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2007/11/02

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  • 黴(かび)を歌う(7040)

    金曜日は午前中に声楽のレッスンがあった。水曜日、ふと気がついた。なぜかレッスンは来週だと思い込んでいたのだ。木曜日の午前中はモーツァルトのレクイエムの練習があり、休むわけにはいかない。午後は鉄工所のアルバイトをする予定だったが、急きょ変更してもらった。レッスンで歌うのは、橋本国彦の「黴(かび)」と「セレナーテ」。「セレナーテ」は秋の門下生コンサートでは歌わないが、喉の調整用である。木曜日の午後、「...

  • 36℃(7039)

    さすがに36℃ともなると、畑仕事どころか、家の外へ出ようとも思わない。そう思いながらも、草刈りの続きをしなければならないので、朝から畑へ行った。とはいえ、さすがに長時間は無理である。1時間だけ作業をして、9時には切り上げた。その時点で、車の外気温表示はすでに35℃だった。シャワーを浴び、スーパーで食材を買って帰宅した。もう36℃を超えている。車から降りると、まるで厚い毛布を一枚かぶせられたような暑さである。...

  • 練習を休むなんてけしからん(7038)

    「練習を休むなんて、けしからん」と思っている。今朝は6時に家を出て、すき家に寄って朝飯を食い、畑に来た。着替えながらカレンダーを見ると、15日(水)のところに「OEK」とある。「そうだった。水曜日はOEKの練習日だった。忘れて出れんかった!」スマホのカレンダーを見ても、練習の予定は入っていない。あーあ、情けない。練習を休む人を「けしからん」と思っている自分が、練習を忘れていたのだ。そう思っていると、友人か...

  • スキャナーでデータ処理のアルバイト(7037)

    後輩のカウンターテナーは鉄工所の会長である。彼から、40年分の設計図や写真などの資料を、紙からスキャナーで読み取ってデータとして保存してほしいと頼まれた。会社には事務員もいるが、こういう仕事は本来の事務作業と重ならないように、外部のアルバイトに任せた方がいいということらしい。自分としても、ちょうど小遣い稼ぎになるので引き受けることにした。資料はキャビネットの3段分。40年分の工事関係の書類が、一つの工...

  • 年寄りの昔話(7036)

    お墓参りの帰りに、畑の水やりに寄った。妻が野菜を収穫している間、同行した義姉と話をしていた。何がきっかけだったのか、シリアの食べ物の話になった。シリアでは、この時期になると一年分のトマトペーストを作る。各家庭の玄関前に大きな鍋を出し、トマトを煮込むのだ。町のあちこちからトマトを煮る匂いが漂い、町中がトマトの匂いになる。そんな話をした。帰宅してから、ふと考えた。なぜ、あんな話をしたのだろう。先日のコ...

  • 森のうたコンサートのお知らせ(7035)

    石川県立音楽堂開館25周年記念スペシャルコンサート岩城宏之 没後20年メモリアル日時 2026年10月22日(木) 19:00会場 石川県立音楽堂コンサートホールオーケストラアンサンブル金沢「交響曲45番」(ベートーベン、編曲山本直純)「森のうた」(ショスタコービッチ、日本語版)演出・出演 野村萬斎指揮 山田和樹テノール 加藤宏隆バス 宮里直樹合唱 東京混声合唱団 OEK合唱団 「森のうた」児童合唱団チケ...

  • お墓参りとキリコ(7034)

    お盆のお墓参りに行った。両親と妻の両親、それぞれのお墓をお参りした。8月には父方の祖父の墓に行く予定だ。母方には墓がない。墓地へ行くと、あちこちの墓にキリコが立てられている。石川県ではお盆になると墓前にキリコを飾る風習がある。自分の家の墓にも、姉や妹、いとこたちが供えたキリコが毎年並ぶ。墓石の両側にはキリコを立てるための穴があり、管理人が竹の棒を立てて取り付けてくれる。200基ほどあるお墓のうち、1/3...

  • じじいライダーの夢(7033)

    36歳のとき、中型二輪免許を取得し、すぐにカワサキのバルカン400を買った。きっかけは、映画『イージー・ライダー』だった。主人公がアメリカンタイプのバイクにふんぞり返るように乗る姿が妙に格好よく映り、いつか自分もあんなバイクに乗ってみたいと思ったのである。当時はホンダやスズキからも400ccクラスのアメリカンが出ていた。勤務先の近くに小さなカワサキのバイクショップがあって、ふらっと立ち寄って店主と話をしてい...

  • 立ったまま歌う(7032)

    なにわコラリアーズのことを書いたが、本当に書きたかったのは団の紹介ではない。あの5年間の経験を通して、自分の合唱に対する考え方が大きく変わったということである。現在は5つの合唱団で歌っている。練習では譜面台を使って立ったまま歌っている。他のパートの練習になると座ることもあるが、立ったり座ったりを繰り返すとかえって疲れるので、そのまま立っていることが多い。ところが、多くの合唱団では練習中ずっと座ってい...

  • 大阪に通った5年間,なにわコラリアーズで学んだこと(7031)

    大阪の男声合唱団「なにわコラリアーズ」が、2010年1月30日に山口県で「ただたけだけコンサート Vol.2」を開催した。中原中也の生まれ故郷で、中原中也を題材にした多田武彦作品3組曲を演奏するという、実にユニークな企画だった。その演奏会では、ご当地団員を公募するという案内が全日本合唱連盟の機関誌に掲載されていた。確かVol.1は京都・長岡京で行われたと記憶しているが、一人の作曲家だけを取り上げた演奏会という発想そ...

  • 体力はあるけど根性がない(7030)

    「The Armed Man(カール・ジェンキンス)」の特別練習があった。毎年恒例で、東京混声合唱団からソプラノとテノールの2人を招き、男女別に2時間、さらに全体で2時間指導を受けるという贅沢な内容である。ほぼ全員が参加したようだ。OEKや東京混声合唱団との交流が続いているからこそ実現している企画だが、地方の40人ほどの合唱団で毎年これだけの指導を受けられるのは、本当に恵まれた環境だと思う。自分はその恩恵を受ける...

  • GTPチャットの分析

    母音が統一されている」「音色がそろっている」「団としての音響を優先している」と、ここまでは東京混声合唱団の特徴を的確に説明しているように見える。ところが、その直後に「芯がない」「上からの抑えがない」と続き、最後は「もっと自分の声を出して歌ってほしい」で締めくくられる。読んでいて首をかしげた。東京混声合唱団は、個々の声を前へ押し出すのではなく、声を溶け合わせて一つの音楽をつくることを長年追求してきた...

