◇ヤニック・ネゼ=セガン指揮/マリウシュ・トリレンスキ演出◆リーゼ・ダヴィッドソン(レオノーラ:ソプラノ)、ブライアン・ジェイド(ドン・アルヴァーロ:テノール)、イーゴル・ゴロヴァテンコ(ドン・カルロ:バリトン)、ユディット・クタージ(プレツィオジッラ
◇ヤニック・ネゼ=セガン指揮/マリウシュ・トリレンスキ演出◆リーゼ・ダヴィッドソン(レオノーラ:ソプラノ)、ブライアン・ジェイド(ドン・アルヴァーロ:テノール)、イーゴル・ゴロヴァテンコ(ドン・カルロ:バリトン)、ユディット・クタージ(プレツィオジッラ
◇ブレーク・エドワーズ監督◆デヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズ、クラウディア・カルディナーレ、キャプシーヌ、ロバート・ワグナー、ブレンダ・デ・パンジー、コリン・ゴードン 映画は興行材だから、興行的に大成功を収めることが出来ると、すぐさま続編が
◇アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督◆ルイ・ジューヴェ、シャルル・デュラン、シュジ・ドレール、ベルナール・ブリエ、シモーヌ・ルナン、ピエール・ラルケ アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督は、第二次世界大戦中に製作した映画『密告』で対ドイツ協力を疑われ、
◇市川崑監督◆石坂浩二、岸恵子、若山富三郎、草笛光子、辰巳柳太郎、仁科明子、渡辺美佐子、永島瑛子、北公次、加藤武、原ひさ子、三木のり平、中村伸郎 『悪魔の手毬唄』(1977年、東宝製作)は、横溝正史の同名長編推理小説の二度目の映画化作品である。市川崑監督自身が
SEX AND THE CITY/セックス・アンド・ザ・シティ
◇マイケル・パトリック・キング監督◆サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、シンシア・ニクソン、クリスティン・デイヴィス、クリス・ノース、デヴィッド・エイゲンバーグ、ジェニファー・ハドソン 『セックス・アンド・ザ・シティ』(2008年、アメリカ製作。原題
◇ピエル・パオロ・パゾリーニ監督◆マリア・カラス、ジュゼッペ・ジェンティーレ、マルガレート・クレメンティ、ローラン・テルジェフ、マッシモ・ジロッティ ピエル・パオロ・パゾリーニ監督は詩人として出発し、1961年に映画監督へ転身した。パゾリーニは自ら
◇篠田正浩監督◆岩下志麻、原田芳雄、奈良岡朋子、樹木希林、阿部徹、浜村純、西田敏行、加藤嘉、殿山泰司、原泉、小林薫、山谷初男、小林薫、桑山正一、神保共子、横山リエ 『はなれ瞽女おりん』(1977年、東宝製作)は、「飢餓海峡」や「五番町夕霧楼」、「越前
◇成瀬巳喜男監督◆高峰秀子、森雅之、団令子、仲代達矢、加東大介、二代目・中村鴈治郎、小澤栄太郎、淡路恵子、沢村貞子、中北千枝子、山茶花究、織田政雄 ハードボイルドの作家と言われた片岡義男が自著の「映画の中の昭和30年代」という本の中で、成瀬巳喜男監
◇森一生監督◆勝新太郎、中村玉緒、阿部徹、近藤美恵子、鶴見丈二、丹羽又三郎、倉田マユミ、須賀不二男、浜世津子、丸山修、荒木忍、嵐三右衛門、丸凡太、伊沢一郎 『不知火検校』(しらぬいけんぎょう。1960年、大映製作)は、世間的には弱者のはずの盲人が、悪事
◇マイク・ニコルズ監督◆ジャック・ニコルソン、アート・ガーファンクル、アン・マーグレット、キャンディス・バーゲン、リタ・モレノ、シンシア・オニール、キャロル・ケイン 『愛の狩人』(1971年、アメリカ製作。原題“Carnal Knowledge”)は、アメリカン・ニュー
◇マキノ雅弘監督◆高橋英樹、長門裕之、津川雅彦、南田洋子、山本陽子、岩井友見、梶芽衣子、川地民夫、田中春男、伴淳三郎、水島道太郎、三島雅夫、葉山良二、須賀不二夫 任侠映画は東映の専売特許だと思っていたら、日活も製作していたことを、『日本残侠伝』(196
◇ジェイムズ・レヴァイン指揮/ピエロ・ファッジョーニ演出◆ルチアーノ・パヴァロッティ(グスターヴォ三世:テノール)、レオ・ヌッチ(レナート・アンカーストレーム伯爵:バリトン)、アプリーレ・ミッロ(レナートの妻:ソプラノ)、フローレンスクイヴァー(女占い
◇三隈研次監督◆勝新太郎、三田佳子、佐藤允、西村晃、藤岡琢也、ミヤコ蝶々、戸浦六宏、清水彰、大川修、曽我町子、玉川良一、杉山昌三九、伊達三郎、木村元、山本一郎 今さら言うまでもないことながら、洋の東西を問わずシリーズ映画と呼ばれるものは数えきれない
◇イングマル・ベルイマン監督◆リヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ボリエ・アールスタット、ユーリア・ダフヴェニウス、グンネル・フレッド スゥエーデンの映画監督イングマル・ベルイマンは、1982年に大長編映画『ファニーとアレクサンデル』を発表した後、
◇イングマル・ベルイマン監督◆リヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ビビ・アンデション、ヤーン・マルムシェー、アニータ・ヴァル 『ある結婚の風景』(1974年、スウェーデン製作)は、1時間もののテレビ・ドラマ・シリーズ計6話を劇場用映画に編集し直して公
◇野村芳太郎監督◆萩原健一、渥美清、小川真由美、山崎努、山本陽子、中野良子、加藤嘉、井川日佐志、下條正巳、藤岡琢也、浜村純、浜田寅彦、山谷初男、大滝秀治 少年期から青年期にわたる頃、江戸川乱歩や横溝正史ら日本の探偵小説作家の探偵小説を夢中になっ
