韓国ドラマ「大王の道」
「大王の道」は、イ・ビョンフン監督の幻の名作といわれているとかで、見始めた。21代王の英祖とその息子思悼世子との確執を描いたというドラマ。1998年製作。最初から、父親に愛されない息子として、英祖にしかりつけられたり、冷たくあしらわれたりして、生母や王妃、世子妃が心配している。生後わずかで世子にされ、実母から離されて育てられたそうだ。そして、乳母が、繰り返し教えた内容が、小論派の思想で、父親の王とは逆の立場。その乳母はやがて追放されたが、小論派と老論派の均衡を保つように、英祖が苦心していたため、世子の思想は王には、許せないものになっていった。世子が病気でうなされていたときなどに、その乳母の教えを口走ったとか、世子の小論派の仲間が一緒に戦おうとけしかけたり、キム・サンノという老論派の顔を矢の的にしたり、老論派のほうでも、世子を陥れる陰謀をめぐらす。さらに、英祖の側室になったムンという側室が、世子と世子妃を侮辱する。33話を見逃がして、最終話を見てしまった。米櫃に閉じ込められて死んでいくところ。英祖は、老論派にのせられて、米櫃に閉じ込めたが、だれも助ける上書を送ってこないなどど、生みの母のところにいき、育て方が悪かったと愚痴をこぼし、自分のせいだと、嘆くが。信じられないような話だが、そういうわけで、こうなったのだというわけだろうけれども。結局、民のために、イスンシ...
2020/11/03 23:31