◇2552 『ナースの卯月に視えるもの2-絆をつなぐ』 >秋谷りんこ/文春文庫連作短編小説の第二弾。今回も心温まる物語たち。Audibleは本当にありがたい。読みたいと思っていた小説がどんどんアップされていく。本シリーズは第3巻まで出ているようだが次作も待ち遠し
パソコンが壊れてしまった。と言っても、ハードディスクやソフトウェアが動かなくなったのではなく、ノートパソコンの上蓋の部分が物理的に壊れてしまったのだ。ブログの記録を辿ってみると、このノートPCを買ったのは茨城に赴任した直後で、買ってから7年が経つ。少し動
そもそもアップル・カードを作ったのは、高金利の預金口座を開設したかったから。ウェブサイトを検索したり、アップル・カードに再度電話したりして、Saving Accountを開設しようとするのだが、私のスマホのアプリ上にマニュアルに提示されている画面が現れない。古いiPhon
カードは入手できたものの、この段階でトラブルが発生。自宅のPCの調子が悪くなったので、アップルのMACに買い換えることにしたのだ(PC買い換えの詳細は別ブログにて記載予定)。PCが高額だったためだろうか、PC代金が決済できないという連絡が入る。アップル・カードに電
日本の新聞でもニュースになっていたのだが、アップルがゴールドマンサックスと提携して、高金利の預金口座の運用を始めた(本日現在で年利4.15%)。日本には展開されておらず、米国在住が条件。一応、開設する資格はあるので、物は試しと開設してみることにした。必要
重厚でキャストの演技も上手く、なかなか見応えのあるドラマだった。サウスダコタへの旅行中、ホテルでゆっくりする機会があったので見てみた。宮部みゆきさん原作の名著を、台湾でドラマ化したもの。久しぶりに中国語のドラマを見たが、流石に複雑なストーリーなので、
通常、12時までのところを、14時までチェックアウトを延長し、ミネアポリス美術館を訪問することにした。愛犬には申し訳ないが、美術館には入れないので、ホテルでお留守番。このためにクレートを持参していた。ホテルから歩いて20分ほどだったので、街中を運転して駐車場
さて旅行も大詰め。この日はホテルから経由地のミネアポリスまで移動するだけ。往路は2日だったが、復路は少し北上して遠回りすることと、体力面を考慮して3日確保しておいた。最終日は体力次第でどこまで走れるか自信がなかったため、ホテルはあえて予約していなかった
サウスダコタでの3日間の観光を終え、この日から帰路につく。とはいえ、長い道のりを同じルートで戻るのは芸がなく、旅行業者さんに別ルートを考えていただいた。少し遠回りになるが、北上してセオドア・ルーズベルト国立公園を抜けて帰るというルート。昨日は早めに休
滞在3日目はデビルズ・タワーへ。ホテルから片道2時間程度だが、この日は1箇所だけにして、少し旅の疲れを癒すつもりだった。朝は少し遅めに起きて、11時ごろホテルを出発。途中、昼食をどうするか迷う。観光地によっては、食べるところがまったくないこともあるのだ。
観光2日目は今回の目的地であるマウントラッシュモアへ。リンカーンなど、大統領の顔が彫られた誰もが一度は写真を見たことがあるであろう名所。ホテルからは30分ほどなのだが、この日は他にも行きたいところがあったので、少し早めにホテルを出発。ちなみに、午後になる
観光初日はバッドランズ国立公園を訪問。ホテルから1時間ほど、昨日来た道を戻ることになるのだが、近くによいホテルがなかったのだ。高速道路を降りて少し走ると大草原が現れる。そこから少し走ると、いきなり目の前に絶景が。草原をしばらく走るものだと思っていたの
今回の旅は直前まで出張続きでバタバタしていたため、細かな旅程を決めず、前日にどうするかを考えるという、とっても行き当たりばったりの旅であった。サーフォールのホテルで、翌日の行路を確認するという状況。翌日も長距離運転は大変だなぁと思っていたのだが、ナビで
日本のお盆休みに合わせて1週間の夏休みを取得。このところ忙しかったので気分転換をしたいと考え、旅行を企画。しかしながら、犬がいるため飛行機には乗れず、自動車での旅を計画した。ちょっとバタバタしており、約1ヶ月後のアップになってしまった。後輩が行って良かっ
このところ、少し忙しかったのだが、忙中閑ありで、あえて時間を作ってドッグランに行ってきた。とはいえ、遠方に行くほどの時間は取れず、まだ行ったこのとない家から車で20分弱の比較的近場のドッグランを訪問。ゴルフの打ちっ放しやアイススケートのリンクに隣接する
