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『あふりかくじらの自由時間』 https://africanwhale.blog.jp/

南アフリカ作家ベッシー・ヘッド研究/Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト/開発コンサル/ベリーダンサーAmelia

『あふりかくじらの自由時間』 https://africanwhale.wixsite.com/africanwhale ショップ「Rupurara Moonアフリカン・ビーズ&クラフト」 http://rupurara-moon.com ベリーダンサーAmelia https://www.facebook.com/ameliaorientaldance/

あふりかくじら
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2007/09/13

  • 【ボツワナ】セロウェにてベッシー・ヘッドの命日にお墓参り

    1986年4月17日はベッシー・ヘッドがセロウェの病院に運ばれてそのまま亡くなった日だ。48歳だった。その日から37年になる。どうしてもボツワナに行きたいと願って、諸々の出来事を経てからようやく16年ぶりのボツワナ行きが実現し、4月17日にセロウェにいる。これはまったく

  • 【ボツワナ】ベッシーの友人トムに会う

    今回のボツワナ訪問でどうしても会いたかった人がもうひとりいる。ベッシー・ヘッドの親しい友人トム・ホルツィンガーだ。1960年代の終わりにボツワナにやってきた彼は、ベッシーよりも十歳ほど年若だが、彼女のとても近い存在だった。ベッシー・ヘッド研究者やファンで彼を

  • 【ボツワナ】カーマ三世メモリアルミュージアムに到着した

    ボツワナにわざわざやってきたもっとも重要な目的のひとつが、セロウェのカーマ三世メモリアルミュージアムに保管されているベッシー・ヘッドのアーカイブの調査を行うことだ。貴重な資料がここに保管されている。この場所は、大学生のときの1998年、そしてベッシー・ヘッド

  • 【ボツワナ】とうとうセロウェへ行く

    必要になったら使うための国際免許を持参しているものの、特にレンタカーは借りていない。なのでセロウェへの移動もバスだ。南部に位置する首都ハボロネから幹線道路を北へ約300キロのところにある。セロウェは伝統的首長のカーマの一族の拠点であり、田舎町ではあるがそれな

  • 【ボツワナ】ベッシー・ヘッド論議の濃い夜を過ごした

    ハボロネには予定より少し長く4泊ほど滞在した。ボツワナ在住のベッシー・ヘッド研究者メアリと彼女の夫氏ブルースは二人とも大学で教えてきたアカデミックなひとで、とくにブルースは一度話し出したら止まらないほど博識で、まるでこちらが大学の授業を受けているかのようだ

  • 【ボツワナ】十数年ぶりのお仕事関係の方に会う

    実は、ボツワナに来て会いたいひとはベッシー・ヘッド関係者だけでなくもうお一方いらっしゃった。少し前にその方が偶然にもハボロネにおられるのを知ったので、連絡を取っていた。十数年前にお仕事でお世話になった方でその後長い間お会いする機会もなかったのだが、このボ

  • 【ボツワナ】到着しました

    明け方4時ごろの雷雨で目が覚めた。ボツワナは雨季の終わりか、夕べから分厚い雨雲に覆われている。昼過ぎに到着したとき、ボツワナは晴れていてまぶしかった。アフリカの空気は5年ぶりくらい。ボツワナは16年ぶりだ。ベッシー・ヘッド研究者のメアリが迎えに来てくれて、久

  • 16年ぶりのボツワナに向かいます

    ただいま久しぶりの成田空港です。これから、ボツワナに向かいます。2007年にベッシー・ヘッド・フェストの開催で訪れて以来、約16年ぶりになります。あのときはジンバブエの仕事の休みを取っていったので日数も限られていました。現地で予定しているのは、セロウェのカーマ

  • 旅動画用の新しい子を導入しました。DJI Pocket2

    数日前にとうとう新しい子を導入しました。DJI Pocket2さん。2021年ごろにこれを購入するかどうか迷って、結局insta 360go2を導入したのだけれど、結局その子と併用するかたちで役立てたくこのたび入手いたしました。3が出ようが出まいが関係ないわねここしばらく動画づくり

