サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十二弾はジャイアンツコーズウェイ系。量が多いので2回に分けての紹介です。Giant's Causeway はセントジェームズパレスSから愛チャンピオンSまでわずか2か月半の間にGI5連勝を達成して欧州年度代表馬にも選ばれた名馬で、種牡
サイアーラインで辿るオリンピック馬術競技出場馬 - 総合馬術
今年も馬術競技に出場する馬の父系を調べてみました。前回は日本の出場馬だけだったのですが、今年は頑張って出場国すべての馬をリサーチしています。馬術については全く知識がなく、恥ずかしながらオリンピックの馬術競技には総合馬術・馬場馬術・障害飛越の3種目あることす
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百二十四弾はヘイロー系。Halo は仕上がりが早く2歳戦を得意とした父とは違い、5歳になってようやくGIを制した遅咲きタイプでしたが、種牡馬としては名馬*サンデーサイレンスや名牝*グッバイヘイローなど数々の活躍馬を送り出
ブライアンズタイム系 No.2 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百二十三弾はブライアンズタイム系の続き。いきなり出した三冠馬ナリタブライアンはわずか2年で早世、続く年度代表馬のマヤノトップガンは種牡馬としてそこそこ結果を残すも大物産駒には恵まれず、種牡馬の父としてはどうかと
アイビスサマーダッシュはモズメイメイが力強く抜け出し、同レース牝馬5連勝となりました。夏は牝馬と言いますが、同馬の場合は最後の勝利である葵Sから6戦連続で二桁着順が続いていましたから、よくぞ陣営はここまで立て直してきましたね。3歳時はとにかくスピードに任せて
ブライアンズタイム系 No.1 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百二十二弾はブライアンズタイム系。さすがに量が多いので2回に分けて紹介していきます。*ブライアンズタイムは本来ほかの馬を購入予定も金額で折り合わず、その代替として輸入されたのは有名ですが、それが三冠馬ナリタブラ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百二十一弾はクリスエス系。Kris S. 自身は下級ステークス勝ちしかない平凡な競走馬で、種牡馬としても全く注目されていませんでしたが、じわじわと活躍馬を出して注目を浴びると、ついには北米リーディングにも輝く大種牡馬
シルヴァーホーク系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百二十弾はシルヴァーホーク系。Silver Hawk はGIIIクレイヴァンSが唯一の重賞勝ちというような馬でしたが、種牡馬としては有馬記念連覇の*グラスワンダーなど多数の活躍馬を輩出することに成功しました。ただ種牡馬の父とし
リアルシャダイ系/レッドランサム系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百十九弾はリアルシャダイ系とレッドランサム系をまとめて紹介します。*リアルシャダイはGIIまでの勝ち星しかありませんでしたが、種牡馬として桜花賞馬シャダイカグラや阪神3歳Sのイブキマイカグラなど多数の活躍馬を送り出
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百十八弾はロベルト系。Roberto は英ダービーやコロネーションCなどGI3勝をあげた活躍馬ですが、愛ダービーやキングジョージは二桁着順とムラ駆けの傾向も強く、それでもベンソン&ヘッジズゴールドCではあの歴史的名馬 Brigad
ヘイルトゥリーズン系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第は百十七弾はヘイルトゥリーズン系。Hail to Reason は異常なまでの早熟性を発揮した馬で、デビューは何と2歳1月。そもそもこの時期に出られるレースがあったことが驚きですが、2歳9月に故障で引退するまでホープフルSやサプ
今週唯一の重賞である中京記念を制したのは5番人気アルナシームでした。モーリス×ディープインパクトの重賞ウイナーはルークズネスト、ディヴィーナ、そしてジェラルディーナに続く4頭目ですが、数々の良血牝馬に種付けしていることを考えると若干物足りないでしょうか。し
サートリストラム系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百十六弾はサートリストラム系。Sir Tristram は重賞勝ちのない全く平凡な競走馬でしたが、歴史的名繁殖牝馬 Selene のクロスを持つ Sir Ivor 産駒という血統が評価されてニュージーランドで種牡馬入りすると、数々のGI馬を輩
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百十五弾はハビタット系。Habitat はムーランドロンシャン賞などマイルで活躍した馬で、種牡馬としては中距離の活躍馬も出しましたが、それ以上に2歳戦やマイル以下のレースに強い産駒を多数送り出し、短距離向き系統として大
