有終の美
○3-2広島(24回戦) 例年よりも少ない全120試合を消化し、中日ドラゴンズの2020年シーズンが幕を閉じた。 最終戦のオーダーは根尾昂をトップバッターに据えた消化試合仕様。根尾はセンターとセカンドの守備を卒なくこなし、打ってはプロ2安打目となるライト前ヒットでチャンスマーク。先制点の足がかりを作った。 フェニックスリーグには帯同せず、この一軍最終戦でフル出場した意味が、クレバーな根尾ならよく理解できていることだろう。攻守ともに到底一軍レベルには及ばなかった昨年と比べれば、その成長っぷりは歴然。来年は勝負の3年目。一軍で姿を見る機会もうんと増えるはずだ。 先発の柳裕也は、開幕前は大野雄大との…
2020/11/11 21:32