社会人歴十数年の建築設計者@構造設計です。これまでに考えてきた構造設計)✖人材育成に関するものを発信していくことで、やりがいを持った構造設計者を増やしていきたいと思っています。
【わかりやすい構造設計】構造解析のモデル化の基本~支点条件の仮定/基礎部の剛床の重要性
線材モデルについてとモデル化の目的剛床仮定とはなにか/非剛床の事例構造解析のモデル化の基本シリーズです。支点条件はどのようなモデル化、解析方法の中でも重要な要素になります。支点の条件によって応力や変形が大きく変わってきます。今回は主に一貫計...
【わかりやすい構造設計】保有水平耐力計算とは~増分解析と復元力特性
保有水平耐力計算とは~計算体系を整理保有水平耐力計算とは~構造特性係数Dsの数値の意味今回は上記の記事に続いて保有水平耐力計算の基本でもある増分解析の考え方について書いていきます。増分解析と合わせて復元力特性についても解説していくので、ある...
以下の書籍を教材に引き続き練習。今回は鉛筆の線の角度や色の濃さを使って質感や形状を表現するものでした。前回の内容以上に苦戦・・・質感や影の付け方を身に付けないと距離感がわかりずらいので、立体感が感じられないことが見えてきました。やるたびに改...
構造設計のはじめは二次部材の検討から入ることも多いと思います。二次部材と呼ばれていますが、当然軽視してよいものでもないし、簡単に設計できるものではありません。そんな二次部材を設計する際に留意することについて書いていきたいと思います。①二次部...
【わかりやすい構造設計】構造解析のモデル化の基本~剛床仮定とはなにか/非剛床の事例
構造解析のモデル化の基本~線材モデルについてとモデル化の目的こちらの記事に続く内容として、一貫計算のモデル化の基本的な内容として剛床仮定についてになります。剛床仮定のままで計算してよいのか?どこを非剛床仮定にすればよいのかということは、一貫...
【わかりやすい構造設計】構造図・計算書・コストでの比を使ったチェック
構造設計に限りませんが建築設計の中では数字を扱う場面が多くなります。その場でどんな数値も細かく算出していては膨大に時間が掛かってしまって設計が進まなくなってしまいます。チェックのスピードを上げたり、大きな間違いをなくすために比を使うことがと...
建築学科を卒業していますが、学生時代からずっとスケッチが上手に書けません。元々建築大好き少年というよりも数学物理が好きで建築学科に入って、デザインとかよくわからないなぁという流れから構造設計を目指したタイプです。打合せをしながら部材サイズは...
【わかりやすい構造設計】構造解析のモデル化の基本~線材モデルについてとモデル化の目的
構造設計の中ではよくモデル化という言葉が出てくると思います。今回はモデル化というのはどのようなことを示しているのか、またモデル化にいくつか方法があるのでその中でももっともよく採用している線材置換について書いていきたいと思います。①モデル化と...
【わかりやすい構造設計】鉄骨造の基本を知る~架構用部材ランクと変形性能
【わかりやすい構造設計】保有水平耐力計算とは~計算体系を整理こちらの記事で保有水平耐力計算の体系を整理してきました。その中でも出てきたDs値の決定や、保証設計をするためには構造種別ごとの特徴をしっかりと理解しておくことが必要です。Ds値の決...
【わかりやすい構造設計】鉄骨造の基本を知る~材料の特徴/計算条件とディテールの整合【わかりやすい構造設計】鉄骨造の基本を知る~外装材(ALC・ECP・PC)の支持部材鉄骨造を設計する際に耐火被覆については意匠設計者に任せがちになる部分ですが...
【わかりやすい構造設計】保有水平耐力計算とは~計算体系を整理
保有水平耐力計算を完結させるためにその中で多くの種類の検討をしています。計算書を出力するとわかりますが、多くの場合で計算書の半分を占めます。その体系を理解できていないと、チェックの視点が保有水平耐力が必要保有水平耐力を上回っていることの確認...
【わかりやすい構造設計】RC造設計の本質を知る~耐震壁のモデル化と開口
【わかりやすい構造設計】RC造設計の本質を知るRC造の設計の中では耐震壁を有効に使用することはとても重要なことになってきます。耐震壁が多い建物の耐震性が高いことが知られていることですが、そんな耐震壁も扱い方によっては構造安全上に不利に働くこ...
令和4年の告示改定により、条件付きであと施工アンカーは新築で使用可能になりました。法的に使用は可能になりましたが、どんなところにでも、どんなあと施工アンカーを使用してよいわけではありません。時事ネタも踏まえてあと施工アンカーの使用上の留意点...
【わかりやすい構造設計】鉄骨造の基本を知る~外装材(ALC・ECP・PC)の支持部材
鉄骨造を設計する際には、外装材との取り合いについては非常に重要になってきます。荷重情報だけでなく、外装材の支持方法やその支持方法による力の流れ方を正確に把握することで適切に部材の計画ができます。外装材の支持部材は小径部材を使用することが多い...
【わかりやすい構造設計】減衰定数とは~定量的評価が難しい減衰要素
地震の揺れと密接な関係があるものの1つに減衰力があります。減衰力が存在していることを踏まえて構造設計をしてはいますが、その減衰力の効果としてははっきりと評価できるものではありません。以下の記事でも書いた構造特性係数Dsとの関係も深いものにな...
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