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2024/01/10

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  • キアシシギ1羽

    冬は,カモメ類,シノリガモ,ヒメウなどで賑わうところなのだが,この日は,ウミネコや渡りそびれているコガモ、アオサギだけ。あ,面白い換羽をしているオオセグロカモメがいたのを忘れていた。何なんだろう。この換羽の仕方は。上半身スーツで,下半身パジャマ,って感じ。夏羽に換わったヒメウなどが居残っていないか,と,淡い期待もあったのだが,ハズレ。そんな中,救ってくれたのは,このキアシシギ。秋田県にかほ市の象潟漁港に,1羽だけ入っていた。今季は,すでに,宮城県内で多数のキアシシギと出会い,数え切れないほど撮影もしているが,この1羽のキアシシギが,何ともありがたく感じられた。よし,よし,よくぞ,ここにいてくれた。めんこだなぁ。キアシシギは群れで見ることが多いが、この子は1羽だけ。仲間とはぐれてしまったのかな。象潟漁港から...キアシシギ1羽

  • 謎ツグミと象とラーメン

    秋田県にかほ市,奈曽の白滝。奈曽川に架かる吊り橋「ねがい橋」のたもとにいた子。背景に見えるのが,ねがい橋。あなたは誰?ツグミの仲間には違いないが,なかなか振り向いてくれない。あれ?顔が少し見える。あ。マミチャジナイちゃん,だった。結局,こちらを振り向かないまま,飛んで行ってしまった。ほかにも2羽いて,3羽の群れになっていたので,渡りの途中だったかな。これが,秋田の名瀑,奈曽の白滝。来たのは,小学校(?)の遠足で来たとき以来。来たときのことは全然覚えていないが,感想文を書かされたことだけは覚えている。ここにある金峰神社は,古めいた,歴史を感じる神社。屋根の飾りには,鳳凰や龍もいたが,こんな動物もいた。同行者は,マンモスだ,と口走っていたが,なんぼなんでも,そこまで古くないだろう。せめて,ナウマン象,と言って...謎ツグミと象とラーメン

  • 巣立ち雛のダンス

    カワガラスの巣立ち雛は,ダンスが上手。足を伸ばして,尾をピンと上げ,次にうずくまる。それを交互にリズミカルに行う。そして,その間に羽ばたきを入れたり,鳴いたりもする。この時期のカワガラスは,これが楽しい。そして,むっちゃくっちゃ,めんこ。めんこ,めんこ。巣立ったばかりだから,まだ,親が頼り。家を出ても,しばらくは,親に支えてもらう。親は,子どもに。何度も,何度も,餌を運んでいた。体力の限界なんて関係なく,子どもに尽くしきっている感じ。お父さん,お母さん,がんばれ!(2024/05/11カワガラス)巣立ち雛のダンス

  • 鳥海山と田んぼとムナグロ

    山形県庄内町。妻が始めた東北「道の駅」スタンプラリー2024に付き合って,車を走らせていたら,鳥海山バックの田んぼにムナグロが入っているのが見えた。反射的に,ブレーキを踏んで,ゆっくりと,車を路肩に寄せる。こんなことをすると,昔は,危ない,と怒られたものだが,最近は,妻も慣れたもので,助手席から手を伸ばして,ハザードランプを付ける。いた,いた。田んぼにムナグロは,定番の組み合わせだが,こんなに大きな群れは久しぶり。もしかすると,こんな大きな群れと出会うのは,初めてかもしれない。一応数えようとはしたものの,興奮のあまり,数を数えられなくなっていた。田植え前の水を張った田んぼ2〜3枚に入っていたのに加え,畔にも並んでいたので,100羽位いたかもしれない。警戒心がそれほど強くないので,かなりの近くから観察させて...鳥海山と田んぼとムナグロ

  • 食べられるヒトたち

    鳥見をしていると,鳥が他の生き物を捕食している場面と,たびたび出会う。変かもしれないが,その都度,このヒトたちは,鳥に捕らえられたとき,どんな心の有り様だったのだろう,なんて思う。これは,モズに捕らえられたカナヘビ。モズに捕らえられた場合,木の棘など尖ったものに串刺しにされることもある。いわゆる,モズのハヤニエ(早贄)。こちらは,ダイサギに捕らえられたカエル。田んぼの水で,何度も洗われて,きれいな体になったところで吞み込まれた。洗われている時点で,すでに動かなくなっていた。カニは,さまざまな種類の鳥たちの命を支えている。こちらは,キアシシギに捕らえられたカニ。そのまま呑み込まれることもあるが,何度も振り回されて,脚を外されてから,呑み込まれることも多い。こちらは,アカエリカイツブリに捕らえられた魚。腹びれ...食べられるヒトたち

