大橋ひろこ(アナウンサー/投資家) ラジオNIKKEI「マーケット・トレンドDX」TBSラジオ「トレードアイランド学園」WEB動画「なるほど投資ゼミナール」など、様々なメディアで活躍する大橋ひろこによるブログ。
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11/28(木)サンクスギビングデー米国休場 今夜は米国の感謝祭です。家族が集まって七面鳥を食べる日。マーケットは休場です。明日金曜日はブラックフライデー。年末商戦に向けて小売、ECサイトのセールが始まりますが、マーケットは短縮取引ですので、流動性は低下します。値動きは小さいか、もしくは大口の仕掛けがあれば値が飛ぶ=ボラティリティが急上昇するか、というマーケットとなりますが昨晩のNY市場が引け感謝祭入りだ、というタイミング、東京時間の8時台ですが、またもトランプ劇場でメキシコペソの上昇主導でドル円が吹き上がるというボラティリティ上昇イベントがありました。 メキシコペソ円 15分足ド
ドル円150円台へ~12月はドル安ユーロ高に?!SOX下落続く…
ドル円相場、下落トレンド転換か? ファンダメンタルズ的には、ドル金利の一段の低下がドル売りを誘ったという見方ができますが、ドル円チャートはテクニカル的にも11/15の156.74円を高値に上値が重くなっていて、私が好んで使っているMACDラインも明らかに下方向への軌道を明確にしていたことから11/21からドル円ショートポジションを継続しているんですが、このパターンだと今回のフェーズで結構な下落となりそう。今日は一時151円を割り込む局面も。 ドル円日足 一目均衡表とMACD 下段の黄色い◯がMACDのゴールデン、デッドクロス局面、青のMACDラインが横ばいの時はもみ合いで騙しが多いの
トランプ劇場開幕?!カナダドル・メキシコペソ、日本株下落の背景
トランプ劇場開幕?トランプ氏SNS投稿で日本株下落 26日(火)8:35、トランプ次期大統領が自身が運営するSNSトゥルース・ソーシャルに トランプのSNSでの関税投稿 pic.twitter.com/skcN4ctqga — RING 🇯🇵 #Investor #Trader (@xRINGx) November 26, 2024 麻薬などの違法薬物の流入を理由に、米国が既存の全ての課税に加えて中国からの輸入品に10%の追加関税を課すと投稿。 更に別の投稿で、カナダとメキシコからの移民や違法薬物の流入を理由に両国からの全ての輸入品に25%の関税を課す文書にも署名すると投
日本株上昇、7兆円規模の中間配当再投資期待も 週明けのマーケットは、金利低下、株高のリスクオン。先週末の米株が堅調でしたので意外感はないのでしょうか、それにしてもあまりの強さに驚かされました。マーケットの話題は次期大統領トランプ氏が財務長官にスコット・ベッセント氏を指名したことが話題。この件は後述しますが、これを受けた面もあったとみられ東京市場では日経平均の上げ幅が一時750円を超え節目の39000円を上回る局面も。ただし高値では売り物に押されレンジに収斂する流れに変化はありません。引け値は38700円台。米次期財務長官人事だけで日本株がどこまでも上がるほど甘くはないですね。 11/
ユーロ下落でドル高加速、欧州景気減速でECB利下げ加速? ドル円が膠着状態。短期では小さな三角持ち合いを形成しているように見えますので、今週あたりどちらかに抜ければトレンドができそうな気もしますが、足元では方向感のない値動きに終始しています。 ドル円日足 そんな中売り込まれているのがユーロとポンド、そしてNZドルです。 円は足元ではあまり売られていませんね。通貨インデックスの足元の値動きを確認すると、相変わらずドル独歩高。これだけのドル高でもドル円相場が上がらないでいるのはむしろ上値が重いとも言えます。 通貨インデックス比較 先週金曜は欧州PMIが軒並み悪化でユーロ売りが加速しました
