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中高年からの仏教のすすめ https://buddhists.hatenablog.com/

60歳を迎えたのを機に仏門を叩きました。 まだまだ悟りには程遠いですが、若かった頃より中身の濃い毎日を過ごしている気がします。

中高年からの仏教のすすめ
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2023/11/10

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  • リンク集を作成しました

    仏教を学ぶのに役立つリンク集を作成しました。随時更新します。 伝統7宗派 天台宗 毎日更新、しょうぐうさんブログ 高野山真言宗 るるぶ金剛峯寺は高野山の情報満載 浄土宗 開宗850年「おやすみなさいサイト」 真宗大谷派(東本願寺) 東本願寺Walkerがダウンロードできる 浄土真宗本願寺派(西本願寺) 人生のヒント、仏事・行事Q&A 臨済宗妙心寺派 第二の人生プロジェクト 曹洞宗 座禅や写経のできる寺院を探す 日蓮宗 ざつくり納得 法華経のすべて 上座部仏教 日本テーラワーダ仏教協会 スマナサーラ長老らの法話 日本上座仏教修道会 ニャーヌッタラ長老の指導 瞑想の指導を受ける ヴィパッサナー瞑想…

  • 仏教思想のゼロポイント

    安易に人に本を薦めないと書いたばかりですが、ちょっと衝撃的な本を読んだので、紹介させていただきます。 ブログで以前に取り上げた仏教雑誌「サンガジャパン」の特集号にも出てきた 『仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か―』(魚川祐司著、新潮社)です。 仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か― 作者:魚川 祐司 新潮社 Amazon ブッダの思想をこれほど論理的かつ明晰に分析した本は、ほかにないのではないかというのが、読み終えた直後の感想です。 解脱・涅槃とは一体どういう状態をいうのか、そこに至るには具体的にどういう道筋を辿ればよいかなど、これまで初期仏教の本を読んでもはっきりと理解できず、もや…

  • 中野東禅先生のこと

    東京国際仏教塾の宗旨専門課程(曹洞宗コース)の第1回が新宿であり、中野東禅先生の講義を受けることができました。 中野先生は駒沢大仏教学部禅学科卒業、同大学院修士課程卒業。京都市・龍宝寺住職のほか、曹洞宗教化研修所や大正大、武蔵野大などの講師を務めてきました。 「読む坐禅:静かに深く生きるために」、『NHK「100分de名著」ブックス 良寛詩歌集―「どん底目線」で生きる』など、数多くの著書でも知られ、曹洞宗の教えを現代人にわかりやすく伝えるとともに、生命倫理問題などについても仏教の立場から積極的に発言されています。 初回は自己紹介ということで、中野先生のご自身の経歴について、エピソードを交えてお…

  • 仏教は飲酒を一切禁じているか

    果たして仏教は飲酒を一切禁じているのか。 馬鹿々々しいかもしれませんが、私のような酒好きの人間には、これは大きな問題です。 ご存じのように、仏教は在家信者が守るべき5つの戒めとして「殺生をしないこと」「盗まないこと」「不倫をしないこと」「嘘をつかないこと」「酒を飲まないこと」を定めています。 スッタニパータにも、ブッダが語った言葉として次のように記されています。 「女におぼれ、酒にひたり、賭博に耽り、得るにしたがって得たものをその度ごとに失う人がいる。-これは破滅への門である」 「酒肉に荒み、財を浪費する女、またはこのような男に実権を託すならば、これは破滅への門である」 ただし、上記の言葉は、…

  • 宗旨専門課程がスタート

    東京国際仏教塾の宗旨専門課程が今月からスタートしました。 仏教入門課程の修了者が天台、真言、浄土、真宗、臨済、曹洞、日蓮の伝統七宗派のコースに分かれて、宗派の歴史や教義、読教や仏前での作法を学びます。 各宗派のコースは毎年必ず開設されるわけではなく、3人以上の希望者がいることが条件となりますが、今年度は無事、全コースが開設されました。 さて、私はさんざん迷った末に曹洞宗を選択しました。 実は、在家出身の中高年者が僧侶になるには浄土真宗が最も現実的であるという話を以前耳にし、入塾前から宗旨専門課程では浄土真宗のコースを選択するつもりでいたのですが、いろいろと学ぶうちに気持ちが変わりました。 理由…

