私と先生、両方の視点で書いてます。 二人だけの秘密の関係。。
高校に入ってすぐに出会った2人。。 色んな壁を乗り越えてきた。 別れようと何度も思った。 私の気持ちはもちろん、先生にも話を聞いて 先生のありのままの気持ちも記します。
2008年2月
<悠の心>(相変わらず校長の話長いな・・)悠は校長の話を耳に入れつつ貧乏ゆすりをしそうになるのを抑えていた。(1年生の副担任かあ)悠の頭にさっきの女の子の姿が浮かぶ。桜の花びらを肩に乗せて木を仰いでいる姿・・僕に見せなかった笑顔・・やっと校長の話が終わったようで急いでお辞儀をした。「E組の担任は・・小谷百合子先生です」隣に座っていた小谷先生が立ち上がってお辞儀をした。小谷先生は2年先輩で去年も悠の副担任とペアを組んでいた。(次か・・)「…橋本悠先生です」(おねがいします)悠は心の中でつぶやきながらお辞儀をする。入学式が終わり新入生を引き連れて教室に誘導していく。(1回やってみたかったんだ・・これ)上級生は案内する必要がないため、悠はこの引率をした事がなかった。新入生が自分の席に着き、小谷先生が話をしている。(自...第2話1時間後の再会~悠~
初めての方はお知らせ・1話からお読みください。<姫香の心>(あぁあ~長いよ話ぃ・・)姫香は体育館の前から3列目のパイプ椅子に座っていた。10クラスある中で幸運にも梨香と同じクラスだった。今にも死にそうなオジイチャン校長が同じ話を延々と話している。。(梨香寝てるし・・)約30分喋り続けた校長に代わって偉そうな教頭が喋り始めた。「えぇ~では1年生の担任と副担任を紹介していきます。」(どーでもいいや。誰になったからよかったトカ分かんないし)姫香は自分のクラスの担任が紹介されるまで髪の毛をいじっていた。「それでは、1年E組・・担任は小谷百合子先生です。」お辞儀をしたのはショートカットの上品な先生だった。(結構よさそーな先生・・)「副担任は・・橋本悠先生です。」(・・・!!!)姫香は目を疑った。(先生だったんだ・・アノヒ...第2話1時間後の再会~姫香~
初めての方は、お知らせを読んでからからお読みください。<悠の心>「またこの季節か・・」悠はこの青葉高校に赴任してから4年目に入る。そして、今年初めて1年生の副担任を任せてもらえることになったのだ。入学式の準備が終わり、気晴らしに校舎の外に出た。(あったかくて寝そうだな・・)今年は例年よりも温かく、もう桜が散り始めている。悠がこの高校にやってきてすぐの頃、藤田先生に体育館横の桜の伝説について聴いたことがある。信じている訳じゃないが、気晴らしにその木を見に行くのが習慣になっている。「え・・・」思わず声を出してしまった。『この桜は毎年1組のカップルを作る。』この伝説を聞いたときは正直意味が分からなかった。この桜は学校の中でも人通りが多いところに立っている為、常に誰かしらこの桜の前を歩いている。その桜の木の前で2人っき...第1話出会い~悠~
初めての方は、お知らせを読んでからからお読みください。<姫香のココロ>「ふわぁ~まだこんな時間かぁ。。」カーテンを開けると白い光が部屋いっぱいに差し込んだ。「いい天気ぃ♪よしッ!!」姫香は気合を入れてから真新しい制服に袖を通して自分を鏡に映してみた。(スカート短いかなあ・・まあこんなもんだよねッ)髪型を整え、メイクをして意気揚々と家を出た。まだ時間が早いせいかゴミを捨てているオバサンと犬の散歩をしているおじいチャンしか見当たらない。公園の前を通り階段を下りたところに姫香が今日から通う青葉高校がある。青葉高校は県立高校でさまざまな所から受験者が集まってくる。幸い姫香はまじめな中学校生活を送ってきたため推薦で家から15分のこの青葉高校に合格することが出来たのだ。姫香は正門の前に立って校舎を見上げて微笑みある場所へ向...第1話出会い~姫香~
はじめまして。姫香はもーすぐ卒業する高校3年です。高校に入学して先生に出会って恋に落ちました。思い返すとたった3年間なのにたくさんの事がありました。。そしてその先生との日々を卒業の記念として語っていこうと思ってこのブログを作りましたッ♪みなさまに感じてもらいやすいように「先生」と「私」の心の中をそれぞれ描いていこうと思います。。(先生の心は、先生から話を聞いて書いたものでほぼ事実そのままです。)このブログは先生との交際を勧めるものでも否定するものでもありません。中傷などはご遠慮いただきますようお願いいたします。また、アダルトな表現をしてしまう事もあると思います。もし嫌な方は、「第〇話~・・・・~(*)」という風に(*)のマークを付けるようにするので、飛ばして読んでもらえたら幸いです。また個人情報保護のため、個人...はじめにッ
2008年2月
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