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イラスト詩「リトルジャガーといちばん最初の魔法」
ねえねえ、知ってる、ある日のこと、 ももかは柔らかなぽかぽかの日差しの中で目を覚ましました。 生クリームが少し固まったような姿勢で目が開きます。 こんな時、ももかは世界がたまらなくうつくしいものに思え
2025/05/25 13:27
イラスト詩「十代の心」
(自然そのもののコントロール不可能な様相が、 よりクリアに見えてくる公園・・・・) 天井にくっついた風船みたいなものだよ それ以上進まない
2025/05/24 18:38
Ωの境界
夢の中で彼は、 「バーチャル・セルフ」になった。 それは詩的な喩えではない。 彼の意識は、量子コンピュータの演算空間に
2025/05/24 10:49
イラスト詩「なんちゃらかんちゃら」
そこにはもう何もないんだぜ。 鋭敏なる神経を有する触角の尖端のような舌も。 (思 い 出―――を・・ 青い水溜まり
2025/05/22 23:41
イラスト詩「decomposition」
夜が静かに降りてくる。 空は一枚の漆黒のヴェルベットに変わり、 星の代わりにネオンの粒が都市の輪郭を刺繍していく。 何の前触れもなく空のバランスが崩れる、 この夜が、静かに編集されていく。 まるでレンズの
2025/05/22 22:37
イラスト詩「春は咲いている」
チャイムが鳴った。 いや、「切断された」と言った方が正確だ。 刃のように細く鋭く、空気を裂いて、 この午後の透明な沈黙を真っ二つにした。 恋に落ちてゆく、 道徳の鎖、因習の鎖、 心を縛っているその人
2025/05/21 23:12
イラスト詩「深層」
夜が、タールみたいに地面に張りついてる。 歩道も車道も、じっとり濡れてて、 靴底が嫌な音を立てるたび、 何か自分がこの街に溶けてくみたいで気持ち悪い。 緊急極秘指令。 繁華街のネオンが、水溜まり越しに
2025/05/21 21:57
イラスト詩「白線」
夜が落ち始めた頃、 駐車場の片隅には、 ひんやりしたアスファルトの匂いが、 ゆっくりと満ちていた。 空を飛べたらいいのにな。 風を切って、旋回して、 帰り道まで迷子になることなく、 一直線の帰巣本能
2025/05/21 20:42
イラスト詩「お、なんか見えんな」
午後の陽ざしが、窓辺に最後のきらめきを落としていた。 そこにも序破急があり、 完成とは違う未成がある。 開いたノートの隅には、無意識に描いた小さな星の落書き。 酔い痴れの妄想さ。 もうすぐ死の灰。 ふ
2025/05/20 23:23
イラスト詩「街灯の光、風、そして行き先のわからない足音」
ねえ、気付いた? 夜が静かに降りてきてさ、 気がついたら、一つだけ街灯がぽつんと光ってたんだ。 あれ、まるで迷っちゃった誰かのために立ってるみたいでさ、 ちょっと切なくなるね。 普遍性の海の腐蝕作用
2025/05/20 22:09
イラスト詩「speak」
霧がゆっくり降りてきて、 なんか、世界が静かになった気がしたんだ。 (You are my destiny...) 偶然自分に属した権利ってやつ。 遠くで誰かが呼んでるような声。 でも、その輪郭はすぐネオンサインの海
2025/05/20 21:09
黄金の仮面と銀の影
足利尊氏が京都に開いた室町幕府は、 政権というより武家たちの利害調整装置だった。 将軍とは名ばかりの“調停者”であり、 守護大名たちは封建制の装いをまとった独立国主。 中央の名において地方を支配するので
2025/05/19 22:22
204
EDM 真夜中0時3分。 冷え切ったビルの谷間を、 鋭く尖った光の弾丸が弧を描きながら横切る。 Do it Do it 都市の流れ星。 それはまるで、星を模した銃口から放たれた未来の閃光。 漆黒の夜空を突
2025/05/18 22:28
203
Until the leaves fall once more 冬の気配が、静かに世界を縁取る十一月。 皮膚の神経線維に堪えがたい刺が触れる。 陽はすでに傾き、空の端には紅と紫が溶け合い、 まるで絹を染め上げる筆の跡のように
2025/05/18 21:26
202
夕方、君の胸が、震える理由 町の外れ、人目に触れぬ森の奥に、 時の流れから置き去りにされたような屋敷が、ひっそりと佇んでいる。 巨大な苔むした木々が鬱蒼と茂るだけでは飽き足らず、 赤茶けた煉瓦の
