chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
軽薄短笑 〜新潟県上越・妙高発〜 http://8446.blog79.fc2.com/

新潟県妙高市在住。雪国発のいろいろなことや、趣味などについて書きます。

新潟県妙高市在住。雪国発のいろいろなことや、映画、マラソン、楽器(ギター、ウクレレ、ピアノ)、音楽鑑賞、本、民俗(方言、伝説)、言葉遊び(回文など)、絵画鑑賞、パソコン、食べ物、旅行などについて書きます。

yasu
フォロー
住所
妙高市
出身
妙高市
ブログ村参加

2008/02/17

arrow_drop_down
  • ナイキの伝説的バスケシューズの誕生秘話描く「AIR/エア」

    【評】★5つが最高★★★★新人選手マイケル・ジョーダンの実力に目を留めたナイキのチームが、伝説的なバスケットシューズを開発し、世界で初めての契約内容を盛り込んで一発逆転で獲得するまでの実話。企業の成功譚であるが、とても面白かった。交渉術の教科書でもある。ベン・アフレック監督は素晴らしい仕事をした。AmazonのPrime Videoを契約している人は無料で見られる。2023年製作。ナイキはランニングシューズで天下を取ったが...

  • 今年も「新潟JAZZストリート」⑤ ぽわん's

    正午から始まった「第43回新潟JAZZストリート」も5会場目。10時からの回もあるけれど、そろそろ集中力も限界。午後8時からのライブで最後にしたい。最後はJAZZ喫茶で聴きかったため、なるべく近くを狙った。レストラン「LIFE」(東堀通5)から1分ほどの至近距離にある「Jazz FLASHI」(東堀通5)に決めた。すると、演奏が終わったばかりで客がまだ少し残っていたにも関わらず、既に数人が並んでいた。20人も入ればやっとの狭い店な...

  • 今年も「新潟JAZZストリート」④ Sol-Fa登場

    正午からジャズを聞き始めて4会場目。そろそろ疲れてきたし、お腹も減ってきた。それを見越して、午後6時からの時間帯は食事をしながらジャズを楽しめる店を選定した。会場はイタリアンレストランの「LIFE」(東堀通5)。出演バンドは「Sol-Fa」。↓イタリアンレストラン「LIFE」「Sol-Fa」は、新進気鋭のボーカリスト高崎恵利佳と、新潟を中心に活躍する皆川陽介(g)、渡辺貴行(b)の3人からなるユニットで、初参加だという。ボーカ...

  • 今年も「新潟JAZZストリート」③ ウクレレデュオ

    今年の新潟JAZZストリートで、一番聴きたかったのが、ウクレレデュオの「歌とウクレレの夜」。自分でウクレレソロによるジャズ演奏をしているので、どういう演奏をするのか興味があった。時間は午後4時からの3回目のライブだ。会場は上大川通の「ブルーカフェ」。ウクレレデュオにはぴったりな会場。前から2列目に陣取った。アーチストは、堤愛子(uku,vo) 伊藤学(uku,vo,g)の2人。スタンダードジャズ、ボサノバ、ポップス、童謡、...

  • 83歳の宮崎駿監督の感性が光る「君たちはどう生きるか」

    【評】★5つが最高、☆は半分★★★☆映画を見る前、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」(1937年)や、200万部のヒット作となった同名漫画を原作にしたアニメかと思い込んでいた。宮崎駿監督はどういうふうにアニメに仕立てるのか想像もできなかった。一切のプロモーションが行われないまま劇場公開を迎えたこともあり、あまり関心がなくパスしていたが、ゴールデングローブ賞のアニメ映画賞を受賞したので無視はできない。J-MAXシア...

  • 今年も「新潟JAZZストリート」② 熟女倶楽部

    「新潟JAZZストリート」は午後2時から2回目のステージへ。正午からの会場、イタリア軒で昼食を食べる予定だったが、飲み物程度しかなく、空腹のまま次の会場「パルプ・フィクション」(西堀通七番町)へ。出演は「熟女倶楽部」の4人。スタンダードナンバーに加えて、80年代の大ヒットディスコ洋楽をJAZZ風にアレンジするそうで楽しみだ。演奏を横から見る形になるが、最前列を確保できた。↓会場のパルプ・フィクションメンバーは、...

  • 今年も「新潟JAZZストリート」①

    新潟市の中心市街地で20日に開かれた「新潟JAZZストリート」へ行ってきた。昨年の冬は高速バスで日帰りしたため、5時には帰らなくてはいけないので、3バンドしか聴くことができなかった。今年は古町にホテルを取り、正午から21時まで、5バンドの演奏を堪能した。今回のバンド選びは「女性ボーカル」にテーマを絞った。その上で、昼食、夕食が食べられる店を組み込み、5か所を巡るルートを最短距離にし、最後はホテルの近くで終わる...

  • 「全国らーめん祭り」のラーメン食べ比べ

    イチコスーパー13日から3日に開催していた「全国らーめん祭り」で、全国各地のご当地ラーメンを買ってきた。9種類を販売していたうち、喜多方ラーメン、比内地鶏の鶏だし中華そば、和歌山中華そばの3種を買ってきた。家に帰ってから、なぜか醤油ラーメンばかりを買ってきたことに気付いた。おそらく値段が400円前後で手頃だったためだろう。1食分で1059円(税込み)の富山ブラックラーメンや、同じく743円のおもだかやのラーメン...

  • 映画「月」 衝撃の展開に唖然

    「俺ね、今夜、障害者たちを殺すよ。この国の平和のためにさ」。映像全体が暗くて重く、最後は悲惨な事件が起きる。高田世界館で既に上映済の映画だったが、忙しくて見逃した。でも、再上映してくれたので見ることができた。おかげで、この暗い独特の映像を体全体で感じることができた。この映画はスクリーンならではだろう。石井裕也監督は才能の塊だ。原作は辺見庸。映画.comの映画紹介では、次のように紹介記事が書かれている。...

  • 糞便だらけの映画「せかいのおきく」

    【評】★5つが最高★★★★予告編も見ず、なんの先入観もないまま、この映画を見た。何で「おきくのせかい」でなくて「せかいのおきく」なのか。何で「世界のおきく」ではなく、「せかいのおきく」なのか。タイトルからして不可思議だ(最後まで見るとタイトルの意味が分かる)。色彩がないモノクローム映画にしたのはなぜか。それは、武士宅や長屋の糞便を汲み取って農家に売って生計を立てる「汚穢屋(おわいや)」の話なので、リア...

  • 高さ41.8mの巨大な「高崎白衣観音」

    足利から帰る途中、高崎で下車し、「竹久夢二」展と、「山田かまち美術館」に立ち寄り、当初の旅行目的を達した。しかし、帰りの新幹線までまだ少し時間があった。調べてみると、高崎白衣大観音(慈眼院)が近くにあり、帰りは高崎駅までのバスがあるという。「山田かまち美術館」から高崎白衣観音までのバスは2時間に1本ぐらいなので、歩くことにした。距離は1.9kmほどだ。上り坂だが、30分もあれば行けるはずだ。↓巨大な観音様の...

  • 夭折の天才「山田かまち美術館」へ

    高崎市美術館を見た後、バスに乗って「高崎市山田かまち美術館」へ行った。山田かまちは、高校1年のときエレキギターの練習中に感電して17歳の若さで亡くなった。部屋に残された大量の絵画と詩が、死の4年後、遺作展などで広く知られるようになり、全国的なブームになったことを覚えている。↓かまち美術館美術館内には絵画、詩などとともに、のめり込んでいたクイーンやエアロスミス、ビートルズなどのレコード、感電した愛用のエ...