このところ、物欲が低減してきていると書きつつ、PC、スマホ、ファイヤー・スティックなどを購入してしまっている。アメリカにいると飲み会も少ないし、旅行やたまの外食以外にお金を使うシーンも少なく、自分へのご褒美と言い訳しつつ、欲しいものはあまり我慢せずに買う
アメリカには、日本から持ってきたテレビ(過去にHDDに撮り溜めた録画を視聴するためのもの)と、前任者から譲っていただいたアメリカ仕様のテレビを所有していた。アメリカ仕様のテレビの方は、Netflixなどをアメリカリージョンとしてしか視聴することができず(VPNを使っ
今更ながらだが、言葉の不思議さというものに思い当たった。例えば、英語などの外国語を学ぶ際、意識するのは、語彙、文法、読む、書く、聞く、話す、という6つの分野である。日本人の英語学習は、前者4つを中心に行われてきたため、聞く・話すという2つについておろ
米国に駐在してからは、意思決定やプロジェクトの推進など、経営に携わる仕事のポーションが多くなっている。そのために、打ち合わせをしたり、出張して現場を確認したりすることに多くの時間を割かれている。また、自身がボトルネックにならぬよう、受信メールに対しては
◇2237 『某』 >川上弘美 /幻冬舎文庫何とも不思議な、初めて読むタイプの小説だった。本書を何故手にしたのか記憶が定かではないのだが、恐らく何らかの書評を見て気になったのであろう。単行本が出た当初にAmazonの欲しいものリストに登録し、その後文庫化され
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◇2552 『ナースの卯月に視えるもの2-絆をつなぐ』 >秋谷りんこ/文春文庫連作短編小説の第二弾。今回も心温まる物語たち。Audibleは本当にありがたい。読みたいと思っていた小説がどんどんアップされていく。本シリーズは第3巻まで出ているようだが次作も待ち遠し
◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
◇2549 『恋とか愛とかやさしさなら』 >一穂ミチ/小学館男女の関係だけでなく、社会的な課題も掘り下げた問題作。結婚を目前にした普通のカップル、新夏(にいか)と啓久(ひらく)。啓久からプロポーズを受けた翌日、新夏は啓久が盗撮容疑で捕まったという電話を受
○2548 『ナースの卯月に視えるもの』 >秋谷りんこ/文春文庫電車で泣きそうになってしまった。本書は日経新聞の書評で見かけたと記憶している。Amazonのほしい物リストに入れておいたところ、Audibleにラインナップされていたので早速聞いてみた。とある事故をきっ
私が筆記具にこだわっていることについては、このブログでも何度か触れている。日本に帰ってからも何度か文房具店には足を運んだのだが、今のペンが気に入っていることもあり、昔ほど熱心に新しいペンを探そうという気にはなれない。ちなみに私の定番はこちらにも記載した
◇2547 『地面師たち:アノニマス』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』のスピンアウト小説。短編集であり、総ページ数も少なく、サラリと読めてしまった。『地面師たち』の脇役たちが、どのような経緯で地面師になるに至ったかなど、前日談が収録されている。緻密
日本に帰任後は、会議で発表する機会が増えた。自分でディスプレイに資料を投影しながら話すパターンが多いのだが、質問への回答に対して、パソコンで資料を確認して答えたいときなど、画面が二つあると便利である。アメリカでは、対面での大人数の会議はさほど多くなく、
◇2546 『地面師たち:ファイナル・ベッツ』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』の続編。こちらも最後までハラハラしながら読み進めた。この手の話を読んでいると、どうにも犯人側に立ってしまうのはなぜだろうか。どう考えても悪の側なのに、詐欺がバレないか、うま
スマートフォン(スマホ)を手に入れたばかりのころは、いろんなアプリをインストールしていた。最初のうちは物珍しく、有料のアプリもたくさん購入してしまっていた。最近はアプリそのものは無料で、使ってみてからアプリ内課金というシステムが多く、無駄遣いをせずに済
