US2852741A前回取り上げたのAlinco DX-70とKENWOOD TS-50は、取り決めの元作られたのでなければ、ある意味芸術的なイミテーションだと思いますが、他にも謎のモノを所有しています。もしかすると微妙なモノが好きなのかもしれません。東京電波のWM-1というパワーメーターです。クラニシ?のようにアマチュア向けのブツではなく、ネットで検索すると海上保安庁の備品リストに載っているような完全に職業者向けのパワーメータです。...
ロストテクノロジーとも言えるイニシエの情報通信技術を古文書を通して探究し、温故知新を通して未来を見る(見えるのか?)ブログ
昨日は名古屋で開かれた「東海ハムの祭典」に行ってきました。昨年は北海道ハムフェアと同日開催で、私は北海道の方に行っていたので行くことができませんでしたが今年はこちらに向かいました。 後から知ったのですが、この建物と噴水は虎に翼の撮影で使われていた由緒ある建物のようです。私は基本的にジャンク市(フリマ巡り)が行動主体なので、出展者のブースを一通りみたのですが、FT-101Bのフルセット(本体、外部VFO, ス...
ようやく1200MHzの環境を整えることができ、FT8で電波をだしてみたところ、うちの貧弱なアンテナではこの程度の範囲まで飛んでいるようです。FT8なんていう反則技のモードではなく、レガシーモードで更新してみたい!というところで、今日は生涯初めて1.2 GHz SSBで交信できました。私はホレラーなのでここはなんとしてもホレをしてみたいとCQホレ、あるいはただのCQを1294.050MHzで連呼しているのですが今までのところすべて空振...
所有したことがないのですが、TRIO/KENWOODフリークとしてアルインコ DX-70というリグにKENWOODの匂いを感じます。ウェブで見られる基板を見ても、どうもケンウッドクサイです。TS-50がHF機、TS-60が50MHzで順当な進化的にHF/50MHz機なTS-70という機種として出ても不思議ではない気がします。何よりアルインコのラインナップ的に突如としてコンパクト100W機が出現し、後継なく姿を消した所が何となく怪しく感じます。ヒートシンク...
430MHzというと、波長70cmで1/4λが20cm弱と手軽に近距離連絡を取る周波数っぽいですが、HFで最強のモードであるFT8を使えばかなり遠距離通信ができるようです。私のアンテナは3バンド(144/430/1.2GHz)のグランドプレーン(コリニア)なのですが、こんな感じに200kmを超える場所に飛んでいるようです。私の設備は貧弱ですが、このような場合、相手が素晴らしいアンテナを使っている(相手もGPなら絶対無理)背景もあります。更には...
私に本業があるのか?怪しむと思いますが本来業務が色々と忙しいゆえ、ちょっと書き込み止まってます。また何かあったら書き込みます...
日本アマチュア無線連盟とか日本歯科医師会とか劣化が著しいギルド(アマは生業ではなく趣味団体)が色々あるようですが日本アマチュア無線連盟も日本歯科医師会も任意加入団体です。日本の文化的にはこういう団体に入って安心するというのは文化なので理解できますが、団体加入に意味が無いと思うなら加入するべきではありません。(日弁連という強制加入:弁護士になった場合加入が必須で、日弁連退会処分になれば弁護士業務が行...
なんとなく、クラシカルなリグが集まっています。これらはメインではなく、横の机の上の状況なのですが(以前書いた通り、屋根裏には更にある)今となっては誰もしないTS-930と940の比較をしてみようと思います。こんな感じです。私にとってはこのあたりのリグで十分です。ゆえにアイコムが新製品出したとて、貧乏人の僻みではありませんが、興味がまったく湧かないんです......
ちょっと前、別件でふとホームページを見たところ、なんとあの、クラシックコンポーネンツが閉店することを知りました。真空管オーディオ系、さらに私のような真空管リグ保守系、真空管送受信機自作系の人にはなくてはならない貴重な店で、確実に日本で一番、世界でも有数の真空管を誇る店なんですが、社長の体調不良にて閉店となったようです。割と最近店舗が移動してきているのですが、この並びは旧店舗から同じです。この店、か...
