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徒然なか話 https://blog.goo.ne.jp/np4626/

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話の書き綴りです!

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2009/09/19

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  • 石仏は朝ドラ「ばけばけ」に登場するか⁉

    昨日は歩いて熊本大学黒髪キャンパスの五高記念館を目指した。漱石関連の展示が行われているとネットで見ていたからである。ところが着いてみると、五高記念館は臨時休館。しかたがないので立田山山麓の父の生家跡(わが家の本籍地)へ向かった。父の生家があった辺りは、立田山南麓の「森林総合研究所九州支所」への通路や民家やアパートが建ち並び、僕が幼い頃に見た面影はどこにもない。その幼い頃に見た父の生家のイメージが2番目の写真である。もっともこれは京都市右京区嵯峨の祇王寺の苔庭から仏殿を撮った写真なのだが、当時の父の生家はまさにこんな感じだった。現在の立田山山麓・泰勝寺の南側祇王寺の苔庭から仏殿を望む今秋から放送されるNHK朝ドラ「ばけばけ」はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻をヒロインとする物語だが、ハーンが五高教師時代...石仏は朝ドラ「ばけばけ」に登場するか⁉

  • 花魁道中のはなし。

    大河ドラマ「べらぼう」の中でも目玉シーンのひとつが花魁道中。まずはその撮影シーンをご覧ください。※下の画像をクリックするとInstagramの動画に飛びます。NHK大河ドラマの舞台が吉原遊郭であることについては賛否さまざまなご意見があるようです。熊本でも春秋のお祭りには「花魁道中」が行われていますが、遊女を主役とするイベントには苦情も多かったようで、運営スタッフの方の悩みをお聞きしたこともあります。最近は各地のお祭りで行われているようですが、華やかなムードを盛り上げるのには格好のイベントになっているようです。熊本では、昭和10年(1935)の「新興熊本大博覧会」の際に、二本木遊郭で実際に花魁道中が行われた記録が残っていますが、まもなく戦時体制に入ろうかという時期なので、これが熊本最後のホンモノの花魁道中だ...花魁道中のはなし。

  • 今日の「マイ ミックスリスト」から

    YouTubeの「マイミックスリスト」はしばらくチェックしていなかったが、今日はたまたま目にとまったので一覧してみた。相変わらず26曲がリストされていたが、やはり中には「ナゼこれが?」という曲も含まれていた。リストされた曲の中から、今日聴きたいと思った次の2曲を選んで聴いてみた。1曲目は、NHK総合で放送されている紀行番組「小さな旅」のオープニング&エンディングテーマ曲「光と風の四季」を中島愛実さんのフリューゲルホルンで。2曲目は、田村麻紀子さんのクラリネット&ヴォーカルと後藤沙紀さんのピアノのユニット「紀々音」で「懐かしのニューオリンズ(DoYouKnowWhatItMeanstoMissNewOrleans?)」♪小さな旅~光と風の四季~♪懐かしのニューオリンズ(DoYouKnowWhatItMean...今日の「マイミックスリスト」から

  • 鐘ヶ淵のはなし。

    今日の午後、近場の梅の咲き具合でも見に行こうと歩いて出たのだが、あまりの風の冷たさに心が折れ、車で回ることにした。最近あまり行っていない横手の寺巡りでもするかと妙永寺に車を停めた。その時、ふと「鐘ヶ淵(かねがふち)」のことを思い出した。先日、古地図でその名を見つけた。たしか、妙永寺の裏あたりだったなと歩いていくと旧河道の畔に案内板がすぐに見つかった。その昔、ここら辺は井芹川が流れていて大きな淵があり、船着場にもなっていたらしいが、雨乞いの儀式のひとつで鐘を淵に沈める慣わしがあったことから「鐘ヶ淵」と呼ばれるようになったらしい。(詳しくは下の案内板を参照)余談だが「鐘ヶ淵」と聞くとテレビ時代劇「剣客商売」を思い出す。主人公・秋山小兵衛の住まいが江戸の「鐘ヶ淵」という設定になっている。「鐘ヶ淵」は隅田川と荒川...鐘ヶ淵のはなし。

