レゾナック・ホールディングス(4004):1,000億円のユーロ円CBを発行(2020年に日立化成買収→財務体質の強化が課題であった)
年限4年7ヶ月は珍しい(通常は5年)が、当社の決算期は12月。満期を2028年12月期末に合わせたかったと推察される希薄化率は1割程度だが、実際の希薄化は、余程の株価上昇がない限り、4年後に発生する。短期的にはゼロクーポンによる低利調達のメリットを享受できる一方、当社のバランスシートは、日立化成買収以降脆弱だ(後述)。従って、最終的には1,000億円の資本増強を実現したい意図のある商品設計といえるCBを実施する背景2020年に日立
2024/04/24 00:41