◇2545 『地面師たち』 >新庄耕/集英社文庫ドラマよりもよりリアリティのあるストーリーだった。Netflixのドラマを見ていたので、原作は読まなくてもよいかなと思っていたのだが、続編がAudibleにアップされており、それならば本編も読んでおこうと手にしてみたもの
懇意にしているフィナンシャルプランナーの方にお会いした。もう20年近くお付き合いさせていただいているのだが、4~5年に1回ほどお会いして、家のローン、生命保険、財形などの相談をしている。財形といっても、これまではDCの年金運用くらいしかやっていなかった。住
◇2544 『これは経費で落ちません!(11)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫今回は森若さんと太陽の結婚話。これはこれで微笑ましいのだが、やはり経理的な話にも少しは触れてほしい。結婚に向けてタスクリストを作ったり、どちらの姓を名乗るのか
アメリカの物価高については何度か書いたように思う。一番分かりやすいのはラーメンを2人で食べに行き、ビール1杯、餃子を一皿ずつ注文すると80ドル程度かかってしまうということ。当時は円ドルレートが150円だったので、なんと1万2千円である。日本でもじわじわと物価
アメリカからの荷物は主に3つに分けて日本に持ち帰った。1つ目は言わずもがなのスーツケース。普段使用するANAの場合、確かスーツケースを1人2つまで預け入れができたのだが、今回は犬を客室に連れ込んで変えるためUnitedを選択。残念ながら1人1つなので容量が制限さ
◇2543 『夜行観覧車』 >湊かなえ/双葉文庫うまくまとまったサスペンス・ヒューマン・ドラマ。テレビドラマの原作にもなった書籍。実は、湊かなえさんの作品はちょっと苦手。世間では「イヤミス」などと呼ばれているらしい。嫌なミステリー、後味の悪いミステリーと
アメリカではトリミング直後に愛犬が亡くなってしまったトラウマから、新しいワンちゃんについては、私が自らカットしていた。犬用のバリカンとハサミを購入して、毛を刈っていたのだ。愛犬はトイプードルなのだが、バリカンのアジャスターを15ミリなど長めに設定すると毛
◇2542 『トヨトミの逆襲』 >梶山三郎/小学館文庫今まさに起こっているトランプ関税の深層が理解できる。前作『トヨトミの野望』が面白かったので、Audibleにアップされているのを知り、早速聴いてみた。前作はKindleで読んだ記憶があるのだが、蔵書にない。ブログを
引越しの際に、愛用していた爪切りを失くしてしまった。たかが爪切り、されど爪切り。微妙な感覚なのだが、そのお気に入りの爪切りは、パチンパチンという硬質な感じではなく、サクッサクッと切れるのが好きだったのだ。爪切りはよくなくすので、複数個買い置きがあるのだ
◇2541 『悪い夏』 >染井為人/角川文庫救いのない話。これが現実なのだろうか。染井さんの作品は何作か読んでみたが、どうにも救いのない話が多くて、ちょっと気が滅入ってしまう。これが日本の現実の一部なのだろうなと思いながら読み進めているのだが。本書は生
寡聞にして出口さんがAPUの学長を退任されていることを知らなかった。Youtubeはあまり見ないようにしているのだが、たまたま見たい動画があったので視聴していたところ、レコメンドに出口さんの退任のご挨拶の動画が上がってきたのだ。慌てて、Googleで検索してみるとご退
◇2360 『SIMPLE RULES-「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』 >ドナルド・サル/三笠書房言っていることはよく分かるのだが、シンプルなルールをどうやって作るかの方法論をもう少し詳しく知りたかった。様々な具体例が列挙されているのだが、具体的すぎて
仕事柄、日々大量のメールを受信している。メールの捌き方については、ある程度パターン化してあるのでさほど困ることはない。しかしながら、中には「急ぎではないが、そのうち読まなければならない資料」という存在があり、これらをいつのタイミングで読もうかと迷ってしま
◇2359 『タイムベース競争戦略-競争優位の新たな源泉=時間』 >ジョージ・ストークJr・トーマスMハウト/ダイヤモンド社経営戦略における「時間」という非常に重要な概念が詰め込まれている良書。本書は三枝匡さんの著書で知ったもの。これからの企業戦略は時間を意
以前、当時50代の上司だった方が仰っていた言葉が、妙に印象に残っている。曰く、若い頃は肉が大好きだったが、お金がなくてそれほど良い肉は食べられなかった。50代になって、少し懐に余裕ができたのだが、高い肉は脂が多くて量が食べられなくなった。若い頃にもっと良い肉
