コンビニのエイトインコーナーにて 麻屋与志夫
9月30日金曜日コンビニのエイトインコーナーにて天井の照明が大理石まがいの床できらめいていた。五名ほど掛けられるコーナーの横に電子レンジが置かれている。いま労務者ふうの若者が買ってきた弁当を温めている。レンジの下は、Garbagecanに投げ入れられたカップが蓋の部分につかえている。半分開いた黒く見える底からいやな臭いが立ち上ってくる。若者はおいしそうにコンビニ弁当を食べている。食事の住んだ人があたふたとでていく。奥の席の男は卓に顔を伏せて寝てしまっていた。だいぶ疲れているようだ。家庭があるのだろうか。つきあっている彼女はいるのだろうか。男たちはみんな若者だ。麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。カクヨムサ...コンビニのエイトインコーナーにて麻屋与志夫
2022/09/30 16:26