  • 出版社探しとオーディエンスを作ること

    作家ベッシー・ヘッド(南アフリカ出身/ボツワナに亡命)の長編小説を出版したく出版社を探し続けております。が、再び一社がNGになりました。その会社は、今まででいちばん熱心な編集者の方々が深いところまで検討くださったところで、心からありがたいなと思っておりまし

  • 【ベッシー・ヘッド】25年前のボツワナ・南アのフィルム写真&大学生のわたしによるインタビュー音源 (YouTube)

    数年前からささやかながらYouTube動画をアップするようになった。いちばん最初は単に仲間内でリハ動画などをシェアするためにしか使っていなかったのだが、やがて少しずつ旅動画をあげるようになったのが十年前くらいか。でも、動画作りにハマったのはここ数年だ。物音、空気

  • 5年日記が4年目に入ったら見えてきたこと

    5年日記をつけている。2020年の正月から始めたので、2023年は4週目に突入しているところ。この5年日記には、ふだんのジャーナリングとは異なり、基本的には極力シンプルにその日の出来事を書くことにしている。一日あたり5行程度なので、多くを書くこともできないし、むしろ5

  • 『雨雲ラジオ』が Apple podcast と Spotify で聴けるようになりました

    音声配信『雨雲ラジオ』をはじめて60回を超えましたようやく設定をいたしましたので、以下のアプリでも聞くことができます。使いやすいアプリでお聞きいただけたら嬉しいです。喋るのは苦手だと昔から思い込んでいたけれど、いつも「熱弁スイッチ」が入ったらずっと喋り続け

  • 1998年のボツワナと南アのフィルム写真を25年後の今スキャンした

    大事にしまい込みすぎて長年行方不明だった昔の写真を先日ようやく発掘した。フィルムの写真で、ネガはもうどこだかわからないけれど、とりあえずプリントされている現存の写真をスマホアプリでスキャンしてみた。25年もほったらかしていました。当時はたくさんフィルムを持

  • 【ベッシー・ヘッド】ボツワナ・セロウェ村のアーカイブの話など

    わたしの手元には、ベッシー・ヘッドのアーカイブ資料が山ほどある。その多くは、1998年大学4年生のころにボツワナのセロウェ村のカーマ・メモリアルミュージアムで入手してきたものだ。内容としては、■ベッシー・ヘッドの書簡(ベッシーが実に多くの人に送ったものと受け取

  • 心の波に耳を澄ませて断捨離する

    子どもの頃から、何度も引っ越してきた。小学校は3つ、中学校は2つ。小6から中2まではアラスカ州アンカレジだ。そんな引っ越しの多い生活の中で、減らしていったものもあるのだけれど、全然減らしていないんじゃない?というものも実はたくさんある。以前、書類や本の山につ

  • 成長する街

    わたしにはいわゆる「生まれ育った」故郷というものがない。その分、土地に対する感覚は敏感なのではないかなといつもこっそり思っている。わたしが14歳の頃、アメリカはアラスカ州アンカレジから帰国して家族で引っ越してきたのがこの浦安市だった。以来、家は移っているの

  • 南アフリカへ渡った明治生まれの曽祖父、消えゆく物語

    今、一冊の本にまとめるために文章を書いている。南アフリカとの関わりの中で、曽祖父についての記述があるのだが、その件についてわたしが持っている情報は非常に限られている。わたしの母方の曽祖父は明治生まれ。銀行員から繊維関係の貿易業を手掛けるなどビジネスマンで

  • 『雨雲ラジオ』50回目になりました!なぜ雨雲か&ボツワナの話

    昔からラジオが好きで深夜のラジオをやりたかったのだけれど、音声配信、楽しく続けられましてようやく50回目になりました。わたしは、ちゃんとやろうとか、きっちりシナリオ作ってテーマを絞って、BGMとかオープニングの定番フレーズとかしっかり決めてやろうというのは、正

