出口王仁三郎の神の目
◎この世の狂人(2006-09-19)神を知らない者は狂人(きちがい)であるとは、覚者から見た、神を知らない人に対する率直な評価。しかし、それは禅の世界などでもごくあたり前のこと。平常心これ道などというが、平常心とは、神を知る心のことであって、神を知らない者のウツウツとして楽しまぬ気分のことをいうのではない。だから私のように神を見たことがない者が神のことを語るのは、狂人のたわごとということになってしまう。『今の世の人間社会を見渡せば皆狂人(きちがい)の寄り合いなりけり神という尊きものをかかへながらそれを知らざる人間狂人(きちがい)知らず知らず悪魔の器となりながら聖人ぶれる人間狂人(きちがい)人間は神と悪魔をかかへつつ喜怒哀楽の巷に迷ふ大方の今の人間神の目ゆ見たまふ時は狂人(きちがい)なりけり現世に孤独の生...出口王仁三郎の神の目
2025/04/30 06:37