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「自閉症・治癒への道」解読・17《第9章 指導法の実際・・・両親と保育者のために》
《第9章 指導法の実際・・・両親と保育者のために》 ◎要約 ・われわれは、自閉症の「すべてを知っている」わけではない。以下に述べることは、暫定的な「試案」であり、将来大いに改善される余地がある。 ・この指導法は、害よりは益のほうが多いと感じ
2025/04/30 08:41
「自閉症・治癒への道」解読・16《第8章 全体にわたる結論》
《第8章 全体にわたる結論》 ◎要約 ・最も重要な要因は心理学的要因である。:自閉的状態とは、不安に支配された情緒不均衡であり、それが対人的なひきこもりにつながり、それに続いて(母子の絆がうまく確立していない時にしか現れない)対人的な相互作
2025/04/29 08:44
「自閉症・治癒への道」解読・15《第7章 方法論について》
《第7章 方法論について》 《感想》 ここでは、これまでの論述をふりかえり、自閉症に関する「研究方法」に対して「一般的な注釈」を加えている。その内容は、従来の「児童精神医学」における研究方法の「不完全さ」「誤り」を(暗に)批判し、その中に
2025/04/27 09:17
「自閉症・治癒への道」解読・14《第6章 自閉症はどこまでよくなるか》
◎要約 《その他の「治療法」》 ⑵シュリープマンとケーゲルの行動変容療法:従来ふうの言語治療で「技術を教える」という面が多いが、それらすべてのことが温かい、愛情深い、心のつながりの中で行われている。�その治療がうまくいくのは「
2025/04/26 08:55
「自閉症・治癒への道」解読・13《第6章 自閉症はどこまでよくなるか》
《第6章 自閉症はどこまでよくなるか》 ◎要約 【いろいろな見解】 ・「予後が暗い」というのは一つの見方にすぎない。1970年にオゴーマンが「過去におけるわれわれの努力はおおかた経験的なもの(こじつけか、当てずっぽう)であり、大体において無
2025/04/25 08:50
「自閉症・治癒への道」解読・12《第5章 何が子どもを自閉症にするのか》
《第5章 何が子どもを自閉症にするのか》 ◎要約 【「結果的」自閉症】 《聾・風疹などの結果としての自閉症》 ・一次的な欠陥の二次的な結果として、自閉的になっていく子どもも数多くいる。 ・デ・ソート症候群というまれな病気によって、自閉症にな
2025/04/24 08:47
「自閉症・治癒への道」解読・11《【自閉症を発生させる要因のリスト】》
◎要約【自閉症を発生させる要因のリスト】 *このリストは(一部)は、確固たる証拠に基づいたものというよりもむしろ暫定的なものであり、直観に基づいたものである。 《出生前の影響》 ・妊娠中の母親の風疹(風疹が原因で聾になり、聾が原因で自閉症に
2025/04/23 09:02
「自閉症・治癒への道」解読・10《第5章 何が子どもを自閉症にするのか》
《第5章 何が子どもを自閉症にするのか》 ◎要約 【はじめに】 ・自閉症の病因、発生をどう理解したらよいかという問題について、�最初に自閉的逸脱ないし脱線を起こさせるものは何なのか、�不可避と思われているその後の荒廃を起こすものは何か、とい
2025/04/22 08:37
「自閉症・治癒への道」解読・9《第4章 自閉的状態の分析⑵・・・子どもの行動》
《第4章 自閉的状態の分析⑵・・・子どもの行動》 【感想】 《葛藤仮説の実験的検証》 この節では、著者夫妻(の研究グループ)が行った実験で、「葛藤仮説」が検証されている。その第一ステップは「自然の実験」(非意図的実験)である。
2025/04/21 08:29
「自閉症・治癒への道」解読・8《第4章 自閉的状態の分析⑵・・・子どもの行動》
《第4章 自閉的状態の分析⑵・・・子どもの行動》 ◎要約 ・仮説によると〈自閉症の子どもは、二つの動因、一方では特定の対人的物理的状況からひきこもろうとする(その状況へ近づくまいとする)傾向をもち、もう一方では、その同じ状況に対
2025/04/19 08:43
