毛原廃寺跡 山林修行者管理のための寺か?!/毎日新聞「やまと百寺参り」第69回
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の刊行を記念して毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。9月17日付で掲載されたのは「謎の大寺跡大型礎石群/毛原廃寺跡(山添村)」、執筆されたのは同会会員の小倉つき子さん。小倉さんはもと新薬師寺執事長、最近は得度され、小倉涼眞の法名を持つ。※集落内に保存されている毛原廃寺金堂跡の礎石群=山添村毛原で小倉さんは奈良まほろばソムリエの会で「保存・継承グループ」に所属し、県下の文化財などを調査。その副産物として、本年(2020年)6月には『廃寺のみ仏たちは、今』(京阪奈新書)を上梓された。では記事全文を紹介する。三重県と奈良県との県境に位置する山添村毛原(やまぞえむらけはら)に、奈良時代建立の大規模寺院跡と思われる大型礎石群が...毛原廃寺跡山林修行者管理のための寺か?!/毎日新聞「やまと百寺参り」第69回
2020/09/30 10:38