TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 番外編~トランジスターの電流増幅率その2~
第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その2~今回は、ベース接地増幅回路の電流増幅率の値がどの位になるのか?そして、ベース接地増幅回路の特徴は、何かと言うお話を致します。それでは、前回の(1)式からご覧ください。α=ΔIc/ΔIe{=⊿Ic/(⊿Ic+⊿Ib)}(1)IeはIcとIbが合流したものですので(1)式において分母の方が分子より大きくまります。また、Icは、Ibが極小さいので、Ic=Ie−Ibは、Ieに比べIcが極僅か小さくなりますのでαは、”1”より僅かに小さい0.97~0.99位となります。よって、ベース接地の増幅回路では、電流が増幅されない事になります。それでは、ベース接地の増幅回路では、増幅出来ないのでしょうか?増幅をしようとする信号が繋がれている方を入力。増幅...TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路番外編~トランジスターの電流増幅率その2~
2024/04/30 08:15