「自閉症・治癒への道」解読・7《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》
《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》 ◎要約 《葛藤行動のカテゴリー》 �抑制された志向動作:ひき起こされる行動全体のうちの冒頭の、始まりの部分。(例・カモメの「直立姿勢」、人間が(敵対者に対して)「拳を握りしめる」姿勢、「振り
2025/04/18 08:29
「自閉症・治癒への道」解読・6《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》
《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》 ◎要約 【動物と人における葛藤行動】 ・動物における動因の葛藤の研究は、「ディスプレイ」と呼ばれる行動や「情動の表出」、それに関連した行動の解釈を始めたときからスタートした。 ・動物行動学者
2025/04/17 08:30
「自閉症・治癒への道」解読・5《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》
《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》 【感想】 《人あるいは場面との出会い》 ここからは、(いよいよ)�一見混沌としている自閉症の「奇妙な」行動の中にどんな規則性を見いだせるか、�「自閉的である」とは正確にいってどういうことな
2025/04/16 08:51
「自閉症・治癒への道」解読・4《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》
《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》 【感想】 《方法論について》 ここでは、ティンバーゲン夫妻の「研究方法」、具体的には「自閉的状態の分析」方法について述べられている。その方法は、まず「チャイルドウォッチング」から始まった。
2025/04/15 08:42
「自閉症・治癒への道」解読・3《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》
《第3章 自閉的状態の分析・・・その方法と概念》 【感想】 《はじめに》 ここでは、1985年当時の「自閉症研究者」が自閉的状態の本質について、どのように考えているか、著者(ティンバーゲン夫妻)は、その考えをどのように評価(批判)している
2025/04/14 08:34
「自閉症・治癒への道」解読・2《第2章・序章》
《第2章 序章》 【感想】 ここでは、まず「『自閉症児』とはどんな子どもたちか」について述べられている。その要点は以下の通りである。�正常な対人関係を結ぶことがまったくあるいはほとんどできないこと、�慣れない世界に踏み出すことをしたがらな
2025/04/13 09:53
「自閉症・治癒への道」解読・1《第1章・まえがき》
《第1章 まえがき》【感想】 冒頭は「『自閉症は治らない』という結論は誤りだ」という見出しで書き始められている。その結論は�1970年代初頭、BBCテレビ番組(英国自閉症児協会代表者の意見)、�1978年秋、オックスフォードの講演(サマーコ
2025/04/12 17:53
「自閉症・治癒への道 文明社会への動物行動学的アプローチ」(ニコ・ティンバーゲン、エリザベス・A・ティンバーゲン著 田口恒夫訳・新書館・1987年)
「自閉症・治癒への道 文明社会への動物行動学的アプローチ」(ニコ・ティンバーゲン、エリザベス・A・ティンバーゲン著 田口恒夫訳・新書館・1987年)という本を読み始める。通販サイト・アマゾンの「商品説明」では以下のように述べられている。〈本
2025/04/12 11:52
「愛着障害」(岡田尊司・光文社新書・2011年)要約・8
【親の愛着スタイルが子どもに伝達される】 ・「親の不在」「養育者の交替」といった問題のないふつうの家庭に育った子どもでも、三分の一が不安定型の愛着パターンを示し、大人のおよそ三分の一にも、不安定型愛着スタイルが認められるのはなぜか。それは、