◇ジーン・ネグレスコ監督◆ピーター・ローレ、フェイ・エマーソン、シドニー・グリーンストリート、ザカリー・スコット、ヴィクター・フランセン、エドゥアルド・シャネリ 『仮面の男』という邦題の外国映画は、調べ得た限りでは少なくとも4本あるようだ。最も早
◇ウィリアム・ディターレ監督◆ドナルド・コールマン、マレーネ・ディートリヒ、ジェームズ・クレイグ、エドワード・アーノルド、ジョイ・ページ、ハリー・ダヴェンポート 今を去る70年近くも昔の話である。筆者がまだ中学生だった頃に、大阪市の繁華街・道頓堀
◇ブライアン・デ・パルマ監督◆クリフ・ロバートソン、ジュヌヴィエーブ・ビュジョルド、ジョン・リスゴー、ワンダ・ブラックマン、シルヴィア・クーンバ・ウィリアムズ 映像作家ブライアン・デ・パルマ(パーマと表記されることもある)の作品の中で最初に観たのは
◇大洲斎監督◆松田優作、丹波哲郎、高橋洋子、五十嵐淳子、岸田森、桑山正一、永野達雄、西山辰夫、石原須磨男、原田君事、藤川準山本周五郎は、今では忘れられた存在かも知れないが、昭和時代前期にはかなり人気のあった時代小説作家である。但し、「青べか物語」な
◇ダニエレ・カッレガーリ指揮/エライジャ・モシンスキー演出◆ジョージ・ギャグニッザ(ナブッコ:バリトン)、リュドミラ・モナスティルスカ(アビガイッレ:ソプラノ)、マリア・バラコーワ(フェネーナ:メゾソプラノ)、ソクジョン・ベク(イズマエーレ:テノール)
◇スティーヴン・スピルバーグ監督◆アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼルガー、アリアナ・デボーズ、デヴィッド・アルヴァレス、マイク・ファイスト、ジョシュ・アンドレス、リタ・モレノ 『サウンド・オブ・ミュージック』と共にミュージカル映画の最高峰とも言
◇清水宏監督◆京マチ子、淡島千景、船越英二、田中春男、藤田佳子、穂高のり子、町田博子、楠よし子、酒井三郎、阿井美千子、藍三千子、香住三千子、新宮信子 『踊子』(1957年、大映製作)は、永井荷風の同名中編小説の映画化である。これは昭和19年に書かれた小
◇カール・テオドア・ドライヤー監督◆ルネ・ファルコネッティ、ウジェーヌ・シルヴァン、モーリス・シュッツ、アントナン・アルトー、ジルベール・ダリュー、アンドレ・ベルレイ 昭和時代の終わりごろ、フランス旅行をしてパリ西方約140㎞の町ルーアンを訪れたこと
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・作曲・監督・主演◆エドナ・パーヴィアンス、マック・スウェイン、ヘンリー・バーグマン、ジョン・ランド、アラン・ガルシア、レックス・ストーリー、リタ・グレイ 後に「喜劇王」と呼ばれて世界的な成功を収めたチャールズ・
◇ウディ・アレン監督◆ジョナサン・リース=メイヤース、スカーレット・ヨハンソン、ブライアン・コックス、エミリー・モーティマー、マシュー・グード、ペネロペ・ウィルトン 『マッチポイント』(2005年、イギリス製作。原題“Match Point”)は、ハリウッド嫌い
21世紀も四半世紀が過ぎようとする現在、映画が最大の娯楽であった時代を体験している世代は、もはや少数派になってしまったのではなかろうか。その時代というのは、敗戦国・日本が連合国軍側との間にサンフランシスコ講和条約を締結して独立を果たした昭和26年(1951年)ご
◇増村保造監督◆山本富士子、若尾文子、野添ひとみ、勝新太郎、川崎敬三、川口浩、潮万太郎、村田芙実子、春本富士夫、村田千栄子、三宅川和子、見明凡太郎 全盛期の山本富士子の美貌をまた見たくなって、日本映画黄金期(1950-60年代)のおそらくはプログラムピクチャ
◇田中徳三監督◆勝新太郎、天知茂、小川真由美、佐藤慶、浜村純、吉川満子、小村雪子、水原浩一、町田政則、東三千、伊達三郎、堀北幸夫、木村玄、石原須磨男 『座頭市の歌が聞える』(1966年、大映製作)は、1962年から製作が始まった座頭市シリーズ全26作のちょうど
◇ロジャー・ドナルドソン監督◆トム・クルーズ、ブライアン・ブラウン、エリザベス・シュー、リサ・ベインズ、ローレンス・ラッキンビル、ケリー・リンチ、ジーナ・ガーション トム・クルーズを映画の中で初めて見たのは、ポール・ニューマン主演の『ハスラー2』(
◇クレイグ・ギレスピー監督◆ポール・ダノ、ピート・デヴィッドソン、ヴィンセント・ドノフリオ、アメリカ・フェレーラ、ニック・オファーマン、アンソニー・ラモス ニューヨーク・マンハッタンのウォール街にある証券取引所は、ロンドン証券取引所に次いで歴史の古
◇クリスチャン・ジャック監督◆アラン・ドロン、ヴィルナ・リージ、エイキム・タミロフ、ロベール・マニュエル、フランシス・ブランシュ、ドーン・アダムス、アドルフォ・マルシラック もう半世紀以上も昔、学生時代にアレクサンドル・デュマ原作の「黒いチューリッ
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・作曲・監督・主演◆エドナ・パーヴィアンス、トム・ウィルソン、トム・テリス、ヘンリー・バーグマン、アルバート・オースティン、ロイヤル・アンダーウッド チャールズ・チャップリンは、第一次世界大戦を背景にした中編戦争
◇フィリップ・ド・ブロカ監督◆ジャン=ポール・ベルモンド、ウルスラ・アンドレス、ジャン・ロシュフォール、マリア・パコム、ヴァレリー・ラグランジュ、ジェス・ハーン ジャン=ポール・ベルモンド(1933-2021年)というフランスの映画俳優は、全く不思議なスターだ
◇フリッツ・ラング監督◆ブライアン・ドンレヴィ、ウォルター・ブレナン、アンナ・リー、ジーン・ロックハート、デニス・オキーフ、アレクサンダー・グラナック、トニオ・セルヴァルト 『死刑執行人もまた死す』(1943年、アメリカ製作。原題“Hangmen Also Die!
