縮毛矯正とは無縁の人生を生きたかった。

私は幼少期の頃からかなりの癖っ毛で、髪が伸びると根元はうねうね。 特に前髪がひどくて、二ヶ月に一度美容院に行き、髪が伸びた部分だけ縮毛矯正をかけている。これから梅雨に入って、その間癖が残っていると悲惨なことになるので、先週日曜にも縮毛をかけてきた。いつもなら少なくとも一ヶ月半はストレートを保てるのに、今回は一週間経たずして前髪の根元がうねり始めてる。 いくらなんでも早くないか。確かにここ最近、暑い日があって汗をかきやすかったり、雨で湿気の多い日もあったから、癖が出やすい環境ではあったけれども。でも今からこんなにうねっていては、少なくとも梅雨を乗り切れない。はー。また美容院の予約を取って、行かな…

心の拠り所は、なんぼあってもいいですからね

最近、お笑い芸人のピース・又吉のYouTubeチャンネル「渦」を観るのが日課（ミルクボーイとちゃうんかい）。 風呂上がりのスキンケアやドライヤーをする間だったり、通勤電車の中で聴いてる。特に好きなのは、「百の三」シリーズ（一つのテーマに対して百個回答を出せば、その中から自分の力を超えた回答を三つくらい出せるのでは、という企画）。 又吉が淡々と話していくコーナーなので、映像を見なくてもラジオ感覚で聴けるし。それに、当然話が面白いので、電車の中では顔がにやけるのを堪えるのに必死。芸人だから喋りが上手いのはもちろんだけど、同時に小説家なだけあって繊細で、彼の独特の感性や視点が面白いし、話し方からその…

くさいものにふたをする人にならないように

駅のホームで電車を待つ間に、無印の無香料のハンドクリームを塗りながら。 そういえば、職場の先輩からもらったロクシタンのハンドクリーム。職場のデスクに置いているものの、香りが強すぎて使うのが結構躊躇われるんだよなーとその存在を思い出す。もらった手前、全く使ってないと思われると、相手にすこし申し訳ないので、デスクの上に置いたままにはしてるけど。 ハンドクリームは断然無香料派。ハンドクリームに限らず、自分は癒しを香りに求めない方。それに何より、ハンドクリームは場所を選ばずに使いたい。香りがついていると、近距離に人がいるときに匂いがキツいと思われてないか気になって使えない。 香水もそう。普段雑誌やネッ…

一言、労いの言葉がほしいんだよ

我が家は子どもが生まれてから寝室を分けている。 子どもが産まれるとき、ベビーベッドは買わず、布団をリビングに敷くことにした（空調やお世話に必要なグッズ、家具の配置など、子にとって最も安全な環境が整っているのがリビングだから）。そして夫婦二人揃って寝不足になる状況を避けるべく、夫は一人で寝室のベッドで、私はリビングに布団を敷いて子と二人で添い寝するスタイル。もうじき子どもが二歳になる現在もこれを継続している。そろそろ寝室のベッドで、三人で川の字で寝てもいい頃かもしれない。けれど、今も夜泣きがときどきあるのと、夜中子が寝ぼけて動きまわり、ベッドから落ちてしまうリスクも0ではないので、今もリビングで…

毎日が修行・・・

もし一人の人生を一つの柱に例えるなら、 結婚は「一本ずつあった柱が合わさって、夫婦というより太い一本の柱になること」だと思ってた。 でも実際は、夫婦になっても柱は二本のまま。どれだけ密接に、隣に並んでいても、同じ一本の柱ではない。同じ家に暮らしていようが、あくまでお互いがそれぞれの人生を生きていて、どこまで近づいても結局は他人。 けれども、長い時間を共有しながら、ともに年老いていくことを互いに望んでいて、柱は別々でも、同じ方向を見て生きていく。 それが夫婦というものなんだと、最近になってようやく気づいた。そしてそれは一見寂しいことのようにも思えるけど、むしろ私にとっては夫婦関係を前向きに見直す…

被害を訴える勇気

今朝、駅のホームで。 一人（顔は見えなかったけどおそらく男性？）が、男性3人に腕を掴まれて拘束されて、横に女性が立っているという状況に出くわした。 勝手な想像だけど、痴漢を現行犯で捕まえたと思われる状況。 朝8時前、ちょうど通勤ラッシュの時間帯。 職場に向かっていたであろう人たちが、警察もしくは警備員（あるいは駅員？）の到着を待って、加害者と思しき人を取り押さえていたのを見て、彼らの正義感のようなものを感じたのと同時に どんなシチュエーションで加害者を取り押さえるに至ったのか想像する。 痴漢はある程度混んだ電車の中で起こるわけなので（実際その路線もこの時間はかなり混雑している）、多くの場合は被…

