いまだ定まらぬ道(つづき)
要は、「それほどよく知らない分野の文書を翻訳すること」は本当はしたくはないのだが、だからと言ってそういう仕事を断れば仕事がなくなってしまう(選り好みできるほど大きな市場ではないのだ)。それに、引き受ければそれなりに大変な思いをするだろうと分かっている仕事を断ることは、その仕事から逃げているのではないかという気持ちも自分の中にあり、なかなか断りづらい。とは言っても、「つらい」思いをしながら、本当はできればやりたくないと思いながら仕事を続けていくのは果たしてどうなのかということを今まさに考え惑い悩んでいるところなのである。ただし、翻訳作業そのものが難しいのでつらいとかやりたくないとかいうことではな…
2011/05/06 00:00