  • 『日本に住んでる世界のひと』#金井真紀 さん

    雰囲気ある可愛らしいイラスト、柔らかでカジュアルな文体。それぞれの人に対する著者の愛情も見えて、一緒にお茶を飲んで話を聞いている気持ちになった。ただ、書かれている内容は非常に複雑で、ときにかなりヘビーだ。日本に外国の人として暮らすのは、苦労も多いと思う。

  • ボツワナのあの方と久しぶりにzoomつないだ~ベッシー・ヘッド・ヘリテージトラストの現状

    色々と話したいことがあったので、お世話になっている在ボツワナのアメリカ人Maryとzoomでトークした。ベッシー・ヘッド研究の大先輩で、ボツワナ在住25年のぶっ飛んだ人だ。前回お話をしたのは、おそらく一年以上も前のことだったと思う。2022年のわたしは、仕事の出張も心

  • 「今日のベッシー・ヘッド」100本到達しました

    ツイッターでお届けしている「今日のベッシー・ヘッド」ようやく100本目をお送りいたしました二年近くはかかってしまいましたが、それでも案外色んな方がリアクションをくださるのでうれしいです。本を出版するのは時間がかかるけれど、ツイッターでエッセンスだけでもお送り

  • 本を書き始めた。書くために覚えておきたいと思う3つのポイント

    2月に入ったという事実を受け止めるためには、少し気持ちの整理に時間がかかったというひとはわたしだけではないはずだ。何はともあれ1月は去った。前記事の関連になるかもしれないが、「本を書くこと」について書いてみたい。常々「ベッシー・ヘッドとわたし」という大きな

  • 余白があるからこそアイディアが浮かんでくるのだ

    このところ、自分のやりたいことが次々と浮かんではわくわくそわそわする。もともとそういう性分なのだが、昨年後半は燻っていて超低空飛行だったため、休む以外ほとんど何一つできなかった。それが、ここしばらくのお休みで少しずつ色を取り戻し、本来の自分らしさが蘇って

  • 『文にあたる』#牟田都子 さん 読者にとっては人生で唯一の一冊になるかもしれない

    この本と目が合って手に取ったのは何か月か前だったのだが、ようやく読み始めたのは数日前。表現のトーンが大好きな感じで、興味の尽きない内容に夢中になった。校正者のご著書を読んだのは初めて。著者は、図書館司書を経て企業の校正者として10年仕事してから独立されてい

  • ラジオをはじめました

    もうずっと長いことラジオが好きです。深夜のラジオから聞こえてくる語りかけるような声と優しい音楽。以前は、海外出張のために周波数帯域の広いミニラジオをわざわざ持って行って、その国ラジオを聞くのが好きでした。今では、世界中のラジオがたいていネット放送されてい

  • 近況報告です

    いかがお過ごしでしょうか。ずっとお休みしていたわたしですが、新しい年に入ってから少しずつ始動しています。(コンサルタント仕事はまだしばらくお休みです)もしかしたら、何となくご心配くださった方もいらっしゃるかと思い、少しだけ近況を書こうと思いました。年末に

  • 映画『チーム・ジンバブエのソムリエたち』

    清々しいストーリーだった。ジンバブエから南アフリカに「難民」としてやってきた主人公4人は、レストランなどで働きながらやがてワインと出会う。ワインをほとんど生産していない国の出身で、まるで素人だった彼らが世界最高峰のブラインド・ティスティングに挑む。ワインの

  • ベッシー・ヘッド研究の膨大な資料を発掘した

    年末年始に両親宅で過ごす時間を作ったので、その機会に気になっていた作業に手を付けた。母が寝室として使っている部屋のクローゼット内で大量に並んでいる自分の資料の整理(あるいは断捨離)だ。資料の多くは、エディンバラ大学修士課程在籍中のペーパー。なんでこんなに

