ペテルブルグにある世界三大美術館の一つ『エルミタージュ美術館』で暮らすネコたちの様子をお届けします
2020年11月11日(水)ふくちゃんが旅立ちました。自力で立てなくなり、食事も水も飲めないようになってから6日目のことでした。保健所で殺処分になるところをボランティアさんに助け出された子でしたので、享年「?」歳のまま。一緒に暮らした歳月は、2008年12月から2020年11月まで。うちに迎えたときには、すでに立派な成猫でしたので、たぶん、15~16歳であったのかと思います。駐在先のロシアにも一緒に行って、約2年間ともに過ごしました。その後、生まれた私たちの(人間の)子供たちにも会ってもらうことができました。5歳になる息子には、もう死というものが少し理解できるようで、火葬場での最後のお別れのときには涙を流して泣いていました。2歳半の娘は、まだよく状況が分からないようです。腎機能に障害があるといわれてから約12年...<ふくちゃん、さようなら。そして、ありがとう!>
みなさま、大変ご無沙汰しております。ふく子は、だいぶ、おばあちゃんになってきましたよ^^たいへんご無沙汰しております。
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特集ドキュメンタリー 「エルミタージュの猫たち~女帝と猫と名画の奇妙な物語」
みなさま、新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます!さて、突然ではございますが、エルミタージュのネコたちが登場するドキュメンタリー番組が作製されました。放映は、BSプレミアムで、9月19日(水)午後9:00~9:59となっています。私も、ほんの少しだけお手伝いさせていただきましたが、どんな風に仕上がったのかは、全く知りませんので、楽しみにしていますし、ちょっと怖くもあります。番組って、色んな人たちの思惑が重なり合って、できているみたいですので。。。番組紹介はこちらから!特集ドキュメンタリー「エルミタージュの猫たち~女帝と猫と名画の奇妙な物語」
ヘルシンキのヴァンタ空港にて。ふくちゃん含め家族2名と1匹は、4月25日無事に帰国いたしました。しかし、ふくちゃんのロシア出国、日本入国の手続きはドキドキの連続でした。書きたいことは山ほどあるのですが、取り急ぎ日本での生活拠点の構築から始めています。いずれにせよ、日本の生活に慣れるまでちょっとリハビリが必要なようです。。。再び空の旅人となったふくちゃん。ヘルシンキでのトランジットを含め、サンクトペテルブルグを出発してから全行程約16時間。さらに成田空港到着から自宅までの約2時間。往路同様に全くの飲まず食わず。トイレもなし。そして、ほぼ一睡もせず。。。もちろん、飛行機のエンジンの轟音やアップダウンの際の気圧の変化などには怖がっていましたが、特に大きく体調を崩すこともありませんでした。実家でようやくキャリーから出す...帰国。
明日、3月26日は、エルミタージュ美術館恒例の『三月猫の日』。12:00から冬宮中庭にてオープニング、19:00から屋根裏で絵画展示会と表彰式。それ以外は不明。細かいこと気にしないロシアっぽくて素敵(?)。『三月猫の日』
牛ちゃんは、なんでも興味津々。カメラが気になるらしく、人間の後というよりもカメラの後をついてくる。だから、他のネコを撮っていても、あっちこっちに牛ちゃんが写りこんでいる。近すぎだし、邪魔してるし。。。好奇心
真っ黒なので、なかなか表情が分かりにくいけど、この子は人に構ってもらうととっても嬉しそうな表情をする。今回の撮影では、最初から最後までずっと私たちのあとをついて周ってくれた。エルミタージュの地下室には、人の愛情に飢えたネコたちも多い。挨拶。
夕飯。
「面白い顔の子が入ってきたわよ。」とタチヤナさん。大柄な茶色のネコだった。我が家のふくちゃんの4倍近くある。顔が大きい!しかも、とても人懐こくて、甘えん坊。撫でられるの大好き、ブラッシングも大好き。甘えん坊の巨漢。
この子は、初めてここに入ったときに出会った牛柄のネコである。「いやぁ、久しぶりだね。大きくなったね。」と言ったら、タチヤナさんは「あら、この子は大きくなってから、ここに来た子だわよ。」と言う。1000匹以上近くのネコを見ているだけあって、いちいち判別はつかないのだろう。その必要もないかもしれないし。生徒が先生のことをよく覚えていても、先生は生徒一人一人を覚えているとは限らないのと一緒。(もちろん悪い意味でなく)でも、この子の尻尾の先が白いのが、ウッシー(誰それ?)の証^^「性格はいいのに、誰も里親になってくれないのよねぇ。。。」とタチヤナさん。もっと大きくなったよ。
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