  • 地震エンタメ?「すずめの戸締まり」

    ゴールデングローブ賞に日本からアニメ2作品がノミネートされた。宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」と、新海誠監督の「すずめの戸締まり」の2本で、このうち戦時中の日本が舞台の「君たちは…」がアニメ映画賞を受賞した。日本で初めての受賞。「すずめの戸締まり」は日本では2022年11月公開なので、日本での今年のベストテンや映画賞には入らない。だが、東日本大震災をテーマに扱ったアニメなのであり、今年も能登半島や本県...

  • 高崎市美術館の「竹久夢二」展

    あしかがフラワーパークを見て足利市内のホテルに宿泊し、翌日(1月5日)は高崎市美術館で開かれている「竹久夢二のすべて」展を見てきた。会期が1月14日までだったので、間に合って良かった。夢二だけの展覧会を見るのは初めてだったので、じっくり見た。↓高崎市美術館↓夢二展の会場内入館料が600円と安い。その上、割引券か、公式サイトにある割引券を提示すると500円になる。その上、写真撮影可能であり、ブロガーとしてはうれ...

  • 足利市探訪⑤ 七色の鳥居がある縁結びの神社「足利織姫神社」

    足利市の「足利織姫神社」に立ち寄った。江戸時代の1705年に二柱の神を伊勢神宮所管より勸請した神社である。祭神は、織女である「天八千々姫命」、機織りを司る「天御鉾命」だという。↓229段の階段織物は縦糸と横糸が織り合って生地になることから、男女二人の神を祭神とする縁結びの神社といわれる。1879年(明治12年)に社殿が建立されたが、翌年の火災で焼失。1934年(昭和9年)に新社殿建立に着手し、1937年(同12年)に完成...

  • 森高千里が歌った「渡良瀬橋」の歌碑

    今回の鉄道旅行は栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」のイルミネーションを見るのが目的だったが、足利市はいろいろと面白い観光スポットがあって、つい横道にそれてしまう。足利市には森高千里のヒット曲「渡良瀬橋」があり、歌碑があるということが分かった。知ってしまえば、行かないわけにはいかない。聖地巡礼ではないが、行くことに決めた。↓森高千里が歌う「渡良瀬橋」のPV森高千里が歌う「渡良瀬橋」(1993年)...

  • 「あしかがフラワーパーク」のイルミネーション

    栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」が冬に行っているイルミネーション「光の花の庭」が今回の旅の一番の目的。昨年4月のフジの花を見に行った場所が、冬はイルミネーションに衣替えするのだ。2月14日まで会期があるものの、日本海側の当地としては1月中旬から2月中旬が一番大雪になる可能性が高い。行くなら1月上旬しかない。今回はピッタリのタイミングで見ることができた。↓花・光・音が演出する「フラワーキャッスル」(...

  • 佐渡付近で地震 上越市で震度4、妙高市震度3

    元日は能登半島地震、2日は羽田空港で衝突事故と、2日連続で大きな災害・事故があった。昨日8日は東京・文京区にある田中角栄元総理が住んでいた邸宅が全焼した。そして今日午後5時59分頃、佐渡付近を震源とする最大震度5弱の地震があった。2日連続で県民が驚かされた。ブログにのんきなことを書いている場合ではない。長岡市が震度5弱で、一番揺れた。上越市は震度4、妙高市と糸魚川市は震度3だった。仕事中で、会社の部屋全体が...

  • 盛況だった「杉みき子の世界をあなたに」

    昨年12月まで高田文化協会の事務局長を務めていた河村一美さんが、晴れて“自由の身”になり、豊富な人脈を活かし、やりたいことを企画・主催する新たな領域に入った。今日はその記念すべき最初のイベント企画で、敬愛する杉みき子さんの童話朗読会を開催した。会場のオーレンプラザのスタジオは100人程度しか入らない広さなので、河村さんの人脈からして、すぐに席が埋まってしまうだろうと予想していた。開演の1時間前に会場に到着...

  • 足利市は相田みつをの生誕地

    足利市は、書家で詩人の相田みつをの生誕地である。生家は名刹、鑁阿寺(ばんなじ)の東に位置していたというが、生家跡を示すものはなく、作品を展示している記念館もないのが残念だ。だが、相田が書いた独特の書体の書は、菓子のロゴになったり、作品を展示しているそば店もある。交差点などにある道標にも使われていた。↓相田みつをが子供の頃に遊んだ鑁阿寺の門相田の生家は鑁阿寺の東側にあり、幼い頃から境内でよく遊んでい...

  • 足利市探訪① 日本最古の学校「足利学校」

    栃木県足利市と群馬県高崎市に行って見聞を広めてきた。足利市では日本最古の学校「足利学校」や、書家・詩人の相田みつをが育った跡を訪ねた。“日本三大イルミネーション”の「あしかがフラワーパーク」も見てきた。高崎市では竹久夢二展と山田かまち美術館と、高崎白衣大観音を見学してきた。トレーニングを兼ねてなるべく歩いたので、1日目は2万602歩、2日目は1万6842歩に達した。何回かに分けて紹介したい。足利学校は日本最古...

  • たこ焼き作りは楽しい

    お好み焼きは得意中の得意だが、たこ焼きは初めて。昨年12月、某電機店で電気鍋(グリル鍋)を買った。1万7000円台の値段だったが、交渉の末、1万500円まで値切って買ったものだ。鍋物のほか、蒸し物、焼肉、たこ焼きができるプレートが着いている多機能な鍋である。先日は、業務スーパーで冷凍の小籠包や海老餃子などの点心を買ってきて、グリル鍋で蒸して食べたら、お店で食べるようなおいしさだった。電子レンジで加熱するのと...

  • 箱根駅伝 妙高市のロゴを付けて走った青学が完全優勝

    箱根駅伝2日目、復路は青山学院大がそのまま完全優勝するか、それとも駒沢大が巻き返すかである。史上最強メンバーがそろった駒沢大がぶっちぎりで優勝するのではないかと言われていたが、蓋をあけると青学が3区以降、一度も首位を渡すことなく、どんどん差を広げて圧勝。2年ぶり7回目の総合優勝だ。それも10時間41分25秒は大会新というすばらしい記録だ。2位の駒沢大に6分35秒差を付けた。3位の城西大は、大学としての過去最終順...

  • 箱根駅伝 青学が往路1位、開志国際高出身の山本唯翔が城西大を3位に

    元日の能登沖地震の余震が続く中、「第100回箱根駅伝」が午前8時にスタートした。県内選手では日本体育大の山崎丞(中越高出身)は3区、城西大学の山本唯翔(開志国際高出身)は5区にエントリーしている。妙高市で夏合宿し、妙高市のマークを付けて走る青山学園大の2大会ぶりの総合優勝を期待したい。また、4年ぶりに戻ってきた母校の日大も頑張ってほしい。今日は昼過ぎまでテレビに釘付けだ。↓箱根駅伝のスタート県内選手では1区...

  • 元旦から地震!長く揺れて怖かった

    元日を襲った佐渡付近を震源とする最大震度7強の地震。マグニチュードは7.6と推定される。午後4時10分ごろ、最初の地震があり、かなり揺れた。それからしばらくして、「ぐらぐら」というオノマトペがぴったりな揺れ方の地震が1分近く続いた。2階の書斎は本が天井まで積み上げてあるので、崩れると怖い。ファンヒーターを止めて、1階に降りた。2回目の地震は初めて経験する揺れ方で、怖かった。上越市で震度5強を観測し、津波警報が...