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百十四弾はサーゲイロード系。Sir Gaylord は父と同じく早い時期から活躍しながら故障のためクラシックに出走することができなかった馬で、種牡馬としては英ダービーやワシントンDC国際など大レースを勝ちまくった Sir Ivor
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百十三弾はターントゥ系。ここから第二のメジャー父系に入っていきます。ご存知*サンデーサイレンスや*ブライアンズタイムといった超一流種牡馬を輩出し、日本競馬を根底から変えた系統ということになりますが、日本以外でそ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百十二弾はプルピット系。これにてナスルーラ系はコンプリートです。Pulpit はGIIまでの勝ち星しかありませんでしたが、種牡馬としてはウッドメモリアルSの Tapit をはじめ多数のGIウイナーを輩出することに成功しました。と
エーピーインディ系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百十一弾はエーピーインディ系。A.P. Indy はBCクラシックやベルモントSなどGI4勝をあげ年度代表馬にも選ばれた名馬で、種牡馬としてもプリークネスSなどGI3勝の Bernardini 、ケンタッキーオークスやベルモントSを制した名牝
中央でも2歳重賞が始まり、函館2歳Sで世代初の重賞ウイナーとなったのはキタサンブラック産駒のサトノカルナバルでした。キタサンブラックは初年度からイクイノックス、さらに2年目からソールオリエンスを出して大種牡馬への道を突き進んでいますが、意外なことに今年これが
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百十弾はシアトルスルー系。Seattle Slew は血統も見栄えも悪く脚も曲がっていたという馬で、2万ドル足らずの安値で落札された馬でしたが、デビューするや史上初の無敗のクラシック三冠を含むGI8勝をあげる大競走馬となり、ま
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百九弾はラジャババ系。Raja Baba は競走馬としてはいくつかの下級ステークスを勝った程度でしたが、種牡馬としてはBCジュヴェナイルの Is It True など仕上がりの早い産駒を多数送り出し、Bold Ruler 直仔として What a Plea
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百八弾はボールドビダー系。Bold Bidder はホーソーンゴールドCなどの勝ち馬で、ケンタッキーダービー馬 Cannonade 、ムーランドロンシャン賞の Mount Hagen など欧米問わず活躍馬を出しましたが、代表産駒は何といっても Sec
ワットアプレジャー系/セクレタリアト系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百七弾はワットアプレジャー系およびセクレタリアト系。What a Pleasure はホープフルSなどの勝ち馬で、北米リーディングにも輝いた名種牡馬でした。日本でもGI3勝をあげた*ジャッジアンジェルーチが大きな期待をかけられ社台
ボールドラッド(USA)系/ボールドネシアン系/ボールドラッド(IRE)系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百六弾はボールドラッド(USA)系、ボールドネシアン系、およびボールドラッド(IRE)系をまとめて紹介します。同名でややこしい Bold Lad (USA) と Bold Lad (IRE) ですが、前者は米国の2歳戦の大レースを勝ちまくった名馬で、16
ボールドルーラー系 - サイアーラインで辿る日本競馬2023
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百五弾はボールドルーラー系。それではナスルーラ系最後の分岐に入っていきましょう。Bold Ruler はプリークネスSやウッドメモリアルSなど32戦23勝の成績を残した名馬で、種牡馬としても大成功を収め、計8度の北米リーディン
プロキオンSはダートで圧勝続きのヤマニンウルスがここも楽勝でデビューからの連勝を5に伸ばし、重賞初勝利をあげました。デビュー時から大いに期待された馬がようやく一つの形になったわけですが、もちろん同馬のポテンシャルからすればここはまだまだ通過点でしょう。とに
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百四弾はコジーン系。Cozzene はBCマイルの勝ち馬で、種牡馬としてはBCターフの*ティッカネンやBCクラシックの Alphabet Soup など多数の活躍馬を送り出して北米リーディングにも輝きました。もともと米国のグレイソヴリン系
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百三弾はカロ系。Caro は仏2000ギニーなどを制した活躍馬で、父*フォルティノが日本に輸入された後も欧州に残って種牡馬入りし、仏リーディングに輝く活躍を見せ父系を繋ぐことに成功しました。後継種牡馬としても仏ダービー
