後悔
あのときにすればよかったあのときにしなきゃよかったいろいろのこと 10月に詠んだ歌(後半) 影響を受けましたとは言いつつもマーラー聴いた顔は冴えない 故郷を思う胡馬の北風に依る如く越鳥の南枝に巣くう如く 孫の名を考えたけど同僚にやめろと言われそっとしまい込む 寵愛を辞して諫めた班倢伃君子の得べき高潔の美女 万人に愛されし人哀駘它内に静まり外に乱れず 真剣に惚れているこそ不器用でぶっきらぼうな男の純情 泣き疲れ座ったままで眠る子の頬の涙が乾いて光る まごころを込めた老女の灯火は風にも消えず夜どおし燃える 贅沢な音楽を聴くセリフなど理解できないオペラだけれど 逍遥し四天王寺に立ち入ればなぜか此処だ…
2024/10/31 00:00