  • 日曜日の徒ばなし

    今日は久しぶりに散歩がてら熊本市現代美術館まで行った。途中、夏目漱石内坪井旧居に立ち寄って、新年度のイベント計画をたずねたが、館長のお話しでは、予算取得の問題もあり未定であるとのこと。上通を歩いていくと「元祖熊本ラーメンこむらさき」の前を通る。この店にも随分来ていないなぁと思いながら、ふと店名の由来にもなったという江戸吉原随一と謳われ、「小紫・権八」の悲恋話でも知られる花魁小紫のことが頭に浮かんだ。「そういえば大河ドラマ『べらぼう』には・・・」と思いかけたが、小紫はたしか、蔦重よりずっと前の時代だったことを思い出した。現代美術館に着くと、美術図鑑でも眺めてゆっくりしようと思っていたホームギャラリーはイベント会場になっていた。客席は既に満席となっていたが、立ち見はできそうだったので、イベントを見ていくことに...日曜日の徒ばなし

  • 草の芽の便りきいたか

    わが家の白梅もやっとほころび始め、護国神社の梅園の紅梅は開き始めた。寒波が襲来する中、春はたしかにその歩みを進めている。昨年の今頃は、坪井川遊水地の河津桜もだいぶ咲いていたので行ってみた。しかし、まだ蕾は固く開く気配も感じられない。樹下をふと見ると、小さなピンクの花をつけた野草がビッシリ。踏むのが可哀想で足の踏み場を探しながら土手道へ移動した。何という花なのか帰ってからネットで検索してみた。雑草の一種で「ホトケノザ」という名のようだ。と言っても「春の七草」のひとつである「ほとけのざ」とは別種らしい。丸い葉とその上に咲く花の形状を蓮華座と仏像に見立てた名前だという。ここにも春を迎えて新しい小さな命が芽生えているのである。護国神社の梅園の紅梅もやっと花開き始めた。坪井川遊水地の河津桜の樹下に自生する「ホトケノ...草の芽の便りきいたか

  • お国かぶき お江戸デビューの日!

    江戸時代初期に書かれた史書「当代記」によれば、慶長12年(1607)の2月20日に、お国かぶきは江戸に招かれ、江戸城本丸・西の丸で勧進かぶきを行なった。慶長8年(1603)、京の都で、出雲の巫女であった国と名のる女芸能者により始まったかぶき踊りは大評判となり、その4年後、ついに能・狂言に次ぐ位の芸能として認知されたのである。この1週間前の2月13日からは、同じ場所で観世・金春の勧進能が行われており、お国は能役者とほとんど同格の扱いを受けたという。ところで、出雲大社の巫女出身であるという「出雲のお国」の呼び名が一般に定着したのは、なんと明治時代になってからのようで、また、「出雲のお国」というのは舞台での名乗りにすぎず、彼女の出自が本当にそうであったかどうか疑わしいとする説もある。お国が諸国に下った時はその場...お国かぶきお江戸デビューの日!

  • 瞳を閉じて

    昨日のブログ記事「マラソン大会を支える医療救護体制」に、かつて五島列島でお医者様をされていた方にコメントをいただいた。その中に、奈留島にいた頃、「五島長崎国際トライアスロン」の救護班として会場の福江島に渡ったエピソードが書かれていた。奈留島や福江島など五島列島には行ったこともないのに、何だか懐かしい気がした。それはきっと荒井由実時代のユーミンが作った歌「瞳を閉じて」のせいだろう。この歌が作られて既に50年ほど経っているが、ユーミンがこの歌を作ったのは、当時ユーミンがDJをしていた番組に送られたリスナー(奈留島に住む女子高生)からの依頼に応えて作った高校の愛唱歌だったのだが、そのエピソードを紹介したドキュメントを何度か見て以来、この歌を聞くと、行ったこともない奈留島が頭に浮かんでくるようになった。この歌は今...瞳を閉じて

  • マラソン大会を支える医療救護体制

    14,200人が参加した今年の「熊本城マラソン2025」も一応無事に終わった。毎回、力走する選手たちを沿道で応援しながら、気になるのは心肺停止などの事故が起きていないかということ。過去の大会でもランナーの心停止等の事例が発生している。NHKニュースWEBの情報では、ランナー8人と沿道にいた2人の合せて10人が、脱水症状や低体温症などの症状を訴え病院に搬送され、このうち40代のランナー1人が一時、心停止の状態に陥ったものの、その後回復し、命に別状はないという。体力の極限を試すマラソン競技に事故はつきもの。より完全な医療救護体制を追求して行ってほしいものだ。激しいトップ争いをする阿部飛雄馬選手と古川大晃選手(細川刑部邸前)リタイアしたランナーたちを収容して救護施設へ搬送するバス。マラソンコース上を自転車でAE...マラソン大会を支える医療救護体制