  • オメガ部門が4人(7029)

    コロナ禍で不参加だった1年を挟み、自分は10年間にわたって声楽コンクールに挑戦してきた。昨年、東京本選を終えたあと、師匠には「これでコンクールは卒業します」と伝えた。ところが、第6回国際声楽コンクール東京(前を含めると18回)の受付が5月1日から始まると、何人かの知人から「今年も出るんですか」と聞かれた。そのたびに「今年はパスです。来年は歌いたい曲があれば考えます」と答えている。卒業すると言いながら、どこか...

  • 草刈機(7028)

    草刈りの季節である。今年は例年以上に雑草の伸びが早く、気が付けば30cm以上に伸びて一面を覆っている。午前中、バッテリー式の小型草刈機で作業を始めたが、この伸び放題の草には歯が立たなかった。軽くて扱いやすい反面、背丈のある草が密集した場所では力不足である。迷った末に、もう一台購入することにした。パワーや燃費を考えればエンジン式の方が優れているが、混合燃料の準備やメンテナンスを考えると気軽には使えない。...

  • カンティクム・サクルム(7019)

    11月1日に金沢市文化ホールで開催される金沢メンネルコールの定期演奏会は、新実徳英「ことばあそびうたⅡ」、千原英喜作品集、そしてバーバーショップの3ステージで構成される。今年もオープン参加で前半の2ステージを歌う予定だ。バーバーショップは全曲英語で暗譜が必要なので、さすがにハードルが高く今回も見送った。練習日の前には毎回グループLINEで予定が送られてくる。例えば昨日は、18時から19時まで千原作品、19時から20...

  • スイカの収穫(7027)

    プリンスメロンとスイカをお試し収穫した。トマトやジャガイモ、タマネギは、やはり我が家で育てたものがおいしい。特にトマトは、手で触れるとポトリと手の中に落ちるくらいまで完熟させてから収穫する。そのままかじると、市販品とは違う甘さと香りがある。店頭に並ぶトマトは、流通や日持ちを考えて、店で熟すよう少し早めに収穫されるのだろう。一方で、スイカやプリンスメロンは正直なところ店で買ったもののほうが甘い。以前...

  • 珍しい読み方(7026)

    漢字は好きだが、人名と地名だけは聞かれてもなかなか読めない。畑の小屋のエアコン修理は、思っていた以上に大掛かりだった。本体だけでなく室外機も分解し、中の部品を交換していく。作業は結局2時間半もかかり、その間は畑の草むしりをしながら待っていた。それほど時間がかかると分かっていれば、近くのイオンモールへ行って時間をつぶしたのだが、作業がいつ終わるのか分からないので、その場を離れるわけにもいかなかった。...

  • 1日かけて1曲とは(7025)

    いつもはしまってあるSV600を引っ張り出した。ところが、専用のACアダプターが見つからない。SV600は15V仕様なので、ハードディスクやプリンターでよく使われる12VのACアダプターでは代用できない。20分ほど探した末に諦め、可変式の変圧器を取り出して接続プラグを付け替え、15Vに設定してようやく動かした。普段はプリンター複合機のスキャナーを使っているが、SV600は本や楽譜を開いたまま上から読み取れるので、ページを押しつ...

  • それはね

    「せんずり」という言葉は下品だが、妙に本質を突いている気もする。最近、ChatGPTとやり取りをしていて思う。こちらの話し方や考え方に合わせて返事をしてくるので、つい気分が良くなる。「その通りですね」と言われれば、「やっぱり自分は正しかった」と思いたくなる。もちろん、AIは必要なら反論もするし、誤りを指摘もする。それでも、人間は自分に心地よい言葉だけを拾い集める生き物だ。昔は占い師や評論家にそれを求め、今...

  • 音源作り(7024)

    月曜から水曜まで、合唱の練習がない珍しい週になった。月曜日は畑へ行き、収穫したトマト、キュウリ、なすびを姉の家へ届けた。火曜日は本来なら定期練習の日だが、日曜日に特別練習が入ったため休み。水曜日は小屋のエアコン修理に来てもらうので、その間に除草をする予定だ。合唱団OEK富山の練習も、今週の日曜日と翌週の日曜日に続けて参加する予定なので、今回は見送ることにした。今日は火曜日。妻は民生委員の研修で能登へ...

  • 今日の出来は78点(7023)

    毎朝、ブログの下書きをChatGPTに読み込ませ、「批判的分析をして」と頼む。すると昨日「この文章の出来は80点です」と採点が付いた。その採点基準が何なのかはよく分からない。今日は78点だった。続いて「ブログ用に補筆校正して」と入力すると、文章が整った形で返ってくる。こちらも毎回、算用数字を使うことや段落を少なくすることなど、自分なりの注文を付ける。もっとも、そのまま採用することはほとんどない。毎回のように...

  • せんなきこと(7022)

    朝5時に目が覚めた。昨夜は10時過ぎには床に就き、新曲のピアノ合わせの練習録音をヘッドホンで聴きながら、そのまま眠ってしまった。最近はCPAPの装着時間を少しでも長くするため、映画を見ながら寝落ちするのをやめている。それでも今回は、新曲の出来が気になり、録音を聴き始めた途端に眠ってしまった。妻がいつベッドに入ってきたのかは知らない。これもいつものことだ。目が冴えて眠れなくて困るということは、自分にはほと...

  • ミントぅ合唱団(新設)団員募集(7021)

    東混ゾリステン ミントゥコンサート日時 2026年7月4日(土)15:00会場 富山県小矢部市 クロスランドおやべ ミントゥホール東混ゾリステン(8名)日本叙情歌曲集、世界の合唱曲、東混ソロの世界東混フレンズミントゥ合唱団(公募・混声56名)「見上げてごらん夜の星を」(編曲:信長貴富)「群青」砺波市立出町小学校(22名)「どっきんせみさん」(2026年NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)主催はオフィスミズカミ...

  • もう一つ

    練習録音を聴いて自分が書いたのは、発声のことではない。問題にしたのは、音程である。バスの前にはピアノがあり、その音を基準に歌っている。それにもかかわらず、ピアノより低いピッチ、低い響きで歌っている。まず考えるべきなのは、その事実だ。他のパートの音が下がっているとか、周囲に原因を求める前に、自分の音が基準どおりだったのかを確認することが先である。それは合唱ではごく基本的な姿勢だ。「自分の耳は正しく、...

  • 指揮者の責任

    練習録音を聞いて他の団員をボロクソに批判するのなら、まず問われるべきは、それを招いている練習方法や指導である。歌っている人だけに責任を押し付けるのは筋が違う。もちろん、その前提として「自分自身はきちんと歌えていたのか」という自己検証は欠かせない。それを棚に上げて他人を批判しても説得力はない。その点をひとまず脇に置いたとしても、今はまだ音取りの段階であり、譜読みが十分でない人も多い。その状況で、ピア...

