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『あふりかくじらの自由時間』 https://africanwhale.blog.jp/

南アフリカ作家ベッシー・ヘッド研究/Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト/開発コンサル/ベリーダンサーAmelia

『あふりかくじらの自由時間』 https://africanwhale.wixsite.com/africanwhale ショップ「Rupurara Moonアフリカン・ビーズ&クラフト」 http://rupurara-moon.com ベリーダンサーAmelia https://www.facebook.com/ameliaorientaldance/

あふりかくじら
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2007/09/13

  • 潜在意識の南アフリカ~ソウェト蜂起とサラフィナ!から始まるアフリカ旅

    潜在意識に南アフリカがあった。そう感じたのは、アフリカ人生を歩み始めてずいぶん経ってからのことだ。アフリカについてほとんど何も知らなかった自分が、たまたま大した関心もなく選択した大学のアフリカ研究ゼミ。そして南アフリカの作家ベッシー・ヘッドと出会い、それ

  • 遠い日の記憶を溜める廃線を歩く~碓氷峠廃線ウォーク

    鮮やかな緑のなかにひっそりと闇をたたえる古いトンネル。使われない線路が吸い込まれていく静かな風景。SNSで流れてきたその写真を偶然目にした瞬間、これだと思った。この場所に行きたい。空気と静けさに浸りたいと。それは信越本線新線の横川から軽井沢へ向かう線路上を歩

  • 雨雲出版、文学フリマ東京38へ。商業出版と小出版の混ざり合う狭間で

    遅ればせながら、先週5月19日(日)に開催された「文学フリマ東京38」へ雨雲出版として参加した記録と所感について。雨雲出版としては、昨年11月の「文学フリマ東京37」に次いで2回目の出店となった。前回のラインナップに加え、新刊のエッセイ本2種類を並べての参加で、出店

  • アフリカ差別発言に出くわしたときの対応について考えること

    学生時代にアフリカに関わり始めてからいままで、ずいぶん年月が経った。いつも感じていることだが、アフリカ関係以外の一般のひとと話していて、あからさまにアフリカに対する差別的な発言をされるのは日常茶飯事だ。アフリカ関係者ならきっと誰しも、そんな場面には数知れ

  • 新刊エッセイの本音『水面をすべるモコロのように:作家ベッシー・ヘッドと出会ってボツワナを旅したわたしは、ひとり出版社をはじめようと思った』雨雲出版

    雨雲出版の新刊エッセイ『水面(みなも)をすべるモコロのように:ベッシー・ヘッドと出会ってボツワナを旅したわたしはひとり出版社をはじめようと思った』昨年のボツワナ/ジンバブエ旅を一冊の本にまとめました。開発コンサル企業を去り、作家ベッシー・ヘッドのアーカイ

  • 【雨雲出版】5/19(日)「#文学フリマ東京38」こちらの本をお届けいたします

    雨雲出版として二回目の文学フリマ東京に出店します。アイテムは以下の4種類と無料配布の1種類の計5種類。文学フリマに行ったのも出店したのも去年(手術直前)が初めてでした。今は1800以上ものブースが出る巨大なイベントのようです。出店者様も個人やサークルの方はもちろ

  • 開発コンサル+出版レーベル+手術経験当事者だからできたこと

    昨年11月に手術を受けた。病院のベッドで思いついたのがこの本を書くことだった。より良く生きるために決めました: わたしたちの子宮と卵巣の治療ストーリー (雨雲出版)横山 仁美雨雲出版2024-03-25婦人科(現在では、女性科・女性診療科のような呼称に変えている病院も)の

  • いつも心の中で生きていた音色~親愛なるフジコ・ヘミング様

    文章にしてしまうと、そこで事実を認めて何かが定まってしまう気がする。何か書くと、別のものに置き換わってしまいそうだ。二日前に、とてもショッキングな知らせが目に入ってしまい、そこから心にぽっかり大きな穴があいたように放心状態だ。敬愛するピアニスト、ゲオルギ

  • 祖母のジャーナリング

    珍しく、今期は朝ドラを観て楽しんでいる。「虎に翼」は、日本史上初めて法曹界に飛び込んだ実在の女性のストーリーに基づくオリジナルの物語だそうで、連日話題になっているほど人気が高いようだ。このドラマの素晴らしいところは多くあるのだが、手帳好きのわたしとしては

