場 ガンガン編」第2巻 参考リンク:Wikipedia 「4コママンガ劇場」 関連記事:ラベル “衛藤ヒロユキ” 日本のまんが史においてMid 1980'sあたりから、コンピュータゲームからのインパクトが大きくて無視できないとか...

  • 竹内元紀「Dr.リアンが診てあげる」 - すばらしきまんがの世界(ギャグ以外)

    竹内元紀「Dr.リアンが 診てあげる THE MOVIE」 関連記事: 竹内元紀「Dr.リアンが診てあげる」 - 選ぶべき≪鉛の娘≫, フロイト「小箱選びのモティーフ」 筆者の大好きな作品、今世紀のオープニングを飾った下ネタギャグまんがの大傑作「Dr.リアンが診...

  • 衛藤ヒロユキ「週刊わたしのキモいペット」 - めしませ、じゅくじゅくジューシーなアロマ!

    衛藤ヒロユキ「週刊 わたしのキモいペット」 参考リンク:Wikipedia 「週刊わたしのキモいペット」 関連記事:ラベル “衛藤ヒロユキ” この作品「週刊わたしのキモいペット」は、2008年に携帯コミックとして配信された後、ブレイドコミックス全1巻として刊行...

  • 安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」 - レビル将軍脱出劇について

    安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第14巻 関連記事: 安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」 - 反復しえないことの反復を これはいつものレビューとは、やや性格の異なる記事。関連記事の安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN...

  • 安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」 - 反復しえないことの反復を

    安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第1巻 参考リンク:Wikipedia 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」 この「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、1979年の名作TVアニメ「機動戦士ガンダム」の物語を、そのメインのアニメータ...

  • 岡田あーみん「お父さんは心配症」 - 『鼻血ブー』と、愛の弁証法

    岡田あーみん 「お父さんは心配症」第1巻 参考リンク:Wikipedia 「お父さんは心配症」 岡田あーみん先生の1983年のデビュー作であり、そして出世作で代表作ともなっている「お父さんは心配症」という作品。これについて、あまりにも客観的な名作すぎて、逆に語り...

  • たまちく.「殺し屋さん」 - 死刑か去勢か、または『死刑も去勢も』!

    たまちく. 「殺し屋さん」第1巻 参考リンク:Wikipedia 「殺し屋さん」 , Web漫画アクション: 日替わり4コマ「殺し屋さん」 「殺し屋さん」は2004年から漫画アクション掲載中の、ブラックで不条理でエッチっぽい4コマシリーズ。単行本はアクション・コミッ...

  • ホラー系ギャグまんが家の元祖、チャールズ・アダムス。基本情報と関連リンク集

    チャールズ・アダムス 「ばけもの大会」 関連記事: 押切蓮介「おばけのおやつ」 - または、≪ホラーギャグ≫論・序説第1章 ギャグまんがとブラックユーモア、またはホラーギャグというものについて調べていると必然的に突きあたる存在が、チャールズ・アダムス。米カートゥーン...

  • 佐藤秀峰「ブラックジャックによろしく」 - ≪父の隠喩≫を求めて

    佐藤秀峰 「ブラックジャックによろしく」 関連記事:ラベル 「海猿」 参考リンク:漫画 on Web 「ブラックジャックによろしく」 , Wikipedia 「ブラックジャックによろしく」 モーニング掲載の社会派医療劇画、「ブラックジャックによろしく」。これは累計...

  • 櫻井リヤ「仮スマ」 - 仮面のカリスマの告白!

    櫻井リヤ 「仮スマ」第1巻 参考リンク:Wikipedia 「仮スマ」 たまには、あまり黒くないハッピーなお作品をご紹介! こちら櫻井リヤ先生の「仮スマ」は、『華やかな芸能界で繰り広げる大爆笑ビジュアル系ギャグ!!』。 今作は2001年のザ・マーガレットにて初登場...

  • カヅホ「キルミーベイベー」 - なるべくなら、やさしくグッドバイ

    カヅホ 「キルミーベイベー」第1巻 参考リンク:Wikipedia 「キルミーベイベー」 4コマ専門誌の掲載作に、なかなか≪ギャグまんが≫とまで呼べるようなものがない中で大いに注目すべき作品、カヅホ「キルミーベイベー」。2008年からまんがタイムきららキャラット掲載...

  • 杉本ペロ「ダイナマ伊藤!」 - ≪中の人≫にも、またその中の人?

    杉本ペロ 「ダイナマ伊藤!」第6巻 関連記事:ラベル “杉本ペロ” 部屋をちょっと片付けようとしていたら、ずっと探していないこともなかった「ダイナマ伊藤!」の単行本のうち、第6巻が出てきた。 そういえば…いまいち熱心な読者じゃなくて申しわけないが、自分このシリーズ...

  • 三上骨丸「罪花罰」 - さようなら罪花罰、そして永遠に…!