  • 入れ墨はイヤだな(7020)

    アルゼンチン対カーボベルデの試合を見ようとテレビをつけると、前半ですでにメッシのゴールで1―0となっていた。「やっぱりうまいな」と思いながら見ていると、腕の入れ墨が目に入った。その瞬間、一気に興醒めである。海外ではファッションだの自己表現だのと言われる。しかし、自分にはそんな理屈はどうでもいい。日本人として育った感覚では、入れ墨にはどうしても反社会的なイメージがつきまとう。もちろん文化が違うことは承...

  • 三十三間堂と長谷川等伯(7018)

    今回参加した京都日帰りツアーの正式名称は「高齢者対象 地域サロン 京都研修旅行」。朝7時半に公民館前を出発し、帰着は夕方7時半という日帰り旅行だった。訪ねたのは三十三間堂と智積院。智積院では長谷川等伯の障壁画を鑑賞した。京都には昔から特別な思いがある。大学は京都へ行きたかった。正確には同志社グリークラブで歌いたくて、2年続けて受験したが不合格だった。国立文系クラスだったので受験科目が多かったという言い...

  • 練習録音(7017)

    金曜日は金沢市民合唱団の練習日である。2年前、それまで30年間指導されていた女性指揮者から、自分の師匠へと指揮者が代わった。以前に定期演奏会(2,3年に1回)を聴いたことがあったが、その時は正直あまりピンと来なかった。声に魅力を感じられず、選曲も小品中心という印象だった。師匠は児童合唱団で音楽を始めたが、すぐに声楽へ転向してプロになった。合唱指揮者というより声楽家だが、ドイツでは教会合唱団で歌い、帰国...

  • 負けたら辞任(7016)

    プロスポーツに限らず、勝負の世界で結果が出なければ、監督やスタッフが責任を取るのは当然のことだと思う。目標に届かなければ体制を見直し、新しい視点で次の大会を目指す。それがプロの世界である。とはいえ、毎度のことながらマスコミの煽りには辟易する。大会前は「史上最強」「悲願達成」「メダル確実」と期待ばかりを膨らませ、芸能人の応援や耳障りの良い応援メッセージをこれでもかと流す。肝心なのは競技そのものなのに...

  • GTPの校正

    この文章を読んで最初に感じたのは、「合唱」を忘れているということだ。発声を研究すること自体は悪いことではない。誰でも試行錯誤はするし、自分に合った声の出し方を探すのは自然なことである。しかし、「昨日の練習で実験をしていた」「指揮者から文句を言われたらやめようと思った」というくだりには強い違和感を覚えた。合唱の練習は、個人の実験室ではない。そこには一緒に歌っている団員がいる。指揮者が気づかなければ何...

  • きちんと歌うか,抜くか(7015)

    以前、リハーサルで高音が出ず、1オクターブ下で歌ったことがある。すると指揮者は激怒した。あれは屋外ステージで音が拡散しやすい状況だったことも影響していたのだろうが、そもそも楽譜に書かれていない音を歌うこと自体がイレギュラーなのである。もっとも、関屋先生のように「和音の中に収まっていれば、多少音が違っても構わない」という考え方をされる先生もおられる。ただ、それは特殊な考え方であって、一般論として受け...

  • 夫(7014)

    畑から帰ると留守番電話が入っていた。金曜日に参加する京都日帰りバスツアーの参加確認で、「折り返しお電話ください」とのこと。申し込みは妻がしたのだが、連絡先は固定電話にしてあったようだ。妻が折り返し電話をすると、妻はスタッフとして参加し、自分は一般参加なので、別の家庭だと思われていたらしい。そのまま打ち合わせが進んでいた。電話を切ったあと、妻が言った。「私がいつも『主人』じゃなくて『夫』って言うでし...

  • Caro mio ben(7012)

    声楽コンクールの校内予選には、大きく分けて三つのタイプの生徒が参加する。音大や音楽系への進学を目指す生徒が4人ほど、合唱部のパートリーダーなど普段からしっかり歌っている生徒が5、6人、そして「どんなものか挑戦してみたい」と初めて参加する生徒が残りである。日程はなかなか厳しい。8月にはNHK全国学校音楽コンクール県大会(8月7日)と全日本合唱コンクール県大会(8月9日)が続き、その後、8月末に声楽コンクール本選...

  • ギラギラ声(7011)

    声楽的でも合唱的でもない、ただギラギラしただけの声では話にならない。ブレスコントロールができていないから、声がハウリングのようにフワンフワンと揺れ、響きがまったく安定しない。録音環境の影響も多少はあるだろう。しかし、根本的な問題は発声そのものだ。その歌い方では目立つだけで、音楽にはならない。良い声とは、自分だけを響かせるのではなく、周囲の響きを受け止め、それを増幅して音楽を作るものだ。これでは「大...

  • CPAPをやめるか(7011)

    CPAPは睡眠時無呼吸症候群の治療に使う装置である。映画『エイリアン』に出てくるマスクのような見た目だが、自分が使っているのは鼻だけを覆うタイプで、バンドで頭に固定する。月額約4,000円のレンタルで、2か月に1回耳鼻科を受診する。使用状況は無線でメーカーに送られ、さらに病院へ転送される仕組みになっている。「1日4時間以上使ってください」と毎回言われるのだが、実際には2時間もしないうちに無意識に外してしまう。寝...

  • 声楽コンクールの審査をした(7010)

    石川県高校声楽コンクールの校内予選を行うので審査員をお願いしたい、と顧問から連絡が来た。現顧問になってから4回目か。そろそろお役御免にしてくれないかな。8月の本選へ出場できる人数は、各校の合唱部の規模によって決まっている。今年の母校の出場枠は14人。辞退者もいて、実際に聴いたのは35人だった。もう一人の審査員はソプラノの声楽家で、自分は本選出場者を決めるための枠付けをした。彼女は一人ひとりに丁寧なアドバ...

  • サッカーおまけ(7009)

    調べてみると、日本初のプロサッカーリーグであるJリーグは1992年に発足し、リーグ戦が開幕したのは1993年だった。だから1990年のイタリア・ワールドカップは、自分にとってまだどこか遠い世界の出来事だった。とはいえ、プロリーグの誕生には大いに興味をひかれた。野球にはもともと関心がなく、相撲はさらに縁遠い。当時は「スポーツはアマチュアであることに価値がある」という風潮がまだ色濃く残っていたが、サッカーはプロと...