  • 完成度の高さに驚いた「ゴジラ-1.0」

    【評】★5つが最高★★★★第1作の「ゴジラ」(1954年)は完成度が高くインパクトある名作だが、その後シリーズ化され、日本だけで30作も作られた。第1作は唯一無二の存在で、別格として位置づけられる。その大きな壁を乗り越えたのが、2016年公開の「シン・ゴジラ」だ。だが、いま公開中の「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」は「シン・ゴジラ」を上回る完成度で、世界中で大ヒットしている。ファンが待ち望んだ傑作の誕生だ。ハリウッド...

  • 小津安二郎監督の赤倉を舞台にした映画「学生ロマンス 若き日」

    1929年公開の現存する小津安二郎の作品の中では最も古い作品「学生ロマンス 若き日」が、YouTubeで見ることができる。元の映画はサイレント映画で、モノクロだが、AIでカラー化、高画質化したものだ。その記念すべき作品が、赤倉でロケをしているのだ。当時のスキーをめぐる風俗が分かって面白い。今回はカラー化したものではなく、Amazon primeでモノクロ鑑賞した。やはり、小津映画はモノクロがいい。↓「学生ロマンス 若き日」カ...

  • 今こそ見るべき映画、チャップリンの「独裁者」

    この映画を最初に見たのが、1977年5月4日放送の「月曜ロードショー」だった。その後、名画座でフィルム上映も見ているが、やっぱり最初に見たときの印象が強い。高田世界館で上映中の「フォーエバー・チャップリン ~チャールズ・チャップリン映画祭~」で鑑賞。ほかに、「キッド」「黄金狂時代」「サーカス」「街の灯」「殺人狂時代」「ライムライト」など、チャップリンの名作をスクリーンで見るチャンスだ。来年1月12日まで上映...

  • 富山弁で「きのどくな」は「ありがとう」の意味

    「富山方言ハートせんべい」というのがあって、ハート型をしている濃厚醤油味の米菓だ。パッケージに大きく「だいてやる」と書いてあった。富山弁では「だいてやる」は「おごってやる」の意味。「きのどくな」は「ありがとう」の意味だ。もらった人はちょっとびっくりするかも。今日、同人誌の事務局長を引退することになった友人にあいさつするため、午後から訪ねていった。今日が仕事の最終日だというので、手作りの感謝状と餞別...

  • 「プロヴァンスの12ヶ月」のランチコース

    本格的なフランス料理のディナーとなると、それなりの値段を覚悟しなくてはならないし、やっぱりワインは欠かせない。上越妙高駅から1.8kmもある農村の中の隠れ家のようなレストラン「プロヴァンスの12ヶ月」なら、アルコール類を飲まないランチの方が利用しやすい。以前は上越市寺町1のイーグルゴルフセンターの近くにあったが、その後、現在地の下箱井に移転した。店は1990年代からあったと記憶している。約30年の歴史があるはず...

  • 役所広司の名演が光る「PERFECT DAYS」

    【評】★5つが最高★★★★役所広司がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した『PERFECT DAYS』をJ-MAXシアターで見てきた。名匠ヴィム・ヴェンダース監督が、トイレの清掃を仕事にしている男の単調だが満ち足りた生き方を淡々と描いていて見事だった。↓予告編主役の平山(役所広司)は、1960〜70年代で時間が止まったような超アナログ人間である。仕事の連絡に使う携帯電話はガラケー。趣味は古本屋で買う100円均一の文庫本を寝る前...

  • 試行錯誤の跡が分かる素描の数々 「小林古径素描展」

    小林古径記念美術館で開催中の「小林古径素描展~古径さんの素描~」を見てきた。古径の本画はいくらお金を積んでも、どこの美術館や収集家も手放さない。そこで小林古径記念美術館は、素描の展示に力を入れている(と思う)。1300点に及ぶ素描の数々は、古径の試行錯誤の跡が分かるし、どんな絵の修練をしてきたかが分かる。古径の没後50周年の時だった。本画が手に入らないため、上越市は大金をかけてデジックアート(原寸大デジ...

  • 今年も見てきた企画展「探検 むかしのくらし」

    2010年度から続く上越市立歴史博物館の企画展「探検 むかしのくらし」を今年も見てきた。11月25日から来年3月10日まで開催している。これまで展示されたものが多いものの、毎年少しずつ入れ替えている。今年初めて見たのは「マラソン足袋」。大河ドラマ「いだてん」の主人公、金栗四三選手が1912年(明治45年)のストックホルムオリンピックで履いたことで知られる。戦前は、日本人選手がこれを履いて好成績を残したという。↓マラ...

  • 「一富」のみそラーメン

    妙高市末広町のアカシア西通りにある食堂「食処飲処 一富」。いわゆる「町食堂」である。夜は居酒屋として利用できる。昼はラーメンや定食を注文する人が多い。中でも「よくばりラーメン」(1050円)はラーメン並に半ライス、ミニサラダ、焼肉が付くので頼む人が多いようだ。そんなにたくさん食べられないので、みそラーメン(900円)にした。久しぶりで食べたら、50円値上がりしていた。みそラーメンは、さっぱりしていて、しつこ...

  • 冬の日本海グルメと電車の旅⑧ 富山のグルメ

    今回の電車旅は、たら汁と牡蠣料理をメイン食べてきたが、ほかにも富山の名物がいろいろあった。白エビやホタルイカのすしや、富山風のおでん、あんばやしといった初めて食べるものもあった。↓富山のおでん富山駅南口から徒歩5分のところにあった「居酒屋maru」。2020年11月にオープンした新しい店で、洋風でおしゃれな店だ。店員もみな若くて、さわやかだ。カウンター席にはUSB端子があって、若い人に喜ばれると思う。メニューを...

  • 冬の日本海グルメと電車の旅⑦ ガラス美術館と図書館

    富山城を見た後、国際会議場前から環状線に乗り、グランドプラザ前で下車。すぐ近くの富山市ガラス美術館を見てきた。「宮永愛子 詩を包む」という企画展もやっていたけれど、入館料が1200円と高いので、200円で見られる常設展だけにした。↓TOYAMAキラリ↓木材をふんだんに使ったキラリの天井「ガラスの街とやま」を目指して、平成27年8月にオープンした施設だ。富山市立図書館やカフェなどが入居する複合施設「TOTAMAキラリ」内に...

  • 冬の日本海グルメと電車の旅⑥ 石垣が美しい富山城

    新幹線で帰るまで少し時間があったので、富山駅から環状線の路面電車に乗って、富山城とガラス美術館を見てきた。↓富山城富山城は正式には「富山市郷土博物館」という。1954年(昭和29年)4月11日から、富山城跡の敷地一帯で富山産業大博覧会が開催された、鉄筋コンクリート構造による模擬天守が記念に建てられることとなた。復原の元となる図面や写真がなく、彦根城や犬山城の天守を参考に設計された。1953年(昭和28年)7月5日に...

  • 冬の日本海グルメと電車の旅⑤ 富山の路面電車

    富山市はコンパクトシティで、交通網が充実している。車がなくても買い物などに苦労しない。地方都市で富山市ほど交通網が充実している所はないだろう。その象徴的なのが路面電車であり、きめ細かく走るバス網、そして新幹線と在来線、高速自動車道、航路、空港まですべてそろっている。観光で訪れても、公共交通機関でほぼまかなえる。↓路面電車の路線図↓新幹線の高架下に停留所があり、雨に濡れずに路面電車に乗れる路面電車は富...