2025/05/18 16:23
201
君はいない 彼女は、夜の帳がゆっくりと降りるたびに、 心の奥に黒い墨を垂らしたような重い影を感じていた。 胸の中ががらんどうになり涙さえ出ないような悲しみ。 昼間、教室のざわめきの中で彼女に注がれ
2025/05/18 14:52
欠けた朝と満ちる夜 ――カヌースクール篇――
澄み渡る空の青が、湖面にゆっくりと溶け込む。 遠くでかすかに聞こえる鳥の囀り、そして波が岸辺を撫でる柔らかな音。 それで現実性がことごとく抜けてしまって、 ただお伽話の夢の国の光景のようなものになって
2025/05/18 11:20
欠けた朝と満ちる夜 ――料理教室篇――
フクロウカフェを出た後、さすがに鹿子田先輩も、 休日なので用事でもあるかなと思ったら、 「次は何処に・・・行こう・・・」と言う。 催促―――された(?) 街は週末の活気に包まれ、通りを行き交う人々の楽しげな
2025/05/16 23:22
欠けた朝と満ちる夜 ――ランニング&フクロウカフェ篇――
日曜の朝。 折角の休みだが、何もしないのも勿体ない気がして、 軽く運動でもするかと速乾Tシャツとランニングショーツといういでたちで、 公園に向かった。 公園には柔らかい朝陽が射し込み、木々の影が長く伸
2025/05/15 23:35
イラスト詩「Gravity & Light」
以降、「灯台」は変化のない時間のなかに潜伏することになる。
2025/05/14 22:36
言葉が生きる場所
Yo, 眼を閉じろ let me take you deep inside この世界の仕組み、疑問を投げかけながら ride 精神の傷、 皮膚を強靭にした面の皮の不死身。 選ばれたる少数という名の阿呆と悪党。 権力
2025/05/13 22:16
イラスト詩「俺の歌を聴け!」
2025/05/12 22:05
イラスト詩「雨に溶ける」
...いま 触れているもの...へ と... (...試行錯誤でパスワード入力 形式
2025/05/11 23:06
新しい時代の詩
心拍数は更に上がるのに、草原、 獅子の影は遠くなっていく。 ―――手の込んだ代用品、人生の代用品、時間の代用品。 過去それは、イリュージョンの
2025/05/11 16:04
イラスト詩「楽園」
小 さ な 躊 躇 い ―――。
2025/05/10 22:10
風景
“風景”という状態がある、 この未曽有の精密さに真正の治療あれば剥奪の極みをくれよう、 その雅びで
2025/05/10 22:05
プレイ、プレイ
しっとりと濡れた庭は その葉を一枚ずつむしりとるかのように また 根と根がぶつかって お互いの水気や養分を奪い合うように ( みずかさ ) が増して行く みずから・・ ああ、あんなこ
2025/05/10 22:04
夜は寂かに
おそろしくスローモウションに 明暗の鋭い切れ方 ・・・ふつと切れて巻き返す夜の部屋に 僕の視力が戻る 遠慮なく/思う存分
かもちゃん、つまらなさについて語れば
かもちゃんが公園で砂場で寝転がっていた。 子供たちが、ゆさゆさ、すると、顔を向けてきて言った。 「かもちゃん、今日は一日つまんないことをするダロ。 つまんないことは人生哲学の一つダロ。
2025/05/10 22:03
イラスト詩「イケメン」
ピクセル化した朝焼け あの頃僕が買ったコントローラーでは 動かせない Qi規格のワイヤレス充電ができない よくあること それが呪いかも知れないって言ってる 地雷ですってブラウザを閉じる気持ちも
2025/05/10 22:02
ビル管理の話
ビル管理を仕事とする上でやはり資格を取った方がいい。 とある会社では、資格が多いほど資格手当が出るからだ。 上位資格として三種の神器というものがあり、 「第三種電気主任技術者」「ビル管
2025/05/10 22:01
苔の話
苔とは何かといえば、緑色をしていて、 ジメジメしたところに生えていて、苔寺、 神社の境内にあるとか、岩の上とか、川にもあるもの。 「わびさび」とか「君が代」というのも正解だ。 日本の
2025/05/10 22:00
Serendipity
眼が覚めると色硝子の粉のような視界で、 期待していた。 旋律的な情緒、説明
2025/05/10 21:59
ずっと橋を渡りきるあいだ
籤を引いた。 (秘密に、または、ひそかに) -わかりました どうか内緒にして下さい。 -わかりました、わかりましたから、、 来るかな? と思う。――来るかな?