◇ウディ・アレン監督◆ウォーレス・ショーン、ジーナ・ガーション、ルイ・ガレル、エレナ・アナヤ、セルジ・ロペス、クリストフ・ワルツ ウディ・アレン(ウッディ・アレンと表記されることもある)は、幾つもの貌(かお)を持つ「才人」と呼んでいいだろう。尤
◇マイケル・マン監督◆ジョニー・デップ、マリオン・コティヤール、ジェイソン・クラーク、デヴィッド・ウェナム、スティーヴン・ドーフ、スティーヴン・グレアム、ジェームス・ルッソ 『パブリック・エネミーズ』(2009年、アメリカ製作。原題“Public Enemies”)
◇マックス・ノセック監督◆ローレンス・ティアニー、エドマンド・ロウ、アン・ジェフリーズ、エドワード・チアネーリ、エリシャック・クックJr. マーク・ローレンス ジョン・デリンジャー(写真=右)、もっと正確に言うとジョン・ハーバート・デリンジャー・ジュニア
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・監督・主演◆エドナ・パーヴィアンス、シドニー・チャップリン、トム・ウィルソン、ビリー・ホワイト、アルバート・オースティン、ヘンリー・バーグマン チャールズ・チャップリンは1918年の頭初に自前の撮影所をハリウッドに
◇マルコ・ヴィカリオ監督◆フィリップ・ルロワ、ロッサナ・ポデスタ、ガストーネ・モスキン、ガブリエレ・ティンティ、モーリス・ポリ、ジャンピエロ・アルベルティーニ どこの国の映画界も、大衆娯楽路線で製作した映画が興行的に大成功を収めると、すぐ続編を製作
◇アキ・カウリスマキ監督◆アルマ・ポウスティ、ユッシ・バタネン、ヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイブ、アンナ・カルヤライネン、カイサ・カルヤライネン フィンランドの映画監督アキ・カウリスマキは、巨匠とか名匠と呼ばれる域に達している存在ではないが
◇ジャン=リュック・ゴダール監督◆アンナ・カリーナ、サディ・レボ、アンドレ・S・ラバルト、ギレーヌ・シュランジェルベ、ジェラール・オフマン、モニク・メシーヌ、ポール・パヴェル 1957年頃からフランス映画界に「ヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)」と呼ばれるよ
◇マルコ・ヴィカリオ監督◆ロッサナ・ポデスタ、フィリップ・ルロワ、ガストーネ・モスキン、ガブリエレ・ティンティ、ジャン・ピエロ・アルベルティーニ 昔から、盗賊が──単身でもグループでもいいが──金庫に眠る札束、あるいは金塊、厳重に管理されている稀有
◇ヴィム・ベンダーズ監督◆役所広司、柄本時生、アオイヤマダ、中野有紗、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和、田中都子、水間ロン、渋谷そらじ、岩崎蒼維、嶋崎希裕、川崎ゆり子 スカイツリーが間近に見える東京の下町。そのあたりの安アパートに住んでいる
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・監督・主演◆エドナ・パーヴィアンス、キティ・ブラッドベリー、シドニー・チャップリン、ヘンリー・バーグマン、マイク・スウェイン、ロイヤル・アンダーウッド 後に喜劇王といわれたチャールズ・スペンサー・チャップリ
◇アキ・カウリスマキ監督◆マルック・ペルトラ、カティ・オウティネン、アンニッキ・タハティ、ユハニ・ニユミラ、カイヤ・パリカネン、エリナ・サロ、サカリ・クオスマネン 『過去のない男』(2002年、フィンランド・ドイツ・フランス共同製作)は、2003年3月の日本
◇チャールズ・ウォルターズ監督◆レスリー・キャロン、メル・ファーラー、ジャン=ピエール・オーモン、ザザ・ガボール、カート・カズナー、アマンダ・ブレイク、アレックス・ゲリー ミュージカル映画は、ハリウッドで特異なポジションを占めていた。他国では真似
◇ルネ・クレマン監督◆シャルル・ボワイエ(ナレーター)、マルセル・バルノー、ジャック・デサグノー、ジャン・クラリュー、トニ・ローラン、リュシアン・ドゥザニョオ 『鉄路の闘い』(1946年、フランス製作。原題“La Bataille du rail”)は、短編映画で監督デビュー
◇アキ・カウリスマキ監督◆ジャン=ピエール・レオ、マージ・クラーク、ケネス・コリー、アンジェラ・ウォルシュ、セルジュ・レジアニ、ジョー・ストラマー アキ・カウリスマキというフィンランド人の映画監督は、頑固なまでに一貫してスタイルを変えない演出手法を固持して
◇バスビー・バークレー監督◆フランク・シナトラ、エスター・ウィリアムス、ジーン・ケリー、ベティ・ギャレット、エドワード・アーノルド、リチャード・レイン、ジュールス・マンシン アメリカは野球発祥の地であり、プロ野球リーグの聖地であるから、さすがに野
◇セルジオ・ソマーラ監督◆チャールス・ブロンソン、ジル・アイアランド、テリー・サバラス、ウンベルト・オルシーニ、ミシェル・コンスタンタン チャールス・ブロンソンは、どちらかといえば醜男(ぶおとこ)に類する俳優だったが、独特の男くさい魅力があった。
映画鑑賞歴70年になんなんとする筆者は、近年、映画の未来について極めて悲観的になっている。そのことについての文章を草するに先立って、筆者は「21世紀中に映画は衰微するか」と題する一文をこのブログに投稿した(2023年10月22日)。映画について少しでも関心がある方