  • サッカー(7008)

    サッカーの世界的な人気を実感したのは、1990年にイタリアで開催されたワールドカップだった。前年、青年海外協力隊のハンドボール隊員としてシリアに派遣され、学校やクラブチームで指導していた。テレビは国営放送が2局しかなく、2年目に赴任した地中海沿いのタルトゥースでは、ようやくレバノンの放送も見られるようになった。ちょうどその頃、テレビでは連日ワールドカップが中継されていた。シリアは出場していないのだが、み...

  • 梅雨の晴れ間(7007)

    夕方、夫婦そろって畑へ向かった。午前中は自分がレッスン、午後は妻が民生委員の研修会だったので、畑に行けたのは夕方になってからだ。自分は1週間ぶり、妻は3日ぶりの畑である。まずは収穫できるものを採った。ビニールハウスのトマト6本には実がびっしり付き、早くも赤く色づき始めたものもある。妻がこまめに手入れをしてくれているおかげで、この調子ならこれから3か月ほどは収穫が楽しめそうだ。露地植えのきゅうりとなすび...

  • 一週間のリセット(7006)

    月曜日になると、「さあ、また1週間が始まる」と少し気分が高揚する。仕事をしていた頃は月曜日が憂鬱に感じることもあったが、今は予定が詰まっていることが楽しみの一つになっている。昨日はアートホールで金沢カペラ合唱団のコンサートを聴いた。第一ステージだけで帰ろうかと思っていたが、結局最後まで聴いてしまった。一生懸命歌っていることは伝わってきた。ただ、合唱についてあれこれ思うところはあっても、他団体を批判...

  • OB合唱団か(7005)

    中学、高校、大学と、それぞれ卒業すると、ひょこっとOB合唱団ができることがある。「もう少し一緒に歌いたいね」と仲間が集まり、オープン参加などでステージに立つ。学生時代から一緒に歌ってきたメンバーだけに、音色もアンサンブルも揃っていて、演奏としてはなかなか聴かせるものがある。しかし、その先がなかなか続かない。多くのOB合唱団は、運営体制が十分に整っていないため、自前の定期演奏会を開くまでには至らない。メ...

  • 社会人としてのルール(7004)

    発言小町(読売新聞)に「会議のスケジュール決めで先方激怒」というタイトルのトピックが立っていた。内容を要約すると、入社3年目の男性社員が、取引先のAさん、Bさんとの会議の日程を決めた後、Aさん(上司)が忙しいだろうと思って「Bさんと進めますので、会議室だけ押さえておいてください」と伝えたところ、Aさんの態度が急に冷たくなった。「何か変なことを言ったのだろうか」という相談である。しかし、寄せられたコメントは...

  • ハンドボールが結んだ縁(7003)

    大学を卒業してすぐ教員になったが、1年で高校へ異動になった。講師ならともかく、正規採用で1年での異動はまずない。管理職にとって手に負えない厄介者だったのだ。「中学校ならどこでも」と管理職に言われたが、「まだやることもあるので、高校なら考えますが、中学校には行きません」と答えた。すると示されたのが、自宅から25kmほど離れた、開校3年目の新設高校だった。赴任すると、男子ハンドボール部の顧問を頼まれた。中学...

  • 東京混声合唱団第4回合唱講座(7002)

    アートホールでのコンサートが終わり、妻の迎えを待ちながら石川県立音楽堂の中を歩いていると、一枚のチラシが目に留まった。第4回 東京混声合唱団 合唱講座&コンサート日時:2027年1月20日(水)、2月24日(水)、3月6日(土)会場:石川県立音楽堂交流ホール ほか参加費:個人 4,000円(一般)、2,500円(高校生以下) 団体 40,000円(一般)、20,000円(高校生以下)募集期間:2026年6月1日~8月31日テーマ曲は「いの...

  • 人と会うことが億劫(7001)

    9年前に教員を辞め、学童保育に転職した。しかし腰を痛め、その後は施設の宿直員として働き、5年前にそれも辞めて年金生活に入った。それを機に年賀状もやめた。LINEとメールアドレス、このブログのURLだけは知らせた。それからは歌の仲間とはつながっていたが、それ以外の人たちとは次第に疎遠になった。教員は人と話すのが仕事である。けれども、自分はもともとそれが得意ではないと感じていた。少人数でも大人数でも、人前で話...

  • トイレの水漏れ(7000)

    区切りとなる7000本目がトイレの話というのも締まらないが、まあ、それも日常というものだ。かなり前から、2階のトイレで水漏れがある。配管の継ぎ目から落ちているようだが、原因ははっきりしない。一時はかなり漏れていたので雑巾を敷いていたが、不思議なことにいつの間にか量は減った。今では思い出した時に雑巾を取り替える程度で済んでいる。もちろん、直ったわけではない。そのうち今度は、タンクの中でいつもチョロチョロ...

  • 手を抜いて歌う(6999)

    木曜日午前のモツレクの練習は、バスが3人しかいなかった。ちょっとどころか、かなりきつい。この合唱団はパート練習をしっかりやるので、「ここは軽く流しておこう」というわけにはいかない。オーケストラ合わせになればバスの音も入ってくるし、本番は緊張感もあって意外と高音も出る。しかし、ピアノだけのパート練習では一人ひとりの責任が重い。人数がそこそこいれば、「ここは他の人に任せよう」と力を抜くこともある。だが3...

  • ポケモン空港(6998)

    能登空港がポケモン仕様になるというニュースを見た。正直なところ、少し違和感がある。境港の水木しげるロードや米子鬼太郎空港なら分かる。水木しげるは境港ゆかりの漫画家であり、鬼太郎は地域を代表する文化資産だ。なぜそこに鬼太郎があるのか、誰もが納得できる物語がある。しかし、能登とポケモンの関係は何だろう。もちろん、復興支援や観光振興という目的は理解できる。全国的な知名度を持つコンテンツを活用し、若い世代...

  • 朱鷺(6997)

    なぜ今、佐渡からトキを連れてきて能登で放鳥するのだろう。その意義がよくわからない。もちろん、「朱鷺が舞う空」という光景には心を惹かれる。かつて日本の里山に普通にいた鳥が再び空を飛ぶ姿は、多くの人にとって夢のある話だろう。しかし、それと放鳥事業の妥当性は別問題である。佐渡島のように海で隔てられた閉鎖的な環境なら、個体の管理や追跡もしやすく、定着状況も把握しやすい。だが、能登半島中部はそうではない。放...

  • 練習録音(6996)

    合唱団の練習を録音し、帰宅後に編集してグループLINEに流す。今は男声合唱団を除いて、参加している3つの団体では自分が録音をしている。OEK富山ではベースの仲間が担当している。こうしたことは昔はあまりなかった。いや、むしろ「録音しないでください」と言う指導者もいたほどだ。自分はその場にいなかったので真意はわからないが、「録音に気を取られず練習に集中しなさい」という意味だったのかもしれない。なにわコラリア...