  • 冬の日本海グルメと電車の旅④ 富山市の夜景とイルミネーション

    当初は、たら汁と牡蠣を食べる電車旅だけの計画をしていたが、富山市の環水公園などでイルミネーションをやっていると知った。そこで予定を変更して富山市に一泊し、イルミネーションを見たり、路面電車に乗ることにした。「入善牡蠣の星」から再び1.5kmを歩いて、西入善駅へ。ちょうどぴったりに着く予定だったが、牡蠣を食べながら生ビールを2杯も飲んだので、駅に着いてからトイレに行きたくなり、入っている間に電車が来てしま...

  • 冬の日本海グルメと電車の旅③ 入善牡蠣ノ星

    入善牡蠣ノ星を目指して、遠くに北アルプスを望むのどかな田園地帯を歩いていたら途中で東屋の下で湧き水をペットボトルに汲んでいる人がいた。高瀬公民館前にあり、「高瀬湧水の庭」という看板が立っていた。車なら一瞬で通り過ぎてしまう。歩いたからこそ出会いがあった。水をペットボトルに汲んでいた人に「井戸水ですか」と聞くと、「湧き水です」という。「コーヒーをいれたらおいしいでしょうね」というと「お茶や料理にも使...

  • 冬の日本海グルメと電車の旅② 市振での芭蕉の足跡

    朝日町の「たら汁」に続いて、西入善駅近くの「入善牡蠣(かき)の星」で牡蠣料理を食べる予定で午後1時30分に予約をしてある。だが、たら汁を食べたばかりだし、予約時間までずいぶんある。そこで腹ごなしに市振で松尾芭蕉の足跡をたどるルートを計画に入れておいた。松尾芭蕉の「おくのほそ道」をたどる日本海側の旅は、「荒海や佐渡に横たふ天の河」の名句を詠んだ出雲崎が有名だが、その後、柏崎の「鉢崎」、「直江津」、「高...

  • 冬の日本海グルメと電車の旅① 朝日町のたら汁

    12月中旬に入り、不漁だったブリも捕れるようになり、日本海の荒波にもまれた魚介類がおいしい季節になった。14。15日の2日間、鈍行列車に乗ってタラ汁と牡蠣(カキ)のコース料理などを満喫する旅にでかけた。アンコウ料理も組み入れたかったのだが、夕食を2回食べるわけにもいかず、また次回ということにした。↓はねうまラインは国鉄色の電車だった。朝からラッキー↓直江津駅からヒスイラインへ新井を7:37発の直江津行きの鈍行...

  • 今日からセブンで発売!地元のみそと酒粕使用のみそラーメンの味は?

    上越の冬の名物「酒かすラーメン」。上越・妙高の酒蔵と、20店のラーメン店で作る愛麺会による「酒かすラーメン」が26店舗で販売されている。それに併せて、愛麺会が監修のもと、セブン-イレブンが今日12月13日、上越市産のみそと酒かすを使ったみそラーメンを発売した。上越愛麺会公認のみそラーメンだというので、近くのセブン-イレブンに予約し、昼前に受け取りにいった。どのくらい用意してあるのか分からないので、確実に入...

  • 京都・大原名物の「柴漬け」食べ比べ

    京都旅行で買ってきた大原の名物「柴漬け」。土井志ば漬本舗と、志ば久の2店の老舗の柴漬けを購入してきたので、食べ比べてみることにした。添加物は一切使っていないのに、味や色に違いがあった。「柴漬け」は、すぐき漬、千枚漬と並ぶ、「京都三大漬物」の一つ。発祥の地は、京都・大原で、その歴史は、平安時代末期まで遡る。名前の由来は、高倉帝の皇后、建礼門院(けんれいもんいん)にあると伝わる。京都旅行では、建礼門院...

  • 「モニタリング」に出た冷凍食品2品を食べてみた

    12月7日夜に放送していたニンゲン観察バラエティ「モニタリング」を見ていたら、ミシュラン一つ星の高級店で冷凍食品が出たら気付くかどうか、という内容だった。日本で一番売れている冷凍炒飯や、新作のあんかけ焼きそばに食通芸能人たちが気づかず、気付いたのはラスボス美川憲一と神田うののコンビだけだった。ニチレイの自信作3品が提供されたが、実際に買って食べてみて特に「本格炒め炒飯」のレベルの高さには驚いた。唐揚...

  • 横浜のご当地ソング③ J-POPとヨコハマ

    横浜に関する歌は200曲以上あると言われる。昔の曲だけではなく、J-POPにも横浜が出てくる曲がたくさんある。◇サザン・オールスターズ「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」文字色↓シーガーディアンⅡが入っているホテルニューグランド(右側)。近くに横浜マリンタワーも見えるJ-POPの中ではよく知られている横浜ソング。禁断の恋におぼれる男の気持ちを歌う甘く切ない曲である。サビの部分では山下公園周辺を2人で巡った思い出が綴られ...

  • 横浜のご当地ソング② 演歌・歌謡曲編

    演歌・歌謡曲では、いしだあゆみが歌った「ブルー・ライト・ヨコハマ」と、五木ひろしの「よこはま・たそがれ」が、ご当地ソングの双璧。前者はすべてカタカナ、後者はすべてひらがななのが面白い。また、この2曲とも、歌碑がない。「伊勢佐木町ブルース」は歌碑があるというのに。◇「よこはま・たそがれ」↓たそがれ時の横浜作詞は山口洋子、作曲は平尾昌晃の楽曲で1971年3月1日発売で、レコード大賞を受賞したヒット曲。「よこは...

  • 横浜のご当地ソング① 「港が見える丘」「赤い靴」

    横浜をうたった曲はたくさんある。真っ先にイメージする曲は年代によって異なるだろう。年配の人は「港が見える丘」や、童謡の「赤い靴」「青い目の人形」「かもめの水兵さん」だろうか。横浜へ行ったついでに、歌碑などを見てきた。◇「港が見える丘」「港が見える丘」の歌碑は公園の中心部にある。山下公園から歩いても、それほど遠くない。みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩5分。公園からは港が一望でき、横浜ベイブリ...

  • 30年ぶりの横浜中華街

    横浜中華街は久しぶり。25年~30年ぶりかな。少し高めのコース料理を予約して食べた記憶がある。予約した店を目指して行って料理を食べて帰っただけなので、料理がおいしかったこと以外は、あまり覚えていない。生涯2回目となる横浜中華街は、修学旅行の生徒もいて、にぎわっていた。初めて中華街をほぼ一周してみた。↓横浜関帝廟↓市場通り↓中華街東門↓天長門↓朝陽門新幹線の中でコンビニで買った遅い朝食を食べたので、コース料理...

  • 新感覚のプラネタリウム「プラネタリア YOKOHAMA」

    横浜駅から徒歩6分の横濱ゲートタワー内にプラネタリウム施設「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」が昨年3月24日にオープンしたのを知っていたので、東京へ出たついでに見てきた。上越妙高駅を7:20発の、はくたか552号で東京駅に着き、上野東京ラインで横浜駅へ。そこから歩いて徒歩9分という好立地。ただし、地下ショッピングモール「横浜ポルタ」へ入ったり、階段を上ったり、エスカレーターを使うなど、ナビアプリを使って...

