八月納涼歌舞伎 於・歌舞伎座
例年歌舞伎座の八月公演は三部制です。二日に分けて観劇しました。まず22日に第三部『狐花』24日に一部『ゆうれい貸屋』と『鵜の殿様』、二部『髪結新三』と『紅翫(べにかん)』『ゆうれい貸屋』働かないので女房に逃げられた桶屋の弥六(巳之助)が芸者の幽霊染次(児太郎)に惚れられ幽霊貸し出しの仕事を始めるが・・・児太郎さんの幽霊が迫力満点で秀逸。『鵜の殿様』暑さしのぎに大名(染五郎)が太郎冠者(幸四郎)に故郷の鵜飼の様子を尋ねると太郎冠者は鵜飼に扮し大名を鵜にしていたぶり始める。それに気づいた大名は役割を一転、飛んだり跳ねたり大暴れ。いやあ面白かった、満足満足。『髪結新三』「ゆうれい貸屋」に続いて弥十郎さんが大家さん。よくお似合い、舞台が引き締まります。凄みがいまいちだけど勘九郎さん、小悪党を大健闘。『紅翫』富士山...八月納涼歌舞伎於・歌舞伎座
2024/08/28 02:41