  • 「宿痾(しゅくあ)」という漢字(6995)

    「宿痾(しゅくあ)」という漢字を見て、すぐに意味がわかる人は少ないだろう。自分は中国古代史を専攻し、本棚には若い頃に分割払いで買った『大漢和辞典』(諸橋徹次)が並んでいる。もっとも、『世界歴史』(岩波書店)と同様、今ではほとんど飾りになっているのだが。もともと漢字には抵抗がない。むしろ好きなほうだ。記号の羅列にしか見えないアルファベットと違い、漢字には文字そのものが持つ響きや意味があり、眺めている...

  • 屋上の草(6994)

    1月から3か月かけて行った家の外壁工事がようやく終わった。しかし、その発端となった2階の雨漏りは止まらなかった。4月に一度、5月に一度、漏水箇所と思われる場所に防水ボンドを塗り、シートをかけて対策したが効果はなかった。結局、6月8日に3回目の手当てをしてから梅雨に入ったが、今のところ雨漏りは起きていない。昨日、建築士が屋上工事の見積もりを持ってきた。雨漏りのために工事を頼んだのに、それが止まらないまま今度...

  • 香害?(6993)

    発言小町(読売新聞)に「香りの強いお茶を職場で飲む人」というトピックが立っていた。職場で水筒に入れたアールグレーなどの香りの強いお茶を飲む同僚がいて、その匂いがどうしても我慢できない。やめてほしいと伝えたが、「ごめん」と言うだけで飲むのをやめてくれない、という内容である。読んでいてまず驚いたのは、「やめてくれ」と言うところまで話が進むのか、ということだった。もちろん匂いに敏感な人はいるし、体質的な...

  • なぜチャットGPTは嘘をつくのか(6992)

    最近はブログの文章を書いて、「批判的分析をして」「ブログ用に補筆校正して」とチャットGPTに頼む。誤字脱字はなくなるし、自分では気づかなかったポイントを指摘したり、掘り下げたりもしてくれる。ただ、段落は多すぎるし、そのままでは自分の文章ではない。結局、気に入らないところは直してから載せている。写真を見せて「これは何?」と聞けば、だいたい当たる。Yahooで検索するより早いので、わからないことがあるとまず聞...

  • オーケストラアンサンブル金沢 富山特別公演(6991)

    合唱団OEK富山 2026年度公演日時 2026年8月23日(日)15:00会場 富山県民会館曲目・『ふるさとの四季』(オーケストラ版/源田俊一郎 編曲)・『平和への道程(The Armed Man』 カール・ジェンキンス指揮 山下一史メゾソプラノ 伴野公三子詠唱 サリム・マゼン管弦楽 オーケストラ・アンサンブル金沢合唱 合唱団OEK富山、東京混声合唱団メンバー今回の聴きどころは、何といっても2曲目の『平和への道程』だろう。作品中には...

  • 月曜日の朝(6990)

    日曜日は朝8時前に家を出て、OEK富山の練習へ。8月のコンサートのチケットとチラシを受け取り、帰宅したのは午後1時半だった。妻が作ってくれた焼きそばを食べて一休み。昼寝のあと、Netflixで『カジノ・ロワイヤル』を観る。ダニエル・クレイグ版の最高傑作というだけでなく、自分にとってはボンドシリーズ全体でも最高傑作だと思っている。その間、妻は畑で収穫したジャガイモを親戚に配りに出かけた。今年は小ぶりなものが多い...

  • 年寄りはヒマ(6989)

    公民館だよりが月に一度回覧される。以前は全戸配布だったが、経費節減で「ネットで見てください」に変わった。それでも「やはり活字の便りが欲しい」という声があって、何部かは紙で回ってくる。さっと一読するが、たいしたニュースはない。公民館の行事も高齢者向けの案内が多く、これなら全戸配布なんて無駄だと思っていた。ところが、5月号に7月3日(金)の京都ツアーの案内が載っていた。平日の日帰りバス旅行で参加費は5000...

  • バッハと千原英喜(6988)

    朝9時前に家を出て、金沢バッハの会の練習へ向かった。4月に第一回教会コンサートを終え、来年6月の第二回に向けて再始動である。メンバーの入れ替わりも含め、新たに5人が加わった。これから月1回の練習で少しずつ仕上げていく。まずはカンタータ第140番から。昼は、第10回門下生コンサート(11月)に向けた最初の打ち合わせ。顔合わせを兼ねた昼食会である。当初予定していたファミレスは土日の予約ができないため、今回は第七餃子...

  • GTPの回答

    腹が立つのも無理はありません。文章自体が断定的で、しかも「選ばれた声」「魂を射抜く波動」など、経験的な裏付けよりも神秘化された表現で読者を圧倒しようとしているからです。まず、「人の心を動かすには発声が優れていなければならない」というのは半分しか正しくありません。確かに、声楽では発声技術は重要です。しかし、人の心を動かす要素はそれだけではありません。音色、言葉、フレージング、音楽性、そして聴く側との...

  • いい声合戦(6987)

    先日のコンサート後、合唱団の練習で聴きに来てくださった方が感想を言われた。「よかったです」と言われるのだが、つい苦笑してしまう。思わず「あれは、のど自慢歌合戦ですよ」と付け加えたくなるのだ。ソロやデュエット、カルテットくらいならまだいい。しかし20人弱のアンサンブルとして聴くと、完成度は高くない。要するに「いい声合戦」なのである。どこが旋律で、自分は和音の中のどの位置を担っているのか。そうした意識が...

  • 0と1の差(6986)

    先日、合唱団の仲間と話していたら、「実は声楽を習っている人が結構いる」という話になった。100人近い団員がいるので、音大の声楽科を出た人や教育学部で音楽を専攻した人がいることは知っていたが、自分のように純粋なアマチュアとして合唱を始め、その後に声楽を習い始めた人も少なくないようで、「あの人も、この人も」と名前が挙がった。もっとも、地方の狭いエリアでは、発表会やコンクールを通じてそうした情報は否応なく...

  • 聞いてわかるぐらいなら(6985)

    こんなふうに声を出せと言われて、それがすぐに真似できるのなら誰も苦労はしない。十年間同じ先生について声楽を学んでいる自分ですら、思うようにはできない。ソプラノとバリトンの違いはあるにしても、発声とはそう簡単なものではない。「合唱声」と馬鹿にする人もいるが、合唱声でない合唱などどこにあるのだろう。それが気になるならソロを歌えばいい。そして自分の納得する声で周りの「合唱声」を駆逐してみればいい。そうす...

