朝から届くLINEのメッセージたちには「いいお天気」「秋晴れだね」の文字が並ぶ。ここで綴り始めた時は まだSNSも、いや、スマホさえ無かったように記憶する。気…
甘いワインを空けて苦い想いを飼いならすそんな夜はふらっと ここに
すっかり放ったらかしにしていたこの場所ですが……なんて。そんな風に書き始めることばかりだと苦笑いしながら、アメブロのアプリに少し戸惑いながらタイプしてみる。T…
昨日の昼間、一緒に買い物した人は赤い靴下を履いていた。悲しいメールが届いて沈んでいた事に私は気付けなかった。昨日の夜、待合せに5分遅れた人は赤い下着を履いて…
ただ 忘れたふりをしてそのままそっと 消してしまおうかとそんなことも考えたけど言葉たちが愛しくて手放せないこだわっていたはずの行間もすっかり忘れて曖昧な記憶の…
やっと 逢えたねその姿を見ることが出来たらきっと 泣いてしまうって思っていたよでもね 私見上げながら 笑っていたんだありがとう今年も咲いてくれて櫻
震災の夜、何もかもがなかった。暗闇と不安と余震の恐怖と悲しみしかなかった。一週間たった今、あの夜とは比べものにならないくらい、前に進んでいる。沢山の励ましや優…
未曾有のエネルギーで地面が揺れてから、皆様ご無事でいらっしゃるのでしょうか。大切な皆様方のご無事を心よりお祈りいたします。この場所でプライベートのことはあまり…
温もり残る布団の中から手招きをしてくる。もう一度潜込んで快楽を貪りたい衝動を堪える。「私、このままじゃいけないと思うの。」意を決する。「でも、アナタを追い出す…
寝静まったキッチンで、僅かに何かが漏れる音。闇の中恐る恐る近付くと、二時間前に煮込んだお鍋が長い息を吐き続けていた。ピッタリと張り付いた蓋は無理に引いてもびく…
新年を迎えてから、ずっと毒だしをしている。そういう時期なのだろう。身体の次は、人間関係の毒だし。いきなり用意された話合いの場。思った以上に強い口調でまくし立て…
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