  • あのひとに会いに波浮港(はぶみなと)へ行った

    「お休み」に入ってから文章を書くことがほぼなかった。いつも大量生産マシンのごとく書き続ける自分に、今の今までそんな時期はなかったんだと思う。そんな「お休み」がひと月半以上続き、完全に休みにしていたのがうまく働いたのだろうか。静かなマインドの中にぽつんとし

  • 【お知らせ】しばらくお休みしています

    先月から、しばらくの間お休みをしています。お勤め仕事(コンサルタント・正社員)とライフワークのベッシー・ヘッド関連活動ブログやnote等での発信ベリーダンス一通りの活動を小休止しています。ひと月ほど経って、ようやく少しだけマインドに余白ができつつある気がしま

  • 初めてアフリカに「帰った」日

    アフリカを旅したり、アフリカ界隈の仕事したりするひとはおそらく百万回は耳にしたことがあるだろう「アフリカの水を飲んだものはアフリカに帰る」という有名すぎることわざがある。今でこそアフリカに関わって二回りは時が経ち、この言葉は飽きるくらい聞いたが、大学生当

  • 【ベッシー・ヘッド】日本語訳を印刷して製本してみた

    翻訳出版を実現させようと、もう気が遠くなるほど長年にわたり何度も訳しなおしているベッシー・ヘッドの長編小説。何度目かのチェックが終わったので、いま企画書をアップデートしようとしているところです。そんななか、コンサル仕事の報告書のほうでエネルギーを奪われて

  • 【水戸】張り切ってトラベルライター #寺田直子 さん のトークイベントに参加!…と思ったら、やらかした件

    前記事の続きさて。次の日10月9日(日)に意気込んで参加しようと思っていたのが、トラベルライター寺田直子さんのトークイベントだった。何日か前にインスタで見かけ、これだ!と思って秒速でホテルに電話をかけ(電話のみ受付)予約をしたのだ。そして、ホテルの方にご提案

  • 【水戸】急遽、水戸映画祭へ『目の見えない白鳥さん、アートを見に行く』 #川内有緒 さん

    最近のわたしの引き寄せっぷりは最強なのではないかなと思う。自分で言うのも何だが、書ききれないほどある。このブログに書いてきたとおり、最近は仕事も生き方も考え直そうとしながらも、報告書の仕上げに追われてあまり考えられなくて…。という状態だった。そんな折、急

  • プロフィール写真を何のために撮るか

    プロフィール写真を撮った。今日はコンサルタントとして、チームのひとがみんな撮ることになったので順番にスタジオに行って撮影。昨年10月に、ベリーダンスの写真撮影でお世話になっているフォトグラファーのヨータ・カタオカ氏にお願いして、大好きなある場所で撮影しても

  • 【ベッシー・ヘッド】日本語翻訳文の全文チェックひととおり終わり。絶対、日本語で出す必要ある

    もう何度、全文を訳し直したかわからないベッシー・ヘッド作品の翻訳文ですが、何度目かの「日本語を全部チェックする」という作業を本日とうとう一通り終えて感無量です。5回目かな。6回目かな。もう何度も全部訳し直しまくってて忘れましたよ。今日もわたしは、カフェで

  • 意識の底にずっとあった『サラフィナ!』と南アフリカ

    先日、久しぶりに馴染みの美容師さんにカラーリングをお願いしながら、何故わたしはアフリカに関わるようになったかを話す機会があった。もちろんアフリカに関わる直接のきっかけは、大学の時にアフリカのことなんて全く知らないままにアフリカ研究のゼミを選択したことだ。

  • ハムスター辞めるための一歩を進めました

    ハムスターの回し車から降りることにしました。え?ハム?という方は前記事をご参照ください。今月初めに、現在従事している案件の次回出張を断念することにしました。10月から11月にかけて例によって5週間ほどの予定だったのですが、心身の不調による不安があり、案件のチ