  • 満遍よく歌う(6984)

    木曜日午前のモツレクの練習は、バス4人、テナー5人、女声は30人弱だった。指導はいつも、まず全体で通してから各パートごと、あるいはパートを組み合わせて歌う。自分が歌わない時間もあるが、他のパートがどんな音階で歌っているのかがわかって面白い。ただ、3〜4人で歌うのはなかなかしんどい。到達目標が高いというか、「まあこれくらいで」と妥協してくれない。とはいえ、「先生はバス愛があるから」とアルトに言われるほどで...

  • お墓(6983)

    発言小町(読売新聞)に「100歳近くになって墓を建てた義祖母にモヤモヤ」というトピが立っていた。内容はたいした話ではない。要するに、「そんなことにお金を使うくらいならこちらに回してほしい」という本音が透けて見える。読みながら、ふと自分のことを思い出した。1999年に母が亡くなったとき、我が家には墓がなかった。毎年墓参りに行く父の実家の墓はすでに叔父の代になっており、父も母もそこに入ることはない。そこでど...

  • あ~い子(6982)

    いや、自分は天皇制は廃止すべきだと思っている。とはいえ現実には存続しているのだから、制度のあり方について考えるのは当然だろう。そう考えると、なぜあ~い子は天皇になれないのだろう。歴史を見れば推古天皇をはじめ女性天皇は存在したではないか。今の皇室典範は明治に作られたからたかだか150年だ。皇紀2685年とは言わないが、長い歴史のごく一部だ。しかもその背景には近代国家建設の中で家父長制的な秩序を整備しようと...

  • 学歴コンプレックス(6981)

    考えてみると、学歴コンプレックスがまったくない人間などいるのだろうか。東京大学医学部や東京芸術大学のような、日本の頂点とされる場所にいても、別の世界を見ればまた比較の対象は現れる。そう考えると、程度の差こそあれ、ほとんどの人が何らかの形で持っていても不思議ではない。二十代の頃の話である。勤務先に、地元国立大学出身の年配の国語教師がいて、進路指導主任をしていた。あるとき、生徒の受験先になっていた関西...

  • コーヒーが苦い(6980)

    10日ほど前に豆がなくなった。2か月に一度、キャラバンサライで1kgまとめて買う。100gずつ真空パックしてもらい、ひと袋で3〜4日ほど。今回は1kgで6600円だった。いつものようにキャラバンを300g、モカイリガチョフを400g、残り300gは店のお勧めにした。今回のお勧めは「涼味」。アイスコーヒーにも向く夏向けの深煎りだという。豆が切れてからは、小屋に置いてあった古い豆を持って来て飲んだ。サイフォンと一緒にしまってあった...

  • 言ってもしょうがなかった(6979)

    もう30年以上も前の話である。高校の図書館の司書室に自分の机があった。当時はまだ職員室で喫煙ができた時代だった。煙が苦手だったので管理職に相談し、その影響のない司書室へ移った。校舎は3階建てだったが、図書館だけは4階にあった。司書はとても面倒見のよい人で、昼休みも放課後も生徒がよく集まっていた。その中に、いつも図書館へ来る3年生の男子生徒がいた。ある日、岐阜県の大学が主催する高校生文学コンクールに入賞...

  • あの時一言言えば(6978)

    ふと、たまに思い出す。ある年、演劇部に3年生の男子生徒がいた。異動してきたばかりで詳しい事情は知らなかったが、1年生のときに不登校となり出席日数が足りず留年していたため、高校4年目だった。授業を担当していたわけではなく、顔を合わせれば少し話をする程度の関わりだった。11月の新人大会では、文化部も合同発表や講習会に参加する。対象は主に1、2年生だが、彼も演劇部員として参加していた。運動部でもマネージャーや...

  • 東京の人?(6977)

    地方コンプレックス? そうかもしれない。ミスドから期間限定の新商品が出たと娘がLINEを送ってきた。こういう情報は実に早い。わが家も月に一度くらいは買うので、近くの店舗を調べると午後2時からの販売だった。妻が15分ほど前に店へ行くと、すでに整理券を受け取る列ができていた。そのとき後ろに並んでいた女性が話しかけてきた。「東京から来られたんですか」「いえ、金沢です」「そうですか。お言葉も雰囲気も東京の方かと...

  • いい声(6976)

    コンサートが終わり、ロビーにお見送りに出た。たくさんの合唱仲間が聴きに来てくれていた。以前は演奏が終わるとすぐに片付けや着替えに向かっていたが、最近はできるだけロビーに出るようにしている。男声合唱団のようなロビーコールはしないので、お客さんには軽く会釈をして帰っていただく。昨日は感想を話してくれる人が何人もいた。「よかったですね」「声がわかりましたよ」そんなふうに言われたのだが、こういう場面で何を...

  • ぼたんの掛け違い(6975)

    今日のコンサートを一区切りとして、来週からはコロナ前に在籍していた合唱団の70周年記念コンサート(12月開催)の練習に参加する。練習日が同じ火曜日なので、こちらの合唱団はしばらく休団することになる。来年1月以降に復帰するかどうかは未定で、このまま退団になる可能性もある。簡単に言えば、今回の休団は「ボタンの掛け違い」というより、合唱団の目指す方向や活動に対する考え方の違いによるものだと思う。自分なりに練...

  • 潰瘍性口内炎(6974)

    朝一番で歯医者へ行った。口の中を診てもらうと、医師は「まあ、強いて言えば潰瘍性口内炎ですね」とのこと。断定というより消去法でそう判断したような、少し微妙な言い方だったので、結局のところ何が原因なのかはよくわからない。とりあえず患部に薬を塗り、3日分の抗生物質とビオフェルミン、それにうがい薬を処方された。しばらく様子を見るしかないようだ。帰宅してからは夕方の金沢市民合唱団の練習まで自宅待機。食事はま...

  • 口内炎の悪化(6973)

    日曜日に餃子の王将で回鍋肉を食べた際、熱いキャベツで上あごをやけどした。その時は大したこともなく、「まあそのうち治るだろう」と気にも留めなかった。ところが数日たつが様子がおかしい。どうやら歯磨きの際に歯ブラシが当たったらしく、痛みが広がってしまった。パンやバナナのような柔らかいものですら触れると痛い。逆に何も食べなければ痛みはなく、歌っていてもまったく支障はない。薬局で口内炎用のパッチを買ってきて...

  • 寒い(6972)

    昨日はエアコンが冷えない話をしていたのに、今日は寒い。いや、気温そのものより風が冷たい。部屋の中でもTシャツに短パンでは落ち着かず、昼になっても気温は22℃までしか上がらなかった。前日に夏用の薄い掛け布団に替えたばかりだが、結局また前の布団を引っ張り出してきた。だが考えてみると、まだ6月中旬である。例年ならこれくらいの気温は珍しくない。むしろ先日の暑さに体が慣れてしまい、22℃を寒く感じるようになったのだ...