  • ひえつき節

    今日、NHK総合で放送された「民謡魂ふるさとの唄」は宮崎県延岡市から。大分や熊本、福岡など九州各県の唄も披露されたが、最も印象深かったのは有田伊津美さんが唄った「正調ひえつき節」。宮崎の代表的な民謡である。実は「ひえつき節」が初めて電波に乗ったのは、昭和3年6月16日に九州初の放送局として開局した熊本放送局(現NHK熊本放送局)の特別番組で九州各県の民謡が紹介され、椎葉村の男性らが披露したのが最初だという。当時はすべてナマ放送なのでさぞや緊張したことだろう。その後、昭和8年に宮崎の観光振興の一環として民謡レコード1号として吹き込みが行われたそうである。「ひえつき節」は、壇の浦の合戦で敗れた平氏が、今の宮崎県椎葉村に落ちのびて隠れ住んでいたところ、平氏追討にやってきた那須大八郎と集落の鶴富姫との悲恋を歌った...ひえつき節

  • 米価高騰が続く中で…

    米価の高騰が続く中、農林水産省は政府の備蓄米21万トンを放出する方針を固めたと報道されています。今後の価格の動向が注目されます。これまでの米価の高騰に対し、農林水産省は「無策」だったと言わざるを得ません。判断の遅れは今後も尾を引きそうな気がします。YouTubeマイチャンネルに2年前に投稿した「米節(宮城県民謡)」にある視聴者の方から下記のようなコメントをいただきました。胸に迫るものがありました。🎶(動画)アップをして下さり有り難う御座います。数年前に他界した母が大好きだった歌です。よく口ずさんでいた姿を思い出します。昨年の悪天候の影響で今年は米価格が高騰しておりますね。この歌がより一層心に染みます。全国各地の生産者さんの皆様の御苦労がどれ程有り難いことか…若者達の心にも響いていることでしょう。今年こそは...米価高騰が続く中で…

  • 梅は咲いたか 熊本どぎゃん⁉

    昨日今日と好天が続いたので、そろそろ梅の花も開き始めたのではないかと期待しつつ散歩に出かけた。とりあえず、護国神社を目指し熊本城二の丸広場へ着くと、明後日の「熊本城マラソン2025」大会本会場としての準備がすっかり整っていた。もちろん当日は観戦に来るつもりだが、天候が心配だ。護国神社に着くとさっそく梅園を一本一本見て回る。しかし、蕾はだいぶ膨らんだものの開花は見られない。境内に入ってみると、一本だけ開花し始めていた。例年早咲きの木なのだが、開花が早かった年に比べると、ちょうどひと月遅れか。夜はKKT熊本県民テレビの「くりぃむしちゅーの熊本どぎゃん⁉」を見る。上田晋也が世界に自慢したい熊本のスゴイ企業を訪問する企画で、今回は熊本市西区の熊本製粉へ。県内最大級の製粉工場を見学した後、粉のスペシャリストたちと上...梅は咲いたか熊本どぎゃん⁉

  • 稲葉内記の配流屋敷

    ブログ「津々堂のたわごと日録」さんの昨日の記事「春日局の息・稲葉内記の配流屋敷」には強い興味を抱いた。大まかに言うとこんな内容だった。徳川3代将軍家光の乳母であり、大奥を任せられて権勢をふるった春日局(かすがのつぼね)。その実子・稲葉内記正利は仕えていた徳川忠長(家光の弟)の素行不良による改易に連座して罪を負った。春日局と親しかった細川忠利が藩主を務める肥後熊本へ配流となった。最終的に配流屋敷となったのが京町の赤尾丸城跡付近の屋敷。ここは西に金峰山を始め西山の山並みを望む小高い丘の上。すぐそばには加藤清正の殯の丘もある。津々堂さんは以前から配流屋敷の位置を調べておられたらしいのだが、最近、江戸前期の「京町之絵図」でその位置を確認されたという。記事に貼られた「京町之絵図」を拝見し、赤枠で示された「稲葉内記の...稲葉内記の配流屋敷

  • 春は嬉しや

    今日の雨で今冬の寒さも峠を越したのかもしれない。わが家の近辺はいまだ梅も花開かないし、昨年は今頃既に開き始めていた河津桜もまだ蕾が硬いようだ。今週末には熊本城マラソン2025も控えている。せめてランナーたちに開き始めた梅の花を見て心和ませてもらいたいものだ。この季節になると決まって聞きたくなるのが端唄「春は嬉しや」。と言ってもこの唄は春夏秋冬の恋模様を唄っている。春が出だしなので春の唄のイメージが強い。「話を菊の花」や「気を紅葉(もみじ)」などの掛詞(かけことば)を使ったり、「花見、鳴海、月見、雪見」と韻を踏む歌詞があったりして洒落ている。この動画は今から15年前の映像で、立方の「ザ・わらべ」はまだ中学生と小学生だった。注目は地方のメンバー、熊本を代表する邦楽演奏家が揃っている。仮設の舞台が設えられている...春は嬉しや