NVIDIA決算良好も時間外で5%下落 NVIDIA8-10月期決算総収入と利益の実績に加え、2025年1月までの今四半期の業績見通しも市場予想を超える良い内容でした。総収入が前年同期比93.6%増の350.82億ドル、1株当たり利益(EPS)が101.5%増の0.81ドル。市場予想は、総収入が332.50億ドル、1株当たり利益が0.74ドルでしたので、通常なら申し分ない内容なのですが、時間外取引でNVIDIA株は一時5%を超える下落となりました。 問題は11-1月期見通し。これも市場予想をやや上回ったのですが、市場の期待値が高すぎるのか、あるいは伸び率としては減速していることが嫌
ここまでの金利上昇、農中の米債売り影響も? ドル円ショート、ロスカットです・・・(T_T) トランプトレードが続いている、ということなのか。 ドル金利がなかなか下がりません。 米国債利回り 今日のドル金利上昇の背景ははっきりわかりませんが、今日のこのニュース。これまでのトランプラリーの米金利上昇の一翼を担った可能性もありそう・・・ 農林中金、今期の最終赤字が1.5兆円から拡大へ - 日本経済新聞 農林中央金庫が19日発表した2024年4~9月期連結決算は、最終損益が8939億円の赤字(前年同期は1443億円の黒字)と www.nikkei.com ■9
露プーチン大統領、核ドクトリン承認~地政学リスクの高まりでドル金利低下
地政学リスクの高まりドル金利急低下、ドル円下落 夕刻ロンドンタイム、ドル円相場が突然1円あまり円高となる局面が。ドル金利が急低下したことに連れた下落ですが、なにがあったのか。地政学リスクの高まりによる米国債への資金流入=米金利低下によるものだったとみられます。 ドル円5分足と日米金利差(2年) ウクライナ、米供与ミサイル「ATACMS」で露国内を初攻撃か 現地メディア報道 ウクライナメディア「RBKウクライナ」は19日、同国国防筋の話として、ウクライナ軍が米国から供与された射程300キロの地対 www.sankei.com 昨晩17日、アメリカの複数のメディ
植田総裁講演受けドル円買い戻し優勢に~米株反発基調、リスクオフムード後退
日銀植田総裁講演でドル円上昇 ドル円が円安ドル高基調にあることから、今回の講演ではややタカ派的発言が期待されたのですが、植田総裁は従来のコメントを踏襲。次回12月日銀会合での利上げを示唆することはありませんでした。 政策調整は「経済・物価・金融情勢次第」、低い実質金利を強調=植田日銀総裁 日銀の植田和男総裁は18日、名古屋市で開いた金融経済懇談会で、金融緩和度合いの調整をどのタイミングで進めていくかは「あくま jp.reuters.com ■金融緩和度合いの調整をどのタイミングで進めていくかは 「あくまで先行きの経済・物価・金融情勢次第だ」 タカ派的
米株下落でリスクオフ?!~今週はNVIDIA決算、植田日銀総裁発言に注目
米指標強くも、週末金曜にドル円3円近くの急落 トランプトレードでドル買い加速と説明され、ドル円相場は先週156円台後半まで駆け上がりましたが、金曜日比較的大きな下落となりました。 156.74円⇒153.85円ですから3円弱の円高です。 ドル円日足 先週は米10月CPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)、小売売上高など重要経済指標発表において軒並み強めの数字が確認されましたが、米短期金利は指標発表後に急低下するなど、指標との整合性の取れない値動きでノイズも多かった印象ですが、ドル円相場は概ねドル買い優勢に推移していました。ところが15日金曜の東京時間が引けた後、欧州時間~N
意外と下値固い日本株?インド、韓国は下落トレンドへ~PPI強くもドル金利上昇一服
