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  • アノマリーanomalies

    アノマリーは効率的市場仮説に反する特異現象をさす。しかし多数のアノマリーが発見されるにつれ、効率的市場仮説の方が間違っているのではないかと議論されるようになった。なお効率的市場仮説に代わる学説として行動ファイナンスが人気を高めている(私自身による行動ファイナンスの説明は市場原理主義についてを参照)。月変わり効果1月効果Januaryeffect1月の月次投資収益率が極端に高い(日米とも)。日本では1月とともに2月の上昇確率が高い{高橋}:曜日や月によるリターンの違いはカレンダー効果calendereffectという。1月効果の有力な仮説として税金対策売りがある{大村・俊野};類似したものに、日本では4月効果、アメリカでは10月効果(そのほかアメリカではセルインメイー:5月以降の下げを指摘サマーラリー:夏場...アノマリーanomalies

  • TOB take over bid 制度

    TOB制度とは(概論)TOB制度(株式公開買い付け制度)とは(一定条件のもとに株式を購入する場合①60日以内10名以上から5%以上あるいは②60日以内10名以内から3分の1以上)、上場会社について株式を取得する場合、TOBによらなければならなければならないというもの(5%未満については適用除外)。具体的には買い取る株式の購入価格、買い取る株数を公表し、条件に同意した株主から取引所外で株式を公平に購入するというもの。狙いは、情報の公開と株主に平等な売却機会を与えることにある。TOB制度の概要公開買付制度・大量保有報告制度の現状(金融庁)2023/08現在TOBという表現はどうも日本的であるようだ。英文でもtakeoverbidよりは、publictenderofferという表現がなじむようだ。公開買い付け制...TOBtakeoverbid制度

  • principal investments

    証券会社の業務として自己資金による投資業務(プリンシパルインベストメントprincipalinvestment)が重要になっている。従来、証券会社が自己資金でやる投融資業務としては株式や債券のトレーディングや、投資家への貸付(信用取引における貸付)があった。しかしプリンシパル投資と呼ばれるものは、こうした従来の業務とは異なっている。投資対象が伝統的な株式や債券から、非公開株式や不動産に広がっていること。投資において戦略が重視されること。そして自己資金はもちろんだが、投資家から投資資金(ファンド)を集め、その収益の最大化を目指すものもあるようだ。日本の大手証券各社が持ち株会社の100%出資子会社としてプリンシパル投資会社を相次いで設立したのは2000年から2001年にかけてである。調べてみるとゴールドマン・...principalinvestments

  • 不確実性と合成の誤謬

    ナイトの不確実性とケインズの合成の誤謬現代の金融問題を解くのにこの二つの用語が役に立つとされる。ナイト(FrankHyenemanKnight1885-1972)はその著書Risk,UncertaintyandProfit(1921)において、不確実性uncertaintyを、確率的予想が成り立つ危険riskと対比で明らかにしていたのではないかとされる。ナイトは、確率的予想が成り立つケース(risk)を、数学的に決定される先験的確率と、経験される事象から割り出される統計的確率とに、分けている。他方、企業が直面する不確定状況uncertaintyは、1回限りの現象で大数の法則が成り立たないという状況であり、このような不確実性に対処する経営者に報酬として与えられるのが利潤に他ならないとする。そして最近話題にな...不確実性と合成の誤謬

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