  • 二十四の瞳

    宮城県亘理町の朝。大石先生と12人の生徒たちのようだった。大石先生はアオサギ。生徒12人のうち,10人がチュウシャクシギ,2人がウミネコ。写真には写せなかったが,水面がキラキラ光って,とてもきれいだった。(追記)この記事を書いていて,また読みたくなり,「二十四の瞳」(壺井栄著)を買ってしまった。短い小説なので,電子書籍で176円也。びっくりするほど安かった。(2024/05/03アオサギ/チュウシャクシギ/ウミネコ)二十四の瞳

  • あれれ?

    先日,宮城県の蒲生干潟でコブハクチョウを見たので,越冬地である松川浦に,もういなくなった,ということを確認するために,行った。あれれ?いた。かなり少なくはなっているが,全部いなくなった訳ではなかった。そして,松川浦のすぐ北にある鳥の海にも。いた。さらに,翌日は宮城県内陸部の伊豆沼にも。いた。バードリサーチの調査によると,松川浦のコブハクチョウは,青森県の小川原湖に渡って繁殖する,ということだった。だから,先日,その途中の蒲生干潟で見たので,「松川浦にはもういなくなっているかも。」と,思いこんでしまった。しかし,違った。少なくはなっているようなので,三々五々,ぱらぱらと渡っているのかもしれない。また,蒲生や鳥の海は,松川浦と小川原湖を結ぶ直線の範囲内だが,伊豆沼って,かなり内陸の方。小川原湖に行くのであれば...あれれ?

  • 関所の番人

    蕪栗沼の遊歩道に,関所ができた。ここを,通るたび,番人2人がけたたましい。目の周りが黒いのが,男の番人。こちらが,女の番人。夫婦で関所を守っている。ここを通らないと先に行けないので,ここに来る人間は,誰もが彼らの洗礼を受けることになる。男の番人は左ほっぺに黒い斑があるのが特徴。男番人もけたたましいが,女番人の方は,さらにその上を行く。でも,なんか,すごくチャーミングなので,つい見入ってしまう。次の写真は,わ~いって言って,喜んでいるようにも見えるが,そんなわけない。もしかして,私,威嚇されているのかな。こわがらなくってはいけない場面だったか。これは?何していたんだ?首を振り回して,ペリットを出しているようにも,見える。そういえば,けたたましく鳴いて,威嚇しながらも,物食ったり,口拭いたりしていた。いずれ,...関所の番人

  • 波打つ獣

    フィールドでの思いがけない出会い。これは,誰だろう?ニホンイタチ,で良いのかな?ここでは,タヌキとはしばしば出会うが,イタチとはたぶん初めて。私としばし見つめ合った後,波打つように,ジャンプしながら遠ざかっていった。写真では,わかりづらいが,実際見たときは,とても美しかった。動物園などでも見ることはできるが,自然に生きているのを見るのは,全然違う。感動(2024/05/04イタチ)波打つ獣

  • ぼっちになった2人

    田植えの準備が始まっている田んぼに,いた。オオハクチョウが1羽。仲間は,とっくに北の方に渡ってしまったのに,取り残されてしまって,ひとりぼっち。首が土の色に染まっているので,餌は食べられているのだろう。上の写真は,水を飲んだところ。こことは違う,別の所にもいた。仲間どころか,カモなどもほとんどいなくなった水面に,ひとりぼっち。こちらの子も,首が土の色に染まっている。見ている間,一度羽ばたいたが,この子,翼を痛めているようだ。取り残されたのは,これが原因かな。ガンやハクチョウの仲間は,家族単位で行動するのだが,ここに残されてしまった子たち。家族が再びここに来るのは,早くて10月下旬。あと5~6か月,ここで療養して,再合流するまでに治せるものなら,治してほしい。ほかの家族だって,無事に戻って来られるかどうかは...ぼっちになった2人

  • アカエリカイツブリの夏羽はどうなってるの?