レシプロ検波(reciprocating detector)の謎
Reciprocating detector 、レシプロケイティング検波という検波回路を知っているいる人、あるいは使っている人はおそらく皆無だと思います。1971年の国際会議でR. S. Badessaにより発表されたもので、日本の1975年のハムジャーナルNo.2 で紹介され、No. 3で製作例が3つ公開された後、全くと言って良いほど姿を消している検波方式です。そもそも同期検波:搬送波を受信側で再生し、直交信号に分けて乗算し和と差を取ることで片側側...
以前から気になっていた話として、アマチュア無線の従事者免許保持者の90%以上は4アマで、1アマは5%程度という話ですが、交信する局のほとんどが1アマ、2アマ?ではないかという個人的疑問です。 結局従事者免許は持ってるけど、開局しているのは殆ど2アマ以上で、さらに実際に電波を出している局の殆どが2アマ以上ではないかという推測というか疑問です。 これを明らかにするべく、私の交信数3230のうち日本国内は475局なの...
TS-140のBCバンド(AMラジオ帯)のアッテネータの解除
以前、兄弟機種のTS-680のアッテネータ解除について書きましたが、全く同様に(同じ回路・基板)アッテネータ解除を行いました。以前も書きましたが、ケンウッドも全く不要の回路を入れるはずがないので、ある状況下ではこのアッテネータが必須なんだと思いますが、私個人的には解除で何かトラブル(幻の放送が他のバンドで聞こえるなど)は生じてませんので、まぁ解除しても良いと思います。何より1.5MHzを境に以下の周波数で一気...
ハムフェアで手に入れた9R59Dを総合的に修復・調整しました単にお決まりの抵抗値が劣化して上昇するソリッド抵抗の交換、何か漏れ出してるコンデンサの交換のみならず、初段の6BA6を6BZ6と交換しました。単なる差し替えではなく、カソードとサプレッサグリッドが逆なので配線を入れ替える必要があります。設計者自身がおすすめの改造として紹介していたのを読んだ気がするのでまぁ無礼な改造にはならないと思います。で、受信性能...
以前の書き込みで、戦後のJARLは大岡山の東工大の電気工学科に間借りするという極めて変則的な所からスタートしていると紹介しましたが、戦前のJARL黎明期を見ても不思議なスタートです。 大正14年(1925年)にJARLは会員数37名でスタートしたようですが、会誌が存在せず、これまた「雑誌に間借り」する形で機関紙?、いわゆるJARL NEWS?あるいはARRLのQSTに相当するものがスタートしたようです。 間借りを受けた雑誌は無線之研究...
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US2852741A前回取り上げたのAlinco DX-70とKENWOOD TS-50は、取り決めの元作られたのでなければ、ある意味芸術的なイミテーションだと思いますが、他にも謎のモノを所有しています。もしかすると微妙なモノが好きなのかもしれません。東京電波のWM-1というパワーメーターです。クラニシ?のようにアマチュア向けのブツではなく、ネットで検索すると海上保安庁の備品リストに載っているような完全に職業者向けのパワーメータです。...
以前からこのリグの存在は知っていました。後ろ姿や筐体各部はKENWOOD TS-50に酷似しているアルインコ DX-70です。とうとう入手してしまいました。私はこのサイズで100Wを叩き出すTS-50をこよなく愛しており(変態)、他に各種所有していますが、このリグは私が死んだとき棺桶に入れてもらおうかと(邪魔にもならないだろうし:ただ実際は変なガスが出るので無理でしょうけど)思っているくらい気に入っています。で、アルインコDX...
オーディオ機器の音が結局スピーカーで決まるのと同様に、無線機の性能(飛び)がアンテナで決まるのと同様に、無線機用のスピーカーもユニット交換で音を変えることができます。色んなところのジャンク市で、見つける度に買い集めていたFostexのユニットに、始めにSP-120のユニットを交換しました。元々SP-120に入っているユニットは、なんだか物悲しいものです。これをFE87なるものに交換しました。当然音は変わります。元の音と...
以前からずっと気になっていたことがあります。 「スイッチング電源は動作的に残留ノイズがDCに残り、特にローバンド受信には影響が大きいゆえリニア電源(シリーズ電源)の方が有利である」という話です。 たしかに、TS-930/940/950/990?は重いトランスを使ったリニア電源を使ってはいます。でもJRC機はスイッチング電源を内蔵していたような気がします。実際どうなんでしょうか???今使っている電源のノイズを見てみたものが...
