No.528 ★ 三中全会閉幕、コミュニケ中身より気になる異例の周辺事態 習近平 礼讃原稿を新華社が取り下げ、病気説も?
JBpress(福島香織:ジャーナリスト)2024年7月20日中国共産党の第20期中央委員会第3回総会(三中全会)(写真:新華社/アフロ)中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)が北京で7月15日から4日の日程で行われ、「改革を全面的に深化させ、中国式現代化を推進する」というコミュニケを採択し18日に閉幕した。注目の三中全会コミュニケの中身は期待されたような具体的な経済刺激政策は皆無だった。「中国式現代化」という習近平の造語を、鄧小平の「改革開放」の代わりに喧伝する、習近平の権威付けを狙った礼讃に終始する内容だった。本来昨年秋に行われるはずの三中全会が半年以上延期されたのは、共産党の直面する経済的困難を打開する政策方針をまとめるのに苦労したからだと思われていたが、結局、共産党中央は経済を放棄...No.528★三中全会閉幕、コミュニケ中身より気になる異例の周辺事態習近平礼讃原稿を新華社が取り下げ、病気説も?
2024/07/31 08:00