インド株はピークアウト?意外と底堅い日本株市場 日経平均は今日も下落。米株堅調でも、円安でも上がらないなんて、と悲観的なマインドが広がり個人投資家も日本株から離れています。 11/14(木) ▼185.96円 38,535.70円 3日続落 朝高後下落に転じるパターン 個人の日本株売越額が8カ月ぶり高水準に、米大統領選や国内政治不安 個人投資家による11月第1週(4-8日)の日本株現物の売越額が3月第3週以来、およそ8カ月ぶりの高水準に膨らんだ。米国の大 www.bloomberg.co.jp ■個人投資家による11月第1週(4-8日)の日本株現物の売越
米10月CPI予想通りの結果でサプライズなし、トランプトレード続く(ドル高)
冴えない日本株、トレンドラインはサポートできるか 11/12(火)の米株が軟調だったから、と言う解説で済まされてしまうのですが、米株が堅調でも上がらない日本株、11/13(水)は比較的大きな下落を強いられました。 11/13(水)日経平均 ▼654.43円 38,721.66 円 レンジと言われればレンジですが。トレンドラインを引いてみるとサポートギリギリで踏みとどまっているようにも見えますね。 なんだかんだ言っても株はファンダメンタルズが大事ですが、今期決算、イマイチということもあって・・・。 決算不振、日本株が一段と冷え込むリスク-予想未達は過去3年で最多 今夏以
トランプトレードは債券市場でも継続か?ドル金利再上昇、ユーロ下落加速
日経平均4万円の壁、トランプ新閣僚人事は対中タカ派 今日は寄り付きから高寄りし、さらに前場で200円超上昇するなど堅調だった日経平均。後場から急落し上昇幅のすべてを削ってマイナス引け。 4万円の壁が厚い。。。 11/12(火) 日経平均 ▼157.23円 39,376.09円 一昨日の米国命令によりTSMCが中国へAI半導体生産の停止を通告したことが(規制強化はいずれ日本にも、との思惑も)半導体の一角の上値を重くしているという側面があるようですが、今日はトランプ新政権の人事が話題となり、これが中国売りを加速させる=中国との取引が大きい日本企業の売り、という連想も働いたようです。 ト
トランプトレード加速、BTC急上昇~米株堅調も日本株は、、、
米株上昇を尻目に膠着の日本株、石破氏今日首相指名 米株は今夜もSOX指数を除いた主要株価インデックスは軒並み大きく上昇中。トランプトレードなのでしょうか、そもそもアノマリー的に株が強い時期に入っていますが、米株は本当に強いですね。 上段 ダウ平均 S&P500 SOX指数 下段 NASDAQ ラッセル200 ダウ輸送株 日本株、日経平均は4万円節目を前に上値が重い。 上段 日経平均 TOPIX 下段 東証グロース REIT指数 今日11日、衆参両院は本会議で、石破茂自民党総裁を第103代首相に指名しました。この株の膠着感、石破政権に期待が薄いことが伺えます。国民民主党が掲げ
長期日米金利差縮小も米短期金利は上昇基調継続、ドル円相場は・・・
トランプトレード続く?基本はリスクオン 大統領選挙がマーケットの波乱要因となるやもしれぬ、という懸念は杞憂に終わり、トランプの大統領返り咲き、上下院ともに共和党が制する(厳密には下院はまだ結果が出ていないが共和党が優勢)トリプルレッドで米株は史上最高値を連日で更新しています。VIX指数もご覧の急落でマーケット急落のリスクが後退したことを示しています。 VIX指数 15を割り込むまで低下 主要米国株インデックスは、ダウ平均、大統領選挙を受け4営業日連騰で史上最高値更新もSOX指数だけは上値が重い。高値更新となっていません。 上段 ダウ平均 S&P500 SOX指数 下段 N
FRBは利下げサイクル、トランプトレード、米金利高は持続するか
今夜FOMC,おそらく0.25%利下げ 冬時間4:00発表のFOMCと4:30のパウエル議長会見をウォッチしていたら明日の飛行機に乗り遅れちゃう、、ということで今夜はFOMCを待たずの更新です。おそらく、といいますかほぼ確実に0.25%の利下げが決定される見込みです。FOMCの利下げに敬意ということなのか、トランプトレードで急伸したドル金利、今日は低下基調にあります。 米国債利回り 日米金利差も縮小、これにつれてドル円相場も円高基調。 ドル円15分足と日米金利差(2年) このドル金利低下がFOMCに向けて、ということなら利下げが発表されれば材料出尽くしで下げ止まるということになります