  • 労金で下鳥幸彦さんの「シーグラス作品展」

    荒波にもまれて丸くなったガラス片「シーグラス」を使ってアート作品を作っている上越市大和4の下鳥幸彦さんの作品展を、11月24日に見に行ってきた。中央町にある労金新井支店のロービーが会場だ。すぐブログに書けばよかったが、会期は終わってしまったかもしれない。下鳥さんは病気の後遺症で半身がまひしているが、海岸で拾ってきたシーグラスを使って自宅のアトリエでランプや、アート作品を作っている。何回か作品を見たこと...

  • 妙高演劇フェス『ぼくらが非情の大河をくだる時~新宿薔薇戦争~』

    妙高市文化ホールで行われた「妙高演劇フェスティバル」2日目は、妙高市出身の劇作家、清水邦夫脚本の『ぼくらが非情の大河をくだる時~新宿薔薇戦争~』を見てきた。清水邦夫の往年の傑作を劇団上越ガテンボーイズが演じた。初演は1972年。半世紀も前の演劇は、当時の若者が何を目指し、何を夢見ていたのかが透けて見えた。演出はマルまるやまさん。ギター弾き語りによる岡林信康の「友よ」、「いちご白書をもう一度」や、バック...

  • 妙高演劇フェス「かき消されたさようなら」

    昨年、初めて「妙高演劇フェスティバル」を見て、とても素晴らしかった。地元の劇団による手作りの劇だが、一生懸命さが伝わってくる良い企画だった。今年も早々と整理券をもらって見に行った。今日午後1時30分から開演の劇団空志童(そらしど)による『かき消されたさようなら』は、上越市の劇団「STAGE D」代表の保坂正人さんの素晴らしい脚本で、5人の女性の演技も素晴らしく、「死」について深く考えさせられた。入場無料だが...

  • 映画「銀平町シネマブルース」

    【評】★5つが最高、☆は半分★★★☆上越市には高田世界館という100年以上の歴史を持つ映画館があるが、上越映画鑑賞会の例会で上映した「銀平町シネマブルース」の舞台となった映画館は「川越スカラ座」という歴史ある実在の映画館である。いわゆるコミュニティシネマ(市民映画館)で、1905年に寄席として開業。戦後の1945年に松竹の封切り館「川越松竹館」となり、1963年から川越スカラ座に改称。だが、2007年5月から休館を余儀なく...

  • 川渡餅に生クリームのせたら?

    今日11月30日と、明日12月1日は「川渡餅の日」。上杉謙信が川中島の戦の時、全軍に餅を食べさせて力をつけ、その勢いで川を渡って戦って勝利したといういわれがある。戦前、川渡餅は12月1日の早朝、子供たちが「川渡餅やい、餅やい」と言って売り歩いたが、戦争で途絶えた。今は菓子店で買って食べるようになり、前日の11月30日にも販売するようになった。川渡餅といっても、単なるあんころ餅であるが、ニューフェイスが出現した。...

  • 秋の京都⑥ 京懐石と京都タワー

    京都のバスツアーは、2日間とも自由食。初日は京懐石の老舗「美濃吉」で食べるオプションがあり、迷わずにチョイス。いきなり町に繰り出しても、予約なしでは無理だと思う。とにかく、初めての京懐石であり、期待は高まるばかり。午後6時30分に集合し、ホテルから歩いて出かけた。「美濃吉」は享保元年(1716年)、八代将軍吉宗の時代に遡る。秋田佐竹の流れをくむ佐竹十郎兵衛が、美濃の国(現在の岐阜県)大垣から京へ移り、三...

  • 秋の京都⑤ 比叡山延暦寺と石山寺

    2泊3日の京都のバスツアー3日目の続き。比叡山延暦寺と石山寺という紅葉の名所を巡った。“京都富士”とも称される比叡山は標高が848mあるため、3日間の中で一番きれいな紅葉を見ることができた。比叡山延暦寺は、平安時代初期、最澄が開いた天台宗の本山寺院。ユネスコ世界文化遺産である。↓除夜の鐘のテレビ中継でおなじみの「開運の鐘」↓開運の鐘入り口を入っていくと、大きな鐘があった。「ゆく年くる年」の中継に出てくる除夜...

  • 秋の京都④ 清水寺は外国人だらけ

    京都の旅は3日目の最終日、11月21日を迎えた。最終日は午後2時ごろに帰路につくので、清水寺と比叡山延暦寺、石山寺の3か所を巡るだけだが、疲れがやや足に出た。今日は清水寺を紹介。初日の歩数は約2万3000歩、2日目は2万7000歩を超えたので、やや疲れた。60代前半の頃なら遠くのマラソン大会まで車を運転して行って、走ってから泊まらずに帰ってきても平気だったのに。体力は1年ごとに落ちていくのが実感できる。今回のように寺...

  • 国府もみじ園は見頃、コスモスはほぼ終わり

    今日は天気予報では「晴れのち曇り」だったが、一日中快晴だった。南葉山に2回目の降雪があり、白く染まった。もうすぐ平場に降りてくる。関川大橋の下にある河川敷から、飯綱、黒姫、妙高、火打、焼山、白馬岳、鉾ヶ岳などの山々が見えた。リバーサイドのコスモスはそろそろ終わりだったが、国府もみじ園は見頃だった。国道8号の関川大橋下の河川敷には100万本のコスモスが植えてあり、中旬が見頃だったはず。まだ咲いている所も...

  • 秋の京都③ 嵐山から北野天満宮へ

    京都旅行の2日目(20日)午後は、常寂光院近くの洛柿舎(らくししゃ)へ。松尾芭蕉の門人、向井去来の遺跡でる。芭蕉が初めて洛柿舎を訪れたのは元禄2年(1689年)で、 計3回来ている。元禄4年には4月18日から5月4日まで滞留し、その間に『嵯峨日記』を書いたという。↓落柿舎↓残り柿が茅葺き屋根に映える↓去来の句碑↓芭蕉の句碑芭蕉の句碑には〈五月雨や色紙へぎたる壁の跡〉とあった。芭蕉が「嵯峨日記」の最後にしるした句だという...

  • 木彫の塩鮭の質感に感動!大厳寺で「戸張幸男」作品展

    金谷山のレルヒ像の作者として知られる彫刻家、戸張幸男さん(1908〜1998)の作品展が、上越市寺町3の大厳寺で開かれている。先着30人に主な作品写真や略歴などをまとめた冊子がもらえるというので、早めに出かけた。木彫作品など11点や、市内各所にあるブロンズ作品のパネルが展示されていた。冊子もいただくことができた。↓大厳寺の紅葉戸張さんといえば、レルヒ像の作者としか知らなかった。だが、高田城址公園のブロンズプロ...

  • 秋の京都② 嵐電に乗り嵐山へ。「寂庵」も見てきた

    京都の北にある閑静な山里、大原三千院を離れて、2日目は京都盆地にある嵐山、天龍寺、北野天満宮、東福寺など、観光客でごった返す中へ突入だ。2泊3日のツアーでは朝から夕方まで丸一日観光できるメインの日である。↓嵐電嵐山一帯は道路が渋滞する上、駐車場が少ない。そこで京福嵐山本線の四条大宮町から嵐山まで、路面電車「嵐電(らんでん)」を利用するというグッドアイデアだった。おかげで、雷電に乗ることができた。これも...