  • ジャーナリングの効果とは?解き放つことと積み上げること

    このところずっと集中してエッセイ本を執筆していた。ボツワナで敬愛するベッシー・ヘッドのお墓参りをしてから一年になるが、ボツワナのセロウェでのアーカイブ調査と、出会った人々の話など、ボツワナとジンバブエ旅全般についてのエッセイ本だ。既刊の『雨風の村で手紙を

  • 38年が経ちました

    今年もこの日がきました。敬愛する南アフリカ/ボツワナの作家ベッシー・ヘッドの命日です。1986年4月17日ボツワナのセロウェにて48歳で亡くなりました。南アフリカで白人の母親と黒人の父親のあいだに生まれ、孤児のように育ち、アパルトヘイト時代に出国許可証を持ってボツ

  • Kindleにて出しました『より良く生きるために決めました:わたしたちの子宮と卵巣の治療ストーリー』

    昨年末、婦人科系の治療経験者(子宮筋腫、卵巣嚢腫等)のアンケートご回答と、わたし自身の治療・手術経験をお伝えしておりました通りKindleにまとめ、ようやく公開いたしました!より良く生きるために決めました: わたしたちの子宮と卵巣の治療ストーリー (雨雲出版)横山

  • 好きなだけ書いて作りたいと夢に見ていた時間~雨雲出版と今の仕事

    ずいぶんリアルな夢を見た。昨年まで7年ほど勤めていた開発コンサル会社の同僚に単発の仕事を頼まれる。ブラジルで2週間ばかり研修アテンドの仕事を手伝ってくれないか。スケジュールとカリキュラムはこれこれこうだ、云々。その仕事は実際に過去の様々な案件でやってきたも

  • 雨雲出版について

    ■雨雲出版をスタートしました~「雨雲」の由来2023年 雨雲出版 という出版レーベルをスタートいたしました。雨雲という名前は、わたしがライフワークとしている作家ベッシー・ヘッド(Bessie Head 1937-1986 南アフリカ/ボツワナ)が大切にした言葉から拝借しました。北部

  • [ベッシー・ヘッド] 出版するための翻訳作業は孤独だがようやく次の段階へ

    南アフリカ生まれでボツワナに亡命した作家ベッシー・ヘッドというひとを知ってから四半世紀以上。彼女の長編小説の一冊を日本語に翻訳して出版したいと具体的に考え始めたのは、それから少し後だったかもしれない。2004年には、ある翻訳スクールで文芸翻訳基礎コースを受け

  • 【雨雲出版】小出版と強くなるアナログツール~ZINEフェス、文学フリマ

    引っ越し荷物も片付かないままに、雨雲出版の二度目のイベント出店を終えた。一度目は昨年末の文学フリマ、今回はZINEフェス埼玉というZINEを売るひとたちが集まるイベントだ。ZINEフェス自体は複数個所で行われているそうだが、そのうち浦和で2月3日に行われた回に初参加し

  • 何度引っ越しても、いま暮らす場所が帰る場所だから

    現代人は一生のうちでどれくらい引っ越しをするのだろう。少ないひとはゼロかもしれない。多いひとは、数か月に一度、なんていうひともいる。もっとも多い「引っ越し」をする部類の人々は、伝統的には季節移動生活をしている遊牧民だろう。昨今では、そのような遊牧民の伝統

  • 心に寄り添う静かな病院図書室

    病院に図書館があるのをご存知だろうか。その多くは図書館とは呼べない小学校の図書室のような小さなものと思われるが、案外少なくない数の病院に入院患者や通院患者向けに本を集めた部屋があるのを、昨年初めて知った。昨年11月中旬に、手術のため一週間ほど入院した。都心

  • 毎日椅子に座り続ける~ライティンググループのすすめ

    大きな仕事を成し遂げるひとは偉大だ。例えば、800ページにもなるような大作を書き上げること。ボリューミーでかつ内容の素晴らしい本を書ける作家は、類い稀な才能に恵まれている。多くのひとはそう思うだろう。わたしもそう思っていた。きっと、とびぬけた才能を持ち合わせ

  • 今の生活を楽しむために揃えるもの

    昔からインテリアは好きで、いつも洗練された雑誌やインスタ、ブログなどを眺めてはワクワクしている。ひとり暮らしをはじめたのは大学のころ。小さなアパートだったし経済的な余裕もないので、憧れるような家具を買うことはできなかったが、小物だけは好きなものを集めてい

  • 辞書を引く楽しみ

    子どものころ、父は使い込んだ自分の辞書をよく自慢げに見せてくれた。小さな英和辞書だったが、ページは開いてすっかり分厚く柔らかくなり、小口部分には手垢がくっきりと黒い帯のようになっている。父は仕事で英語を使っていたので、日ごろからよく勉強をしていた。小学校