◇アーサー・ペン監督◆ポール・ニューマン、リタ・ミラン、ジョン・デナー、ハード・ハットフィールド、ジェームス・コングドン、ジェームス・ベスト、コリン・キース・コングトン ビリー・ザ・キッド(写真=右)は、アメリカ合衆国の西部開拓期に於ける実在の典型的なアウト
◇ルネ・クレマン監督◆チャールス・ブロンソン、マルレーヌ・ジョベール、ジル・アイアランド、ガブリエレ・ティンティ、ジャン・ガバン、アニー・コルディ、コリンヌ・マルシャン ルネ・クレマン監督といえば、熱心な映画ファンなら直ちに『禁じれた遊び』と『太陽
◇セルジュ・ゲンズブール監督◆ジェーン・バーキン、ジョー・ダレッサンドロ、ユーグ・ケステル、ジミー・デイヴィス、ジェラール・ドパルデュー、ミシェル・ブラン、ルネ・コルデホフ セルジュ・ゲンズブールについては何も知識がなかったが、20世紀後半のフレン
◇ジャン=ピエール・ジュネ監督◆オドレィ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、セルジュ・メルラン、シャメル・ドゥブーズ、ヨランド・モロー、クレール・モーリエ、ドミニク・ピノン 『アメリ』(2001年、フランス製作。原題“LeFabuleux Destin d'Amélie Poulain
◇中平康監督◆葉山良二、南田洋子、吉行和子、浜村純、宇野重吉、滝沢修、芦田伸介、高野由美、小沢昭一、佐野浅夫、中西妙子、三崎千恵子、松本染升、杉山俊夫、井上昭文 戦後は遠くなりにけり。──『地図のない町』(1960年、日活製作)は、そんなことを感じさせら
◇山下耕作監督◆高倉健、池部良、小山明子、長谷川明男、葉山良二、須賀不二男、沼田曜一、寺島達夫、内田朝雄、藤山浩二、夏珠美、丹羽又三郎、砂塚秀夫、片岡千恵蔵 『昭和残侠伝 人斬り唐獅子』(1969年、東映製作)は、昭和残侠伝シリーズ(全9作)の第6作であ
◇マルク・アレグレ監督◆ジャン・マレー、ダニー・ロバン、ジャンヌ・モロー、ドニーズ・グレー、ベルナール・ランクレ、ニコール・ベルジェ、ジョルジュ・シャマラ 戦前のフランス映画に『巴里祭』、『巴里の屋根の下』というのがあり、戦後も『巴里の空の下セー
◇ヴィットリオ・デ・シーカ監督◆エミリオ・チゴーリ、ルチアーノ・デ・アンブロジオ、イザ・ポーラ、アンドリアーノ・リモルディ、ジョヴァンナ・チゴーリ、イオーネ・フリガリオ ネオ・レアリスモの代表的な名匠として記憶されているヴィットリオ・デ・シーカ監督
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・作曲・監督・主演◆ドーン・アダムス、マイケル・チャップリン、オリヴァー・ジョンストン、ジェリー・デスモンド、マクシーヌ・オードリー、ジョーン・イングラム チャールズ・チャップリンは1952年9月12日、ロサンゼルスか
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・作曲・監督・主演◆マーサ・レイ、イソベル・エルソム、マリリン・ナッシュ、ロバート・ルイス、メイディ・コレル、アリソン・ロダン、チャールズ・エヴァンス 『殺人狂時代』(1947年、アメリカ製作。原題“MonsieurVerdoux
「オペレーション・フォーチュン」を観終わらずに考えたこと◇ガイ・リッチー監督◆ジェイソン・ステイサム、オーブリー・プラザ、ジョシュ・ハートネット、ケイリー・エルウィズ、バグジー・マローン 先日、繁華街の映画館へ『オペレーション・フォーチュン』と
◇溝口健二監督◆田中絹代、花柳喜章、香川京子、進藤英太郎、菅井一郎、見明凡太郎、小園蓉子、浪花千栄子、毛利菊枝、三津田健、河野秋武、清水将夫、香川良介 当今の小学校の国語教科については何も知らないが、昭和時代の或る時期までは、「安寿と厨子王」とい
◇チャールス・チャップリン製作・脚本・監督・主演◆アラン・カルシア、マーナ・ケネディ、ハリー・クロッカー、ジョージ・デイヴィス、ベティ・モリッシー、ヘンリー・バーグマン、スタンレー・サンフォード 今なお“喜劇王”という尊称(?!)を付けて話題にされ
◇マーヴィン・チョムスキー監督◆アン・ヘイウッド、ジョン・ラファイエット、ドナルド・プレザンス、ロバート・ヴォーン、アール・ホリマン、キャロリン・ジョーンズ、ドロシー・マローン 『さよならミス・ワイコフ』(1979年、アメリカ製作。原題“Good Luck, Mis
◇マーク・カズンズ監督◆脚本・ナレーション(?!):アルフレッド・ヒッチコック=実はナレーション:アリステア・マクゴーワン 『ヒッチコックの映画術』(2022年、イギリス製作。原題“My Name is Alfred Hitchcock”)は、ある意味、ご本人の映画製作手法さ
◇エマニュエル・ヴィヨーム指揮/デヴィッド・マクヴィカー演出◆◆ソニア・ヨンチェヴァ(トスカ:ソプラノ)、ヴィットーリオ・グリゴーロ(マリオ:テノール)、ジェリコ・ルチッチ(スカルピア:バリトン) MET LIVE VIEWING 2017-18の第4作だった『トスカ』
◇アントニオ・パッパーノ指揮/アデル・トーマス演出 ◆レイチェル・ウィリス=ソレンセン(レオノーラ)、リッカルド・マッシ(マンリーコ)、リュドヴィク・テジエ(ルーナ伯爵)、ジェイミー・バートン(アズチェーナ),ロベルト・タリアヴィーニ(フェルランド)
◇山田洋次監督◆吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、寺尾聰、宮藤官九郎、YOU、田中泯、枝元萌、加藤ローサ、田口浩正、北山雅康、松野太紀、広岡由里子、シルクロード 『こんにちは、母さん』は、山田洋次監督が91歳になって撮った90作目の作品だそうである。長寿もさるこ