  • 秋の京都① ブラタモリの足跡たどって大原三千院へ

    紅葉の京都を満喫する旅行社の2泊3日のバスツアーに行ってきた。京都市内の道は狭く、駐車場が少ないので、道路はどこへ行っても大混雑。バスの駐車場からホテルや目的地まで20分以上歩くのもザラ。その上、フリータイムには健脚を発揮して、時間的にちょっと無理な所まで早足で行ってきたので、1日2万5000歩を超えた日もあった。寺社を訪れる観光客の半数は外国人。いったいどこの国へ来たかと思うような、いろいろな国の言葉が飛...

  • 江戸時代の道標

    ◇宇賀魂神社の道標友人から江戸時代の道標がある場所を教えてほしいとメールを送ってきたので、確認のため現地へ行ってみた。上越市本町7丁目にある「宇賀魂神社(うがのみたまじんじゃ)」である。イチコスーパーとセブンイレブンの間の道路を隔てて反対側にある。本町通りの外れにあるこの神社には、江戸時代に造られた道標があるのだ。上越市佐内町の旧街道脇には、「左 さいみち 右 おう志う道」と書かれた道標がある。「おう...

  • 「一茶オノマトペ英語俳句70句」

    小林一茶がオノマトペを使って詠んだ俳句70句を英訳した冊子「一茶オノマトペ英語俳句70句」を、友人であり先輩である遠藤由明さんからいただいた。これまでブログで連載してきたものをときどき読んでいたが、1冊にまとまると読み応えがある。志保屋書店で1冊1000円で販売している。オノマトペとは、物事の状態を表す擬態語(ふっくら、すべすべなど)、音を言葉で表した擬音語(ガチャン、ドカンなど)、人や動物の発する声を表し...

  • 安寧芋入りのパン

    イチコ新井店で、今日一日限りの販売だとという「安納いも生食パン」を買ってきた。1斤951円(税別880円)という高級食パンだ。「純生食パン工房 ハレパン」の秋限定の商品で、鹿児島県種子島の特産品“安納芋”を生地に入れて焼いたもののようだ。そのまま食べてもおいしいが、少しオーブントースターで軽く焼いた方が、香ばしさが出る。安納芋のねっとりした食感と、強い甘さが口の中に広がる。バターやジャムなどを付けるのはも...

  • 戸隠の鬼女伝説にちなむ社寺や塔

    戸隠の鬼女伝説にちなむ遺跡や石碑などを巡ってきた。半日で見られる所は限られたが、いくつかを紹介したい。カーナビには表示されない所が多かったので、たどり着くまでかなり苦労した。戸隠へ行って、こんな場所を巡る人は少ないだろうな。◇足神神社・おまんの墓おまんは鬼女紅葉の副将だった女傑の名。官軍の追い打ちからこの地に逃れ、僧になって罪業を懺悔したが、ついに自害して果てた。そのなきがらを弔ったのが「足神社(...

  • 戸隠の鬼女“紅葉”伝説

    「戸隠譚-歴史と伝説-」という昭和39年発行の珍しい本を手に入れた。価格は220円。この新書判140ページの本に、戸隠の歴史とともに11の伝説が掲載されている。どれも面白かったので、現地を見ようと思い、「戸隠そば祭り」に行った際、伝説の地巡りをしてきた。でも、戸隠は広いので、ほんの一部しか見ることができなかった。↓「戸隠譚」その中でも面白いのが「鬼女“紅葉(もみじ)”伝説」。1000年ほど前の話で、具体的な人名や、...

  • 生誕140年「小林古径の世界」展

    今年は生誕140年にあたる日本画家、小林古径の展覧会が10月21日から古径記念美術館で開かれている。11月11日から庭園のライトアップが始まるため、その日まで待ったのに、なんと庭園のもみじはまだ紅葉していなかった。その上、天候は雨で寒かった。土曜であり、ライトアップ初日だというのに、雨のたせいか、客が少なかった。↓真っ赤に紅葉せず、枯れている葉も多かった↓入り口には「芥子(けし)」のポスターがポスターは代表作...

  • セブン‐イレブンの「ブルーマウンテン」はうまいか

    コーヒーの最高級品「ブルーマウンテン」をブレンドしたコンビニコーヒーがセブン‐イレブンから昨年に続いて発売された。レギュラーサイズ、ホットのみで、発売日は11月7日。↓セブンのブルマン1杯232円(税別)に見合うだけの味なのかどうかだが、あいにくコーヒーは飲むものの、それほど豆にこだわっているわけではない。鼻も良くないので、なんとも評価ができない。ブルーマウンテン(ブレンド)が1杯1000円だとすれば、4分の1で...

  • アパリゾート上越妙高のイルミネーション

    アパリゾート上越妙高のイルミネーションも今月15日で終了する。戸隠に行った帰りに立ち寄った。当初のゴルフコースでやったときのような規模はないが、平地なので高齢者でも歩きやすい。中でも、ヒット曲に合わせて色などが変わる噴水演出、チャペルに映写するプロジェクションマッピングが良かった。↓アパリゾート上越妙高のイルミネーションイルミネーションは今年で10周年になるという。当初は160万球を使ったLEDによる龍の壮...

  • 戸隠そば祭り「半そば食べ歩き」

    2019年以来、4年ぶりになる戸隠そば祭りの「半そば食べ歩き」。平日のみの実施なので、天気予報を見ながら、快晴となった16日に行ってきた。↓チケットブック4年前は参加そば店や地図、そば祭りの歴史が書かれたチケットブック「蕎麦ごよみ」は、1冊2200円(税込み)で、半ざる(半人前)を4店まわって食べられたが、今回は価格は2000円と安くなったが、食べられる半ざるは3店に減った。「4店も食べられない」という声が多かったと...

  • 天体観測アプリ「Star Walk2」

    天体観測、天体写真や、夜空を眺めるのが好きな人は、たいていスマホに天体観測アプリを入れている。私はかなり以前から「Star Walk2」というのを使っている。無料のアプリだが、600円を支払えば、星座データのアップグレードや、衛星や惑星についての詳細、3D星座も見られるので、追加機能は入れた方が楽しい。「Star Walk2」には大きくわけて2つの機能がある。1つ目は画面をスワイプすれば、星座がその方向に自由に移動するので...

  • 朝ドラで歌った「ラッパと娘」 曲の斬新さに度肝を抜かれる

    NHKの連続テレビ小説「ブギウギ」は、毎日楽しみに見ている。ブギの女王、笠置シズ子をモデルにし、戦後を明るく照らしたスターの物語だ。今日、スズ子(趣里)が羽鳥善一(草なぎ剛=服部良一)から渡された新曲を歌った。その曲「ラッパと娘」の斬新さに度肝を抜かれた。曲は当時に実際に歌われたものだ。↓笠置シヅ子(Wikipediaより=パブリックドメイン)今日は、スズ子が羽鳥善一の新曲をピアノ伴奏に合わせて、初めての練習を...

  • 「バナナマンせっかくグルメ」でギャル曽根が食べた吟醸味噌ラーメンとは?

    11月5日放送の「バナナマンせっかくグルメ」は、ギャル曽根が新潟市で2店の絶品グルメを満喫した。番組予告で新潟市の味噌ラーメンを取り上げるということなので、「もしかしたら、破綻した東横ではないか」と思った。破綻前の事前取材したものを流すことになったら大変、と思って録画しておいた。新潟5大ラーメンの一つ、新潟濃厚味噌ラーメンといえば「こまどり」か「東横」だろう。スープが濃厚なので、割りスープが付いていて...

