柳居子徒然

コロナの影響

毎朝出掛ける珈琲屋の近く、堺町三条上がる 元酒造会社の営業店舗だった大きな土地が、メモリアルとなる酒屋の社屋の一部分残して、雰囲気の有る黒を基調としてホテルに生まれ変わった。勿論新築部分が大きいのだ

2020/05/30 08:52

排尿譚

随分前 写真週刊誌に『フォーカス』と言う雑誌が有った。表紙絵を極く親しい人が描いていた事も有って、毎号欠かさず近所の本屋さんが届けてくれていた。某年某日の写真記事に 有力な国会議員でもあつた『中川一

2020/05/29 10:26

殺人犯 生き残りの不条理

放火・殺人傷害で、三十六人の死者を含む数十人の被害者を出した 京都アニメ会社事件の実行犯が、311日めに逮捕された。本人も重傷を負い治療中だったという。事件の概要は、今迄度々報じているから 重ねて書

2020/05/28 10:19

日照りと日取り

市立芸術大学学長や 日文研（国際日本文化研究センター）の所長を務められた 梅原猛氏は、自分だけが讀み下す事の出来る独創的な字の書き手だったそうだ。数多くの出版物は、編集・校正者泣かせの判読不可能の元

2020/05/27 10:20

ネットの ご紹介客

昨日 初めてお迎えした客人は、学生さんか、社会人かの見定めのつかない世代。ぼちぼち孫の世代かと思われる体躯の大きい髭の濃そうな人だった。 例によって 仕事上のジェレネーション・ギャップを こちらから

2020/05/26 12:33

コロナ小考 賭け

色々な情報に 皆が一喜一憂する 今回のコロナ大戦。 いつ果てるとも 予測・予断を許さないが、国は緊急事態宣言を今日・明日にでも解除する方針の様だか、此の侭終息すれば其れに越した事は無いが。 元々 今回

2020/05/25 07:11

うらやましい

着る物・身に付けるもので、自分が持っていないものを、他人が持っていることを、うらやましい等と余り思った事が無いが、若い人の活発なアクションとか 新しい事を直ぐ自分の物に取り込む事の出来る 柔軟な頭な

2020/05/24 09:51

コロナ小考 其の四

京都・大阪・兵庫の三府県に出ていた コロナ対策緊急事態宣言が解除された。 全く安全というレベルには未だ程遠いとは思うが、諸々の活動がようやく動き始めたという段階。 コロナウイルス禍発生前の状態に戻るに

2020/05/23 09:58

交遊録 栗塚旭さん

栗塚旭さんとの交遊も、随分長くなった。最初にお眼に掛かったのは、鴨川二条畔 ホテルフジタの地階に在った『石水』というバーだった。最下段カウンター席に座っていた柳居子のすぐ後ろの席に女性3人と着席して

2020/05/22 13:07

スタンス

明確な主義主張がある訳では無く、只見たり聞いたり思い付いた事を書き連ねて随分の歳月が流れた。 〖徒然なるままに 日暮パソコンに向かいて〗というキャッチフレーズで始めたのだが、何故長きにわたって続いて

2020/05/21 11:01

命の軽重

いつまでも生き長らえる命と云うのは無い。『命有るもの 必ず滅する』は。哲理。宗教も 日常の些末な営みも、命が有るか 無いかが大前提。死後の事を説くと言っても 今 命ある人に垂れる言葉以外の何物でもでも

2020/05/20 11:53

伝統

途切れず、絶やさずに守り続ける事に、京都の人は異様 他には無い拘りを持つように思う。 近所に出来た抹茶スイートの店静岡からの出店らしいが、暖簾に大きく1907年（明治40年）創業を高らかに謳っている

2020/05/19 11:20

歌手より長生き 作詞作曲家

流行り歌と言うのは、何れ廃れ歌となる定めが有ろうかと思う。NHKの早朝歌番組を、寝床で屈伸体操をしながら聞いていて、ふと気づいた事がある。流行り歌 唄い手 歌手が主役であることは言うまでも無いが、どれ

2020/05/18 14:12

貫録

『貫録』という言葉 辞書を紐解くと 「身に備わった威厳とかおもみ・ 身体 人格から感じられる人間的な重々しさ。」と云うような説明がされている。 この時代オンラインを使って自宅で仕事が出来て、少なくと

2020/05/17 09:27

接客会話 其の三

年配のお客様が多い柳居子の店で、交される話題は。当然の事ながら 昔は良かったという 懐旧談が多い。 苦労した事は忘れ 楽しかった事を色濃く覚えているというのも、人間が長く生きながらえる身に付いた 一