◇ルネ・クレマン監督◆ジェラール・フィリップ、バレリー・ホブソン、ナターシャ・パリー、マーガレット・ジョンストン、ジョーン・グリーンウッド 『しのび逢い』(1954年、フランス・イギリス共同製作。原題“MonsieurRipois ”)は、ルネ・クレマン監督が『禁じ
◇イヴ・アレグレ監督◆ミシェル・モルガン、ジェラール・フィリップ、カルロス・ロペス・モクテスマ、ヴィクトル・マヌエル・メンドーサ、ミシェル・コルドゥ、アンドレ・トフェル アラン・ドロン登場以前のフランス映画界では、ジェラール・フィリップが美男スター
◇ロバート・モンゴメリー監督◆ロバート・モンゴメリー、オードリー・トッター、ロイド・ノーラン、トム・テューリー、レオン・エイムズ、ジェーン・メドウズ、ディック・シモンズ アメリカのハードボイルド・ミステリーは、単に推理小説分野の中にとどまらず、アメ
◇ジェームス・レヴァイン指揮/オットー・シェンク演出◆アンナ・ネトレプコ(ノリーナ:ソプラノ)、マシュー・ポレンザーニ(エルネスト:テノール)、マリウシュ・クヴィエチェン(マラテスタ:バリトン)、ジョン・デル・カルロ(ドン・パスクワーレ:バスバリトン)
◇アーサー・ルービン監督◆ネルソン・エディ、スザンナ・フォスター、クロード・レインズ、エドガー・バリア、レオ・キャリロ、ジェイン・ファーラー、フリッツ・フェルド 太平洋戦争終結から5,6年は経っていただろうか、少年期に大阪の場末の小さな映画館で『オペ
◇ヘスス・ロペス=コボス指揮/ジョン・コックス演出◆ルネ・フレミング(タイス:ソプラノ)、ミヒャエル・シャーデ(ニシアス:テノール)、トーマス・ハンプソン(アタナエル:バリトン) この『タイス』は、2008年12月20日にメトロポリタン歌劇場で上演され、そ
◇リッカルド・シャイイ指揮/ダヴィデ・リーヴェルモル演出◆アンナ・ネトレプコ(トスカ)、フランチェスコ・メーリ(カヴァラドッシ)、ルカ・サルシ(スカルピア)、アルフォンソ・アントニオッツィ(アンジェロッティ)、カルロ・ボージ(スポレッタ)、エルネスト・
◇マリー・クロイツァー監督◆ヴィッキー・クリープス、フロリアン・タイヒトマイスター、カタリーナ・ローレンツ、ジャンヌ・ヴェルナー、マヌエル・ルバイ、アーロン・フリース 『エリザベート 1878』(2022年、オーストリア・ドイツ・フランス・ルクセンブルグ
◇ジャック・ベッケル監督◆ロジェ・ピゴー、クレール・マッフェ、ノエル・ロックヴェール、アネット・ポアーブル、ポーレット・ジャン、ジャック・メイラン、ピエール・ツラボー ジャック・ベッケル監督は1950年代になってから、フィルム・ノワールのはしりとも言う
◇エヴェリーノ・ピド指揮/フランク・ダンロップ演出◆ロベルト・アラーニャ(ネモリーノ:テノール)、アンジェラ・ゲオルギュー(アディーナ:ソプラノ)、ロベルト・スカルトリティ(ベルコーレ:バリトン)、シモーネ・アライモ(ドゥルカマーラ:バス) この
◇イヴ・ロヴェール監督◆アンドレ・トルトン、ミシェル・イセラ、アントワーヌ・ラルチーグ、フランソワ・ラルチーグ、フランソワ・バカイエ、ピエール・ツラボー 『わんぱく戦争』(1961年、フランス製作。原題“La Guerre des Boutons”)は、邦題から容易に推測で
◇エリック・ロメール監督◆マリー・リヴィエール、リサ・エレディア、ヴァンサン・ゴーティエ、ベアトリス・ロマン 『緑の光線』(1986年、フランス製作。原題“LeRayon vert”)は不思議な感触の映画だ。一人の若い女性のヴァカンス期の過ごし方を描いているのだ
◇ネッロ・サンティ指揮/グリシャ・アサガロフ演出◆レイナルド・マシアス(アルマヴィーヴァ伯爵)、マヌエル・ランサ(フィガロ)、カルロス・ショーソン(バルトロ)、ヴェッセリーナ・カサロヴァ(ロジーナ)、ニコライ・ギャウロフ(バジリオ)、ヴァレリー・ムルガ
◇マット・リーヴス監督◆アンディ・サーキス、ゲイリー・オールドマン、トビー・ケベル、ニック・サーストン、ジュディ・グリア、ジェイソン・クラーク、ケリー・ラッセル 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2012年)の続
◇ブレット・ラトナー監督◆ベン・スティラー、エディ・マーフィー、ケイシー・アフレック、アラン・アルダ、ティア・レオーニ、マイケル・ペーニャ、マシュー・ブロデリック 『ペントハウス』(2011年。原題“TOWER HEIST”)のheistの意味が判らないので古い英和
◇ロジェ・ヴァディム監督◆ブリジット・バルドー、クルト・ユルゲンス、ジャン=ルイ・トランティニャン、クリスチャン・マルカン、ジョルジュ・プージュリー、ジャン・テシエ 『素直な悪女』(1956年、フランス製作。原題“Et Dieu... créa la femme”)は、ブリ
◇ジャック・ドゥミ監督◆カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・マレー、ジャック・ペラン、ミシュリーヌ・プレール、フェルナン・ルドゥー、ジャン・セルヴェ(ナレーター) 『ロバと王女』(1970年、フランス製作)は、17世紀フランスの詩人シャルル・ペローが書き遺し
ミッション・インポッシブル/デッドレコニング part one
◇クリストファー・マッカリー監督◆トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレストム・クルーズという若いハリウッド・スターの姿を映画の中で初めて観たのは、ポー