  • お坊さん便の値段

    少し前の話となりますが、お葬式の僧侶を低額で手配するサービス「お坊さん便」がアマゾンに出品されたことに対し、全日本仏教界が「宗教行為を商品にすべきではない」として販売中止を求める騒ぎがありました。 その後、アマゾンでの取り扱いは中止となりましたが、「お坊さん便」は運営会社のホームページから簡単に申し込むことができ、大きな需要があるようです。 同様のサービスを提供している会社はほかにもあり、それぞれのホームページの情報をもとに料金をまとめてみたいと思います。 まずは「お坊さん便(現在の正式名は、よりそうお坊さん便)」です。 直葬の場合(火葬場の読教だけ)が35,000円、一日葬の場合(告別式、火…

  • お薦めの仏教入門書

    以前にご紹介したブックガイドに倣って、お薦めの仏教の入門書をご紹介したいと思います。 本を薦めるのは、薦めに従って本を読む人の大切な時間を奪うことであり、安易な考えですべきではないというのが持論ですが、ここでご紹介する3冊はいずれも定評があり、ご容赦いただけると思われます。 最初に取り上げるのは「仏教入門」 (松尾剛次著、岩波ジュニア新書)です。 仏教入門 (岩波ジュニア新書) 作者:松尾 剛次 岩波書店 Amazon 中高生を対象にした仏教入門書ですが、仏教の基本的な考え方と仏教史の概略をつかむ上で、最適の本といえるでしょう。 仏陀の誕生から大乗仏教の成立、アジア各地への展開が、平易な言葉で…

  • 曹洞宗、日蓮宗の僧侶になる

    中高年が僧侶になる方法を、「定年後、ゼロから始めて僧侶になる方法」(向谷匡史著、飛鳥新社、絶版)の情報をもとに引き続きご紹介します。 主要7宗派ということで、残りの曹洞宗と日蓮宗について見てみます。 曹洞宗は、第二の人生プロジェクトで紹介した臨済宗妙心寺派と大きな違いはないようです。 師僧を見つけて得度を受けるのは、これまでと同じ。 僧侶になるにはこの後、専門僧堂に入り、厳しい修行生活を耐えなければなりません。 曹洞宗のホームページで確認すると、専門僧堂は大本山の永平寺(福井県永平寺町)や総持寺(横浜市鶴見区)をはじめ、全国29か所にあるようです(うち2か所は専門尼僧堂)。 期間は高校卒業者で…

  • 浄土宗、浄土真宗の僧侶になる

    前回に続き、中高年が僧侶(教師)になるにはどうすればよいかを「定年後、ゼロから始めて僧侶になる方法」(向谷匡史著、飛鳥新社、絶版)から拾ってみます。 天台宗、真言宗の次は浄土宗です。 僧師を見つけて得度を受けるのは、これまでと同じ。 教師資格は、毎年12月に総本山の知恩院(京都市)と大本山の増上寺(東京都港区)で毎年12月に開設される「伝宗伝(でんしゅうでんかい)戒道場」で取得しますが、その前に道場への入行資格を得なければなりません。 その方法はさまざまあるようですが、中高年の場合、①佛教大学の通信教育課程に入学する(高卒なら4年制、短大卒以上なら2年制、スクーリングの合宿あり)か、②増上寺な…

  • 天台宗、真言宗の僧侶になる

    中高年者が僧侶になるにはどんな手順を踏んだらいいのか、ネットで探してもなかなか情報がみつからない、と以前に記しましたが、ぴったりの情報が掲載された本を見つけました。 「定年後、ゼロから始めて僧侶になる方法」(向谷匡史著、飛鳥新社、絶版)です。 著者は元週刊誌記者、作家で、62歳のときに浄土真宗本願寺派の僧侶(教師)となりました。 作家だけあって、なぜ第二の人生に僧侶を目指したかを記した本文も大変面白いのですが、在家出身者が僧侶資格を取得する方法を宗派別にまとめた巻末部分に絞ってご紹介します。 まずは天台宗です。 天台宗で教師資格を得るには、比叡山(滋賀県大津市)の横川にある「比叡山行院」という…