    3月31日,福島県の松川浦から宮城県の閖上まで,アカエリカイツブリの数をカウントしたところ,私が確認できたのは,31羽。1か月以上経った5月3日,再び挑戦した。南から北に,順番に,漁港などを巡回。松川浦の磯部漁港,松川浦新漁港,相馬港では,アカエリカイツブリを発見できず。北上し,福島県新地町の釣師浜漁港では,北側の漁港で1羽確認。まだ,こういう状態。なんだか,少し黒っぽいな。油曝じゃないと良いけど。県境を越えて北上し,宮城県山元町の磯浜漁港に寄るが,ここでも発見できず。亘理町の鳥の海では,荒浜港北導流堤前の水路に3羽,鳥の海の中に1羽,計4羽。3羽中1羽の個体は,かなり換羽が進んでいて,あともうちょっと。4月26日の記事で紹介した個体と同じ個体かもしれない。こちらの個体は,少し兆しが出てきたか。こちらの個...アカエリカイツブリの夏羽はどうなってるの?

  • 石転がし鴫

    英名はRuddyTurnstone。右下の石の前にいるちっぽけな子。わかりにくいけれど,チュウシャクシギの足下にいる。体は小さいが,シギにしては,太くて,がっしりしたくちばし。英名のとおり,このくちばしで,石をひっくり返すのが好き。この石はしっかり埋まっていて,ひっくり返せない。これは,もっと無理。和名のキョウジョシギの「キョウジョ」は,京女と書く。「鳥名の由来辞典」(柏書房)によると,藩政時代前期からそのように呼ばれていたという。名の由来は,京女のように美しいから,としている。ところで,京都の女性って,このシギのようにきれいだっけ?知らんけど。容姿ではなく,着物のことかな?この子も背中に白三角があった。(2024/05/03キョウジョシギ)石転がし鴫

  • いきなりフルスロットル!

    今季,オオヨシキリの声を最初に聞いたのが,4月27日,蕪栗沼でだった。伊豆沼では,5月4日のこの日が初確認。当然,慣らしから始まって,徐々に調子が出てくるものと思いきや,いきなり,フルスロットル。ギョギョシ,ギョギョシ,・・・,と,アクセルを床まで踏みつけていた。しかも,さえずり飛翔のような行動も,見られた。連続写真で飛び上がるところ。もう1回。次の写真は,後ろ向きだが,口を開けてさえずっているのがわかる。さえずり飛翔をするのは、ヒバリやセッカ,オオセッカ,オオジシギ,ノビタキなど。これまで,オオヨシキリのさえずり飛翔は見た記憶がない。さえずり飛翔,というより,感極まって,飛び上がってしまう,という感じかもしれない。オオヨシキリは,さえずり始めて調子が出てくると,どんどん上に登っていくが,上に登り詰めると...いきなりフルスロットル!

  • 水鏡の上

    鏡のような水面の上。まだ黒くなっていないツルシギ。水面に映っている自分を見ている。黒くなってきたツルシギ。左側の子は,伸ばした首とつむった目がめんこ。シギは目をつむった瞬間がめんこ。こちらもだ。ここには,20羽近くのツルシギが入っていた。全部は1枚に入りきらず。こちらはアオアシシギ。姿が見えなくっても,涼しげな声で,その存在を教えてくれることもある。貴婦人,とも言われるコアオアシシギもいた。白くて,くちばしが針のように細くって,写真では,華奢で上品に感じるが,実際は,ちょこまか動き回るので,動きは,貴婦人というより,お転婆娘のよう。ツルシギと比べると,こんなに小さい。それにしても,「コアオアシシギ」って,言いにくい。早口言葉のよう。一度,口に出して,コ・ア・オ・ア・シ・シ・ギって,言ってみてほしい。ほら。...水鏡の上

  • 美しくて獰猛

    斑猫。まだらねこ...,ではなく,はんみょう,と読む。タマムシとともに,日本で最も美しい昆虫,と言われているらしい。地味なハンミョウとは宮城県内でよく出会っていたが,このようなハンミョウ(※)との出会いは,今まで,あまりなかった。※「ハンミョウ」という名だが,他のハンミョウと区別するため,ナミハンミョウということもある。しかし,昨年は,神社の境内で,たくさんいた個体と出会い,今年も,河原でたくさんの個体と出会うことができた。たまたまかもしれないが,前回も,今回も,出会ったのは,宮城県ではなく,山形県。北海道にはいないようだが,宮城県も少ないのだろうか?顔を見ると,まず,がっしりした大アゴが,目に入る。クロスしているのが,獰猛な感じで,かっこいい。この大アゴで,アリなどの小さな虫を捕らえて押さえ込み,大アゴ...美しくて獰猛

