マツコデラックス(似顔絵雑記)
マツコデラックスさんの似顔絵を描いてみました。似顔絵を見るとき、顔の一カ所を凝視してしまうことがあります。虫眼鏡で観ているよう。そうならないように、絵を描くときに遠くに離して置いて見たり、目を細めて視覚情報を減らして「ぼんやり」見たりします。コロナウイルスの流行る前でした。美術館へ行ったのですが、絵を離れて観ている人が一人もいない。より近くで質感(マチエール)を観たりするためかもしれませんね。「遠くだったら画集で十分」なのかしら。時代の風潮は、近目。「遠目の似顔絵は似ていない」ということになるやもしれません。けれど、似顔絵も絵ですので、似顔絵のトリックは知らずとも、美術の基本を学んでいる人にとっては、「遠目の似顔絵もアリ」だと願っています。マツコデラックス(似顔絵雑記)
2020/07/01 14:24