  • 辰年が来たということは

    昨年末から、いつもの喫茶店や雑貨店などでちらほら見かけるようになった。2024年の干支、辰のモチーフを。そして、はっと気づいた。そうわたしは辰年生まれなのだ。つまり、年末にはいよいよ作家ベッシー・ヘッドが亡くなった年齢に追いつくということだ。(作家ベッシー・

  • 生きている限り心に寄り添う本と出会って、ジンバブエへ行った『ゼンゼレへの手紙』

    心の奥深くにいつもひっそりと生きている本がある。何度でも読み返し、そっとカバンに忍ばせ、ふとした瞬間にその本の言葉を思い出す。長い年月のあいだ、ずっと一緒に生きているような本。わたしにとってその一冊とは間違いなくJ.ノジポ・マライレ氏著の『ゼンゼレへの手紙

  • 活用する機会がないことを願いながら、非常時に備える

    子どものころ、JALの訓練所を見学させてもらったことがある。パイロットが訓練するフライトシミュレーターでコクピットに座ったのだ。また、機体と機内を再現してある訓練施設では、サービスだけでなく緊急時の対応や緊急脱出の訓練ができるようになっている。脱出用のスライ

  • 雨雲出版と新しい本のこと

    手術からもう少しでひと月を迎える。日常生活ではほとんど支障がないが、体が戻るにはあと数ヶ月かかりそう。アイディアだけが先走って、マインドも体もついてこない日々が続いているので、すべてがスローペースで、まぁ申し訳ない気持ちもありつつゆっくり過ごすことにして

  • 「雨雲出版」スタートと文学フリマ東京37出店、オンラインストアでご注文いただけます

    無事に退院して一週間以上経ちまして、体力は少しずつ回復に向かっているところでございます。遅ればせながら、11月11日(土)は「雨雲出版」としての初のイベント文学フリマ東京37でございました。まだレポ書いておりませんでした。急いで本を2冊とフリーでお渡しするサンプ

  • 【ご支援のお願い】南アフリカ/ボツワナの作家ベッシー・ヘッドの貴重なオーディオ資料のデジタル化プロジェクト

    文学フリマに「雨雲出版」として初出店いたしました。お買い上げくださった皆さま、温かくご支援くださった皆さま、心より感謝申し上げます。また、翌日に高円寺Punditにて開催されました「軽出版」のイベントにもご参加くださった皆さま、ありがとうございます。(こちらの

  • 「雨雲出版」について寄稿した原稿が掲載されました

    編集者・文筆家の 中俣暁生 様が編集・発行されている「マガジン航」に寄稿させていただきました。自己紹介的な内容で、「なぜ出版するのか」について思うことを書かせていただきました。単に本が好きでベッシー・ヘッドをライフワークとしながら、国際協力の世界で開発コン

  • 「雨雲出版」を設立して本を作りました!

    雨雲出版という出版レーベルを立ち上げることにいたしました。来年2024年には、作家ベッシー・ヘッドの小説When Rain Clouds Gatherの日本語訳(『雨雲のあつまるとき』(仮))を出したいと考えています。それに向けて多くのプロフェショナルな方が力を貸してくださり、少し

  • 名刺を手放す

    名刺交換の機会が減った。昨今のオンライン化事情の影響は少なからずある。オンラインで電子名刺のようなものを用意するひとも見かけはするのだが、それをうまく保存し、ましてや物理的な名刺のように整理しようだなんて気はなかなか起きない。仕事柄、開発コンサルタントや

  • 所属する場所を去るべきときはいつ

    子どものころは、懐かしいという感情をどうして良いのかわからなかった。何度も転校をして、環境を離れ、場所を離れ、人から離れ、その記憶にはせる思いは誰とシェアできるものではなく、だから少し寂しげな懐かしさが生まれるのだと思っていた。わたしはいつも去る者だった

  • 積読が過ぎて読書枠を確保しようと試みるが

    何か変化を欲しているのか、単に活字を欲しているのか。ネット上で目にした本をあれもこれもと読みたくなってしまい、結果として積読がタワーのように空へと成長する。図書館と好きな書店、ときにネットと使い分けながら、次々と本を入手してしまうのは中毒のようなものだ。