  • チュウシャクシギの白三角

    シーズン初期は,チュウシャクシギと出会いも,とっても嬉しい。特に,背中の白三角が,「やぁ,久しぶり!」と言っているように見える。嬉しくって,つい,たくさん撮ってしまう。脳内を快楽物質がかけめぐり,シャッターボタンから,指が離れない。しかし,人間ってワガママなもんで,一方で,白三角がないチュウシャクシギを探したりする。私のことじゃないけど...。ちなみに,今回のチュウシャクシギの中には,白三角がない個体は,見つからなかった。これから,背中が白いシギたちは,チュウシャクシギ以外もどんどんやってくる。その中の誰々に出会えるのか...?(2024/04/22チュウシャクシギ)チュウシャクシギの白三角

  • シマアジの日

    刺身が美味しい魚でなく,鳥のシマアジ。いつも頼りにしている「鳥名の由来辞典」(柏書房)によると,「シマ」はやや変わった種類につける接頭語,という。この場合の「シマ」は,「縞」でも,「島」でもない,というのがポイント。「アジ」(=あぢorあぢがも)は,コガモの古名,という記述と,トモエガモの古名,という記述の両方がある。「あぢ」は,「味」の意であるという記述に加えて,「集」(あつ=集まって群れをなす)が転じて「あぢ」になった,という記述もある。諸説はあるようだが,思い切って意訳をすると,「シマアジ」とは,ちょっと変わった小型のカモ,というような意味のようだ。カモは,冬鳥として日本で越冬する仲間が多いが,このカモは,東南アジアで越冬し,日本は,春と秋の通過地となっている。見た目だけではなく,生態も,カモの中で...シマアジの日

  • 衣替えしたよ!

    ぼくタヒバリです。以前も,ここに出たことがあります。ぼく地味だから,覚えていないと思うけど...。今日,再登場したのは,夏服に衣替えしたから,この服,紹介したくって。え?変わっていないって?いやいや,全然違うでしょ?え?わからない?もう!これが,3月初めの服。で,これが,4月末の服。ね,全然違うでしょ?柄をよく見て。あ"ぁぁぁ!ビミョー,なんて言わないで。確かに赤みはほんのりだけど,これ以上赤くなったら,ムネアカタヒバリくんになっちゃうよ〜。(2013/05/05ムネアカタヒバリ山形県酒田市)ボクは,このくらいほんのり赤いのが,ボクらしくてちょうど良いよ。え,地面の色に近づいて,ますます目立たなくなった?そ,...,そうだね。はぁ,しょんぼり。ぼくタヒバリです。まもなく,いなくなるけど,忘れないでね。(...衣替えしたよ!

  • 蒲生にチュウヒ

    虚を突かれ,双眼鏡でずっと見入ってしまい,撮影するのを忘れてしまった。まさか,ここで会えると思っていなかった。早春,ここでハイイロチュウヒを見かけたし,チュウヒは,井戸浦で越冬していた若鳥も見ていたので,ここのヨシ原に立ち寄っても全然おかしくないのだが,全然頭になかった。このまま,上空をぐるっと一周した後,北の方に飛び去っていった。今の時期,油断ならない。ギガス型だから,メス若かな?(2024/04/26チュウヒ)蒲生にチュウヒ

  • フナムシを知る

    今回は,フナムシのことを書く。南総里見八犬伝に出てくる毒婦の方ではなく,磯浜などにいる小さな生き物の方だ。なので,一般にいう,きれいな画像やかわいい画像は,一切,出てこない。フナムシが嫌いで,見たくもない,という人は,すぐさま,この記事を閉じて,次回にスキップしてほしい。人を不快にするのは,本意ではない。最初に何か貼っておかないと,見たくない人にも,フナムシの画像が見えてしまうので,始める前に,まず,フナムシの捕食者であるイソヒヨドリくんを貼っておく。このイソヒヨドリは,たぶん,フナムシを食べて越冬した個体だ。さて,フナムシだ。誰にでも,心に刻まれた原風景があると思うが,私の原風景は,子どもの頃,毎年夏を過ごした秋田県男鹿半島の磯浜。生まれ故郷。そこには,いつも,フナムシがいた。フナムシは,磯浜に行けば,...フナムシを知る

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