  • 本番前の最後の練習なのに(6971)

    メンバーが揃わないなら、臨時練習を追加せないかんやろ。きちんと歌えていないのに、この人数ではアンサンブルの精度が上がるはずがない。せっかく聴きに来てくれるお客さんがいるのだから、なおさらである。グループLINEに欠席の連絡が流れてきた。17人のうち4人欠席。もちろんそれぞれ事情はあるのだろうが、さすがにこれでは。自分も前日の声楽レッスンで調整してきたばかりだった。しかし今日の練習では思うように歌えない。...

  • エアコンのガス漏れ(6970)

    昨夏、畑の小屋のエアコンの冷房が突然効かなくなった。朝夕はまだ何とかなるが、日中はただの扇風機である。フィルター掃除などもしてみたが改善しない。小屋を建てた会社に設置した電気店の連絡先を尋ねたところ、「メーカーに頼んだ方がいいですよ」と言われたので、そのまま放置した。秋になると暖房は普通に効いていたからだ。先日、再び冷房を入れてみたが、やはり冷えない。そこで説明書を引っ張り出して日立のHPで機種登録...

  • マスカーニのセレナータ(6969)

    1か月ぶりのレッスン。練習に入る前に師匠へ言った。「今やっているのは『黴』と『カタログの歌』なんですが、別のイタリア歌曲みたいなものも歌いたいんです。今年の本番で歌う予定はないんですが、この2曲ばかりだと力が入ってしまって……」「トスティとか?」「はい。すっと歌えて、喉の調整ができるような曲で」「じゃあ、ヴェルディかマスカーニはどうかしら」師匠はピアノを弾きながら、さらりとマスカーニを歌い始めた。帰宅...

  • 雨漏りその後(6968)

    正月明けから3か月かかった外壁修理がようやく終わった。しかし雨漏りは止まらなかった。ちょうど連休に入るタイミングだったこともあり、しばらく様子を見るしかない。結局原因は側壁ではなく屋上のようだ。とりあえず雨漏りの上の部分の屋上手すり下の継ぎ目に防水ボンドを塗り、カバーをかけて応急処置をした。だが量は減ったがその後も雨漏りは続いた。5月中旬、建築士が防水業者を連れて再度点検に来た。結局、原因は特定でき...

  • 口内やけど(6967)

    畑で水を撒いて小屋に入った。妻はなすびの支え棒を立てる作業を続けている。ほったらかしの自分と違い、妻は夏野菜一つひとつに手をかける。妻が入ってきたのは2時間ほど後、もう午後2時を回っていた。「なんか今日はガチッとしたもの食べたいな。昨日は漬物とふりかけご飯やったし。まあ王将でもいいや」自分は外食ならどこでもいいのだが、妻は好みがはっきりしていて、ファミレスを除けば行く店は限られる。結局、そのまま帰り...

  • ブレスコントロール続き(6966)

    プロの声楽家は、こうしたことを無意識にやっているのだろう。いや、無意識というより、それが当たり前になっていると言ったほうが正確かもしれない。レッスンでは「歌の最後が長母音で終わる時は、響きを下げないで最後まで保ってください」といった指示がさらりと出てくる。言われればその通りなのだが、以前の自分には何をどうすればいいのかよく分からなかった。合唱では、長く伸ばす音は自分が息の続くところまで歌い、そこで...

  • ブレスコントロール(6965)

    声楽コンクールでは、審査委員長の講評で毎回のようにブレスについて指摘された。「息の使い方に無駄がある」と言われるのだが、正直なところ何のことかわからなかった。師匠のレッスンでそこを強く注意されたことはない。しかし、音を伸ばしたときにピッチが下がる、響きが不安定になる、と複数の審査員から同じような批評を受けたのだから、課題があるのは間違いないのだろう。合唱では、息は精一杯使うものだと思ってきた。足り...

  • 「海」(6964)

    「水のいのち」は男声版も混声版も歌った。個人的には、やはり混声版のほうが響きに広がりがあって好きだ。全5曲どれも名曲だと思うが、特に好きなのは「水たまり」と「海」である。他のパートを聴きながら、力むことなく自然に合わせられる。こんないい声なんだぞ、と主張する必要もない。金沢市民合唱団は2027年6月20日に金沢市文化ホールで定期演奏会を開く。3年に一度という間隔は、メンバーの年齢を考えると少し悠長な気もす...

  • このパートなら歌えます(6963)

    いい意味なら、「このパートは自分の声にも合うし、自信を持って歌えます」なのだが、「私はこれでないと歌えないので出ません」となると、少し話は別だ。『森の歌』ではバスが二つに分かれる。第1回の練習では5人いて、バリトンは自分、残りの4人はバスだった。ただ1人だけ「どちらでも」と答えた。確かに彼はどちらも歌える声を持っていて上手い。ところが、やはりバリトンは高い。第九ほどではないが、高音の張りが求められて...

  • 日本語訳の違いにとまどう(6961)

    森の歌の第1回練習。第九を歌ったメンバーから何人かが抜けていた。もっとも、今回は欠席しただけで次回は来るのかもしれない。第九ならともかく、この曲を月2回の練習で10月までに仕上げるのだから、練習に出てこないという選択はない……はずだ。OEK事務局は当初、「オンステは選抜」としていたが、その後「オーディション参加者は全員出演可能。ただし出席率を考慮する」と方針を変更した。何とも曖昧な話である。2回来なかった...

  • 肩パッド(6961)

    しょうもない話である。妻が夏物を整理していると、ピンクのシャツが出てきた。「これってまだ着れるかな」「いいんじゃない」そんなこと聞かれても、こちらには判断がつかない。アイロンをかけながら妻が言う。「こういう服って肩パッドがあるのよね。ほら、外したらあなた着れるかも」外して広げると、さっそく無理やり着せてくる。「こっち来てよ。ほら、肩幅ちょうどやわ」「ボタン逆やろ。しかも六分袖やし」「なーん、羽織る...

  • そばえとるな(6960)

    ⸻突然、「そばえとる」という言葉が頭に浮かんできた。隣にいた妻に聞くと、「そんな言葉知らないよ」と言う。あれ、思い違いだったかなと思い、ChatGPTに「金沢の方言か」と聞いてみた。すると、古語由来で北陸や関西、東北などに残る言葉だという。元は「そばふ」「そばえる」で、古典にも見られる古い言葉らしい。調べると、あの『枕草子』にも出てくるという。意味としては、ふざける、じゃれる、調子に乗る、といったところだ...