  • 菫(すみれ)の俳句

    フォローさせていただいているブログ「ころころの毎日が俳句・ハイク」さんは、いろんな方が詠まれた俳句を季節季節に応じてまとめて紹介されるので楽しみに拝見している。今日掲載されたのは春の季語「すみれ」を使った俳句21句。そのなかで僕が好きな句を二つ選んだ。野すみれの咲くや馬籠の石だたみ白鳥光江神宿る小さき棚田や花すみれ栗田やすしいずれもハッキリと映像が目に浮かぶところが選んだポイント。「すみれ」を季語とした俳句で有名な作品のひとつに夏目漱石が熊本時代に詠んだ菫程な小さき人に生まれたしがある。2016年の「漱石生誕150年、来熊120年」に当り、熊日新聞に掲載された「熊本の漱石」と題する著名人のコラムの中に、テレビの俳句番組で著名な夏井いつきさんのコラムがあった。夏井さんは次のように述べている。--漱石の俳句で...菫(すみれ)の俳句

  • 「かむろ坂」のはなし。

    昨年秋、約10年ぶりに新市街の松本外科内科医院へ母を連れて行った。この医院はかつて「かむろ坂」と呼ばれた道に面していた。ところが医院が北の方に移動したため、今では「かむろ坂」には面していない。以前、このブログで話題にしたことがあったのだが、その昔、鷹匠町と呼ばれていた一角にあった「かむろ坂」(下図参照)は、今日ではどう見ても平坦な道で「坂」ではない。これは日頃ご指導いただいている「津々堂のたわごと日録」さんによれば、藩政時代、藩主のお屋敷「花畑邸」の南側には馬の調練のための「追廻(おいまわし)」という馬場があり、その横の窪地を「追廻田畑」と呼んでいた。「追廻田畑」は旧坪井川の流路に沿った低地だったため、「追廻」と「追廻田畑」には高低差があり、その間をつなぐ道は当然坂道だったということのようだ。また、「追廻...「かむろ坂」のはなし。

  • 「はやす」と言う語

    先日放送された「鶴瓶の家族に乾杯」は山梨県丹波山村編。この村に移住していた芸人・俳優のマキタスポーツの妻に偶然出逢うというサプライズがあり、後日、マキタスポーツ夫妻が村を案内するという追加シーンも放送された。この追加シーンの中で紹介されたのが丹波山村の「お松引き」という年始の祭り。丹波山村の「お松引き」の風景を見ながら、だいぶ前に読んだ折口信夫の「万葉集研究」を思い出した。この中の「魂はやす行事」という條に次のような一節がある。--私ははやすと言ふ語について、別に言うて居る。祇園林(ギヲンバヤシ)・松囃子・林田楽(ハヤシデンガク)などのはやしが、皆山の木を伐つて、其を中心にした、祭礼・神事の牽き物であつた。山(ヤマ)・山車(ダシ)の様な姿である。此牽き物に随ふ人々のする楽舞がすべてはやしと言はれたのだ。「...「はやす」と言う語

  • 初午と「はかま踊り」

    昨日は熊本城稲荷神社の初午大祭が行われ多くの参拝者で賑わっていた。稲荷神の神使はきつねだが、この神社にはそれとは別にきつね伝説がある。加藤清正が24歳の時、太閤秀吉から肥後北半国十九万五千石を与えられ、肥後国に入った時、近江長浜から付き随った二匹の兄弟きつね(霊狐)のうち弟の「緋衣大明神」が祀られている。そんなことを考えながら参拝していると、大河ドラマ「べらぼう」に登場した九郎助稲荷の神使であるきつねの化身、花魁姿の綾瀬はるかが頭に浮かんだ。きつねの化身が女性なのは、稲荷神社の主祭神であるウカノミタマが女神だからなのかななどと思いながら、7年ほど前に城彩苑わくわく座で行われた舞踊団花童の初午おどりのことを思い出した。たしか、はつ喜流月若さんがきつねの舞を披露した。あれは何という舞だったのかが気になり、帰っ...初午と「はかま踊り」

  • ブログ開設20年!

