山の辺の道 景行天皇陵と初夏の緑
今回で田植えの季節の山の辺の道紀行も最後です。 鎌研池のある高台から、左手に見える景行天皇陵へ。 地図でもご覧の通り国道に面した位置にありますが、道沿いとは反対側の方から回ります。これは、ちゃんと理由があります。 「裏手」と表現していいかどうかはともかく、国道とは反対側からの古墳の眺めです。 この辺りからは街並みも、生駒・金剛山系も遠望できます。近くの、奇妙な植えられ方をした植物は何だったのかは、この時はわかりませんでした。 そしてやや離れて、水の張られた田んぼと合わせて。崇神天皇陵とはまた違った、歴史と生活と自然が一体になった日本の原風景です。 こちらは神籬遺跡。「ひもろぎ」と読みます。神が…
2021/06/30 20:01