  • 奢っているのかな(6959)

    石川県合唱フェスティバルは休憩を挟んで3ブロックに分かれて演奏された。今回、自分が歌った2団体はいずれもCブロック(16:00〜18:00)で、出演合唱団は全部で43団体だった。昔はずっと通しの進行だったので、自分が歌っていた男声合唱団や混声合唱団がトリを務めることも多かった。しかし客席よりステージ上の人の方が多いのでは、と思うような状態でもあった。それを改善しようと、ブロックごとに聞き合い、入れ替え時には合同...

  • タマネギは豊作(6958)

    昨秋植えたタマネギは根付きが悪く、妻が追加で苗を植えた。雪が降っている頃は、せいぜい10個ほどかなという感じだったが、春になるとどんどん大きくなった。結局、収穫できたのは60個ほど。植えた数からすると4割ほどだろうか。家庭菜園で冬の雪を越えてタマネギを育てるのはなかなか難しい。家庭菜園を始めた最初の年は苗を30本植えたが、できたのは3個だけだった。それを思えば今回は上出来である。もっとも、結局のところ天気...

  • 手帳に文句を記録する(6957)

    いつも持ち歩いているバッグには歴史手帳が入っている。毎年1冊、40年以上同じ手帳を使い続けている。前半には毎日の記録欄、後半には年表や地図、重要文化財の一覧が載っていて、社会科教師だった自分には便利な手帳だった。だが、それ以上に気に入っていたのは丈夫なことだ。毎日持ち歩いてもくたびれず、破れもしない。この手帳を開くと、ところどころに「××クソ」とか「アホ」とか、大きな字で罵声が書いてある。不愉快なこと...

  • 自戒(6956)

    合唱団の練習が終わると、いつも何かしら不満が残る。たまに帰宅して妻に愚痴をこぼすこともあるが、「それならやめれば」という答えが返ってくるので、ごくたまだ。歌ってスッキリした、気分よく帰れたと思うのは、ほとんど毎回、声楽のレッスンとモツレクの練習くらいである。火曜日は、本番直前だというのにアンサンブルの精度を上げるより発声がメインの練習で、正直イライラしていた。金曜日は、まず楽譜がつまらんと思った。...

  • 誰のシャツ?(6955)

    水曜日はジョイントコンサートが5時に終わり、7時から第九の練習だったので打ち上げには出なかった。夜になってグループラインに「白のカッターシャツの忘れ物があります」と投稿があった。「ふーん、誰か忘れたんだな」そう思って流した。自分のシャツは土曜日の第九本番でも着るので、洗って干してあったからだ。昨日の練習前に声をかけられた。「これ、あなたのでしょう? あそこで着替えたのはあなたしかいない。ラインに返信...

  • くさった編曲(6954)

    カナダ・バンクーバー島合唱団とのジョイントコンサートが終わり、次はクリスマスコンサート(12月)と定期演奏会(2027年6月)へ向けて再始動。その一発目の練習で配られたのが、グノーの《アヴェ・マリア》だった。以前にも何度か歌った曲なので、予習しようと本棚を探したが見つからない。コピー譜を残していなかったから、もう手元にはないらしい。ところが、今回の編曲がどうにもつまらない。何か所か音の取りにくい部分はあ...

  • コンクール疲れ(6953)

    オメガ部門(74才以上)のIさんは、自分よりずっと年上なのだが、門下生になって声楽を始めたのは自分より後なので弟弟子になる。そのIさんから「コンクール出ましょうよ。まだ申し込みまで1か月ありますから」とLINEが来た。国際声楽コンクール東京の石川地区大会は7月21日、金沢市アートホールである。締切は7月6日。「疲れたのでパスしました」と返した。昨年12月の東京本選の後、師匠や門下生の仲間には「もうコンクールは出ま...

  • 結局サツマイモは30本(6952)

    JAにサツマイモの苗を買いに行った。10本450円の苗を30本。50本買うつもりだったが、おそらく植えるスペースがないだろうと思い、あきらめた。そのまま畑へ行き、苗を植える準備を始めた。しかし、やはり一畝に15本しか植えられない。しかたなくタマネギを収穫し、その跡を耕して残りの苗を植えた。ここまでで計3時間。サツマイモは、あとはほとんど放っておいても育つ。もちろん天気次第ではあるが、9月には収穫できるだろう。さ...

  • せっかくなので(6951)

    野々市市民合唱団の演奏が公開された。野々市市は金沢南部に隣接する自治体で、人口規模では石川県2位、住みやすい町として知られている。https://youtu.be/e4Ksfo22F1A自分の声楽動画はコンクール入賞演奏などを除けば限定公開にしているし、合唱については映像も音声も公開してこなかった。他の出演者の承諾を自分が得ているわけではないからである。今回は野々市市音楽文化協会のホームページで演奏が公開された。個人判断では...

  • 声域の境界ライン(6950)

    アマチュアのコーラス団員なんだから、まあ気にしてもしょうがない――とも思う。いや、正確にはそう自分に言い聞かせているだけで、半分は言い訳である。自分はAの音が低くなりやすい。昨日の練習録音を聴いた。マイク4本で録ったせいか、男声が奥深く響いていて、「なかなかいいんじゃないか」と少し自賛したくなった。ところが途中で指揮者から、「バスのAの音が低い」と指摘が入っている。そういえば、第九でも前で歌っていた仲...

  • ヒューズを交換する(6949)

    シエンタの運転席と助手席の間には隙間がある。運転席側には肘掛けがあるのだが、助手席側にはない。プリウスと比べると少し雑な作りだなと感じるところが何か所かあるが、その一つである。昨年12月、納車前にYouTubeを見ていると、その隙間を埋めるサードパーティ製のコンソールが売られているのを見つけた。新型シエンタ専用に設計されていて、見た目はまるで純正品のようだったのでAmazonで購入した。シエンタのシガーソケット...

  • 森の歌おまけ(6948)

    オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)のメインホールである石川県立音楽堂には、過去の大きな公演のポスターが並んでいる。その一つに《森の歌》がある。2006年11月5日、指揮は井上道義、大阪センチュリー交響楽団との合同オーケストラ。ショスタコーヴィチ生誕100周年記念公演であった。このブログを書き始めたのは翌2007年なので、当時の記録は手元にない。ただ、残っている楽譜を見ると、ロシア語の歌詞にカタカナで発音を書...

  • 森の歌(6947)

    OEK合唱団の募集は昨年末、オーディションは1月だった。参加条件は5月の第九と10月の《森の歌》へのオンステである。第九はともかく、《森の歌》については少し事情が違う。今回は東京混声合唱団がメインで、公募合唱はそのプラスアルファになるという話だった。そのためオンステメンバーは選抜になる、と募集要項には書かれていた。オーディションの頃、多くの仲間から聞かれたので答えた。「森の歌ってどうなるんやろう」「東混...

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