  • 妙高市展 高校生の作品も素晴らしい

    第19回妙高市美術展覧会(妙高市展)が10月28日から始まったが、最終日の1日前の11月4日に見に行った。上越市展は10月1日開幕で、妙高市展は1か月遅い。上越市展は6部門あり、330点の応募があった。妙高市展は6部門に250点で、人口比から考えると、妙高市の割合は多い方だ。でも、応募者は年々減っているようだ。高校生の応募が多いのには驚いた。写真の場合など、一般の大人が高校生を撮ろうとすると、学校の許可や肖像権の問題...

  • 正善寺で花火上がる 谷間に音響がこだま

    上越市の正善寺地区で4日、「上越まるごとモリあげ祭2023」の一環として「正善寺花火大会」が行われた。午後7時から25分間にわたって花火が打ち上げられ、音響が谷間にこだました。今日の天気は夕方から雨の予報が出ていたので、行く予定はなかったが、友人から電話があり急遽、行くことになった。早めに夕食を食べ、午後6時ごろに家を出た。正善寺までは25分ほどだ。指定駐車場のガス水道局正善寺浄水場に車を止め、上信越道の高...

  • 清里区「星のふるさと館」で、土星の輪や木星の縞模様など見る

    上越市清里区の「星のふるさと館」で11月1日~13日までの日程で「星の文化祭」が行われている。このうち、夜間観望会が11月3日、4日、11日、18日、25日の5日間行われる(晴れないと中止)。秋晴れの11月3日、思い切って見に行ってきた。満天の天の川、木星の縞、土星の輪などを見ることができ、とても感動した。↓坊ヶ池のほとりにある星のふるさと館↓天体写真展もやっていたその初日の11月3日は、木星が衝(しょう)という一番明...

  • 妙高市の「みんなの応援券」はプレミアム率100%

    原油価格や物価高騰の影響に直面する家計への支援と地域経済の消費喚起を図るため、妙高市内の店舗で使用できるプレミアム率100%の商品券「みんなの応援券」の販売が昨日11月1日から始まった。今日、郵便局へ言ってきて、4冊購入してきた。1冊5000円だが10000円分使える。つまり、プレミアム率100%。子供がたくさんいる家などは、ずいぶん助かったという声を聞いた。前市長が始めた施策だが、新市長になってからも継続しており、...

  • プライバシーポリシーを統合しないと LINE が使えなくなる?

    LINEとYahooが合併し「LINE Yahoo」という会社になったので、プライバシーポリシーの統合が必要になった。それに同意しないと今後LINEが使えなくなる可能性があるらしい。LINEを使っている人は、全員に通知されたはず。その文章の、一番下に「同意する」と「あとで確認」のボタンがある。面倒くさいと「あとで確認」を押しがちだが、同意しないと11月からLINEが使えなくなるおそれがある。友人に聞いたら、まだ連携が終わっていな...

  • 「帰れマンデー見つけ隊!!」に妙高市のすし店4店が登場

    10月23日に放送した「帰れマンデー見つけ隊!!」の合体3時間スペシャルで、妙高市のすし店が登場した。海がない妙高市でおいしいすしを探すという無茶な企画に思えたが、地元の人でも行ったことがないようなすし店を良く見つけたものだ。いもり池や高田城址公園、姫の森温泉なども紹介された。↓「つぐみ」のすし最初に入った店は池の平にある温泉施設アルペンブリックガーデン内のすし店「日本亭別店 つぐみ」。2年前にリニューア...

  • 花巻市の高村光太郎記念館と高村山荘へ

    10月6~9日の3連休に岩手県遠野市を巡った最終日。書くのを忘れてしまった。その日は早めに遠野市を出て、新花巻駅まで電車で行った。駅前は宮沢賢治一色だったが、ここから18km先の花巻市内に高村光太郎記念館と旧居跡があることが分かったので、タクシーで往復することに決めた。↓高村光太郎記念館(館内は撮影禁止)↓光太郎詩碑『智恵子抄』で知られる高村光太郎(1883~1956年)は、詩人だけではなく、彫刻でも有名だ。1914年(...

  • 上越ロケの映画「はなれ瞽女おりん」 46年ぶりに鑑賞

    先日、高田文化協会に立ち寄ったら、女性会員3人に囲まれて、よもやま話になった。何かの拍子で篠田正浩監督が高田や直江津でロケをして撮った映画「はなれ瞽女おりん」の話になった。「名作だよね」「岩下志麻がきれいだった」「ロケを偶然に見た」などとこの話で盛り上がった。そして「もう一度、見たいよね」「高田世界館でやってくれないかしら」ということになった。↓メルカリで買ったDVD私が「とりあえず、DVDで見たらどう...

  • 新井聖書教会のチャペルでゴスペルコンサート

    コロナ禍のため、しばらく中止になっていた新井聖書教会のコンサートがようやく再開された。出演は上越市のゴスペル合唱団「JO.GRACE(グレース) GOSPEL CHOIR(ゴスペル クワイヤー)」の皆さん。なんと2013年10月19日以来、10年ぶりの登場だ。↓「JO.GRACE GOSPEL CHOIR」の皆さん今回はメンバー15人で力強く、華麗なハーモニーをみせてくれた。途中で会場の人と一緒に振り付けをした歌で楽しんだ。メンバーの中には高田聖書教...

  • 道の駅あらいで「妙高そばまつり」

    妙高市の「道の駅あらい」東エリアにある四季彩館みょうこう芝生広場で、「妙高そばまつり2023」が開かれた。天候があまり良くなく、肌寒かったので、昨年より客が少なかった。↓そばまつりの看板今年の出店店舗は、大滝荘、長沢茶屋、食堂みょうこう(四季彩館みょうこう内)、深山の里の4店。午前11時~午後2時まで、各店舗150食限定で販売した。1杯は半人前ほどの量で、500円。また天ぷらは1食500円で限定150食だった。受付でそ...

  • 三遊亭白鳥さんが前島密の創作落語?

    上越市出身の落語家、三遊亭白鳥さんが、前島密を題材にした新作落語を披露するというので22日の日曜日、SAKEまつりの会場から高田駅へ行き、電車に乗って上越文化会館に行って聴いてきた。十分にクラフトビールを味わったし、ちょうどいい電車があったので、予定を変更してでかけた。今年は白鳥さんの落語を聴くのは2回目。三遊亭にいがた(新型)だった二つ目の頃から応援していたが、その若手落語家も今年で還暦だという。7月15...

  • 杉野沢・苗名滝~戸隠・鏡池の紅葉

    昨日に続く紅葉巡り。妙高市杉野沢にある苗名滝と、戸隠・鏡池の紅葉が真っ盛り。午後から曇ってきて時折、ポツポツと雨が当たってきたが、傘は必要ない程度で良かった。苗名滝は、上越走友会の秋の合宿で、池の平の白樺荘から苗名滝までの往復11kmを走ったものだ。苗名滝苑でそのまま折り返したり、さらに苗名滝まで走った会員もいた。ここのソフトクリームは濃厚で美味しい。疲れも吹き飛んだ。苗名滝入り口には広い駐車場がある...

  • 大田切渓谷・不動滝~いもり池~燕温泉・惣滝の紅葉

    今日は午前中、天気がまずまずだったので、妙高市の紅葉の名所を巡ってきた。標高1000m前後が紅葉の最盛期になっている。↓不動滝↓大田切橋の上から見下ろした不動滝赤倉の赤倉足湯公園から「滝の湯」に向かって少し進んだ所を右折して山道を進む。すると、対岸の道路から不動橋の下にある「不動滝(大滝)」が見える。落差20mの小さな滝だが、橋の上に行くと、滝の真上から眺められるのが珍しい。橋を渡ってまもなく、道沿いにあ...

