豊かな自然が残っていないと生きていけない、コブラン
コブラン(マツバラン網ハナヤスリ科、絶滅危惧I類)、ランと付きますがマツバランなんかと同じシダの仲間です。日本では屋久島、種子島、琉球列島と、小笠原の父島、母島にのみ生息すると言われます。これら島々に共通するのは自然豊かな山や沢があり、島ならではの特異な動植物が多く、同時に「今守らなければ取り返しのつかない事になるギリギリの状態にある島々」と言う事です。画像を見て「ん、何だこれ、ただのオオタニワタリじゃないか」と思った方、オオタニワタリの葉の間、画像の真ん中を見て下さい。そこにオオタニワタリの葉より細く束になって垂れているのが、コブランです。コブランが生きて行くには普通の植物と同じで主に葉の光合成から作られる栄養と、根の部分からは落ち葉とかが菌によって分解発酵された時に出来る養分で生きています。だったら落...豊かな自然が残っていないと生きていけない、コブラン
2024/10/20 00:59