私はこういう資格を持っています。何故この資格を取る必要があるのか?と問われますと、文珍のように自家用飛行機を所有する甲斐性もなく、乗用車の免許すら持ってない私は自分でガンガン動くモノの運転はおそらく向いていないと自覚しているので(スピード狂なので事故起こすのが目に見えてる)飛行機の操縦に夢もありません。実際なんで取ったのか健忘症(ヤバい)なのか定かではありませんが、現実的に航空機に搭乗して無線操作...
私は1エリアに移動する局と移動しない局の2局、それに3エリアの妻の実家に移動する局の計3局の局免(2つのコール)を持っていました。先日妻の親が逝去しまして、3エリアの拠点がなくなりますので、3エリアの無線局の廃止届出書を作成・提出しました。元々この3エリアのコールでは交信数はおそらく50以下で、その拠点のロケーションもあまり良くなく、かといって山に登ってポータブルスリーする度胸もない(そもそもホレ専...
第2種電気工事士に引き続き、無線の資格よりも生きてゆくために役に立つかもしれない試験を受けました。危険物取扱者乙種第4類です。試験の管轄的には無線資格と同一の総務省ですが、旧自治省(無線は郵政省)系の試験で、正直理系と言っても、電気電子分野ではなく、化学、バケガクの基礎的な内容と、消防法に定められた諸規定に関する内容で、もちろん無勉強では100%不合格です。 危険物第4類はガソリンに代表される引火性液...
毎年恒例の横浜泉区のジャンク市にいってきました。で、これまで複数回のジャンク市で見かけていたピコ2(144MHz/100mW)をとうとう引き取りました。売主曰く「電池は別のものに入れ替えている」という話で、開けてみると何とLipo直結しています。これが如何に危険かつ無謀なことか、理解していない方が居られることに強い恐怖を感じましたので少し説明します。Lipoは充放電はかならず制御回路を介して使用物に接続する必要があり...
昔、TRIOの時代にTR-9x00向け?のスピーカーでSP-40というものがありました。中身は特段素晴らしいわけでもないのかもしれませんが、TRIOブランドのおかげで今だに高値で取引されているようです。で、私は屋根裏にたくさんスピーカーを持っています。これは以前デジットか共立でまとめ買いしたもので用途もないまま保管されているもので、これを使ったスピーカーを3Dプリンタで作ることにしました。以前ホームセンターでかったまま...
今に始まった話ではありませんがアマゾンは偽造品が多すぎますずっと前からの話ですが、アマチュア無線系ではダイヤモンドのアンテナは、アマゾンで販売されているものの大半が偽造品です。正規品に比べ、遥かに安い価格で販売されていますが、中には模造品を正規品と同程度の価格で販売している場合もあります。「見分けることができない人はアマゾンを使うな」というのはアマゾン自体信用ゼロの模造品マーケットということをアマ...
一総通なんて受けてますが、私の日常生活では全然役に立たないので、遥かに役に立つ「電気工事士」の試験を受けてみました。電気工事士は学科試験と技能試験があり、両方合格して資格が取得できます。ホームセンターなんかに行くと「この棚の商品は電気工事士でないと扱っちゃいけません」と書いてますが(パナソニックの青い紙箱はほぼすべてそれ)そういうモノを使って自宅を改造するのに必須な資格です。で上の画像の通り、試験...
以前書いた通り、不合格の試験については得点開示は必ず行い、何が問題なのか対策を練って次回に望む必要があります。300円分の切手と開示申請書、SASEを送ると得点が得られるのですが!!!!!!えええええええええええええええ?????????欧文普通語以外は合格点(送信の和文69点は他がカバーしてるので問題ない)!!!ただ欧文普通語0点って何よ、ロボコンやあるまいし0点よ!....気楽といえば気楽です。欧文普通語...
という結果でした。「やーい、やーい!」というお方もおられるとは思いますが、そもそもなぜ私が一総通を受けるかといいますと「受けても合格しないという事実」を「合格しても役に立たない」(典型的な酸っぱい葡萄)という言い訳の言葉に変えるようなウンコのような人間にはなりたくないのです。私の場合は一総通合格しても、実際何も日常生活は変わりません。給料が上がるわけでもなく、仕事内容が変わるわけでもありません。が...