  • ハムスターの回し車を降りる~生産性とヘルスケア

    オランダのVeraちゃんが、しばらくYouTubeをお休みするそうだ。ミニマル&シンプルライフスタイルのコンテンツクリエーターのVeraちゃん。彼女のYouTubeチャンネルにはいつも大切なメッセージをもらっているのだが、この動画は特に心からの大切なメッセージが入っていて、2回

  • 中東のひとと政治経済社会文化の話をする

    仕事でご一緒しているひとと、ミーティング後にたくさんしゃべった。レバノンからイラクに移住してきたひとだ。オンラインミーティングで中東諸国の先進的なスタートアップ連携の取り組みについて実に面白い情報を聞いたテンションのまま、会議後に色んな話をした。中東のひ

  • オンラインカウンセリングと鍼灸整骨院「本質を見極めるために神様が与えてくれたチャンス」

    オンラインカウンセリングを一年ぶりに受けた。日本でも最近は以前よりも少しずつカウンセリングを気軽に受けるひとが増えてきたかなと思うけど、悩んでいる人、迷っている人はもっとどんどんプロと話をした方がいいと思う。わたしは、本当に行き詰まってしまってメンタルも

  • me timeを取る~シンプル&マインドフルなLIFEのヒント

    朝、お気に入りのベーカリーカフェさんへ。自分だけの空白の時間はどうしても必要なのだ。仕事のことも何にも考えない、その時間を楽しむだけの時間。庭でつかまえた子トトロとアイスカフェラテ。静かに朝の空気と物音の感触を味わい、ジャーナリングだけ。これをひとはme ti

  • 【YouTube】ボスニア・ヘルツェゴビナ、北マケドニア、旅動画

    動画を撮って編集して形にするのが楽しくて、出張先ではありますがちょこちょこと移動時間や隙間時間に撮りためていたものを編集してアップしています。これだけ見るとただの気楽な旅動画みたいだけれど、実際はそれほど時間もないので満足にゆっくりはできていません。でも

  • 香道とマインドフルネス

    日曜日、いつもの珈琲店でたまたま居合わせたご婦人とお話をする機会があった。お店には店名にちなんだ可愛らしいイラストが飾られているのだが、その絵について言葉を交わしたことがきっかけで。偶然、バスから地下鉄に乗り換えようとしたら、珈琲店の看板があったので入っ

  • 【ベッシー・ヘッド】『雲多く霧がかった気候に暮らす人々は太陽を敬い、半砂漠地帯の人々は雨を敬った』

    今朝は、朝からいつもの作業用カフェで翻訳の日本語チェック。ひろいテーブルと大きな窓が心地よくて、ほぼ毎日通っている。ここで今まで数えきれないくらいたくさん仕事や作業してきたなぁ。本当にありがたいです。贅沢かもしれないが、いくら自宅のオフィス環境を整えても

  • 夢はひとに語ろうというけれど

    夢はひとに語ろう。という言葉をたまに耳にする。語ることで自分にいい意味での自信がつくし、語るからこそ情報やチャンスがやってきやすくなる。そういう意味で、わたしはその「夢を語る」ことに大いに賛同している。★「夢」というのとは厳密には違うのだが(この点はここ

  • 海と山と犬

    週末、海のある街に住むお友だちと彼女のわんこに会った。このところ、色々あって仕事もいっぱいいっぱいで、心身ともにがっくり来ていたところに遊びにおいでと言ってくれた。わたしには、しょっちゅう会ったり連絡を取ったりするお友だちはほぼいないので、こういうときに

  • 【ベッシー・ヘッド】一年以上かけた5回目の全文翻訳しなおしが終わりました。

    本日は、翻訳出版するために奔走しております作家ベッシー・ヘッドの日本語未訳小説を翻訳し終えました。全文翻訳しなおしをしたのは、たぶん5回目か6回目くらいだと思います。正確にはわかりません。翻訳し始めた時から、20年経っているかいないかだと思います。今回、全

