横浜水道水にとって重要な土地、旧津久井町(その2)
横浜の水道の水源地が山梨県の道志村であるという話はよく聞きます。けれども調べたり現地に行ってみたりしてわかってきたのですが、実際にはそんなに単純なものではありません。道志川の現流域が山梨県の道志村であることは確かですが、旧津久井町の青根地区から神奈川県に入ると約13㎞も流下して、現役で稼働している鮑子取水堰にたどり着くのです。この神奈川県内に入ってからの取水堰に至るまでの道志川の13㎞の区間の周辺環境は、小さな山や谷が連なった山林となっていて、こうした山や谷から生じた沢も道志川に流入し、その水源の一部となっています。つまり、道志川の源流域一帯の水源は道志村だけではなく、神奈川県内の沢も水源となっているわけです。また、横浜市のホームページによると現在の横浜市の水道水の水源は「道志川・相模湖・馬入川・企業団酒...横浜水道水にとって重要な土地、旧津久井町(その2)
2023/07/19 21:01