【IT法務】データ提供契約(ライセンス型)作成に際してのポイントを解説
ビッグデータ等の活用が言われて久しいですが、データの利活用は今後ビジネスを行う上で必要不可欠になると考えられます。もっとも、自社のみで有用なデータを収集することは不可能です。そこで、他社が保有するデータを、今後も他者で利用することを前提に、当方も当該データを利用することを可能にする取引が今後活発化すると思われます。このような取引を行う場合、特に検討するべきポイントは次の通りとなります。①提供対象となるデータの項目・内容を特定し、明記すること②提供対象となるデータの品質について、当事者間で誤解を生まないよう明記すること③提供対象となるデータが第三者の権利を侵害していないか、第三者とトラブルになった場合の対処法を明記すること④提供対象となるデータの目的外利用の可否、第三者提供の制限の有無につき明記すること⑤派...【IT法務】データ提供契約(ライセンス型)作成に際してのポイントを解説
2023/10/30 05:43