庭のじめんが恐竜の鱗 麻屋与志夫
7月28日金曜日連日35℃越えの炎暑がつづいている。うすく苔におおわれていた庭の地面はかわききっている。恐竜の鱗がはげたような形にひび割れてめくれあがっている。さすがに散歩にはでかけられない。アメショウのルナは三段重ねのケージの上。前足にあごをのせてくつろいだ姿勢でねむっている。「ルナ、かわいいね。かわいしね」と妻がくりかえしている。ルナはシッポをふってこたえている。わたしはパソコンを開いてぼんやりとしている。歳をとっせいか、暑さはあまり感じない。でも、からだがだるい。こんなに気力が衰えているのかと思うほどだ。動きがとれないのだ。PC画面上にちらばっている書きかけの小説をながめては吐息。これを全部完成するまで生きていられるだろうと、また吐息。はやく涼しくなるといいですね。麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムの...庭のじめんが恐竜の鱗麻屋与志夫
2023/07/28 10:47