  • 【ベッシー・ヘッド】ゆっくりと大粒の涙が、頬の皺を伝い落ちた

    今夜は翻訳チェック作業をしている。ずっと仕事と諸々にパンクしそうになっていて、気づけばこの大切なライフワークを2週間近くも止めていた。ライフはどこ?ってくらいに。まだ仕事はあるのだが、居ても立っても居られなくて夜のカフェで作業を。わたしは、南アフリカの作

  • 映画とコーヒーと余白

    週末は、仕事をしなかった。当たり前のようだけど、そんな週末はずっとなかった。根を詰めて作業し続けているわけではないけれど、マインドがオンの状態でずっと消耗するような日々が長く続きすぎた。それに加え、先週一週間はプライベートでも重たいことがあり、さらには腰

  • 文字とラジオ『#すべて忘れてしまうから』#燃え殻 さん

    燃え殻さんのご著書を2冊一気に読了した。いずれもエッセイだ。どれも印象的で絶妙で、ささっと沁みてくるようなテーマで気に入っている。ただ、読了後、心に引っ掛かることがあったのでそのことだけ書いておきたい。それでも日々はつづくから燃え殻新潮社2022-04-27すべて忘

  • 【モンテネグロ】ポドゴリツァのタイマッサージ

    (出張過去旅メモの続き)2022年5月。初めてのモンテネグロ、ポドゴリツァ。モンテネグロは小さな国だが、海沿いには風情ある古くてこじんまりとした魅力溢れる街がいくつもある。出発前はネットで写真を眺めてはうっとりしていたのだが、そこはもちろん仕事の出張。スケジュ

  • 1977年、ベッシー・ヘッドのアイオワを追体験した『公園へ行かないか?火曜日に』柴崎友香さん

    以前から、あるひとがこの方の文章をお薦めしていたので、いつかフィクションを読んでみようとは前々から思っていた。そうしたら、しばらく前なのだがたまたまある翻訳家の方がツイートで柴崎友香さんのこの本について書かれていたのが目に入った。公園へ行かないか? 火曜日

  • 【北マケドニア】誰かと旅する時間~オフリド湖の深淵な滑らかさと霞むアルバニア

    北マケドニアといえば、オフリド湖でしょう。という話を人から聞いていたわたしは、ネットで検索したオフリド湖の美しい写真を眺めては、果たしてここへ行ける日は来るのだろうかと考えていた。当然なのだけれど、西バルカン諸国への訪問は仕事の出張なので、特別な機会でも

  • 【北マケドニア】スコピエで愛とRelationshipについて考えた

    北マケドニアである人と交わした噛み合わない会話について、まだどこにも書いていない。むしろいちばん大切なことは実は書かないことが多いのだけれど、北マケドニアのことについては嫌な気持ちが先行してしまい書こうとも思っていなかった。でも、心の中に割り切れない苦い

  • 南アフリカのラジオに出演した~ベッシー・ヘッドの朗読と本人のインタビュー音源

    昨日(正確には日本時間の1:00am)に、南アフリカのラジオに出演しました。といってもネットラジオなのだけれど。ベッシー・ヘッド85歳記念の音声プログラムでした。制作したのは、南アフリカの方。構成は、いくつかのベッシー作品の朗読。それから、貴重なベッシー・ヘッド

  • ベッシー・ヘッドの生誕85年を記念した朗読が放送されます(わたしも参加)

    先日はベッシーの誕生日(生きていたら85歳)でした。以前からベッシー・ヘッドファンとしてつながっていたケープタウン在住の建築家の女性が、これを記念してインスタでベッシー・ヘッド作品の朗読を呼び掛けていました。それが今日放送されるみたいです本日7月13日(水)南

  • 【ベッシー・ヘッド】お誕生日7月6日生きてたら85歳

    一日過ぎてしまいましたが、昨日は作家ベッシー・ヘッドのお誕生日。1937年7月6日、南アフリカのピーターマリッツブルグの精神病院で生まれたベッシー・アメリア・ヘッド。1986年に48歳で亡くなってしまい、わたしは会うことがなかった。でも、大学生の時から今までずっとわ