◇クリス・マルケル監督◆ダヴォス・ハニッヒ(男)、エレーヌ・シャトラン(女)、ジャック・ルドゥー(実験者)、リジア・ブラニツェ(未来の女)、ジャン・ネグローニ(ナレーター) 『ラ・ジュテ』(1962年、フランス製作。原題“La Jetée”)は、第三次世界大戦後の世
◇ジェームズ・レヴァイン指揮/グース・モスタート演出◆クルト・モル(ザラストロ)、ルチアーナ・セッラ(夜の女王)、キャスリーン・バトル(パミーナ)、フランシスコ・アライサ(タミーノ)、マンフレート・ヘム(パパゲーノ)、バーバラ・キルダフ(パパゲーナ)
◇ナタリー・シュトゥッツマン指揮/サイモン・マクバーニー演出◆エリン・モーリー(パミーナ)、ローレンス・ブラウンリー(タミーノ)、トーマス・オーリマンス(パパゲーノ)、キャスリン・ルイック(夜の女王)、スティーヴン・ミリング(ザラストロ)、アシュリー・エ
◇アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督◆ミシェル・オークレール、セシル・オーブリー、セルジュ・レジアニ、ガブリエル・ドルジア、レイモン・スープレックス、アンリ・ヴィルベール 『情婦マノン』(1948年、フランス製作。原題“ Manon”)は、18世紀フランスの作
◇マックス・オフュルス監督◆アントン・ウォルブルック、シモーヌ・シニョレ、セルジュ・レジアニ、シモーヌ・シモン、ダニエル・ジェラン、ダニエル・ダリュー、フェルナン・グラベ、オデット・ジョワイユ、ジャン=ルイ・バロー、イザ・ミランダ、ジェラール・フィリップ
◇ジャン・コクトー監督◆ジャン・マレー、ジョゼット・デイ、ミラ・パレリ、ナーヌ・ジェルモン、ミシェル・オークレール、マルセル・アンドレ、ラウール・マルコ ジャン・コクトー(1889-1963)はフランスの詩人、小説家、劇作家、評論家であったばかりではなく、映画監督
◇ジャック・ベッケル監督◆マルク・ミシェル、ジャン・ケロディ、ミシェル・コンスタンタン、フィリップ・ルロワ、レイモン・ムーニエ、カトリーヌ・スパーク フランス映画が好きで多くの作品を観ている映画ファンなら、ジョゼ・ジョヴァンニ(1923-2004年)という名前
◇アントニオ・パッパーノ指揮/デイヴィッド・マクヴィカー演出◆リッカルド・ファッシ(フィガロ)、ジュリア・セメンツァーノ(スザンナ)、ヘルマン・E・アルカンタラ(アルマヴィーヴァ伯爵)、グレゴリーボンファッティ(ドン・バリージオ)、フェデリカ・ロンバル
◇吉村公三郎監督◆山本富士子、上原謙、東野英治郎、川崎敬三、小野道子、阿井美千子、舟木洋一、小澤栄、星ひかる、山茶花究、夏目俊二、万代峰子、橘公子 山本富士子は、日本映画界黄金期(1950-60年代)に於ける大映の看板女優の一人だった。映画界全体を通じ
◇ジャン=リュック・ゴダール監督◆ジャン=クロード・ブリアリ、アンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ベルモンド、マリー・デュボワ、ニコル・バカン、エルネスト・メンツェル、ジャンヌ・モロー 『女は女である』(1961年、フランス・イタリア共同製作。原題“ Une fem
◇ナタリー・シュトゥッツマン指揮/イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出◆ペーター・マッティ(ドン・ジョヴァンニ)、アダム・プラヘトカ(レポレッロ)、フェデリカ・ロンバルディ(ドンナ・アンナ)、アナ・マリア・マルティネス(ドンナ・エルヴィーラ)、イン・ファン(ツ
◇マルセル・カルネ監督◆ジャン・ギャバン、ミシェル・モルガン、ピエール・ブラッスール、エドゥアール・デルモン、ロベール・ル・ヴィギャン、レイモン・エーモス 『霧の波止場』(1938年、フランス製作)は、何の予見も予備知識も持たずに観たので、戦前の映画だと
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◇ヤニック・ネゼ=セガン指揮/マリウシュ・トリレンスキ演出◆リーゼ・ダヴィッドソン(レオノーラ:ソプラノ)、ブライアン・ジェイド(ドン・アルヴァーロ:テノール)、イーゴル・ゴロヴァテンコ(ドン・カルロ:バリトン)、ユディット・クタージ(プレツィオジッラ
◇ブレーク・エドワーズ監督◆デヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズ、クラウディア・カルディナーレ、キャプシーヌ、ロバート・ワグナー、ブレンダ・デ・パンジー、コリン・ゴードン 映画は興行材だから、興行的に大成功を収めることが出来ると、すぐさま続編が
◇アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督◆ルイ・ジューヴェ、シャルル・デュラン、シュジ・ドレール、ベルナール・ブリエ、シモーヌ・ルナン、ピエール・ラルケ アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督は、第二次世界大戦中に製作した映画『密告』で対ドイツ協力を疑われ、
◇市川崑監督◆石坂浩二、岸恵子、若山富三郎、草笛光子、辰巳柳太郎、仁科明子、渡辺美佐子、永島瑛子、北公次、加藤武、原ひさ子、三木のり平、中村伸郎 『悪魔の手毬唄』(1977年、東宝製作)は、横溝正史の同名長編推理小説の二度目の映画化作品である。市川崑監督自身が