TS-930/940/950のメインダイヤルはクルクル回す「穴」がなく(890/990はある)時々不便に感じることもあります。直径が大きいので小直径の140/680/690ほど不便でもないのですが、初めに上の画像のように「追加する穴アダプター」を作りました。だったらダイヤル自体を作れば良いのでは?ということで初めから穴の空いているダイヤル自体を作りました。ゴムの部分は元のものを用いています。実際に付けるとこんな感じです。ぱっと見...
https://www.hamlife.jp/2025/03/28/qsy-part225/単球の超再生FMラジオが動かなくて困惑,,,って・アイソレータ代わりの高周波増幅がない超再生検波は猛烈な不要輻射を撒き散らし(最大数十mW)、、周りが困惑すると思う(昭和2-30年代ならまだしも、現代では他のシステムに迷惑をかける可能性がある)高周波増幅つけたとしても、かなり慎重にならないといけない「危険な回路」・超再生はあくまでもAM検波で、FMは周波数選択性による...
KENWOOD TS-50は超コンパクト100W機で、個人的に大変気に入っているのですが机の上に置くと少し傾斜が欲しいところです。まず初めにこのような「台」を作りました。TS-50は底面手前に「エアインテイク」があり、そこから空気を吸い込んで後ろに吐き出すエアフローがあり、これを確保しないとダメなのでこのような形状になりました。ま、これはこれで良いのですが、以前外部スピーカーに接続したところ思いの外良い音がでることを確...
私はR-599を持っているのですが、私個人、純粋な受信機、特にアマチュア無線に周波数が限定された受信機はあまり使いません(QSOであればトランシーバーを使う)以前JR-310を魔改造してラジオ化したのと同様に、この受信機を少しいじってみようと前から思っていました。このモデルは
TS-120ではYK-88C またはCNを実装すると、CWモードに切り替えた場合ナローモード動作になり、CWモードをワイド(というか普通のフィルタ)で動作させることはできません。この点はTS-130にて改良されているのですが、時々ワイドでCWを聴きたいとき(特にCQを出している時)があり、このままでは不便です。ということでフィルタ切り替えスイッチを実装しました。TS-120において、FIX/VFOに次いで必要ないスイッチはCALです。実際カ...
私のFT107-ですが、オプションの電源が入っていません。電源が入っていない方がいい場合もあったりしますが(たとえばTS-930や940. でもこれらの機種はファイナルが28Vとかなので電源を入れざるを得ないけど往々にして電源壊れて他の部分まで壊す)上の画像の通り、この時代の八重洲の電源端子は共通的にこの4ピンを使用しています。動かす度にこの端子を持つ電源を持ってくるのは面倒なので、上の画像の通り、業界標準的に使われ...
今日は3月の第一級総合無線通信士の電気通信術の試験日だったのですが、あまりにも受験者が少ないせいか?Xなぞで検索しても全く書き込みが見当たらないので書き込むことにします。結果は....毎回の事ながら謎です。(今までの唯一の電気通信術合格の国内電信級も全く手応えはなかった)うっすら記憶にあるのは・船上で手術を受けたけど、十分なケアが受けられなかった(英文普通語)・電波時計は通常の機能のほかに電波を受信して...
今のテレビは昔のテレビとは異なり、メディアプレーヤーになっています。以前は普通の2.5インチSSDをケースに入れたものに録画していたのですが、M2なSSDを玄人志向のケースに入れたものに変えた所、頻繁にSSDの認識が途切れて、予約がエラーで録画されてない事態が発生していました。解決法として少し見にくいのですが、適当なアルミ板にSSDのケースを貼り付けて放熱補助したところ、問題はおこならなくなりました。小ネタです。...
KENWOOD TS-50と触ったことない同サイズのTS-60は、おそらくはKENWOODが全精力?を傾けて小型化に取り組んだ機種だと思います。言ってみれば超小型のTS-950というのは言い過ぎですが、あのサイズで100Wを出すというのは未だ私には驚愕です。 小型化は高密度基板と面実装部品の多用でなされており、八重洲機のようなハーネス地獄はないのですが面実装部品のうち、電解コンデンサの液漏れが基板のスルーホールを破壊する故障はTS-50...
以前の記事で書いた通り、OCXOの起動時の電流はピーク0.7A程度あり、色々試しましたが内部の12Vラインからこの電流容量を取り出すことはできませんでした。一方でファイナルの電源ラインは28V/20A以上とかなり強力な電力容量がありますので、ここから取り出すことにしました。 この組み込みにおいて電圧レギュレーターは三端子レギュレーターで、差の電圧と電流の積に相当する電力は全て単純に熱となります。28Vからいきなり5V...