トランプ大統領に返り咲き、トランプトレードで米金利高、ドル高、株高、ペソ売り
トランプ氏勝利宣言、トリプルレッドか 538人の選挙人の争奪戦、270以上取らなければ大統領にはなれません。今回の大統領選挙は稀に見る接戦で結果が出るまで時間がかかるだろう、という予想はなんだったのか。東京時間序盤からトランプ氏優勢で午前9時にはドル円、日本株が上昇を始め上昇を継続したまま取引を終えました。 15時台には議会上院を共和党が奪還したことが報じられ、16時台には激戦州ジョージアやペンシルベニアをトランプ氏が制し、激戦州のほぼ全てが共和党レッドに染まる公算となったことでトランプ氏が勝利宣言を行います。全ての州の結果は出ていませんが、トランプが270議席以上を確保したためこの
大統領選直前、日米株価上昇へ~ドル金利上昇でも「ドル独歩安」
大統領選直前、日米株高、シーズナリティ意識か 大統領選直前の11/5(火)の東京株式市場、今日から取引時間が30分延長です。今日リスクを取りに行くこともないだろうと思っていたのですが日本株は比較的しっかり。自律反発を狙った海外投機筋の買いが相場を押し上げた、との解説がありましたが、短期筋の買いなら長くは続きません。しかし、今夜の夜間取引でも日経平均先物は上昇しており、38900円台まで上がっています。 11/5(火)日経平均 +421.23円 38,474.90円 更に今夜の米国株市場も強い。トランプ勝利を織り込んでいるのか、それとも選挙後は10月以降の株高アノマリーに
大統領選前日、予想拮抗も米金利急低下 直前になってハリス氏が追い上げているという報道が増え、予想は拮抗。2016年にトランプ氏が大統領となった際はヒラリー・クリントン氏が圧倒的に優勢だったにも関わらずトランプ氏が大統領に選出されましたので予想はあくまで予想であってこれが信頼に足るかどうかわかりませんが。 ハリス、トランプ両氏が激戦州で経済政策訴え-世論調査は互角続く 米大統領選投開票を2日後に控え、3日に発表された一連の世論調査では、民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統 www.bloomberg.co.jp リアル・クリア・ポリティクス
雇用統計、NFPが急減も金利上昇 雇用統計、NFP(非農業部門雇用者数)が桁が違う結果で目が点になりました。最初+12万人かと勘違いしてしまいました…だって予想が10~11万にんでしたものね。結果はなんと1.2万人。1万2000人です。 ■非農業部門雇用者数:+1.2万人 2020年来で最低の伸び 予想:+11万人、9月:+22.3万人←+25.4万人 ■失業率:4.1% 予想:4.1%、9月:4.1%) ■平均時給:前年比+4.0% 予想:+4.0%、9月:+3.9%←+4.0 :前月比+0.4% 平均時給、前月比
日銀植田総裁タカ派に転じドル円下落へ~米株全面安、PCEが予想外に強くも
米株市場に異変?VIXジワリ上昇 昨日10/30(水)から上値が重い印象でしたが、SMCIの急落で米国株市場の地合いが悪化したのでしょうか。10/31(木)VIX指数が22台に上昇しています。 VIX指数 昨日はSMCIのガバナンスと透明性に懸念があるとして監査法人アーンスト・ アンド・ヤング(EY)が辞任してことを受けて、同社株が急落していました。そして昨日発表されたマイクロソフトとメタの決算ですが、予想を上回る内容だったにも関わらず、来期見通しが期待値に達していなかったということでしょうか、決算受けて下落しています。 池田信太郎氏のポスト 🇺🇸マイクロソフトとメタ、決算発表後
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