    三上骨丸 「罪花罰」第4巻 関連記事:ラベル 「罪花罰」 ジャンプスクエア掲載のきわめて異色あるシリーズ、『お耽美変態フラワーギャグ』こと「罪花罰」。それがこの10月に第4巻が出ていて、しかもそれで完結と知ったのが3日前くらいのこと(!)。 その最終巻のオビに『完...

  • 竹内元紀「Dr.リアンが診てあげる」 - 選ぶべき≪鉛の娘≫, フロイト「小箱選びのモティーフ」

    竹内元紀「Dr.リアンが 診てあげる」第1巻 参考リンク:Wikipedia 「Dr.リアンが診てあげる」 筆者がかってに考えた『下ネタギャグまんが御三家』の一角として、氏家ト全・古賀亮一とともに高みに並び立つ、われらの竹内元紀先生。そして「Dr.リアンが診てあげる...

  • 押切蓮介「おばけのおやつ」 - または、≪ホラーギャグ≫論・序説第1章

    参考リンク:Wikipedia “押切蓮介” ただでさえマイナーなギャグまんがの世界ではあるけれど、その中でまたささやかに≪ホラーギャグ≫というジャンルが、ちょっとはやっている感じはある。その現在の第一人者が、言わずと知れたこちらの押切蓮介先生。あと今回は見ないが、松本...

  • 施川ユウキ「サナギさん」 - ≪現実界≫でたわむれる子どもたち

    参考リンク:Wikipedia 「サナギさん」 施川ユウキ「サナギさん」は、2004年から2008年に週刊少年チャンピオンに掲載の、学園ほのぼの不条理4コマ。単行本は少年チャンピオン・コミックス全6巻。 これはまったくイベントも何もないような生活を送る女子中学生のヒ...

  • あらゐけいいち「日常」 - 56億年後の≪救済≫を待ちながら?

    参考リンク:Wikipedia 「日常(漫画)」 あらゐけいいち「日常」は、2006年から少年エース掲載中のギャグまんが。ショート・4コマ・まれにやや長い…と多彩なスタイルで、地方都市の女子高生であるヒロインたちの、≪不条理≫っぽい『日常』を描く。単行本は角川コミックス...

  • 「手塚治虫のマンガの描き方」 - 手塚治虫のまんがの≪ギャグ≫論

    参考リンク:Wikipedia 「手塚治虫」 これはどういう記事かというと、ほとんど自分用のメモで。「手塚治虫のマンガの描き方」(原著・1977, 手塚治虫漫画全集 MT399)に出ている手塚先生のギャグ論を、ちょっとまとめておこうというもの。 いや、なんでそんなこ...

  • 河田雄志+行徒「学園革命伝ミツルギ」 - そしてペロ君は天国に行った(はず)

    参考リンク:Wikipedia 「学園革命伝ミツルギ」 , ヤングガンガン 「学園革命伝ミツルギ なかよし」 「学園革命伝ミツルギ」は、2005年からコミックラッシュ掲載の、ちょっとお耽美ですごく不条理な学園ギャグ。単行本は、CRコミックス・全10巻。追って今2010年...

  • 「増田こうすけ劇場ギャグマンガ日和」 - A面で恋をして、そしてB面でアレを。

    関連記事:ラベル 「増田こうすけ劇場ギャグマンガ日和」 皆さまご存じ、「ギャグマンガ日和」。その最新刊の第11巻から、ほんのささやかなお話を。 その巻頭の『第195幕 恋のラブソングを君に』は、1970'sの少女まんがをなぞったような物語(p.7)。乙女チック系もどき...

  • 水兵きき「みかにハラスメント」 - 『子供のせかい』は、どういうセカイ?

    参考リンク:Wikipedia 「みかにハラスメント」 このところ、わりにかたい話が続いていたように思うので、ちょっとやわらか方面へ出張。そこで有名なSF(?)お色気コメディ、水兵きき「みかにハラスメント」を取り上げたい。ガンガンパワード2004年掲載の読みきり3部作、...

  • 中山昌亮「不安の種」 - 不条理ホラー と 不条理ギャグ

    参考リンク:Wikipedia 「中山昌亮」 中山昌亮「不安の種」は、超ショート形式のオムニバスホラーまんが。推定2004年からチャンピオンREDに掲載、追って「不安の種+」に改題されて週刊少年チャンピオンに移転。単行本は、無印が全3巻(ACWチャンピオン)、「+」が全...

  • 吉田戦車「伝染るんです。」, 新井理恵「ペケ」 - カミュってサルトる、≪不条理≫メモランダム

    関連記事: うすた京介「すごいよ!!マサルさん」 - 局部を見せないまんが作り , ラベル “吉田戦車” ギャグまんがの世界にはっきり≪不条理≫ということばを持ち込んだ作例として、吾妻ひでお「不条理日記」(1978)は、目ざましいものにはちがいない。ただしそれは社会的に...

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