  • うみがたりに宮田亮平さんのイルカ作品

    イルカのオブジェで知られる佐渡出身の金工作家、宮田亮平さんが、このほど文化功労者に選ばれた。今年7月に新潟市西区の「雪梁舎(せつりょうしゃ)美術館」で開催していた「MIYATA展」で作品を見てきたばかり。受賞に合わせたように、上越市のうみがたりで宮田亮平さんのイルカの作品の展示が始まった。宮田さんの作品が展示されている新潟市の「雪梁舎美術館」では、写真撮影禁止。今回は水族館の展示物の一つなので、撮影禁止...

  • 柳田國男の『遠野物語』の世界⑧〈再び民話の語り〉

    10月8日(遠野2日目)にホテルへ戻ったときには、すっかり暗くなっていた。泊まったホテル「あえりあ遠野」は、ずいぶん立派な建物で、1泊1万円(朝食付き)とは思えないほど内装や設備もいい。その上、囲炉裏のある和室「語り部ホール」で午後6時から、民話の語り(無料)があるという。宿泊客が20人以上集まり、囲炉裏のまわりに車座になって、昔話を聞いた。↓語り部の高橋ノブさんなんと、語り部は前日「とおの物語の館」で語っ...

  • 「越後妙高コシヒカリマラソン」と「越後謙信SAKEまつり」

    今日は妙高市の「越後妙高コシヒカリマラソン」と、「越後謙信SAKEまつり」2日目。マラソンは走友の応援で、SAKEまつりの目当てはクラフトビールとどぶろくである。コシヒカリマラソンは2018年に出て以来、ご無沙汰している。コロナ禍による3年間のブランクで、筋力が落ちて走れない状態。せめて応援ぐらいはしたいと、スタートとゴール地点の新井総合公園陸上競技場に自宅から歩いて行った。3km弱あるので、30分はかかる。着いた...

  • 柳田國男の『遠野物語』の世界へ(その他)

    10月7~9日の「遠野物語の旅」の続きである。2日目のバスツアーで主な遠野の見どころを網羅するので、1日目の午後は「とおの物語の館」と「市立博物館」を見てから、歩ける範囲で「遠野物語」に関連する場所を巡った。3日目の早朝には駅から歩いて30分以上かかる南西側を見て回った。↓宇迦神社遠野に到着した7日午後、「とおの物語の館」と「市立博物館」を見た後に行ったのは宇迦(うが)神社。境内には水が湧いていて、紙の使い...

  • 「餃子の雪松」妙高店内に冷凍即席麺直売所オープン

    持ち帰り冷凍餃子の専門店「雪松」の店内に、冷凍即席麺の直売所「日本ラーメン科学研究所」妙高店がオープンし、今日から3日間、冷凍麺(3食入り1000円)を買うと、冷凍餃子18個入りパック(500円相当)がもらえるというチラシが入ったので、午前中に行って買ってきた。24時間営業だけれど、餃子がもらえるのは10時から19時まで。今日はスタッフ2人がいて、対応していた。最近は同一店の中に、違う業種の店を併設するのがはやって...

  • 川端康成著の『乙女の港』

    10月1日に長岡市栃尾美術館で「中原淳一展」を見た際、川端康成と中原淳一がコンビを組んで書いた少女小説があると分かり、さっそくアマゾンで購入したのが『乙女の港』。半分まで読んでギブアップした。「エス」などの女学生しか分からない同性同士の疑似恋愛などが出てきて、乙女チックすぎて付いていけなかった。本は知り合いの中原淳一ファンにあげてしまった。作家の瀬戸内寂聴や田辺聖子などは、かつて『乙女の港』を愛読し...

  • 差別の闇描く「福田村事件」

    【評】★5つが最高★★★★関東大震災直後の混乱の中で、福田村村民が一体となって朝鮮人などを取り締まるために自警団を強化する中、間違えて薬の行商団の人を暴行して9人を虐殺するという悲劇を扱った映画。よくこのような差別を扱った題材を映画にしたと思う。↓予告編動画監督は、数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也。自身初の劇映画作品として、実際に起こった虐殺事件をテーマに撮影した。関東大震災の発災か...

  • 樹下美術館で「篠崎正喜展」 最終日に鑑賞

    上越市頸城区の「樹下美術館」の杉田館長から、開催中の「篠崎正喜展」と、ギャラリートーク「生成AIと美術」のお誘いを受けていた。「生成AIと美術」はすごく楽しみにしていたのだが、仕事と重なってしまい、展覧会も最終日の今日になってしまった。↓樹下美術館篠崎正喜さんは、日本の画家、絵本作家、イラストレーター、彫刻家と幅広く活躍している。作品の印象はファンタスティックであり、夢の中に出てくるような鮮やかで美し...

  • 柳田國男の『遠野物語』の世界へ 〈昔話ライブを聴く〉

    昔話を映像や音声で楽しむことができる「昔話蔵」や、語り部による昔話を聞くことができる劇場「遠野座」などがある『とおの物語の館』は、誰が見てもわかりやすい現代的な施設だ。語り部による昔話のライブは、4~11月の期間は1日3回だけなので、事前に調べておく必要がある。時間を遡るが、初日に釜石線で遠野駅に着いたのが13:04分。『とおの物語の館』の昔話は14時が最後なので約1時間の余裕がある。ちょうど「遠野市産業ま...

  • パリ五輪のマラソン選考会(MGC)は男女とも熱戦 横田29位、畔上34位

    上位2選手がパリ五輪の出場権を得る「一発選考」の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」が15日、雨の中、東京・国立競技場発着のコースで行われた。テレビで観戦していたが、男女とも最後まで分からない素晴らしいレースだった。↓上越出身の畔上和弥選手(トヨタ自動車)=中央=男子は61選手が出場。この中には上越出身の畔上和弥(トヨタ自動車)もいた。今年の大阪で2時間8分29秒の自己新をマークし、ワイ...

  • 遠野市の名物は、なぜジンギスカン⁉

    遠野市の名物といえば、何といっても「ジンギスカン」。「ジンギスカン」というと北海道を思い浮かべてしまうが、遠野は昭和30年頃から羊肉が「ジンギスカン」といって食べられてきたという。遠野市内のスーパーでも、当たり前のように生の羊肉が売られているそうだ。↓クラフトビール〈スプリングバレー〉元祖の店は「あんべ」だが、残念ながら改装中で休業していた。「まるまんじんぎす館」は貸し切り営業中だった。「遠野ジンギ...

  • 柳田國男の『遠野物語』の世界へ バスツアー編〈カッパ淵=伝承園〉

    バスはカッパ淵に向かう。カッパ伝説が多く残る遠野で一番知られている場所がここなのだ。その昔、武将が馬の足を洗っていたら、この淵からカッパが出てきて悪さをしたらしい。今はその淵らしきものはないが、幅2~3mの川原には、夫婦のカッパが鎮座する祠があり、拝むとお乳が出たり、胸が大きくなるという噂もある。「遠野物語」の中にも、小川に水を飲みに来た馬を引き込もうとするいたずら好きなカッパが登場。200円を払う...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、yasuさんをフォローしませんか?

ハンドル名
yasuさん
ブログタイトル
軽薄短笑 〜新潟県上越・妙高発〜
フォロー
軽薄短笑 〜新潟県上越・妙高発〜

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用