◇マイケル・パトリック・キング監督◆サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、シンシア・ニクソン、クリスティン・デイヴィス、クリス・ノース、デヴィッド・エイゲンバーグ、ジェニファー・ハドソン 『セックス・アンド・ザ・シティ』(2008年、アメリカ製作。原題
◇ピエル・パオロ・パゾリーニ監督◆マリア・カラス、ジュゼッペ・ジェンティーレ、マルガレート・クレメンティ、ローラン・テルジェフ、マッシモ・ジロッティ ピエル・パオロ・パゾリーニ監督は詩人として出発し、1961年に映画監督へ転身した。パゾリーニは自ら
◇篠田正浩監督◆岩下志麻、原田芳雄、奈良岡朋子、樹木希林、阿部徹、浜村純、西田敏行、加藤嘉、殿山泰司、原泉、小林薫、山谷初男、小林薫、桑山正一、神保共子、横山リエ 『はなれ瞽女おりん』(1977年、東宝製作)は、「飢餓海峡」や「五番町夕霧楼」、「越前
◇成瀬巳喜男監督◆高峰秀子、森雅之、団令子、仲代達矢、加東大介、二代目・中村鴈治郎、小澤栄太郎、淡路恵子、沢村貞子、中北千枝子、山茶花究、織田政雄 ハードボイルドの作家と言われた片岡義男が自著の「映画の中の昭和30年代」という本の中で、成瀬巳喜男監
◇森一生監督◆勝新太郎、中村玉緒、阿部徹、近藤美恵子、鶴見丈二、丹羽又三郎、倉田マユミ、須賀不二男、浜世津子、丸山修、荒木忍、嵐三右衛門、丸凡太、伊沢一郎 『不知火検校』(しらぬいけんぎょう。1960年、大映製作)は、世間的には弱者のはずの盲人が、悪事
◇マイク・ニコルズ監督◆ジャック・ニコルソン、アート・ガーファンクル、アン・マーグレット、キャンディス・バーゲン、リタ・モレノ、シンシア・オニール、キャロル・ケイン 『愛の狩人』(1971年、アメリカ製作。原題“Carnal Knowledge”)は、アメリカン・ニュー
◇マキノ雅弘監督◆高橋英樹、長門裕之、津川雅彦、南田洋子、山本陽子、岩井友見、梶芽衣子、川地民夫、田中春男、伴淳三郎、水島道太郎、三島雅夫、葉山良二、須賀不二夫 任侠映画は東映の専売特許だと思っていたら、日活も製作していたことを、『日本残侠伝』(196
◇ジェイムズ・レヴァイン指揮/ピエロ・ファッジョーニ演出◆ルチアーノ・パヴァロッティ(グスターヴォ三世:テノール)、レオ・ヌッチ(レナート・アンカーストレーム伯爵:バリトン)、アプリーレ・ミッロ(レナートの妻:ソプラノ)、フローレンスクイヴァー(女占い
◇三隈研次監督◆勝新太郎、三田佳子、佐藤允、西村晃、藤岡琢也、ミヤコ蝶々、戸浦六宏、清水彰、大川修、曽我町子、玉川良一、杉山昌三九、伊達三郎、木村元、山本一郎 今さら言うまでもないことながら、洋の東西を問わずシリーズ映画と呼ばれるものは数えきれない
◇イングマル・ベルイマン監督◆リヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ボリエ・アールスタット、ユーリア・ダフヴェニウス、グンネル・フレッド スゥエーデンの映画監督イングマル・ベルイマンは、1982年に大長編映画『ファニーとアレクサンデル』を発表した後、
◇イングマル・ベルイマン監督◆リヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ビビ・アンデション、ヤーン・マルムシェー、アニータ・ヴァル 『ある結婚の風景』(1974年、スウェーデン製作)は、1時間もののテレビ・ドラマ・シリーズ計6話を劇場用映画に編集し直して公
◇野村芳太郎監督◆萩原健一、渥美清、小川真由美、山崎努、山本陽子、中野良子、加藤嘉、井川日佐志、下條正巳、藤岡琢也、浜村純、浜田寅彦、山谷初男、大滝秀治 少年期から青年期にわたる頃、江戸川乱歩や横溝正史ら日本の探偵小説作家の探偵小説を夢中になっ
◇ジーン・ネグレスコ監督◆ピーター・ローレ、フェイ・エマーソン、シドニー・グリーンストリート、ザカリー・スコット、ヴィクター・フランセン、エドゥアルド・シャネリ 『仮面の男』という邦題の外国映画は、調べ得た限りでは少なくとも4本あるようだ。最も早
◇ウィリアム・ディターレ監督◆ドナルド・コールマン、マレーネ・ディートリヒ、ジェームズ・クレイグ、エドワード・アーノルド、ジョイ・ページ、ハリー・ダヴェンポート 今を去る70年近くも昔の話である。筆者がまだ中学生だった頃に、大阪市の繁華街・道頓堀
◇ブライアン・デ・パルマ監督◆クリフ・ロバートソン、ジュヌヴィエーブ・ビュジョルド、ジョン・リスゴー、ワンダ・ブラックマン、シルヴィア・クーンバ・ウィリアムズ 映像作家ブライアン・デ・パルマ(パーマと表記されることもある)の作品の中で最初に観たのは
◇大洲斎監督◆松田優作、丹波哲郎、高橋洋子、五十嵐淳子、岸田森、桑山正一、永野達雄、西山辰夫、石原須磨男、原田君事、藤川準山本周五郎は、今では忘れられた存在かも知れないが、昭和時代前期にはかなり人気のあった時代小説作家である。但し、「青べか物語」な
◇アンドレ・ド・トス監督◆ゲーリー・クーパー、フィリス・サクスター、デヴィッド・ブライアン、ポール・ケリー、ロン・チェイニー、フィリップ・ケリー、ジェームズ・ミリカン ゲーリー・クーパー(写真=右)は戦前の『モロッコ』(1930年)でマレーネ・ディートリヒ
◇ヤニック・ネゼ=セガン指揮/フランソワ・ジラール演出◆ピョートル・ペチャワ(ローエングリン:テノール)、タマラ・ウィルソン(エルザ:ソプラノ)、クリスティーン・ガーキー(オルトルート:ソプラノ)、エフゲニー・ニキティン(テルラムント:バスバリトン)、ギ