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百二弾はフォルティノ系。*フォルティノはアベイドロンシャン賞などの勝ち馬で、11歳時より日本で種牡馬入り。輸入後に祖国で名種牡馬 Caro が出て父系を繋ぐお決まりのパターンですが、日本でも毎日王冠など重賞3勝をあげた
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百一弾はソヴリンパス系。Sovereign Path はロッキンジSなどを制した快速馬で、種牡馬としても仕上がりの早いスピードを伝えて父系を大きく発展させました。日本にとってのグレイソヴリン系のスタートはこの系統で、ミドルパ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ、記念すべき第百弾はトニービン系。ここでようやく全体の折り返し地点というところですので、気長にお付き合いをお願いします。*トニービンは凱旋門賞などGI6勝をあげたイタリアの歴史的名馬で、種牡馬としても二冠牝馬ベガ、
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十九弾はゼダーン系。*ゼダーンは仏2000ギニーなどの勝ち馬で、仏2000ギニー親子制覇となる Kalamoun などを出したのちに14歳で日本に輸入されましたが、エリザベス女王杯のキョウワサンダーや最優秀障害馬にも選ばれたヤマ
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サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十二弾はジャイアンツコーズウェイ系。量が多いので2回に分けての紹介です。Giant's Causeway はセントジェームズパレスSから愛チャンピオンSまでわずか2か月半の間にGI5連勝を達成して欧州年度代表馬にも選ばれた名馬で、種牡
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十弾はハーラン系。Harlan は初めて重賞に出走したのが4歳時、5歳時に人気薄で勝ったGIヴォスバーグSが唯一の重賞勝ちという馬で、種牡馬としてもフロリダダービーなどGI3勝をあげた Harlan's Holiday 、およびハスケル招待Hな
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百九弾はテイルオブザキャット系。Tale of the Cat はGII時代のキングズビショップS勝ち馬で、種牡馬としてアーリントンミリオンなど芝GI7勝をあげ古牡馬チャンピオンにも選ばれた Gio Ponti 、ウッドメモリアルSなどGI2勝をあげ
函館記念は10番人気のヴェローチェエラがあのサッカーボーイのレコードを破って勝利し、重賞初勝利をあげました。ここまでどちらかというと長距離タイプとしてローテーションを組まれてきた印象ですが、この走りを見せられるとこの先の選択肢がかなり広がりますね。ラジオNIK
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百八弾はフォレストリー系とバーンスタイン系をまとめて紹介します。Forestry はキングズビショップSの勝ち馬で、北米並びに南米各国にシャトル供用されており、多数のGIウイナーを送り出すことに成功しました。もっとも有名な後
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百七弾はストームキャット系の続き。全盛期には最高で50万ドルの種付け料が設定されるなど、歴史的な大成功を収めた Storm Cat ですが、現在のストームキャット系の主流と言える Into Mischief の祖である Harlan 、および Scat D
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百六弾はストームキャット系の続き。国を問わず成功種牡馬を次々に送り出している偉大な系統ですが、中でも南米、特にアルゼンチンでの成功が目立つ印象ですね。当然お国柄それほど経済的に豊かではないので、導入される種牡馬も
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百五弾はストームキャット系の続き。これだけ欧米および南米、オセアニアでも活躍馬を輩出している系統ですが、日本での Storm Cat 産駒は勝ち馬率こそ極めて優秀だったものの、50頭以上走ってJRA重賞ウイナーは1頭だけで、あまり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百四弾はストームキャット系。ダンジグ系に続くノーザンダンサー系の主流系統ですが、やはり細かい分岐が多く、全部で4回に分けての紹介となります。Storm Cat 自身は2歳GIヤングアメリカSが唯一の重賞勝ちで、チャンピオンには若
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百三弾はスニッツェル系。*スニッツェルはGIオークリープレートが唯一のGI勝ちと競走馬としては超一流レベルではありませんでしたが、種牡馬としては3頭のゴールデンスリッパーS勝ち馬をはじめ20頭以上のGIウイナーを送り出すこと