2025/05/10 21:58
マダガスカル
グリーンランド島、ニューギニア島、 カリマンタン(ボルネオ)島に次いで、 世界で四番目に大きい島、マダガスカル島。 約五八.七万平方キロメートルで、これが日本の約一.六倍。 島なんてい
2025/05/10 21:57
イラスト詩「夜の讃歌」
―――ゆらゆらしていた僕等。 、、、、、
2025/05/10 21:56
やさしくて、胸が張り裂けて、世界に愛を叫びたくなるような話
2025/05/10 21:55
What can you see?
歌の中でいくつもの時代がさりげない調子で過ぎてゆく、 僕等を上向きにし、時には下向きにし、横向きにもして―――。 (無)を映す瞳だったらいいな、 『骸骨
2025/05/10 21:54
道
、、、、、、 管理下の奴隷。 それはシステムのアポロンだよと君は言うの?
2025/05/10 21:53
夜の雨
夜の山の獣道を一歩一歩歩き、 収束点はなく、テーマもなく、何処に辿り着くでもなく、 たんにだらだら描き継がれ、 描き継がれるという行為のみに支えられ、 先験的視覚は鰻となりながら不安が身体の一部から融
目蓋の奥で優しい闇
瞳にうつる結晶は、儚く消え・・た―――。 濁 り だ す 恣 意 の 末 路 、 十 六 夜 の 儚 い 恋 物 語 。
2025/05/09 22:07
イラスト詩「咲うもの散うもの」
「賑わうバザールの裏通りの、
2025/05/08 22:24
僕はみんなが幸せになれる方法の一助になればいいと思った
ギロチンみたいに、あいつの首から上と、 あいつの首から下は何回お別れしただろう、 俺の妄想の中。 一年経っても話せる見込みはないし、 二年経っても笑い話になりそうにない、 三年経ったら石の上に隕石だ
2025/05/07 22:03
欠けた朝と満ちる夜 2
5 ―――休日。 特に予定もなく、駅前のショッピングモールをぶらぶら歩いていた。 人間観察はホームズコンテストでは最上級のものだが、 まずはエドガー・アラン・ポーの『群衆の人』を、読もうか・・・?
2025/05/06 23:27
報告
GWの最終日に間に合ったというより、 間に合わせた感がすごく強いな。 本当はあの物語はフクロウカフェへ行ったり、 ピザを作ったり、マジックショーへ行ったり、 名古屋へ出張に行ったりする予定だった。
2025/05/06 22:08
欠けた朝と満ちる夜 3
9 ―――昼休み。 企画・開発部のエリア、コピー機の横には、 使いかけのペンや一時的に置かれた書類が雑然と並んでいる。 紙がなくなったぞー、と誰かが叫ぶが、 補充するのはいつも決まった数人だ。
2025/05/06 21:58
欠けた朝と満ちる夜 1
1 俺の名前は小日向純。 入社半年になる新入社員―――。 中規模ながらも業界内ではそれなりに名の知れた企業。 オフィスビルの十階、 ガラス張りの窓からは絶賛発売中のシティビュー。 ただし、買え
2025/05/06 21:53
無限回帰の祭壇
地方都市の郊外。 石畳の隙間から顔を出す苔の青さが、湿った空気に色を添える。 偽装挿話の中で骨董屋している、 和製宮殿とおぼしき古い屋敷の長廊下を歩けば、 薄暗い光の下で銀色の筋となって浮かび上がり、
2025/05/03 01:41
残響
2025/05/02 12:55
解剖室の異端者
1728年、スコットランドのイースト・キルブライドにて、 十人兄弟の末っ子として生まれたジョン・ハンター。 この少年が後に「近代外科医学の父」と呼ばれ、 あの『ドリトル先生』のモデルにもなったが、 日本の
2025/05/01 22:36
こっくりさん ――オカルトと科学の交差点――
こっくりさんは紙とペン、 硬貨を使って行う狐を呼び出す降霊術であり、占いの一種で、 「狐狗狸」と表記される。 この遊びは現在でも小学生や中学生の間で行われており、 名前や遊び方が地域によって変わること
2025/05/01 10:59
200
花の如く 分かり合いたいって、 願った。 利害を打算し、効果を予測し、 紙一重で躱した、 抽象的な状態で、 今日も、明日も、 具体的でも実践的でもない、 嘘の言葉を並べながら、 でも、信じた、 亡
2025/05/01 00:01
2025年5月 (1件〜100件)
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