◇2358 『60歳からのマンション学』 >日下部理絵/講談社+α新書知らない知識が満載。読んでおいて良かった。日本には30代の頃に建てた家がある。当時流行りだった狭小三階建だ。中国、茨城、米国と不在にする期間が多く、買ってからの半分以上は他人に貸している状
いろんな思いが込み上げてきて泣けてきてしまった。ヤバイ。。。
◇2357 『リカバリー・カバヒコ』 >青山美智子/光文社ほっこりさせられる小説。最近、この手のタイプの小説が、安心感があって好みかもしれない。東京郊外だろうか、マンションの近くにある日の出公園。そこにはカバの置物(いわゆるアニマルライダー)がある。その
アメリカで眼科を受診したことは以前のブログに書いた通り。日本で診断されたものとは別の病名を告げられ、今のところは経過観察で、という話だった。経過観察については、診断設備がより充実している専門医を紹介していただいた。家から近いところだったので助かる。私が住
◇2356 『新規事業着工力を高める』 >内田有希昌/東洋経済新報社新規事業創出のための方法論。非常にロジカルに展開されているが、実践は難しそう。自社のシーズと顧客のニーズがマッチしなければならないし、時間がかかる案件については、経営者の我慢が必要。お金
先日、愛犬に狂犬病の注射を打ってもらったのだが、あわせてジステンパーのワクチン接種も必要とのこと。急ぐのであれば同日に対応可能だが、できれば3週間ほど間を空けた方がよいと言われ、アドバイスに従って病院を再訪。そろそろ暖かくなるので、フィラリアや、ノミ・
◇2355 『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』 >朝倉祐介/ダイヤモンド社財務や経理の専門家以外の人が読むにはとても有用な書籍。筆者は法学部出身とのことで、恐らく会計は専門ではないであろう。この手の本は専門家が書くととても専門的になっ
特に意識をしているわけではないのだが、時間に追われる日々を送っていると、本の読み方が雑になってくる。毎日大量に流れてくる新聞記事などのニュースやメールマガジン。日々大量に受信する仕事関係のメール、特にCCで入ってくるもの。読まなければならない、会社関係の
◇2354 『門外不出の経営ノート-2泊3日で165万円! プレミアム合宿LIVE講義』 >小山昇/ダイヤモンド社今の自分の状況では使いづらいノウハウだなと思いつつも、非常に実践的で楽しく聞かせていただいた。筆者は武蔵野という会社を建て直した小山社長。数々の修羅場
日経新聞[2024.04.20]ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語柳井氏の凄みを感じる記事。一方で、若い頃は寝太郎と呼ばれた放蕩息子だった点も、知ってはいたが改めて記事で読むと興味深い。一番強烈だったのは「場末のまんじゅう屋」の例え。果たして自
◇2353 『フォン・ノイマンの哲学-人間のフリをした悪魔』 >高橋昌一郎/講談社現代新書向社会性サイコパスとは、彼のような人のことをいうのだろう。天才であったが、とても人当たりがよく、立派な人物だったようだ。一方で、非人道的ともいえる決断や提言をいとも
○2352 『マキアヴェッリ語録』 >塩野七生/新潮文庫マキアヴェッリの至言が満載の良書。構成が面白い。冒頭に記載されている、筆者である塩野さんの断り書きが面白い。曰く、塩野さんはこの時代の人物をいろいろと描いてきたが、彼らとマキアヴェッリの決定的な違い
早いもので米国の駐在員生活も3年目を迎える。COVID-19のせいで実赴任が7月だったため、5月~6月にかけては、アパートの契約更新、自動車や不動産の保険更新などがアニュアル・イベントとして発生する。そして、2年に1度は運転免許証の更新も必要になる。6月末まで
◇2351 『スクラップ・アンド・ビルド』 >羽田圭介/文春文庫興味深いタイトル。祖父がスクラップで、健斗がビルドという意味だろうか。芥川賞繋がりでレコメンドされた作品。第153回芥川賞受賞作だそうだ。羽田圭介さんの名前は知っていたが、実際に作品を読むのは初
メモリアル・ディの3連休は近場での旅行、ミシガン湖に行ってきた。いつもの通り行き当たりばったりの旅行で、前日にホテルを予約。いつもはHilton系のホテルを利用しているのだが(アプリで予約が可能で、犬が泊まれるかどうかもオンラインで確認できるので便利)、今回は