米子Sが重賞格上げとなって施行されたしらさぎSですが、オークス馬カムニャックの兄キープカルムが重賞初勝利をあげました。さすが血統馬というところですが、ロードカナロア×サクラバクシンオーという血統ながらまだスプリントは未出走ですね。この先出走することはあるで
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百二弾はリダウツチョイス系。Redoute's Choice はブルーダイヤモンドSなどGI4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すことに成功し、豪リーディングにも3度輝きました。さらに種牡馬の父としても成功し、G
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百一弾はショワジール系およびマスタークラフツマン系をまとめて紹介します。Choisir はオーストラリア産馬で、豪GIライトニングSを勝ったほか、後に英国でGIゴールデンジュビリーSを勝ちました。種牡馬としても同じく豪GI勝ちか
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ、記念すべき第百弾はデインヒルダンサー系。節目の回ですが、全体で見ればまだまだ折り返しを少し過ぎたところというところで、もうしばらくお付き合いをお願いします。Danehill Dancer は2歳GIを2勝したものの、3歳以降はさっぱり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十九弾はファストネットロック系。Fastnet Rock はライトニングSやオークリーSを制したスプリンターで、種牡馬としても大成功を収め、豪リーディングにも輝きました。産駒は自身のようなスピードタイプも多かったですが、中には
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十八弾はエクシードアンドエクセル系。Exceed and Excel はドバイレーシングクラブCなど豪GI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としては欧州・豪州両方で供用され、ムーランドロンシャン賞などGI3勝をあげた Excelebration 、サイアー
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十七弾はダンシリ系。Dansili は重賞を3勝したものの、GIは2着が最高で母 Hasili の産駒としては目立つ実績ではなかったのですが、種牡馬としては凱旋門賞の Rail Link をはじめ多数のGI馬を送り出すことに成功し、きょうだいの
上半期の総決算、宝塚記念はメイショウタバルがまんまと逃げきり、ゴールドシップ産駒の牡馬として念願の平地GI初勝利をあげました。鞍上は武豊J、オーナーは松本氏、そしてトレーナーは石橋守師ということで、20年来の競馬ファンにはたまらない組み合わせとなりましたね。し
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十六弾はコディアック系とホーリーローマンエンペラーをまとめて紹介します。Kodiac は重賞勝ちすらない平凡な競走馬でしたが、Invincible Spirit の半弟という良血から種牡馬入りし、多数のGI馬を送り出しました。さらにその天
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百二弾はフォルティノ系。*フォルティノはアベイドロンシャン賞などの勝ち馬で、11歳時より日本で種牡馬入り。輸入後に祖国で名種牡馬 Caro が出て父系を繋ぐお決まりのパターンですが、日本でも毎日王冠など重賞3勝をあげた
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百一弾はソヴリンパス系。Sovereign Path はロッキンジSなどを制した快速馬で、種牡馬としても仕上がりの早いスピードを伝えて父系を大きく発展させました。日本にとってのグレイソヴリン系のスタートはこの系統で、ミドルパ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ、記念すべき第百弾はトニービン系。ここでようやく全体の折り返し地点というところですので、気長にお付き合いをお願いします。*トニービンは凱旋門賞などGI6勝をあげたイタリアの歴史的名馬で、種牡馬としても二冠牝馬ベガ、
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十九弾はゼダーン系。*ゼダーンは仏2000ギニーなどの勝ち馬で、仏2000ギニー親子制覇となる Kalamoun などを出したのちに14歳で日本に輸入されましたが、エリザベス女王杯のキョウワサンダーや最優秀障害馬にも選ばれたヤマ
ラジオNIKKEI賞は Farhh 産駒の英国産馬*オフトレイルが豪快に差し切り、重賞初勝利をあげました。ヌレイエフ系としては昨年の*シンエンペラーに続く重賞勝利となりましたが、その前ということになるとチェレブリタの京都牝馬特別までまで15年近くさかのぼることになりますか