  • 何かを手放すと別の何かが手に入る。会社のお勤めを離れて最近

    会社でのお勤め人という立場を正式に離れて12日目となる。とはいうものの、先月まで会社、つまり開発コンサルはお休みをしていたため、生活そのものに大きな変化があるわけではないのだが、気持ちとして劇的に変わったことは間違いない。今後、収入のために開発コンサルタン

  • 夢の中を旅するような『#ゆきあってしあさって』

    まるで、昔みた夢の記憶の中をエンドレスに泳ぎ続けているような感覚だった。過去に3冊読んだ高山羽根子さんの作品がとても好きだったので、高山作品を制覇したいと手に取ったのがこの本だった。本書は、高山さんのほか、酉島伝法さん、倉田タカシさんによる架空の旅先からの

  • 土地に出会う旅なのか、過去の自分のかけらを見つけるのか

    旅に出る理由は、誰かに会いに行くことだと言うひとがいる。その土地に会うべき知り合いがいるから行くのだと。それを聞いて、実に新鮮だと思った記憶がある。自分は何のために旅に出るのかを考えてみた。この9月には、しばらくぶりに旅らしい旅をした。仙台に高齢の祖母がい

  • 会社卒業して変わりましたか?の回答。エッセイ100本プロジェクト&noteマガジン『CONTEXT』

    前記事は多くの方にご覧いただいて、コメントなども頂戴したようです。わたしのステータスは変わりましたが、人生が前進していることについてはこれまでと変わりはありませんので、どうぞ日常的にブログやnoteにお付き合いくださいね。その一方で、会社卒業して変わりました

  • 【ご連絡】開発コンサルティング会社を卒業いたしました&本づくりのこと

    10月に入りました。所属しておりました開発コンサルティング会社のお仕事は、しばらく長期お休みを頂戴しておりましたが、そのまま9月末で卒業をさせていただくことになりました。この会社には8年弱お世話になりました。大学のときにアフリカ地域研究のゼミに所属してアフリ

  • 【秋田・青森】念願の五能線の旅。雨雲の行方と旅の道連れ

    昔から、ローカル線で行くスローな日本国内の旅に憧れがあった。一両か二両だけの列車で、時間をかけて田舎を行く鉄道旅だ。なんでも、秋田県と青森県に渡り日本海沿岸を走る五能線というのはそんなイメージにぴったりのローカル線で、かつ日本有数の絶景路線だという話で、

  • 翻訳スクールに通っていた記憶は消えかけていた

    両親の家のクローゼットにある自分の資料や荷物を整理していると、見覚えのないファイルがあった。半透明のグリーンのファイルの表紙から、「修了証書」の文字が見える。まるで記憶になかったが、それは2004年に受けた某翻訳スクールの「文芸翻訳基礎コース」のものだった。

  • 【ボツワナ】スペシャルタクシーと日本的マナーの非効率性

    アフリカにいると事欠かないのは、日本的マナーとはかけ離れた「サービス」とは対極なものにびっくりする事例の数々だ。たとえば乗り合いタクシー。利用するたび、日本人から見ればたいてい面白い出来事があって飽きることがない。今年は実に久しぶりに開発コンサルタント仕

  • 翻訳原稿をお友だちに読んでもらった

    今まで、ずっと大人ぶって黙ってきたことだけれど、わたしは多分淋しかったのだなと最近すなおに認めることにしている。ベッシー・ヘッド作品を日本語で読んで一緒に感動してくれるひとがいなかったことだ。どれほど応援してくれるひとがいても、原文をわざわざ読んでくれる

  • むかし読んだ作品に再びはまって翻訳したくなる #雨雲のタイプライター

    最近、あらためてベッシー・ヘッドの短編集"Tales of Tenderness and Power"にはまっている。これはベッシー・ヘッドが亡くなったあと1989年に出された短編コレクションで、短編集としては1977年に出版された"The Collector of Treasures"に次ぐ二冊目だ。いずれの短編集も、

  • 冊子づくりが楽しい!#ZINEフェス埼玉

    ちょっと遅ればせながらなんですけれども、先週なんとなく思い立って浦和パルコで開催されていたZINEフェス埼玉に行ってまいりました。皆さまがそれぞれ思いを込めた冊子などを作っているのを見るのも面白く、出展者さんとお話しするのもとても楽しかった。本当にやりたいこ

  • 本のデザインを始めたが、はまりそうだ

    InDesignというのを使い始めた。各種印刷やデジタルパブリッシングのデザインはもちろん、書籍の本文や装丁などもできる。どうしても自分でやってみたくて、とうとうこのプロのお道具に手を出したのだ。まずは前記事に書いた自分のエッセイ本の原稿があるので、これを印刷で