2020/05/16 14:01

責任不在時代

『失敗が有っても、儂が責任を負うから、皆 頑張ってくれ。』 田中角栄氏が 大蔵大臣に就任した時 大蔵官僚を前に訓示の結語と言われている。又 大臣室の扉を開け放ちにする 誰でも意見の有るものは役職関係

2020/05/16 12:21

幻の葵祭

コロナ騒動が無ければ、 今の季節の京都は？ と言う事を書くとすれば、やはりコロナ関連記事と言う事になるのだろうか。 青葉・若葉の季節 京都の五月は、祭りに始まり ずっと其れが月中何処かで続けられ

2020/05/15 10:10

人脈

時々 本サイトの読者から『大変な人脈を築かれましたね。』とか、『京都の限られたエリア 客を待つ仕事をしていて、随分多くの人と交遊が有るのですね。』と人脈とか出逢いの多さを言われると戸惑う そう言う思

2020/05/13 07:23

コロナ小考 其の三

東京都内でのコロナウイルス罹患率が30％台に達したという数値が発表された様だ。集団免疫力を付けると言われる数値に近付いてきたと思う反面 今迄発表してきた数値と言うのは 一体何の数字だったのか 公式とか

2020/05/12 09:50

手が洗えない

読売歌壇 栗木京子さん選の筆頭に、 『長嶋茂雄さんと 握手したから洗わない なつかしきかな 泡をたてつつ。』 ≪憧れの人と握手をしたから、手は洗わない。そう思った日は今も輝いているが、ウイルス感染

2020/05/11 13:45

頂きもの

ブログのプリント版何枚かと 交換で頂いたリーフレット 『STAY HOMEの眠り方』 自宅待機とか オンラインの会議 授業 ・・・・ コロナ騒動が一段落しても 従前の生活スタイルが、確実に変化すると

2020/05/10 09:35

長髪考

若い頃 同業者仲間と 『人間の頭には、何故髪の毛が生えているのか？』根源的少々哲学的な議論を交わした事が有った。 『大事な頭を守るため』と言う論に対して『坊主は生涯ツルツルに剃りあげて頭守る毛が無く

2020/05/09 09:52

専門家不在の 日本のコロナ対策

政 (まつりごと)は、我々がこの人ならと託した人が、託された多くの人の意に沿うような形で為されるものだと基本的には考えているのだが、諸々 次から次にと起る事象に対して、託した人がちゃんと働いているか等

2020/05/08 10:15

連載

人（他人）が読む事を前提に，途切れる事無く 文を書き続けると言う事を十四年間以上続けているのだが、今日は何も書く事が無いと 呻吟（しんぎん）うめき苦しむ様な事は無かった。しかし時間が来ればスラスラと

2020/05/07 09:39

自粛

自粛という言葉も、今年の流行り言葉の一つになると思う。 町を歩いていて「自粛休業」の張り紙がいたる所 軒並みに見受ける。 自分自身で 自分の行いを律するとか 慎むという意味の言葉では有るが、今回のコ

2020/05/06 09:50

名は歳を表わす事も有り

何十年も前の話し 鋏と剃刀を手にして 一応の体裁が整ったと思われる頃 又接客会話の最重要点は、相手の関心の深い所にどれだけ近づけるか 先ず相手に関心を持つ事と考え お客さんの電話番号や誕生日を頭に叩

2020/05/05 07:20

禍福

史記の南越列伝に、『禍福は糾(あざな)える紐(ちゅう)の如し』という一文が有る。糾えるは、縄を縒(よ)り合せるの意味が有る。禍が巡り廻って福の因になったり。福が逆に禍を招来する 禍福が絡み合って世の中は廻

2020/05/04 17:18

厚生労働省 結核感染症課

行政改革の要諦は、定めた法が 制定時の当初目的を果たして、役目を終えたら 其の法を閉じる事 其れが一番肝心と、或る人に話した事が有った。 法を作る時は、目的が有り、其れが機能してシステムとして定着す

2020/05/03 10:57

些事 町の風景

毎朝出掛ける珈琲屋が営業自粛してから もう二週間程経った。朝のスタートを遅らせばよいのだが、相変わらず 始発のバスに乗り込んで一日がスタートする。 5時34分 今の季節 空は完全に明けて、夜の気配は全

2020/05/02 08:02

コロナで、一変した人

コロナ騒動が 起らなかったら、順風満帆・用意万端 今頃は華やかな世界のひのき舞台に登る事を心待ちにしていたと思われる人が居る。東京オリンピック2020の主催国総理大臣安倍晋三氏である。 政治家は一寸

2020/05/01 11:04