「天国」

韓国ドラマ『君は天国でも美しい』の第6話を視聴中。 こんな天国、あってたまるか！というのが最初の感想。 作中で描かれる天国は、私が思い描いていたものとかなりかけ離れていて、個人的には愕然とした（この作品への感想は、別の記事で改めて詳しく書こうと思う）。 でも、そもそも天国ってあるんだろうかという問題。 もちろんそこに正解はないと思う。でも私個人の考えでは、天国は亡くなった人のためにあるものではなく、生きる人のために存在する概念、だと思う。 葬儀もそう。一見、故人のためのものと思われる（実際そういう側面もある）けど、実際は残された人がその死を受け入れて、その後も生きていくための第一歩。故人を見送…

執着を手放すことが、過食性克服の第一歩かもしれない

自分は、他人からよく見られたい・いい人だと思われたいという欲が、昔から人一倍強い。一言で言えば、プライドが高い。 そのことが、自分を苦しめている一番な原因なのかも 人は、コントロールできないものー他人や過去に執着すると、そこに苦しみが生まれる。 他人が自分をどう思うかなんて、どんなに頑張ったってコントロールできない。それなのに、他人の目に自分がどう映るか、そして他人が自分をどんな人と判断するのか。思い返してみれば、10代半ば以降はそればかりを気にして生きてきた。というか、あらゆる物事においてほぼそれが自分にとっての判断基準だったのかも。 一昨年に子どもを出産して、産後2ヶ月くらいから、なかなか…

韓国映画：『スンブ 二人の棋士』

『スンブ 二人の棋士（原題：승부/英題：The Match）』 Netflixシリーズ作品、2025年〜配信。 主演：イ・ビョンホン、ユ・アイン 監督：キム・ヒョンジュ 脚本：キム・ヒョンジュ、ユン・ジョンビン あらすじ（※以下ネタバレ含む） 世界プロ囲碁選手権で優勝した棋士、チョ・フニョン九段（イ・ビョンホン）は、少年イ・チャンホ（ユ・アイン）に才能を見出し、その成長を見届けようと弟子入りを受け入れる。家族の元を離れ、フニョンの家に住み込み彼に師事するチャンホ。一度はスランプに陥るも、自分にしかできない囲碁を打つという強い信念を胸に、フニョンの教えを受けながら着実に実力をつけていく。二人はや…

三十路にして、初の医療脱毛

今日、初めて医療脱毛の施術を受けたきた。 十代の頃から某脱毛サロンには通ってたけど、何回やっても脇とVIOはツルツルにならんし（妊娠出産で休会してる間に、VIOは見事に元通り！） 卒乳後再開しようとしたら、予約は全然取れないわ突如全店休業になるわ（つい昨日、続報で破産申立のニュースが出てたし）で、こりゃだめだなと思い、ついに医療脱毛を始めてみることに。 クリニック選びに結構悩んだけど、とりあえず ・予約が取れやすい ・料金が高すぎない ・都度払い可能 ・熱破壊式の機械で施術してもらえる これらの条件で選んだビューティースキンクリニックに。 メニューは、全身+うなじ+顔+VIO。 本当は顔と脇と…

過食症について近況

2023年9月頃、産後ダイエットをきっかけに過食性障害（非嘔吐過食症）を発症し、気づけば一年半以上経過していた。 これまでに、摂食障害専門外来にも何度か通った。担当の先生はとても優しく話を聞いてくれる先生だったけれど、20分の診察のために仕事の休みを取り、往復2時間かけて行く気になれず、途中から通院をやめてしまった（カレンダーを見返してみたら、最後の受診は2024年の7月だった）。 心療内科の先生に話を聞いてもらうのも意味はあるんだろうけど、でも自分の感情や思考の癖を言語化して自分と向き合うのに、そんな時間とお金をかけなくたっていいよな、と思ってしまった。 今日も過食したし、数日前も二日連続過…

韓国ドラマ：『トランク』

『トランク（原題：트렁크）』 Netflixシリーズ作品、2024年より配信。 主演：ソ・ヒョンジン、コン・ユ 監督：キム・ギュテ（『アイリス』、『私たちのブルース』など） 脚本：パク・ウニョン（『花郎（ファラン）』など） ジャンル：大人向けミステリーロマンス（16+） あらすじ ハン・ジョンウォン（コン・ユ）は、幼馴染でもある妻から一年間の期限付きの離婚と、その間別の女性と契約結婚することを求められる。応じなければもう会わないと言われたジョンウォンは渋々それに応じ、ノ・インジ（ソ・ヒョンジン）と偽りの夫婦になる。自分を冷たく突き放す元妻に苦悩し、また“後妻”のインジとの生活に困惑するジョンウ…