2025/04/12 08:44
「愛着障害」(岡田尊司・光文社新書・2011年)要約・7
《第2章 愛着障害が生まれる要因と背景》 【増加する愛着障害】 ・子どもの数が減り、一人ひとりの子供が、手厚く大切に育てられているはずの現代において、愛着の問題を抱えた子どもだけでなく、大人までも増えているという現実がある。 (虐待、育児放
2025/04/11 08:33
「愛着障害」(岡田尊司・光文社新書・2011年)要約・6
【良い子だったオバマ】 ・オバマ大統領は、「良い子」や「優等生」を演じきった。「従属的コントロール」を駆使した典型である。 ・クリントン大統領は、母親に対してはとても従順であったが、それ以外の女性に対しては支配的で、うまく利用したり搾取しよ
2025/04/10 08:57
「愛着障害」(岡田尊司・光文社新書・2011年)要約・5
【ストレスと愛着行動の活性化】 ・何か特別な事態が生じて、ストレスや不安が高まったときには、「愛着行動」が活発になる。それが健全な状態であり、自分を守るために重要なことである。 ・愛着行動には、さまざまなヴァリエーションがある。(幼い子ども
2025/04/09 08:47
「愛着障害」(岡田尊司・光文社新書・2011年)要約・4
【親を求めるがゆえに】 ・愛着を脅かす、もう一つの深刻な状況は、守ってくれるはずの親から虐待を受け、安全が脅かされるという場合である。この場合、子どもは親を求めつつ、同時に恐れるというアンビバレントな状況におかれる。しかも、親がいつ暴力や言
2025/04/08 09:01
「愛着障害」(岡田尊司・光文社新書・2011年)要約・3
【愛着の絆と愛着行動】 ・いったん、愛着の絆がしっかりと形成されると、それは容易に消されることはない。愛着におけるもう一つの重要な特性は、この半永久的な持続性である。(「母をたずねて三千里」のマルコ少年) ・愛着の絆で結ばれた存在を求め、そ
2025/04/07 08:35
「愛着障害」(岡田尊司・光文社新書・2011年)要約・2
《第1章 愛着障害と愛着スタイル》 【あなたの行動を支配する愛着スタイル】 ・愛着スタイルは、その人の根底で、対人関係だけでなく、感情や認知、行動に幅広く影響していることがわかってきた。パーソナリティを形造る重要なベースとなっているのである
2025/04/06 09:04
「愛着障害」(岡田尊司・光文社新書・2011年)要約・1
《はじめに 本当の問題は「発達」よりも「愛着」にあった》 ・人間が幸福に生きていくうえで、もっとも大切なもの・・それは安定した愛着である。愛着とは、人と人との絆を結ぶ能力であり、人格のもっとも土台の部分を形造っている。 ・昨今。「発達障害」
2025/04/05 09:00
「障害乳幼児の発達研究」(J.ヘルムート編・岩本憲監訳・黎明書房・昭和50年)抄読・7
� 幼児ー母親の相互交渉の型と刺激の特性《映写観察を使用したセット場面での行動的相互交渉の評価》 A 背景 ・(幼児ー母親の相互交渉を「映写観察」〈その記録を分析〉することにより)、刺激パタン、刺激の数や多様性、回数・強さで示される刺激の量
2025/04/03 10:46
「障害乳幼児の発達研究」(J.ヘルムート編・岩本憲監訳・黎明書房・昭和50年)抄読・6
� 母親の行動と幼児ー母親の相互交渉《録音面接の際の母親の叙述とそのときの幼児ー母親相互交渉についての観察者による逸話記録に基づいた研究》 A はじめに ・録音面接時の母親の叙述は、面接時の観察者による幼児ー母親相互交渉の描写と比較された。
2025/04/02 08:40
「障害乳幼児の発達研究」(J.ヘルムート編・岩本憲監訳・黎明書房・昭和50年)抄読・5
� 方法 A 被験者 1.選択 ・母親と幼児被験者は、Illnois大学病院の小児科部門から得られた。被験者は、次のような基準に基づいて対象にされた。 �. 年齢:30カ月未満 �. 異常行動:異常行動のリストにあげられた1つ以上の異常状態
2025/04/01 08:34
2025年4月 (1件〜100件)
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