◇アキ・カウリスマキ監督◆マッティ・ペロンパー、カリ・ヴァーナネン、サッケ・ヤルヴェンパー、ジム・ジャームッシュ、スリーピー・スリーパーズ アキ・カウリスマキ監督の作品は、シリアス・ドラマであっても、ややコメディがかったものであっても、どこかすっと
◇アリ・アッバシ監督◆メフディ・バジェスタニ、ザーラ・アミール・エブラヒミ、アラシュ・アスティアニ、フォルザン・ジャムシドネジャド、アリス・ラヒミ 『聖地には蜘蛛が巣を張る』(2022年、デンマーク・スウェーデン・ドイツ・フランス共同製作。英語原題“H
◇アルフレッド・ワーカー監督◆リチャード・ベースハート、スコット・ブラディ、ロイ・ロバーツ、ジャック・ウェッブ、ウィット・ビセル、ジェームズ・カードウェル 『夜歩く男』(1948年、アメリカ製作。原題“He Walked by Night”)は、戦後間もない頃のロサン
◇ジョン・アーヴィン監督◆アーノルド・シュワルツェネッガー、キャスリン・ハロルド、ダーレン・マクギャビン、サム・ワナメイカー、ポール・シェナー、ロバート・デヴィ 『ゴリラ』(1986年、アメリカ製作。原題“Raw Deal”)は、タイトルに主役のアーノルド・シ
◇チャールズ・チャップリン製作・脚本・監督・主演◆ジョージア・ヘイル、マック・スウェイン、トム・マーレイ、ヘンリー・バーグマン、マルコム・ウエイト、ベティ・モリッシー アメリカでは18世紀末期以来、これまでに幾つかの州でゴールドラッシュ──金鉱脈の発
◇成瀬巳喜男監督◆原節子、佐野周二、小林桂樹、根岸明美、香川京子、加東大介、伊豆肇、中北千枝子、恩田清二郎、堤康久、堺左千夫、長岡輝子、塩沢登代路 夫婦関係も時代と共に大きく変容する。──『驟雨』(1956年、東宝製作)を観ながら、そういう印象を強く受
◇成瀬巳喜男監督◆高峰秀子、上原謙、森雅之、加東大介、三浦光子、仲代達矢、東野英治郎、宮口精二、坂本武、岸輝子、中北千枝子、沢村貞子、志村喬、岸輝子 『あらくれ』(1957年、東宝製作)は、「女の一生」ものというべき作品である。成瀬巳喜男監督作品として
◇黒澤明監督◆三船敏郎、仲代達矢、加山雄三、小林桂樹、志村喬、入江たか子、団令子、藤原釜足、土屋嘉男、田中邦衛、伊藤雄之助、平田昭彦、清水将夫、久保明 『椿三十郎』(1962年、東宝製作)は、形式的には『用心棒』の続編である。「形式的には」と言う所以
◇ジャック・ルフィオ監督◆ロミー・シュナイダー、ミシェル・ピッコリ、ヴェンドリン・ヴェルナー、ヘルムート・グリーム、ジェラール・クライン、ドミニク・ラブリエ 『サン・スーシの女』(1982年、フランス・西ドイツ共同製作)は、ナチス・ドイツの蛮行ものの映
◇ルネ・クレマン監督◆ジャン・ギャバン、イザ・ミランダ、ヴェラ・タルキ、アンドレア・ケッキ、ロベール・ダルバン、アヴェ・ニンキ、カルロ・タンベルラーニ インターネット配信の映画の中に、『鉄格子の彼方』(1949年、フランス・イタリア共同製作)という作品が
◇レイモン・ベルナール監督◆ヴィヴィアーヌ・ロマンス、ジャン=ピエール・グルニエ、マルセル・ダリオ、ルイ・セニエ、インキジノフ、ジャック・カストロ、フィリップ・ニコー 『娼婦マヤ』(1949年、フランス製作。原題“Maya”)は、邦題通り娼婦がヒロインの映
◇リドリー・スコット監督◆ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、エドワード・ジェームズ・オルモス、M・エメット・ウォルシュ、ダリル・ハンナ 『ブレードランナー』(1982年。原題“Blade Runner”)は、フィリップ・K・ディックのSF小説
◇三隈研次監督◆勝新太郎、近衛十四郎、高田美和、朝丘雪路、坪内ミキ子、伊藤孝雄、小池朝雄、松村達雄、小澤栄太郎、磯村みどり、中尾ミエ、千波丈太郎、なべおさみ 『座頭市血煙り街道』(1967年、大映製作)は、26作まで続いた「座頭市シリーズ」の第16作目であ
◇ブルース・ベレスフォード監督◆モーガン・フリーマン、ジェシカ・タンディ、ダン・エイクロイド、パティ・ルポーン、エスター・ローレ、ジョアン・ハヴリージャ、ミュリエル・ムーア 『ドライビングmissデイジー』(1979年、アメリカ製作。原題“ DrivingMiss Da
◇ベルナルド・ベルトルッチ監督◆ジュリオ・ブロージ、アリダ・ヴァリ、ティノ・スコッティ、ピッポ・カンパニーニ、フランコ・ジョヴァネッリ、アレン・ミジェット 『暗殺のオペラ』(1970年、イタリア製作)は、アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスの短編
◇ジョン・マクティアナン監督◆ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、ボニー・ベデリア、アレクサンダー・ゴドノフ、レジナルド・ヴェルジョンソン、ポール・グリーソン 『ダイ・ハード』(1988年、アメリカ製作。原題“Die hard”)を日本初公開時に映画館で観
◇マーサ・クーリッジ監督◆ジャック・レモン、ウォルター・マッソー、ダイアン・キャノン、グローリア・デ・ヘヴン、ブレント・スパイナー、ドナルド・オコナー、エレイン・ストレッチ 『ハーフ・ア・チャンス』(1998年)を初公開時と最近のネット配信の二回観て、
◇マルセル・カミュ監督◆ブレノ・メロ、マルペッサ・ドーン、ルールデス・デ・オリベイラ、レア・ガルシア、アデマール・ダ・シルヴァ、アレッサンドロ・コンスタンティノ 『黒いオルフェ』(1959年、フランス・ブラジル・イタリア共同製作。原題“Orfeu Negro”)