菜の花やわだかまりなく空晴れて 玉宗 仏道はないものね…
僧となる不思議な月日朧にも 玉宗 明日がない筈…
新到さん、いらっしゃ～い！／その2・じっと我慢の子であるべし
少しづつ頭よくなる木の芽どき 玉宗 立ちッぱなしの…
「新到さん、いらっしゃ～い！／その1・大きな声で存在を知らしめる」
新到の荷を枕辺に朧月 玉宗 宗門には本山のほかに日本…
堅香子の影と寄り添ふ五合庵 玉宗 良寛さまの周り…
生きものの脛に傷ある涅槃かな 玉宗 女性差別問題で揺れ…
犬ふぐり徒食の影がたもとほる 玉宗 前大本山總持寺貫首・…
涅槃図の月が最後に巻かれけり 玉宗 釈尊涅槃の日を慕ってお寺…
春立つやふらりと風の吹く方へ 玉宗 コロナ発生直後からコ…
魚は氷に仏弟子山に上りけり 玉宗 市内にある福祉…
春風やまだ調はぬ空ながら 玉宗 人を変え、人を育てるも…
仏弟子はほとんどをのこ茎立菜 玉宗 禅宗のよく読誦する
忠言も讒訴もならず着膨れぬ 玉宗 民放テレビで日本の首相の優柔不断ぶりを検証するが如き番組があった。出席したパレラー？コメンテーター？の全員が現今の首相を優柔不断とは認めてはいなかったようだが、テーマを主導したメインの心理学者が如何にもステレオタイプなものの捉え方であるのが少し気になった。心理学だけではないと思うが、凡そ「学」たるもの…
早く寝ろ風邪を引くなと喧しき 玉宗 人のこころには人…
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