  • ブックガイド

    仏教を学び始めてから、自分の関心の赴くまま、手あたり次第、行き当たりばったりに仏教書を読み続けています。 初心者向けに、ブックガイドのようなものがあると有り難いと思っていたところ、現在は廃刊となった仏教雑誌「サンガジャパン」が、7年前に「この仏教書を読め!!」と題した特集を組んでいるのを知り、手に取りました。 その中で52人の識者にアンケート調査を行い、重要な仏教書、大切な仏教書を3冊挙げてもらうページがあるのですが、これがなかなか興味深いです。 この雑誌はもともと初期仏教、テーラワーダ仏教を中心に取り扱っており、回答を寄せた識者も少々偏りがあるようで、初期仏教を学ぶためのブックガイドと考えた…

  • 大乗非仏説論

    仏教について初心者だった私が、大乗仏教が釈迦の本来の教えとは異なることを知って驚いたという話を以前に記しました。 今回はこの大乗非仏説論についてまとめてみます。 「般若経」「華厳経」「法華経」「無量長寿」といった大乗仏教の経典は、仏滅後400年近くも経ってから初めて世に現れたものであり、釈迦が説いたものではありえないと考えるのは、ある意味当然です。 中村元氏は大乗経典について「それ以前に民衆のあいだで愛好されていた仏教説話に準拠し、あるいは仏伝から取材し、戯曲的構成をとりながら、その奥に深い哲学的意義を寓意させ、しかも一般民衆の好みに合うように作成された宗教的文芸作品である」と記しています。 …

  • 第二の人生プロジェクト

    以前にブログで書いたとおり、東京国際仏教塾は「還暦得度運動」を実現する機縁を提供する場として生まれました。 得度というのは、一般にはあまり馴染みがない言葉だと思われます。 もともとは「出家して僧となり、僧籍に入ること」を意味しましたが、現在では当てはまりません。 あえてカテゴリー分けすれば、「僧侶見習い」といったところでしょうか。 東京国際仏教塾のホームページでは「正式な仏教徒となること」「宗派宗門で認められた一定の資格を持つ僧侶による、きちんとした儀式を通して仏弟子になり、以後は仏教徒の自覚をもって生きていくこと」と説明されています。 いずれにしろ、得度を受けても、僧侶として葬儀でお経を上げ…

  • 「原因」と「結果」の法則

    「ブッダが説いた幸せな生き方」 (今枝由郎著、岩波新書)を最近読んで、興味深い記述を見つけました。 『「原因」と「結果」の法則』(ジェームズ・アレン著、坂本貢一訳、サンマーク出版)という本をご存じでしょうか。 英国の作家ジェームズ・アレン(1864~1912年)が1903年に出版した、自己啓発書の原点ともいわれる本です。 宣伝文によると、聖書に次いで1世紀以上もの間、世界中の人たちに読まれ続けているというロング・ベストセラーで、日本語版も60万部を突破しているそうです。 実は私も10年以上前に手にし、続編も買い求めました。 その本の冒頭に書かれている文章(読んだ方にはわかると思いますが、この本…

  • 初期仏教

    インドの仏教は初期仏教、部派仏教、大乗仏教、密教の順に発展し、そして姿を消しました。 スリランカや東南アジアの仏教は部派仏教の一派である上座部仏教で始まり、現在まで命脈を保っています。 そして中国や日本には大乗仏教と密教が、チベットには後期密教が伝わりました。 ところで、岩波仏教辞典第二版で初期仏教(原始仏教)を引くと、次のように記されています。 「通常、仏教の開祖釈尊によってはじめられた統一原始教団が、仏滅後100年頃、部派に分裂するまで、または前3世紀のアショーカ王(阿育王)時代頃までの、インド仏教の最初期の段階を指す」 低次元の原始宗教を連想させるイメージが嫌われ、日本では当初、「根本仏…

  • 仏教の歴史と伝播

    初期仏教を理解する上でのカギとなる仏教の歴史とアジア各地への伝播について、自分の頭の中を整理する意味を込めてまとめてみたいと思います。 仏教は今から2500年前、インド北東部のブッダガヤで、当時35歳の釈尊ことゴータマ・シッダッタ(紀元前463~383年、生没年には諸説あり)が悟りを開いたことで始まりました。 釈尊の入滅後100年ほどして、仏教教団はその運営方法をめぐって上座部と大衆部に分裂し(根本分裂)、さらに20ほどの部派仏教に分かれます。 ここでマウリヤ朝のアショーカ王(紀元前304~232年)が登場し、各地に伝道師を派遣し、上座部仏教がスリランカに伝わり、さらにミャンマーやタイ、カンボ…

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