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十八弾はグレイソヴリン系。プリンスリーギフト系と並んで日本に非常になじみ深い系統ですね。Grey Sovereign 自身は一介の重賞ウイナーといったところで、その期待は英ダービーを勝った半兄*ニンバスに及ばなかったのです
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十七弾はレインボウクエスト系。Rainbow Quest は凱旋門賞(繰り上がり)などを制した活躍馬で、種牡馬としても英ダービーの Quest for Fame 、凱旋門賞の Saumarez など多数のGI馬を送り出すことに成功しました。日本で走っ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十六弾はキャンディストライプス系、ラーイ系、ナシュワン系をまとめて紹介します。Candy Stripes は競走馬としては平凡でしたが、アルゼンチンに輸出されて大成功を収め、アメリカに逆シャトルされる大種牡馬へと上り詰め
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十五弾はブラッシンググルーム系。レッドゴッド系の本流中の本流で、今も残る直系はほぼこの Blushing Groom を経由した系統ということになります。Blushing Groom はロベールパパン賞、モルニ賞、サラマンドル賞、グランク
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十四弾はレッドゴッド系。Red God はリッチモンドSなどを制した程度の並の重賞馬というところでしたが、20歳を超えて産駒の Blushing Groom が仏2歳GIを総なめにし、翌年の仏2000ギニーも制したことから歴史にその名を残し
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十三弾はシャーリーハイツ系。Shirley Heights は英愛ダービーを制した活躍馬で、種牡馬としても仏ダービーの Darshaan などを出して成功し、ミルリーフ系の本流として障害が中心とはいえ今でもそれなりの勢力を保っていま
久々の京都開催となった宝塚記念を制したのは3番人気ブローザホーンでした。あいにくの雨模様で重馬場での開催でしたが、ここまで不良馬場を含め道悪で4勝をあげていた同馬にとっては恵みの雨だったようで、他馬が伸びあぐねる中、大外を豪快に差し切って勝利をもぎ取りまし
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十二弾はミルジョージ系。*マグニテュードと並ぶミルリーフ系の成功種牡馬で、*ミルジョージ自身は故障のため競走馬として大成することはできませんでしたが、種牡馬としては特に地方で圧倒的な成績を残し、地方リーディン
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十一弾はミルリーフ系。Never Bend が残した最高傑作で、英ダービーや凱旋門賞など当時の欧州の大レースを総なめにし、欧州最強馬の1頭にも数えられる歴史的名馬です。種牡馬としても大成功を収め英愛リーディングにも輝く
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十弾はブレイヴェストローマン系。*ブレイヴェストローマンは米GII勝ち馬ということで競走馬としての実績はそこそこといったところでしたが、とにかくタフさが売りのパワータイプで、JRAダートリーディングに7度輝く大活躍
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十九弾はネヴァーベンド系。Never Bend はクラシックでは一歩足りない早熟快速馬というような馬でしたが、種牡馬としては欧州最強馬の1頭、Mill Reef を出すことに成功し、英愛リーディングにも輝きました。さらに Mill Ree
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十八弾はサクラユタカオー系。サクラユタカオーは天皇賞(秋)など重賞4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としてもスプリンターズS連覇などスプリント戦ほぼ負けなしのサクラバクシンオー、安田記念やマイルチャンピオンシップを制
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十七弾はトウショウボーイ系。トウショウボーイはTTGの一角として皐月賞や有馬記念、宝塚記念を制すなど大活躍した馬で、種牡馬としても三冠馬ミスターシービーをはじめ多数の大レース勝ち馬を送り出し、内国産馬として当時
今週はJRAの重賞競走がマーメイドSだけという少々寂しい状況でしたが、4番人気のアリスヴェリテが軽量を活かしてまんまと逃げきり、重賞初勝利をあげました。鞍上の永島まなみJはテン乗りでの出走だったのですが、見事勝利に導いてうれしい重賞初勝利。これでJRA所属の女性騎
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十六弾はテスコボーイ系。*テスコボーイはクイーンアンSなどの勝ち馬で、プリンスリーギフト系種牡馬として初めて日本で供用されましたが、これが超の付く大当たりで、瞬く間に日本のトップサイアーに上り詰め、その後のプ