  • 本を出すために書いています。アフリカ人生のことを振り返り

    夕方以降、夜の時間帯になるころ、まるでコワーキングスペースか図書館のようになったカフェで作業をしている。勉強をしているひと、仕事をしているひと。それぞれの世界に没頭している中で、わたしは今しあげたい文章の推敲、というより前のレベルの「あまりにもひどい箇所

  • 歴史に事実を上回る認識があると知ったアラスカの学校生活

    小学校6年生のある日、米国はアラスカ州の最大都市アンカレッジに引っ越した。 ごく普通の英語もできない11歳のわたしは、現地の小学校に転校することになった。このアンカレッジでの生活はわたしにとって初めての海外であり、世界の広さを知る原点となった。転校前、かなり

  • 「訳者あとがき」を書く

    ここ数か月の間に出会った何名かの業界のプロフェショナルな方々との会話で、大きく前進しているのを感じる。いや、実際、どこかの出版社で作家ベッシー・ヘッドの出版が決まったということではまったくないのだが、今のわたしは昨年までのわたしとはずいぶん違うところにい

  • 【ドキュメンタリ】『プレジデント』ジンバブエ大統領選と映像人類学的インパクト

    なんという強烈なインパクトの塊のような映像なのだろう。例によって大きな波乱となった2018年ジンバブエ大統領選挙の一連のストーリーを描く、デンマークのカミラ・ニールセン監督によるドキュメンタリ映画『プレジデント』は終始濃密に多くのひとの思いが詰まった映像だっ

  • 【YouTube】グレートジンバブエ遺跡を歩く~2023ボツワナ&ジンバブエ動画

    とうとう。2023年4月~5月の一か月半くらいのボツワナ&ジンバブエ動画の完結編をアップいたしましたこれでとりあえず今回のシリーズはおしまいです。12本になりました。[Zimbabwe] アフリカ旅の終わりにグレートジンバブエ遺跡を歩く & ハラレ Great Zimbabwe and Harare

  • 『君たちはどう生きるか』共有できるエンターテインメントを超越したパーソナルな記憶のインパクト

    映画『君たちはどう生きるか』に関するあくまでも個人的な感想をメモ。京都に三日ほどいるあいだ暑さ逃れのために映画館に入ったのだが、大変なものを観てしまったと思う。宮崎駿監督だからこそ作り上げることができる圧倒的な作品世界だと感じた。現実世界であっても、過去

  • 【ボツワナ】農村開発の夢、ボツワナの廃村 Bamangwato Development Association 跡地の訪問記録

    ようやく編集が終わり、YouTubeに動画をアップしました5月にボツワナはピリクウェの農村開発プロジェクト跡、いわゆる廃村となってしまっている現場を訪問したときのものです。1960年代、独立前夜のボツワナ(当時のベチュアナランド英国保護領)で伝統的王族のツェケディ・

  • 【ベッシー・ヘッド】86歳のお誕生日でした

    少し遅れてしまいましたが、7月6日はベッシー・アメリア・ヘッドのお誕生日でした。生きていれば86歳。早いものですね。こちらは2007年に行われたベッシー生誕70年を記念したベッシー・ヘッド・フェストのポスター。早いものです。そんなに年月が経ちましたか。今年は、この

  • 誰かの人生を記録に残すのが重大な任務なのかもしれない

    ヒュー・ピアースの話をしたい。ボツワナで作家ベッシー・ヘッドのアーカイブ調査をするほか、ベッシー研究者と古い友人のトム・ホルツィンガー氏にはお会いするつもりだったのだが、滞在中に急遽トムの計らいでお会いすることになった。この件は、ブログにも書いている。そ

  • 翻訳出版を届けたいひとは

    4月から5月にかけてのボツワナの発信まとめを文章でも動画(YouTube)でも精力的にやっているが、まだまだ動画素材と書きたいことの山に埋もれて溺れそうな状態。それでも、アウトプットしていくのはとても楽しい。動画はYouTubeに、文章は一冊の本に仕上げて何らかの形で世

  • 【ボツワナ】語りに耳を傾ける、動画で記録を残す

    2023年4月~5月ボツワナ&ジンバブエの記録まとめ中です。ボツワナの動画は7本上げています。ご覧いただけたらうれしいです。この旅関連で、あと3本か4本くらいは出します。YouTubeチャンネルフォローいただけたら今年のボツワナ&ジンバブエ旅からの動画には、シンプルなvl

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