    2005年2月にブログを開設して今月でちょうど20年。始めた時はこんなに続けるとは思ってもみなかった。20年の歴史を振り返ってみると、ブログの趣旨もだいぶ変化してきている。あと何年続けられるかわからないが、これからも変化し続けるのかもしれない。個人的な記事、ローカルな記事がほとんどなので投稿記事がバズるなんてことは今まで数えるほどしかない。今日はそんな中で、自分自身が驚くほど急にアクセスが集中した2例をあげてみた。一つ目は、2019年1月13日のケース。この日はNHK大河ドラマ「いだてん」第2回が放送された日。放送直後からこのブログにはありえない、見る見るアクセス件数が増える状態が続いた。原因はヒロイン役の綾瀬はるかが劇中で「熊本自転車節」を歌ったからだった。「熊本自転車節」を取り上げた記事も埋め込んだ動...ブログ開設20年!

  • ライドシェア

    今日、お昼のNHK熊本ローカルで「高森町で県内初タクシー型のライドシェアの実証実験始まる」というニュースが流れていた。運転手不足などで地域の公共交通の確保が大きな課題となっており、高森町では県内の自治体としては初めて自家用車を使ったタクシー型のライドシェアの実証実験が始まった、という話題だった。ライドシェアとは、一般ドライバーが自家用車を使って有償で人を運ぶ配車サービスのこと。タクシー事業者が運営主体となり、研修や運行管理を行うらしい。はたしてこれが問題解決の決め手になるだろうか。ニュースを見ながら、僕は遥か昔の高森町や南阿蘇村のことを思い出していた。56、7年前、僕はトラックディーラーのセールスとして担当エリアの南阿蘇村・高森町を連日のように訪れていた。もっともその頃は、現在のように南阿蘇村ではなく、長...ライドシェア

  • 九郎助稲荷(くろすけいなり)と檜垣(ひがき)

    大河ドラマ「べらぼう」の物語の舞台は吉原遊郭。苦界に身を沈めた遊女たちにとって心の拠りどころとなっていたのが、廓内にあった四つの神社、九郎助稲荷、開運稲荷、榎本稲荷、明石稲荷だったといわれる。明治維新後、これらの神社は合祀され現在は吉原神社となっている。とりわけ崇敬を集めていたのが九郎助稲荷だったそうだ。「べらぼう」には九郎助稲荷の神使であるおキツネ様の化身として花魁姿の綾瀬はるかが登場する。彼女はナレーションも担当しているので「狂言回し」的な役がらなのだろう。一方、熊本では、明治前期から昭和中期にかけて存在した二本木遊郭で遊女たちの心の拠りどころとなっていたのは平安時代の閨秀歌人・檜垣であった。檜垣が白川のほとりに結んだ草庵が寺歴の始まりという蓮台寺(熊本市西区蓮台寺2)には、檜垣の墓石とも伝えられる「...九郎助稲荷(くろすけいなり)と檜垣(ひがき)

  • 節分

    今日は節分。加藤神社の節分祭が行われ、恒例の虎口をくぐって厄除けを行なう「厄除け虎くぐり」を行なった。その後、本殿に参拝し家族の息災を祈ったあと福豆をいただいた。虎口は年々くぐるのが窮屈になってきているが、体の柔軟性が徐々に失われていることが如実に現れる。その後、護国神社にまわって梅園の紅梅を見に行ったのだが、未だ開花は見られない。今年の開花の遅れは特別なようだ。「熊本城マラソン2025」が行われる16日あたりには何とか見ごろになってほしいものだ。厄除けの虎口をくぐる参拝者たち開花にはもう数日かかるか、護国神社梅園の紅梅節分

  • オフィーリア

    昨日、マリアンヌ・フェイスフルさんの訃報のことを書きながら、かつて彼女がトニー・リチャードソン監督の映画「ハムレット」でオフィーリアを演じたことをふと思い出した。その数日前、NHK-Eテレで妙なミュージックビデオを見た。「オフィーリア、まだまだ」というタイトルで、NHKの紹介記事にはこう書かれている。--シェークスピアの戯曲の一場面を描いた「オフィーリア」(ミレイ画)。川に流され溺死を待つばかりの主人公が「背泳ぎは得意」と思い出して力強く泳ぎ出す様子を想像して曲を作った。「♪まだまだ溺れちゃいられないのよ」という歌詞は、ブルーな気持ちになっているすべての人に贈る応援歌!--※絵をクリックするとYouTubeの映像が再生されます。そういえば随分前、ミレーの「オフィーリア」を図鑑か何かで見た時、僕自身がかつて...オフィーリア

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