  • Rupurara Moonオンラインショップをクローズします~13年間ありがとう

    13年間やってきたオンラインショップRupurara Moonアフリカンビーズ&クラフトを、2022年7月末を持ってクローズすることにしました。Rupurara Moonがオープンしたのは2009年4月。Rupurara Moonは、ジンバブエのワイヤービーズアート作品から始まり、南アフリカ、ザンビア、ケ

  • 【ボスニア・ヘルツェゴビナ】ふと現れる物語の小道~サラエボのオールド・タウン

    5月14日(土)車がサラエボに到着する。オールドタウンに入ると、途端にその独特の雰囲気に飲み込まれてしまった。車も通れない細い小道、小さな建物たち。モスクのミナレット。そこは、サラエボの他の地域ともまるで雰囲気が違う異国のようでもあった。まるで小さなトルコの

  • 【ボスニア・ヘルツェゴビナ】アイデンティティはどこにある?セルビア人とスルプスカ共和国バニャルカ

    しばらく間が空いてしまったのだが、西バルカンから帰国して二週間あまり。その後は、御多分に洩れず他案件やさまざまな雑事に奔走し、体力的に持たずにばてたり何だりしていたわけだが。でも、前記事で書いた通り、1ヶ月余りの出張でいただいたものが確実に心に積み重なって

  • 心に重なる言葉、沁み入る風景~西バルカン雑感

     5月初めに日本を出発して1ヶ月近く西バルカンを回っている。このコンサル仕事の出張は簡単に言うと中小企業支援関係で、対象国は複数にわたる。この先も数回続く予定だ。今は、北マケドニアのスコピエのカフェに座っている。日中は真夏のように暑いスコピエだがオープンテ

  • 【ボスニア・ヘルツェゴビナ】モスタルからバニャルカへ続く最高に美しい山道の風景

    ボスニア連邦のモスタルからスルプスカ共和国のバニャルカへの道は、切り立った岩山と深き森、エメラルドグリーンの川と湖、そして滝に彩られたドラマチックな地形が延々と続いている。次々と迫りくる見上げるように大迫力な岩山。その間を縫うように道が走り、鮮やかな緑の

  • 【ボスニア・ヘルツェゴビナ】古の街モスタルとスタリ・モスト

    今月初めから西バルカン地方に来ている。3月のセルビアに続き再びだ。ボスニア・ヘルツェゴビナを経て、今は北マケドニアのスコピエにいる。もちろんコンサル仕事の出張で、今回は一か月強で4か国(5地域)を回る予定なのだが、移動も多くなかなかゆっくり文章化する余裕がな

  • 「ロマ」音楽への意外なリアクション

    静かだったわたしのYouTubeチャンネルに最近何だか変化が起きている。セルビアはベオグラードに滞在中にとった動画を、いくつか編集してしばらく前にアップしたのだが、その中で異様に再生数とコメントが伸びている動画があるのだ。街中でストリートミュージシャンを撮った動

  • 2000回の瞑想とマインドフルネス

    ひとは本当に、頭の中で考えを巡らせ続けるのが得意だ。それは多くの場合、自分自身の脳が勝手に生み出したものだったりするから厄介である。まだ起きてもいない未来への不安。相手が言っていないことへの勝手な妄想。それに紐づく怒り。仕事への強迫観念のようなプレッシャ

  • 太陽が夜明けから夕暮れまで~note『雨雲のタイプライター』

    とくに切りのいい数字でもないのですが、作家ベッシー・ヘッドの作品のほんの一節ずつを紹介しているnoteマガジン『雨雲のタイプライター』が28本目となりましたので、自分頑張ったかなと思いご紹介したいと思います。更新計画を立ててあるわけでもなく、そのとき心に響いて

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